高槻市交通部
高槻市交通部(たかつきしこうつうぶ)は、大阪府高槻市の行政組織のひとつで、自動車運送事業を運営する部署(公営企業)である。
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種類 | 地方公営企業 |
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略称 | 高槻市営バス |
本社所在地 |
![]() 〒569-0823 大阪府高槻市芝生町4丁目3番1号 |
設立 | 1954年(昭和29年)2月25日 |
業種 | 陸運業 |
事業内容 | 一般旅客自動車運送事業(乗合、貸切) |
代表者 | 西岡 博史(自動車運送事業管理者) |
外部リンク | https://www.citybus.city.takatsuki.osaka.jp/ |
一般に高槻市営バスと呼ばれる。
概要
編集営業所・滞留所
編集芝生営業所:主にJR線より南側(JR高槻駅南・阪急高槻駅・阪急富田駅を発着する路線)をエリアとする。
- 弁天駐車場:芝生営業所所属車両の乗務員休憩所。
- 緑町滞留所:阪急京都線の高架下に2023年4月1日開設。芝生営業所の中型・小型車両の休憩所。安満遺跡公園東発着の折り返しも行う。
緑が丘営業所:主にJR線より北側(JR高槻駅北・JR富田駅を発着する路線)をエリアとする。
- 上の口滞留所:緑が丘営業所所属車両の乗務員休憩所。主に上の口線の折り返しに使用。
- 上の池滞留所:緑が丘営業所所属車両の乗務員休憩所。主に阿武山線の折り返しに使用。
- 川西滞留所:2022年12月1日開設。JR高槻駅西滞留所に、関西将棋会館が移転することに伴い、新設。緑が丘営業所所属車両の休憩所。
過去の滞留所
編集- JR高槻駅西滞留所:緑が丘営業所所属車両の乗務員休憩所。2022年11月30日廃止[注 7]。
JR高槻駅南発着路線
編集復路の行先番号は【1】。ただし系統により【1A】【1B】【1c】となるものもある。
JR高槻駅南及び阪急高槻駅2・3番のりば発の便はJR高槻駅南 - 夜間休日応急診療所前 - 阪急高槻駅 - 市役所前(阪急線南側) - 城西町(路線により発着するのりばは異なる) - 各方面、4・5番のりば発の便はJR高槻駅南 - 市役所前(阪急線北側) - 阪急高槻駅 - 各方面という経路で運行される。
富田南線
編集- 【4】:JR高槻駅南 - 阪急高槻駅 - 城西町 - 城西橋 - 津之江 - 如是校前 - 阪急富田駅
栄町線
編集駅から府道高槻茨木線を通って、市西部に位置する住宅地・栄町方面へ向かう路線。市営バスの路線としては唯一、JR高槻駅南発着の系統と阪急富田駅発着の系統の2つが存在する。
JR高槻駅南発着
編集- 【17A】:JR高槻駅南 - 阪急高槻駅 - 城西町 - 城西橋 - 津之江 - 如是校前 - 栄町 - 芝生住宅東口 - 車庫前
- 復路は行先番号【1B】。車庫前・芝生西口の両停留所では他のJR高槻駅南行きの系統と同じのりばに発着するが、この系統は栄町・津之江方面へ大きく迂回し、駅までの所要時間がかかる。そのため、行先番号の他に行先表示でも「栄町→JR高槻駅南」と栄町経由であることを強調している。
阪急富田駅発着
編集柱本・三島江線
編集富田団地線
編集大塚線
編集- 【15】:JR高槻駅南 - 阪急高槻駅 - 沢良木町 - 天川町 - 須賀町 - 大冠町 - 東和町 - 深沢住宅 - 深沢住宅南口 - 北大塚
- 昼間は基本的に20分間隔での運行だが、土休日は25分間隔となる時間帯がある。芝生営業所管内の路線中、運行本数は最大である。
- 系統番号は84。
- 【15A】:JR高槻駅南 - 阪急高槻駅 - 天王町 - 野田 - 北大冠校前 - 六中前 - 須賀町 - 大冠町 - 東和町 - 深沢住宅 - 深沢住宅南口 - 北大塚
- 運行本数は平日の1往復のみ。復路は【1A】。
- 系統番号は105。
下田部線
編集玉川橋線
編集- 【19】:JR高槻駅南 - 阪急高槻駅 - 沢良木町 - 春日町 - 辻子 - 竹の内小学校前 - 番田 - 唐崎 - 西切 - 玉川橋団地
道鵜線
編集道鵜町線
編集- 【12】:JR高槻駅南 - 阪急高槻駅 - 天王町 - 野田 - 萩之庄南 - 国道梶原 - 道鵜町
- 系統番号は86。
- 昼間は30分に1本の設定。
上牧線
編集前島・六中線
編集安満遺跡公園経由
編集天王町経由
編集高槻市街地循環路線
編集成合・川久保線
編集市北東部の丘陵部・成合地区及び山間部・川久保地区への路線。市営バス最古参の路線の1つである。
成合線
編集- 【32】:上成合 → 成合中町 → 成合旭橋 → 日吉台東口 → 磐手橋 → 磐手校前 → 北郵便局前 → 八丁畷 → JR高槻駅南 → 阪急高槻駅 → 八丁畷 → 北郵便局前 → 磐手校前 → 磐手橋 → 日吉台東口 → 成合旭橋 → 成合中町 → 上成合
川久保線
編集- 【33】:川久保 → 上成合 → 成合中町 → 成合旭橋 → 日吉台東口 → 磐手橋 → 磐手校前 → 北郵便局前 → 八丁畷 → JR高槻駅南 → 阪急高槻駅[注 14] → 八丁畷 → 北郵便局前 → 磐手校前 → 磐手橋 → 日吉台東口 → 成合旭橋 → 成合中町 → 上成合 → 川久保
墓参バス
編集- JR高槻駅南 → 阪急高槻駅 → 八丁畷 → 北郵便局前 → 磐手校前 → 磐手橋 → 公園墓地1区 → 公園墓地3区 → 公園墓地10区 → 磐手橋 → 磐手校前 → 北郵便局前 → 八丁畷 → JR高槻駅南 → 阪急高槻駅
梶原線
編集市内から市東部の梶原地区への路線で、前述の道鵜線とはJR東海道新幹線・阪急京都線・JR東海道本線を挟んでほぼ平行に走っている。道鵜線は国道171号線を経由するが、梶原線は狭隘道路の西国街道を進んでゆく。
1985年にワンマン化されるまで市営バスでは最後までツーマンバスが運行されていた路線で、路線全体の大部分が狭隘であるため小型車を使用する。
殆どの時間帯で1時間に1本の頻度で運行されるが、平日の昼間は2時間間隔となる。
2023年12月1日から、新名神高速道路の建設工事の進展によって、萩之庄~梶原東間を西国街道からJR京都線沿いの新道(西京高槻バイパス)へ経路変更するとともに、「梶原西」「梶原」「梶原東」各停留所を移設するほか、あらたに梶原~梶原東間に「梶原中」停留所を新設した。
昭和台線廃止後は市営バス全路線中最悪の営業係数となっている。
系統番号は循環系統が88、JR高槻駅南始発が89、阪急高槻駅止まりが90。
- 【34】:梶原東 → 桧尾川 → 八丁畷 → JR高槻駅南 → 阪急高槻駅 → 八丁畷 → 桧尾川 → 梶原東
美しが丘線
編集JR高槻駅南・阪急高槻駅から別所方面へ向かう路線で、古曽部・美しが丘地区を経て寺谷町へ向かう系統と、別所本町公園へ向かう支線系統に分けられ、いずれも市営バスの中では比較的新しい路線である。
昼間はそれぞれ1時間に1本程度運行されている。
寺谷町発着
編集市中部の新興住宅地である芝谷地区から主に阪急方面へ向かう足として2002年から運行している。
芝生営業所管轄路線として扱われていながら、実際には緑が丘営業所との共管路線で、かつ緑が丘担当便の比率が高かったが、2024年改正で緑が丘単独運行に変更となった。
- 【57A】:寺谷町 → 安岡寺東 → 日吉台西公園 → 美しが丘 → 北郵便局前 → 八丁畷 → JR高槻駅南 → 阪急高槻駅 → 八丁畷 → 北郵便局前 → 美しが丘 → 芝谷東 → 安岡寺東 → 寺谷町
- 系統番号は15。
別所線
編集2008年6月から運行の新系統。もともとは東豊観光(トーホーバス)が別所本町にある大型団地「サンハイツ高槻」への足として特定輸送扱いで運行していたもので、同社の撤退を受けるかたちで参入。トーホーバス時代は市営バスより運賃が若干安く、本数も多かった。
- 【56】:別所本町公園北 → 北郵便局前 → 八丁畷 → JR高槻駅南 → 阪急高槻駅 → 八丁畷 → 北郵便局前 → 別所本町公園北
- 小型車を使用していたが、2013年4月より中型車に変更(ただし現在でも小型車を使用することがある)。
- 系統番号は循環系統が101、JR高槻駅南始発が102、阪急高槻駅止まりが103。
JR高槻駅北発着路線
編集復路の行先番号は【11】。
原・上の口線
編集上の口線
編集原大橋線
編集- 【53】:JR高槻駅北 - 真上 - 緑が丘 - 浦堂 - 服部 - 学園前 - 安岡寺住宅 - 松が丘 - 上の口 - 原大橋
- 系統番号は4。
塚脇・下の口線
編集塚脇線
編集下の口線
編集下の口方面は1958年4月1日の開設。かつて土日を中心に数多く運行していたが、1993年から約2年間の休止後、2024年現在は平日午前の2本の運行にとどまっている。
過去においては日・祝日の昼間時間帯は全て下の口まで乗り入れており、下の口でUターン(当時は循環系統ではなかった)するために後方誘導の係員が配置されていたが、塚脇 - 下の口間の道路拡張工事のため路線休止となり、工事が終わった後も土・休日に復活することなく現在に至っている。
- 【50】:JR高槻駅北 → 真上 → 緑が丘 → 浦堂 → 服部 → 塚脇 → 下の口 → 宮之川原 → 大蔵司 → 緑が丘 → 真上 → JR高槻駅北
- 2013年4月1日に西之川原のうち本系統が停車するのりばのみ「西之川原中」に名称変更。
- 系統番号20。
芝谷線
編集田能・杉生・中畑・二料線
編集国道線
編集日吉台線
編集- 【65】:JR高槻駅北 → 奥天神 → 日吉台口 → 南公園 → 中央公園 → 日吉台西 → 日吉台口 → 奥天神 → JR高槻駅北
- 日吉台線の基本系統で、昼間は15分に1本運行される。
- 朝の出庫系統は南公園が始発となる(平日12本、土休日3本)。
- 系統番号はJR高槻駅北発が1、南公園発が3。
- 【66】:JR高槻駅北 → 奥天神 → 日吉台口 → 南公園 → 中央公園 → 日吉台西
- 緑が丘営業所への入庫系統として夕方以降に平日12本・土休日10本設定。2024年改正で土休日を中心に大幅に増発された。
- 系統番号2。
南平台東線
編集JR富田駅発着路線
編集主に高槻市北西部に向かう路線で、JR富田駅発着の他にJR高槻駅北まで運転される系統があったが、2024年4月1日の改正で完全に廃止となった。
JR富田駅行きの行先番号は【5】。
奈佐原線
編集- 【72】:JR富田駅 → 岡本 → 今城塚古墳前 → 二中西 → 南平台 → 奈佐原 → 南平台三丁目西 → 岡本 → JR富田駅
萩谷線
編集阿武山・塚原線
編集JR富田駅から宮田・土室地区を経て阿武山・塚原地区を目指す路線で、JR富田駅 - 土室では阿武野校前経由と宮田公民館前経由の2系統に大別される。更に阿武山地区の循環ルートに入る系統と西塚原へ向かう系統に分かれる為、運行形態は複雑である。
利用者は高槻市営バスでも1・2を争う程多く、営業係数が70台だった時期もある等、屈指のドル箱路線である。上土室・大阪医科薬科大学(薬学部)は乗降人員が極めて多く、常に市営バス全停留所中上位20にランクインしている[注 22]。
1991年より、本系統群のJR富田駅でののりばは駅北東側の旧国鉄貨物跡地が充てられている。敷地内への車両出入口は見通しが悪いため、警備員が常駐している。
阿武山線
編集塚原線
編集臨時系統
編集- 【臨時・直行】:JR富田駅 - 真如苑
阪急富田駅発着路線
編集富田芝生線
編集芝生住宅線
編集駅前バスのりばと路線カラー
編集JR高槻駅南・阪急高槻駅 | ||
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乗場 | 路線 | 備考 |
2 | 富田南線/栄町線/柱本・三島江線 | 府道大阪高槻線から城西町方面へ向かう路線 |
3 | 富田団地線 | |
4 | 大塚線/下田部線/玉川橋線 | 15Aを除き国道170号線を経由する路線 |
5 | 道鵜線/前島・六中線 | 野田方面へ向かう路線 |
6 | 成合・川久保線/梶原線/美しが丘線 | 八丁畷からJR線より北側へ向かう路線 |
JR高槻駅北 | ||
乗場 | 路線 | 備考 |
1 | 原・上の口線 | |
2 | 塚脇・下の口線/芝谷線/田能線 | 芝谷線は2021年3月までは3番のりばで、路線カラーも個別に用意されていた |
3 | 国道線 | 2021年3月までは6番のりば。 |
4 | 日吉台線/南平台東線67 | 平安女学院大学行き直行もこののりば発(ただし系統カラーは異なる) |
5 | 南平台東線(上記を除く) |
シャトルバス
編集大阪医科薬科大学病院シャトルバス
編集- JR高槻駅南-大阪医科薬科大学病院
休・廃止路線
編集番田線
編集国道170号線を南下、淀川手前の番田地区を結んだ。1980年に京阪バスに路線移譲(現在の5号経路)。高槻市営バスでは唯一の民間移譲路線で、以降、市営バスで民間移譲された路線は存在しない。
同区間を運行する京阪バスには南辻子・北大塚・竹ノ内町バス停が存在するが高槻市バスには同停留所は設置されていない。
枚方大橋/大橋北詰(停留所名については2説あり)停留所は当初は高槻ゴルフクラブ前の淀川堤防上にあったが晩年は現在の京阪バス枚方大橋北詰と同一場所に移動した。
- 国鉄高槻南口 - 阪急高槻 - 高槻校前 - 春日町 - 辻子 - 内黒地橋 - 深沢 - 大塚 - 大橋北詰 - 番田 - 唐崎 - 三島江 - 西面口 - 柱本
尺代柳谷線
編集市営バス初期から存在し、市街を越えて京都府長岡京市の外れの柳谷集落まで運行されていた路線で、当時は西国街道を通過し神内・桜井・広瀬といった停留所を経由していた(1967年10月11日廃止)。1965年12月1日から1967年10月11日に廃止されるまでは阪急上牧・桜井住宅・桜井住宅北口を経由。1967年9月11日からは高槻市内から国道171号線を東進するルートとなり、末期は阪急大山崎 - 尺代・柳谷間の運行であった。1975年5月1日から休止し、同年10月16日に廃止され、臨時路線となる[4]。
この時に廃止された停留所は五領・上牧・水無瀬・島本・阪急山崎駅・国鉄山崎駅・東大寺・岩谷橋・善光寺・尺代・浄土谷・柳谷。柳谷停留所は前述の不定期運行を続けていたバスの終着点と同じ位置である。1975年当時の路線図には高槻市内からも直通の表記がされていた。
- 国鉄高槻南口 - 阪急高槻 - 天王町 - 野田 - 萩之庄南 - 国道梶原 - 上牧 - 水無瀬 - 島本 - 尺代 - 柳谷 - 阪急山崎 - 国鉄山崎
昭和台線
編集- 【18】:JR富田駅 - 富田校前 - 西垣内 - 西町 - 富田団地
- 【18A】:JR富田駅 - 富田校前 - 西垣内 - 西町 - 富田団地 - 富田団地中央 - 富田団地東
高槻赤十字病院シャトルバス
編集平日のみの運行。芝生営業所のマイクロバスで運行される。またJR総持寺駅は高槻市営バスの停留所では数少ない、高槻市外の停留所である。2024年5月31日を以て、運行が終了となった。
- JR総持寺駅-JR摂津富田駅-土室南-高槻赤十字病院
- JR摂津富田駅-宮田-巡礼橋-岡本-高槻赤十字病院
主要な停留所の乗降客数
編集ここでは令和元年度第3回高槻市自動車運送事業審議会において資料として使用された「路線別カルテ」[1]より、2018年10月から2019年6月までの平日の平均ICカード乗降客数が2000人を超える停留所を1つ以上、または1000人を超える停留所を2つ以上有する路線を取り上げ、300人以上の停留所を表形式にて記載する(太字は1000人以上)。
富田団地線
編集停留所 | 乗降客数 |
---|---|
JR高槻駅南 | 1515 |
阪急高槻駅 | 1229 |
市役所前 | 315 |
芝生住宅東口 | 352 |
芝生西口 | 316 |
富田団地中央 | 685 |
富田団地 | 632 |
車庫前まで完全に重複する柱本・三島江線に芝生地域からの利用客が分散されていることや、富田団地周辺は高槻市駅より阪急富田駅の方が至近距離にありそちらへの分散もあるなど不利な条件が多いものの、市内有数の人口密集地域を走行することからなお利用者は多い。
車庫前以西は富田団地中央が最も多くなっている(富田芝生線についても同様である)。
この路線を含め、JR高槻駅南2・3番のりば発の路線は市役所前の利用率が比較的高いという特徴がある。
また6番のりば発を除く南発着の路線はいずれも降車数は阪急高槻駅とJR高槻駅南の差が殆どないのに対し、乗車数はJR高槻駅南が阪急高槻駅を大きく上回るという特徴がある。
大塚線
編集停留所 | 乗降客数 |
---|---|
JR高槻駅南 | 1890 |
阪急高槻駅 | 1448 |
藤の里 | 323 |
天川町 | 300 |
東和町 | 485 |
深沢住宅南口 | 510 |
北大塚 | 689 |
芝生営業所管内では最も乗車率の高い路線で、JR高槻駅南・阪急高槻駅共に路線単体での乗降客数が最高となっている。
特に深沢住宅南口・北大塚については並走している京阪バスと競合関係にあるにもかかわらず乗車率がかなり高くなっている他、駅から至近距離にある藤の里・天川町についても比較的多くの利用がある。
下田部線
編集停留所 | 乗降客数 |
---|---|
JR高槻駅南 | 1449 |
阪急高槻駅 | 1007 |
西冠 | 422 |
下田部団地口 | 300 |
下田部団地 | 913 |
国道170号線区間はより本数の多い京阪バスに利用客を大きく取られている(城東町・春日町・辻子のいずれも200人台である)ものの、単独区間の利用率が非常に高い。
下田部団地については、国道171号線以南の市営バス全停留所中最高の乗降人員を誇る。
道鵜線
編集停留所 | 乗降客数 |
---|---|
JR高槻駅南 | 1408 |
阪急高槻駅 | 1234 |
野田 | 886 |
萩之庄南 | 375 |
道鵜町 | 339 |
原・上の口線
編集停留所 | 乗降客数 |
---|---|
JR高槻駅北 | 5871 |
芥川商店街 | 1633 |
真上 | 539 |
緑が丘 | 910 |
浦堂 | 767 |
服部 | 570 |
学園前 | 909 |
安岡寺住宅 | 1945 |
松が丘 | 1551 |
上の口 | 1509 |
真上〜上の口間の全停留所で乗降人員が500人を上回り、安岡寺住宅・松が丘・上の口の3つは駅や大学などが近隣にないにもかかわらず1500人を超えるという極めて高い利用率である。なおこの数値は樫田方面の便の利用者を除いた値であるため、合算した場合は安岡寺住宅の利用者数は2000人を超える。
駅行きにおける芥川商店街の利用率が他の路線と比べて飛び抜けて高くなっており、特に学園前についてはJR高槻駅北と芥川商店街の降車人員がほぼ同等となっている。
他の路線についても言えることではあるが、芥川商店街で降車した利用客も郊外へ向かう際は始発であるJR高槻駅北から乗車する場合が多いため、前者が降車客数の割合が圧倒的に高いのに対し、後者は乗車客数の比率が高い。
芝谷線
編集停留所 | 乗降客数 |
---|---|
JR高槻駅北 | 2230 |
芥川商店街 | 433 |
芝谷町 | 380 |
芝谷東 | 433 |
芝谷古墳前 | 301 |
安岡寺東 | 530 |
寺谷町 | 640 |
美しが丘線との重複区間の利用者が多い。下記の日吉台口と比べると、JRまでの所要時間や本数の差が小さいこともあり、ある程度の分散が見られる。
日吉台線
編集停留所 | 乗降客数 |
---|---|
JR高槻駅北 | 3653 |
芥川商店街 | 700 |
奥天神 | 587 |
日吉台口 | 909 |
南公園 | 438 |
東公園 | 330 |
中央公園 | 1610 |
日吉台西 | 399 |
南平台東線
編集停留所 | 乗降客数 |
---|---|
JR高槻駅北 | 3578 |
JR高槻駅西 | 400 |
南平台東 | 303 |
南平台小学校前 | 386 |
平安女学院大学東 | 363 |
関西大学 | 1521 |
阿武山・塚原線
編集停留所 | 乗降客数 |
---|---|
JR高槻駅北 | 1263 |
JR富田駅 | 7382 |
上土室 | 1123 |
日赤病院南 | 707 |
日赤病院 | 606 |
大和 | 312 |
大阪薬科大学 | 2113 |
消防署前 | 420 |
公団阿武山 | 551 |
上の池公園 | 421 |
阪急高槻市駅高架化工事による経路の変遷
編集普通運賃・乗車券他
編集車両
編集-
日産ディーゼル+西工車体
ワンステップ車 -
三菱ふそう+西工車体
ノンステップ車 -
いすゞ+西工車体
ワンステップ車 -
日野+西工車体
ノンステップ車
塗装
編集かつてはクリームの車体に青線の入った車両を用い、ワンマンカーにはさらに赤線が入っていた。現在は白の車体に下半分濃緑の裾回り・黄線で上部に黄緑帯をU字状にデザイン化したもの。高齢者福祉バスに使用される貸切車(ことぶき号)にはさらに「寿」の文字をデザイン化したポイントを入れている。かつて運行されていたレトロバス「ふれあい号」は紺1色を基本に上部を赤白のラインを入れていた。
車両運用
編集廃車車両の譲渡
編集-
呉市交通局への移籍車
-
八戸市営バスへの移籍車
-
南部バスへの移籍車
-
京都京阪バスへの移籍車
歴史
編集営業係数
編集2022年度の各路線の営業係数を以下に示す[22]。
路線名 | 営業係数 |
---|---|
日吉台線 | 73.3 |
芝谷線 | 99.9 |
美しが丘線 | 119.9 |
原・上の口線 | 98.5 |
塚脇・下の口線 | 117.2 |
田能線 | 286.2 |
南平台東線 | 120.6 |
国道線 | 193.7 |
奈佐原線 | 139.4 |
萩谷線 | 195.8 |
阿武山・塚原線 | 88.9 |
富田芝生線 | 221.8 |
富田南線 | 188.5 |
芝生住宅線 | 225.5 |
栄町線 | 168.4 |
富田団地線 | 122.4 |
玉川橋線 | 200.3 |
柱本・三島江線 | 187.4 |
下田部線 | 126.1 |
大塚線 | 113.7 |
前島・六中線 | 129.6 |
道鵜線 | 117.8 |
梶原線 | 329.1 |
成合・川久保線 | 132.9 |