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きな粉をまぶしたげんこつ飴
げんこつ飴︵げんこつあめ︶は、大豆を原料としたきな粉から作られた飴菓子で、飛騨の伝統的な駄菓子。
概要
水飴を混ぜて練り上げるときに、抹茶や胡麻、ヨモギなどいろいろなものを混ぜることもある。また仕上げにも、まわりにきな粉や砂糖などをまぶすこともあり、組合せにより多くの種類のげんこつが出来あがる。作り方は、練り上げたものを直径1.5cmほどの棒状に仕上げ、包丁で長さ2cmほどに切っていく。この包丁さばきを店頭で見せている店もある。やわらかく一口サイズになっている。
社会とのかかわり
飛騨では、お土産物店だけでなく、スーパーやコンビニでも売られているポピュラーな菓子である。飛騨の駄菓子では、穀煎や甘々棒とともに古来から作られてきたものである。また、甘々棒とともに、菓子作り体験として行われている施設もあり、修学旅行などの体験学習としても人気がある。
岐阜県に隣接する愛知県犬山市でもげんこつ飴が特産物になっている。こちらは飛騨で見られるものよりやわらかく作られている。
厳骨庵のげんこつ