ケリー・エヴァンス
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サンシップ (Sunship) ことケリー・エヴァンス (Ceri Evans) は、イギリスの音楽プロデューサー/DJ/リミキサー/ジャズピアニスト。
エヴァンスは1981年、ジャズ・ファンクバンド、スワンプ・チルドレン (Swamp Children) のメンバーとしてその音楽キャリアをスタートさせた。[1]このスワンプ・チルドレンは1982年にファクトリー・レコード (Factory Records) からアルバム﹃ソー・ホット﹄(So Hot) をリリースしている。エヴァンスはまたアシッドジャズバンド、ブラン・ニュー・ヘヴィーズ (The Brand New Heavies) の初期メンバー[1]として、1985年から1992年まで同グループに在籍している。その後、サンシップ (Sunship) 名義によるオリジナル/リミックス作品制作でエレクトロニック・ミュージック/ダンス・ミュージックシーンに参入。1997年、MOBOアワード (MOBO Award) 受賞作となったセルフタイトル・デビューアルバム﹃サンシップ﹄(Sunship) を[1]、これに続き1998年にUKガラージアルバム﹃イズ・ディス・リアル﹄(Is This Real) をリリース。最も知られる作品としては、ガールズR&Bグループ、ミスティーク (Mis-Teeq) の﹁オール・アイ・ウォント﹂(All I Want)、﹁ワン・ナイト・スタンド﹂(One Night Stand) でそれぞれ手掛けたガラージリミックス、スウィート・フィメール・アティチュード (Sweet Female Attitude) の﹁フラワーズ﹂(Flowers) のサンシップ・ミックス︵以上3トラックいずれも全英シングルチャートトップ5入り︶、そしてオリジナル作品の﹁トライ・ミー・アウト﹂(Try Me Out)﹇アニタ・ケルシー (Anita Kelsey) をフィーチャー﹈、﹁チェック・ワン・ツー﹂(Cheque One Two)︵以上2トラックも全英シングルチャート入り︶が挙げられる。[2]また、クレイグ・デイヴィッド (Craig David)、クリスティーナ・アギレラ (Christina Aguilera)、E-17、ガブリエル (Gabrielle)、メアリー・J・ブライジ (Mary J. Blige)、ビリー・クロフォード (Billy Crawford)、リトル・ミックス (Little Mix)、シェリル・コール (Cheryl Cole)、ケリー・ローランド (Kelly Rowland) などのアーティストの作品をリミックスしている。
脚注
- ^ a b c “Sunship -IDJ Magazine”. InternationalDJMag.com. 2019年12月26日閲覧。
- ^ “SUNSHIP | full Official Chart History | Official Charts Company”. 2019年12月26日閲覧。