「かぐや姫 (1935年の映画)」の版間の差分
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1936年、[[ロンドン日本協会]]がイギリス人や現地法人向けの上映会を企画し、在英日本大使館に﹁日本の童話や伝説を題材とした映画を用意してほしい﹂と依頼する{{R|ORICON20210707|SCREEN20210708}}。
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== フィルムの再発見 == |
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長らく本作の所在は不明だったが、2015年5月、国映画協会のもとへイギリスの映画史研究家から本作の可燃性ポジフィルムについての情報が寄せられる{{R|ORICON20210707|SCREEN20210708}}。同年10月、国立映画アーカイブの研究員がBFIの保存センターにあったフィルムを調査し、本作の短縮版であると認定する{{R|ORICON20210707|SCREEN20210708}}。
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それから6年間、BFIとの交渉の末、この短縮版を不燃化したフィルムが日本で上映されることとなった{{R|ORICON20210707}}<ref name="SCREEN20210708">{{Cite web|title=円谷英二 生誕120年記念特別イベントレポート。失われた幻の映画『かぐや姫』85年ぶりの奇跡の凱旋上映決定!|url=https://screenonline.jp/_ct/17465638|website=SCREEN ONLINE|accessdate=2021-07-08|date=2021-07-08}}</ref>。 |
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== 脚注 == |
== 脚注 == |
2021年7月8日 (木) 09:33時点における版
かぐや姫 | |
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監督 | 田中喜次[1][2] |
脚本 | J.O.企画部 |
原作 | J.O.企画部 |
出演者 | 汐見洋 |
音楽 | 宮城道雄 |
撮影 | 円谷英二 |
製作会社 | J.O.スタヂオ |
配給 | 東和商事映画部 |
公開 |
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上映時間 | 75分[3] |
製作国 |
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言語 | 日本語 |
スタッフ
●監督 - 田中喜次[2][4] ●演技監督 - 青柳信雄 ●脚本 - J.O.企画部 ●原作 - J.O.企画部 ●撮影 - 円谷英二 [2][4] ●音楽 - 宮城道雄[4] ●美術 - 松岡映丘 ●録音 - 万宝圭介キャスト
●北澤かず子 - かぐや姫 ●汐見洋 - 翁 ●東日出子 - 嫗︵翁の妻︶ ●藤山一郎 - 宰相 ●北沢彪 - 造麿 ●横尾泥海男 - 宰相の息子太麿 ●徳山璉 - 宰相の息子細身日本国外での上映
1936年、ロンドン日本協会がイギリス人や現地法人向けの上映会を企画し、在英日本大使館に﹁日本の童話や伝説を題材とした映画を用意してほしい﹂と依頼する[2][4]。 外務省は大使館から相談を受けた後、国際映画協会に選定を委託する。そして、本作のイギリス行きが決まり、国際映画協会の監修で短縮版が制作された[2][4]。フィルムの再発見
長らく本作の所在は不明だったが、2015年5月、国映画協会のもとへイギリスの映画史研究家から本作の可燃性ポジフィルムについての情報が寄せられる[2][4]。同年10月、国立映画アーカイブの研究員がBFIの保存センターにあったフィルムを調査し、本作の短縮版であると認定する[2][4]。 それから6年間、BFIとの交渉の末、この短縮版を不燃化したフィルムが日本で上映されることとなった[2][4]。脚注
外部リンク
- かぐや姫(1935) - allcinema
- かぐや姫 - 日本映画データベース
- かぐや姫 - KINENOTE
- Princess Kaguya - IMDb(英語)
- かぐや姫 - 日本映画情報システム