SAE International[1]SAESAE Society of Automotive Engineers () 

20069

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 Society of Automotive Engineers, Inc. ()Society of Automotive EngineersSAESAE International (SAE)

概要

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1905 ()  (Society of Automobile Engineers) 1916 () (Society of Automotive Engineers)  () 

9100

事業内容

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自動車 (オートモービルトラックバス)、オフ・ハイウェイ機器 (いわゆる「オフロード」)、航空機、航空宇宙用ビークル、マリン (海で使用される機器)、レール (鉄道関連)、トランジット・システムなどの自力推進ビークル (self‐propelled vehicles) のあらゆる形態を対象とし、「人間にとって役に立つモビリティ技術 (テクノロジー) を促進させることに専念している非営利の教育科学技術組織」としている。

名称・呼称

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1916使使SAESociety of Automotive Engineers () SAE International (SAE) 使SAE2001

2006

SAE ()

SAE International

Society of Automotive Engineers

Society of Automotive Engineers, Inc.使

SAE InternationalSAESAESAE1948FISITA

SAESAESAE ()  (mobility engineering)SAE使

標準化活動

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SAESAE (SAE net horsepower)1970

標準化対象の業界

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  • 航空宇宙 (Aerospace)
    1. Aerospace General Projects Group Committees
    2. Aircraft Group Committees
    3. Aerospace Electronics & Electrical Systems Group Committees
    4. Aerospace Mechanical & Fluid Systems Group Committees
    5. Aerospace Avionic Systems Group Committees
    6. Aerospace Propulsion Group Committees
    7. Aerospace Materials Group Committees
    8. Reliability, Maintainability, Supportability, and Logistics Group Committees (G-11)
    9. Airport/Ground Operations and Equipment Group Committees
  • Ground Vehicle
    1. Construction, Agricultural, and Off-Road Machinery Council
    2. Fuels and Lubricants Council
    3. Materials, Processes, and Parts Council
    4. Motor Vehicle Council
    5. Specialized Vehicle and Equipment Council
    6. Truck and Bus Council

機関誌

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SAEはモビリティ・コミュニティに最新の開発状況を伝え続ける目的で、機関誌を発行。それぞれの分野別に、オートモーティブ・エンジニアリング・インターナショナルエアロスペース・エンジニアリングオフ・ハイウェイ・エンジニアリングを出版している。SAEの広範囲な技術出版物、歴史出版物、統計出版物は毎年発行され65か国へ届けられている。

研修プログラム

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SAEのトレーニング・アンド・プロフェッショナル・デベロップメントとよばれる研修プログラムがあり、450以上もの専門分野に亘っている。

イベント

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  • SAE World Congress
  • SAE AeroTech Congress & Exhibition

技術者育成

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ワールド・イン・モーション

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初等教育 (K-12) 向けプログラム

フォーミュラSAE

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フォーミュラSAE (Formula SAE) は、F-SAEやFSAEとも略され、SAE学生メンバーを対象とした競技である。フレーム部エンジンに制限が設けられた小型フォーミュラカーを、考案、設計、組立し、競技する一連の技術を競うもので、一年ほどの期間をかけチーム編成でおこなわれる。全世界の大学から100以上の参加があり、若いエンジニアにとって、プロジェクトとしての経験、チームとしての経験が積める貴重なものとなっている。米国以外でもSAEの所在地において開催されている。


SAEFISITA  (JSAE) FISITASAE 

200320035Student Formula SAE Competition of Japan(#)

バハSAE

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バハSAE (Baja SAE) は、オフロード車輌版FSAE。エンジニアリング・デザイン・プロジェクトを模したもの。Mini Baja East、Mini Baja Midwest、Mini Baja Westの3つの地域別競技からなる。

競技目的は、SAE学生メンバーにチャレンジングなプロジェクトを提供すること。コンシューマー産業市場に新製品を投入する際、計画段階、生産段階で生じるさまざまなタスクをこなすもの。チームは架空の製造会社に受け入れられる設計デザインを互いに競い合う。チームとしての活動内容も評価され、設計デザイン、製作、テスト、プロモーション、競技だけが評価の対象ではなく、経済的支援をどのように受けるか、一連のプロジェクトフェーズに教育プログラムをどのようにかませていくかなども評価の対象となっている。

参加チームにはブリグ&ストラットン社の10馬力エンジン、インテック20型 (628米ドル) が無償提供される。同一エンジンを使用することによりエンジニアリング力が試される。

メンバーシップと会費

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使 (selfpropelled vehicles) () ()SAE

 (Professional Membership) - 100/

 (Student Membership) - 10/ (college/university) 

歴史

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SAE設立時の米国自動車産業界の諸問題

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1900AAAA19023

セルデン特許問題と業界団体

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19001911

C19001902

1903MMA (Manufacturers Mutual Association)ALAM (Association of licensed automobile manufacturers) ALAMALAMALAM1903ALAM1911

技術者のための団体

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 ()  (Peter Heldt) (Horace Swetland) SAE1902SAE

オートモービル:自動車産業界技術者のコミュニティ

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1905 (Society of Automobile Engineers)  () ALAMSAE451905[1]301010SAE

部品の標準化:フォード主義への対抗

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SAET19071910

1908TT19102 (GM) 19104GM1

1910E () ALAM1912SAEALAMF (Cocker F. Clarkson) (Henry Souther) SAEGM1000使1713

1910101913

オートモーティブ:部品規格から工業規格への変遷

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3019161800SAE () 

1916 (the American Society of Aeronautic Engineers) (the Society of Tractor Engineers)SAE (Glenn Martin)

SAE (automotive) autos  self  motivus  of motion ()  (self)  (powered)  (vehicle)The Society of Automobile Engineersthe Society of Automotive Engineers

GMSAE

標準化の推進

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SAE標準化プログラムは両大戦での連合軍に貢献し、また戦争があったために標準化もすすんだ。自動車技術の進展および航空機技術の進展と歩調を合わせるようにSAE標準が決定された。

広がり

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1980

1947CSAESAESAE (SAE Conferences and Exhibits) 

1960SAE (Harry Cheesbrough) SAEFISITA1950SAESAE西 () SAE1990FISITASAEFISITA2

1973 () USSAE586

1980SAECD-ROM

人的多様性

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1996 (GM) SAE2000 () 2002SM

北米以外での活動

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1990SAE42002SAESAESAE

他組織との交流

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国際関係

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SAESAE () SAE

1948 (FISITA) FISITAIME SIA VDI ATA 19601964FISITASAE1981SAEFISITASAEFISITAFISITA

FISITAFISITASAE

自動車技術会

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1947SAE () SAE1960 (FISITA) SAE20011220031200352 

JSAESociety of Automotive Engineers of Japan, Inc.  SAE of Japan SAESAE

関連情報

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脚注

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注釈

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  1. ^ ALAMではすでに、自動車産業振興のため、道路建設の推進運動、購入を喚起するためのイベント、技術標準化などをおこなっていた。ALAMと対立していたフォードらがSAEに属したことはそのためでもある。しかしながら、フォードは個人としても会社としても自動車産業界とは独立独歩であり、その後におこるSAEの標準化にはまったく参画していない。

出典

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外部リンク

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