スパイダーマン (東映)のソースを表示

{{pp-vandalism|small=yes}}
{{Otheruses|2=1978年の映画|3=スパイダーマン (1978年の映画)}}
{{Pathnav|スパイダーマン|frame=1}}
{{基礎情報 テレビ番組
| 番組名 = スパイダーマン
| 画像 = Japanese Spider-Man.png
| 画像説明 = 
| ジャンル = [[特撮]][[テレビドラマ]]
| 放送時間 = [[水曜日|水曜]]19:30 - 20:00
| 放送分 = 30
| 放送枠 = 
| 放送期間 = [[1978年]][[<span class="ltr">5</span>月<span class="ltr">17</span>日]] - [[1979年]][[<span class="ltr">3</span>月<span class="ltr">14</span>日]]
| 放送回数 = 41
| 放送国 = {{JPN}}
| 制作局 = [[テレビ東京|東京<span class="ltr">12</span>チャンネル]]{{efn|name="Tokyo12"|当時は東京<span class="ltr">12</span>チャンネルでの放送時のみ表記。DVDでは第<span class="ltr">2</span>話まで表記。}}
| 企画 = 
| 製作総指揮 = 
| 監督 = [[竹本弘一]] 他
| 演出 = 
| 原作 = {{Based on|[[スパイダーマン]]|[[スタン・リー]]<br />[[スティーヴ・ディッコ]]}}
| 原案 = [[八手三郎]]
| 脚本 = [[上原正三]] 他
| プロデューサー = {{Plainlist|
* [[吉川進]]（東映）
* [[石川博]]（東京<span class="ltr">12</span>チャンネル）{{efn|name="Tokyo12"}}
}}
| 出演者 = {{Plainlist|
* [[藤堂新二|香山浩介]]
* [[三浦リカ]]
* [[大山いづみ]]
* [[矢葺義晴]]
* [[安藤三男]]
* [[賀川ゆき絵|賀川雪絵]]
}}
| ナレーター = [[大平透]]
| 音声 = [[モノラル放送]]
| 字幕 = 
| データ放送 = 
| 音楽 = [[渡辺宙明]]
| OPテーマ = [[ヒデ夕樹]]「駆けろ！スパイダーマン」
| EDテーマ = ヒデ夕樹「誓いのバラード」
| 言語 = [[日本語]]
| 時代設定 = 
| 外部リンク = 
| 外部リンク名 = 
| 特記事項 = 
}}
『'''スパイダーマン'''』は、[[東映]]が製作した日本の実写特撮テレビシリーズであり、[[マーベル・コミック]]の[[スパイダーマン|同名のキャラクター]]をベースとしている{{R|sentaitaizen14}}。 1978年<span class="ltr">5</span>月<span class="ltr">17</span>日から1979年<span class="ltr">3</span>月<span class="ltr">14</span>日まで、東京<span class="ltr">12</span>チャンネル（[[テレビ東京]]）の毎週水曜<span class="ltr">19</span>時<span class="ltr">30</span>分から、全<span class="ltr">41</span>話が放送された{{efn|この間に、<span class="ltr">2</span>話分の再放送が行われている。}}。1978年<span class="ltr">7</span>月<span class="ltr">22</span>日に開催された「[[東映まんがまつり]]」では、劇場用エピソードが上映された。通称は「'''スパイダーマン 東映<span class="ltr">TV</span>シリーズ'''」{{R|F王2666}}。

東映とマーベル・コミックの「<span class="ltr">3</span>年間にわたり、お互いのキャラクターを自由に使用してよい」という契約{{efn|東映がこの契約で作ったもう<span class="ltr">1</span>本が『[[バトルフィーバー<span class="ltr">J</span>]]』であり、マーベル・コミック側は1979年から1980年にかけて東映のロボットアニメ『[[惑星ロボ ダンガード<span class="ltr">A</span>]]』と『[[超電磁ロボ コン・バトラー<span class="ltr">V</span>]]』に[[東北新社]]のロボットアニメ『[[勇者ライディーン]]』を加え、それらの主役ロボットたちが宇宙で活躍するコミック『[[ショーグン・ウォリアーズ]]』を刊行している。}}により[[スパイダーマン]]を題材にしたテレビシリーズが製作された。設定や物語は東映が独自で創作しており、原作とかけ離れた描写が描かれている{{R|sentaitaizen14}}{{Sfn|東映HM15|2005|p=59}}が、視聴率や商業的に成功を収め、原作者の[[スタン・リー]]も好意的に評価した。

スパイダーマンが単身で戦うだけでなく、巨大ロボットに乗り込んで戦うという設定をはじめ、悪役側の組織構成やブレスレットの操作による変身描写など、多くの要素は後年の「[[スーパー戦隊シリーズ]]」に引き継がれていった{{Refnest|group="出典"|{{Sfn|東映HM15|2005|p=61}}{{Sfn|全怪獣怪人 上|1990|p=354}}{{R|画報}}}}。

== ストーリー ==
オートレーサーの山城拓也は、高名な科学者の父を研究成果の悪用を目論む異星人のモンスター教授に殺された。故郷を滅ぼされて教授を追って来たが力尽きたスパイダー星人・ガリアから、蜘蛛の能力を与えられて、超人・スパイダーマンとなり、仇である教授が率いる鉄十字団と戦う。

== 登場人物 ==
; {{読み仮名|山城 拓也|やましろ たくや}}
: プロのオートレーサー。スパイダーマンの正体。スパイダー感覚で鉄十字団を感知することができる。昭和<span class="ltr">31</span>年<span class="ltr">3</span>月<span class="ltr">1</span>日生まれの<span class="ltr">22</span>歳<ref>第<span class="ltr">20</span>話の履歴書より</ref>{{R|F王26612}}。
: 父とガリアの復讐のために鉄十字団と戦うが、周囲の人間を巻き込まないように正体を隠し、普段は三枚目に徹している。そのため、目の前で新子や拓次が危機に晒されても助けることができず、無能呼ばわりされるなどして苦悩することもあった{{efn|ただしこの演技は実際に効果があり、幾度もアマゾネスが拓也を疑ってモンスター教授に進言しているが、普段の三枚目の姿からことごとく退けられていた。}}。
: また、スパイダーマンになってからは収入源であるレースへの出場回数が減ってしまったらしく、アルバイトとしてひとみの取材の足代わりになることも多い{{efn|本人は乗り気ではないが、新子に収入が少ないことを指摘されてしぶしぶ付き合うケースがほとんど。}}。
: [[江戸時代]]の祖先は拓也と瓜二つの容姿をした[[侍]]であり、後世にマシーンベム・怪猫獣の素体となる[[化け猫]]を斬殺している。

=== 拓也の関係者 ===
; {{読み仮名|佐久間 ひとみ|さくま ひとみ}}
: 第<span class="ltr">1</span>話 - 第<span class="ltr">12</span>話、第<span class="ltr">14</span>話、第<span class="ltr">15</span>話、第<span class="ltr">17</span>話、第<span class="ltr">18</span>話、第<span class="ltr">20</span>話 - 最終話に登場。一人前のルポライターになる夢を持つフリーカメラマン。拓也の恋人。<span class="ltr">20</span>歳。純粋な地球人で唯一スパイダーマシンGP-7を運転したことがある。<span class="ltr">17</span>話までは週刊誌「週刊ウーマン」編集部に勤務していたが、編集長の吉田冴子（アマゾネス）が行方不明となり、雑誌が廃刊になったことに加え、拓也から冴子が鉄十字団の仲間だったことを知らされて以来、鉄十字団のことになるとトラウマから怖がるようになった。
:
; {{読み仮名|山城 新子|やましろ しんこ}}
: 第<span class="ltr">1</span>話 - 第<span class="ltr">39</span>話、最終話に登場。拓也の妹で、城南大学に通う女子大生。山城家を切り盛りする。<span class="ltr">18</span>歳。第<span class="ltr">1</span>話の時点では父の研究所で助手をしていた。
:
; {{読み仮名|山城 拓次|やましろ たくじ}}
: 第<span class="ltr">1</span>話 - 第<span class="ltr">16</span>話、第<span class="ltr">18</span>話 - 第<span class="ltr">24</span>話、第<span class="ltr">26</span>話、第<span class="ltr">27</span>話、第<span class="ltr">29</span>話 - 第<span class="ltr">33</span>話、第<span class="ltr">35</span>話 - 第<span class="ltr">39</span>話、最終話に登場。拓也の弟。<span class="ltr">7</span>歳。

=== スパイダーマンの協力者 ===
; スパイダー星人ガリア
: 第<span class="ltr">1</span>話、第<span class="ltr">2</span>話に登場。スパイダー星の王。400年前に宇宙旅行中で不在時に故郷のスパイダー星を鉄十字団に滅ぼされ、唯一の生き残りとなってしまった。鉄十字団首領のモンスター教授をマーベラーで追跡し、地球の日本{{efn|そのころ、日本は[[関ヶ原の戦い]]の最中だった。}}まで追い詰め、あと一歩で倒せるまでに追いつめたが、罠に嵌り、蜘蛛の能力を封じ込める結界が張られた洞窟に突き落とされ、幽閉される{{R|F王26612}}。
: その後は洞窟に生息する毒蜘蛛の猛毒に耐えながら蛇や蝙蝠を食べて生き延び、テレパシーを全宇宙に送っていたが、そのテレパシーを受け取り、同じく洞窟に突き落とされ、瀕死の拓也を救うために、スパイダーエキスを注入し、ブレスレットを託し、スパイダーマンとして戦うように懇願した。その後蜘蛛に変身して拓也に同行し、助言を与えるなどしたが、第<span class="ltr">2</span>話で寿命が尽き、死亡した{{R|F王26612}}。
:* 名称はレオパルドンの初期名称「ガリア<span class="ltr">SQ</span>」に由来する{{Sfn|宇宙船YB|2006|p=101}}。
:
; {{読み仮名|間宮 重三|まみや じゅうぞう}}
: 劇場版、第<span class="ltr">11</span>話、第<span class="ltr">12</span>話、第<span class="ltr">14</span>話に登場。[[国際刑事警察機構|インターポール]]秘密情報部の捜査官。拓也がスパイダーマンであることを調べ上げ、協力を要請した。その後、拓也に[[無線機]]を送っており、これを使って、拓也とインターポールは連絡を取り合うようになる。

== スパイダーマン ==
山城拓也が特殊スーツのスパイダープロテクターを身に着けた姿{{R|F王26612}}。拓也はスパイダーエキスを注入されたことで体質が変化したために[[クモ]]の能力を持ち、垂直の壁に張り付くことや昇り降りすることができる。スパイダー感覚で敵の動きを察知できるほか、人間離れした体力も有するが、クモの生態に準じた「寒さに弱い」などの弱点（スパイダーエキスによる副作用的な現象）も存在する。

正体は秘密にしているが、存在自体は早い段階で「正義のヒーロー」として認知されていた。第<span class="ltr">7</span>話では、「スパイダーマンブギ」（作詞：上原正三、作曲：渡辺宙明、歌：小林幸太郎 & BB5）という歌がレコード化され、売上が200万枚を超えるヒットを飛ばしているほど有名になっている{{efn|ただし、その後の「スパイダーマンブギ」の大ヒットは、鉄十字団の暗躍によるものである。}}。インターポール秘密情報部には正体を知られており、協力関係にある。

敵の前に立ちはだかる時には大見得を切り、豊富なバリエーションでの名乗り口上を行う。樹木が多い場所では、スパイダーストリングスを[[ターザン]]の如く駆使して移動する場合が多い。ただし、オリジナル版のように建物を移動する際、スパイダーストリングスを使う描写はほとんど見られなかった。また、スパイダーマシンGP-7を使わずに徒歩で移動することが多いが、その際には[[新宿]]の繁華街を無許可でゲリラ撮影したため、腰を落としたやや怪しい体勢で歩くスパイダーマンの姿に、通行人たちが呆気に取られている顔が見られる{{efn|第<span class="ltr">23</span>話「家なき子たちに愛の学園を」}}。

=== 装備・武器 ===
; スパイダープロテクター
: スパイダーマンとして活動する際、身に付ける特殊スーツ{{R|F王26612}}。マーベルの原作にある「目出し帽付き全身スーツ」ではなく、普段はスパイダーブレスレットに収納されている。装着時には一瞬で射出されて拓也の体を覆った後、背中側の両肩に渡るファスナーを閉めると変身が完了する。
:* 放映当時のスーツで現存するのは<span class="ltr">1</span>着のみだという。DVD特典映像のスタン・リーとの対面収録の際にはこのスーツが使用され、東映版スパイダーマンが<span class="ltr">20</span>数年ぶりに復活した。
:
; スパイダーブレスレット
: スパイダーマンの全能力が集約された[[ブレスレット]]。左手首に装着されている。内部で無限に製造されるスパイダー液と呼ばれる特殊な液体を元に生成したスパイダーエキスを内蔵された注射針を用いて体内に注入したり、スパイダーストリングスやスパイダーネットを作り出して射出することが可能。また、スパイダーマシンGP-7やマーベラーを呼び出す際の通信誘導装置や敵の動きをキャッチする探知機としても使用される{{R|F王26612}}。
:* 東映版の放送当時はこれを再現した玩具は発売されず{{efn|村上克司によると玩具化の企画はあったが、「糸を高圧ガスで射出するギミックの再現が困難」「子供の手首は細く、着けると手錠のようになってしまうため、子供に合うよう小型化するのは不可能」などの問題が浮上し、実現しなかったという{{R|大検証|F王26644}}。その後、テレビランドで組み立て式の付録として付けられた。2020年<span class="ltr">9</span>月発売の『超合金魂 GX-33R レオパルドン&マーベラー召喚セット』にスパイダーブレスレットが付属し、パネルがLED発光するほか、劇中でのマーベラーからレオパルドンに変形するBGMや<span class="ltr">TV</span>サイズのオープニングテーマが収録され、劇中でのスパイダーマンの音声も収録されている。}}、当時の関連商品やコミカライズ作品においても省略されることが多かった。また、撮影用のプロップはアップ用のものが非常に重かったため、ほとんどのシーンで軽量に作られたアクション用のものが用いられたという{{R|大検証}}。
:
; スパイダーストリングス
: スパイダーネットを[[ロープ]]状にしたクモの糸。建築物間の移動や攻撃に用いられる{{R|F王26612}}。数百トンの物体をも引っ張ることが可能。
:
; スパイダーネット
: [[網]]状のクモの糸。複数の敵を一斉に捕らえるために使用することが多い。
:
; スパイダーマシンGP-7
: 空陸両用のスーパーマシン。最高時速500キロメートル、最高飛行速度マッハ5{{R|F王26612}}。フロント部分の内側には、[[ミサイル]]発射装置や[[機銃]]が内蔵されている{{R|F王26612}}。拓也のコールで教会の秘密ガレージから発進し、[[宇宙戦艦]]マーベラーへの搭乗時は艦橋後方から内部に収納され、レオパルドンのコクピットへそのまま移動する{{R|F王26612}}。
:* フロントには蜘蛛の模様、風防にはスパイダーマンの目、側面には節足を彷彿とさせるエグゾーストパイプが配置されている{{R|F王26646}}。

=== マーベラー ===
{{機動兵器
|名称=マーベラー
|全長=48{{nbsp}}[[メートル|m]]{{R|F王26612}}
|重量=25,000{{nbsp}}[[トン|t]]
}}
ガリアが乗っていたスパイダー星人が作った宇宙戦闘艦{{R|F王26612}}。普段は地底に隠されており、スパイダーマンに呼ばれると地割れを起こしながら地上に姿を現す。艦橋はライオンの頭のような形でレオパルドンの頭を収納しており、変形時には左右に割れて頭が出てくる{{efn|レオパルドン時は、艦橋は背部に位置している。}}。マッハ<span class="ltr">15</span>（マッハ5{{R|F王26612}}）での飛行が可能である。[[宇宙空間]]では光速に近い速度で飛行できる。

通常はスパイダーマンが搭乗して、レオパルドンに瞬時に変形するため{{efn|スパイダーマンが操縦席で「マーベラー、チェンジ・レオパルドン」とコールしながらコックを捻り、レバーを倒して変形させる。}}、この形態での戦闘は少ないが、艦首に装備された主力武器の'''マーベラーカノン'''{{efn|スパイダーマンが操縦席で「マーベラー、カノン発射」とコールしながらレバーを倒して発射する。}}、ミサイル・'''マーベラーファイヤーサンダー'''は、マシーンベムを倒すほどの威力を誇る{{R|F王26612}}。

* 艦橋がライオン型なのは、[[スフィンクス]]のイメージからである{{Sfn|東映HM15|2005|p=60}}。村上克司の「古代エジプト文明を築いたのは宇宙から来たスパイダーマンだったのではないか」という構想が込められている{{R|sentaitaizen}}。

=== レオパルドン ===
{{機動兵器
|名称=レオパルドン
|全長=60{{nbsp}}m{{R|F王26612}}
|重量=25,000{{nbsp}}t{{R|宇宙船YB06100|F王26612}}{{efn|資料によっては20,000トンとも{{R|大検証}}。}}
}}
マーベラーがスパイダーマンの「マーベラー、チェンジ！レオパルドン」のコールで変形した巨大ロボット{{R|F王26612}}。

以下のような武器を持ち、状況に応じて使用する。

; アームロケット
: ロケットで両拳を飛ばす、いわゆる[[ロケットパンチ]]。厚さ<span class="ltr">5</span>メートルのコンクリート壁も破壊することが可能。
:
; アークターン
: 額の飾りを[[ブーメラン]]のように飛ばす。発射されると発光しながら飛んでいく。敵への攻撃シーンのほとんどはソードビッカーと同じシーンの流用。
:
; レオパルドンストリングス
: 胸部から発射される、分銅の付いたロープ。シリーズ序盤ではこれも'''スパイダーストリングス'''と称していた。
:
; スパイダープロテクター
: 両すねのエネルギーパネルが展開して出現する盾。クモの巣の模様が描かれている。これを装備したスチールは存在するが劇中未使用{{R|宇宙船YB06100}}。
:
; ソードビッカー
: 右脚に収納されている[[剣]]だが、立ち回りでは一度も使用せず{{efn|初期エンディングでは格闘戦を繰り広げている{{R|F王26612}}。}}、マシーンベムに止めを刺すための決め技として[[投擲]]する。技を放つときのかけ声は「レオパルドン・ソードビッカー」である。マシーンベムを一撃で倒すことが可能な最強の武器である。投げつける際の演出は<span class="ltr">1</span>～<span class="ltr">9</span>話、<span class="ltr">10</span>・<span class="ltr">11</span>話、劇場版および<span class="ltr">13</span>話以降と変更されている。
:
; カノン砲{{R|F王26612}}
: 腰中央のエネルギーチャージャー内部に<span class="ltr">3</span>門が装備されている。
:
; 透視光線{{R|F王26612}}
: 
:
; レオパルドンパンチ{{R|F王26612}}
: 

* 序盤は戦闘シーンもあったが、エピソードが進むにつれてビックモンスター戦の尺が取れなくなった際にはソードビッカーを投げるバンクを使うのみという演出に簡略化されることが多かった。
* 村上克司がドイツの戦車「[[レオパルト|レオパルド]]」から命名し{{Refnest|group="出典"|{{R|sentaitaizen|宇宙船YB06100|F王26618}}}}、デザインも担当した<ref>小野塚謙太『超合金の男 村上克司伝』アスキーメディアワークス、2009年、pp.68-70</ref>。子供が好きで強さの象徴である獅子の頭を宇宙船にあしらっている{{R|F王26644}}。村上は、玩具の価格帯を高価にしなかったため、あまり複雑な構造にはできなかったと述べている{{R|20th86}}。一部には漫画家の[[聖悠紀]]がデザインを行ったとする資料もあるが<ref>『ランデヴー』<span class="ltr">5</span>号、みのり書房、1978年、p.8</ref><ref>『ジ・アニメ』1982年<span class="ltr">1</span>月号、p.34</ref>、聖の妻によると、東映の仕事をしていた聖にデザインの依頼があったのは事実だが多忙で断ったのだという<ref>[https://twitter.com/mia_hsgw/status/554816699556691968 mia 2015年<span class="ltr">1</span>月<span class="ltr">13</span>日Twitter]</ref>。脚部のスパイダープロテクターは赤いカラーリング案のものもあった{{R|F王26646}}。
* スーツは全身にFRPを用いて制作された{{R|21st11}}。造形を担当した[[エキスプロダクション]]の[[前澤範]]は、『[[大鉄人<span class="ltr">17</span>]]』でラテックス製のスーツではロボットらしい動きにならないと感じたことからFRPを用いることを発想し、その後[[スーパー戦隊シリーズ]]でも踏襲している{{R|21st11}}。太ももにはメッキ処理が施されているが、後年のインタビューで前澤はいまいちの出来であったと評しており、この時の経験が『[[宇宙刑事ギャバン]]』の造形に活かされたことを語っている{{R|21st11}}。変形から地上に降り立つまでのシーンに使用された足裏からの噴射ギミックを内蔵したミニチュアも作られた{{R|F王26612}}。

=== 名乗り口上 ===
上記の通り、本作品の見せ場に悪事を働く敵の前に敢然と立ちはだかり、原作を忠実に再現したポーズで大見得を切って長々と決め口上{{efn|初期は「地獄からの使者・スパイダーマン！」、終盤は「鉄十字キラー・スパイダーマン！」が多い。}}を述べる。その際には、主題歌のイントロ部分をアレンジしたキャッチBGMが多く使用された。回を重ねるごとに劇中の内容に沿ったものとなり、ポーズや口上もさまざまなものに変化した{{Sfn|東映HM15|2005|p=60}}。また、一部の話では、登場人物が類似した口上を述べることもあった{{efn|第<span class="ltr">39</span>話の立花剛や第<span class="ltr">41</span>話のモンスター教授など。}}。

なお、「スパイダーマン！」の部分は「スパイダーマッ！」と聞こえることから、後年には[[インターネット・ミーム]]化した<ref>{{Cite news|url=https://theriver.jp/ramesey-japanese-spiderman/|title=『スパイダーマン：スパイダーバース』監督、東映版スパイダーマンを熱く語る ─ 「完全に独自の世界を築いている」|newspaper=RIVER|publisher=riverch|date=2021-03-01|accessdate=2021-05-31}}</ref>。

== 鉄十字団 ==
銀河系を荒らし回る侵略者集団。

; モンスター教授
: 鉄十字団の首領。400年前、スパイダー星を侵略・壊滅させた後、地球に飛来。地球侵略を開始する。左目から放つ破壊光線が武器{{R|F王26612}}。数千年の命を既に永らえており、人間の血を命の源とするが、400年に一度大量に人間の血を摂取しないと、激しい苦しみに襲われる弱点を持つ{{R|F王26612}}。最終話ではビッグモンスター{{efn|雑誌『宇宙船 YEAR BOOK 2006』では、名称を'''巨大モンスター教授'''と記載している{{Sfn|宇宙船YB|2006|p=104}}。}}に巨大化し、スパイダーマンが乗るレオパルドンに立ちはだかり、目からビームを発射し交戦するもソードビッカーの一撃で即死した。
:
; アマゾネス
: 女幹部。作戦の執行指揮や諜報活動を行う。変装が得意。吉田冴子の正体。劇中では時期によって、衣装が異なる。
:# 第<span class="ltr">1</span>話 - 第<span class="ltr">18</span>話：ロングヘア自毛に黒いレオタード
:# 第<span class="ltr">19</span>話 - 第<span class="ltr">30</span>話、第<span class="ltr">32</span>話：ヘッドギア付きの赤いヘアピースと銀色のミニスカート
:# 第<span class="ltr">31</span>話、第<span class="ltr">33</span>話 - 第<span class="ltr">38</span>話：バラのペンダントを付け、ヘアピースの色が黒に
:# 第<span class="ltr">39</span>話 - 第<span class="ltr">41</span>話：初期の黒いレオタードとヘアピース
: 最終話で、作戦の度重なる失敗により、モンスター教授に見限られ、ベラの毒弓矢とリタのマシンガンで深傷を負いながらも脱出ロケットを奪って乗り込むが、モンスター教授の怒りで放たれたミサイルにより、ロケットと共に爆死する。
:* コスチュームの薔薇の意匠は鉄十字団の企画初期の名称が「バラ十字団」であった名残である{{R|宇宙船YB06102}}。
:; {{読み仮名|吉田 冴子|よしだ さえこ}}
:: 「週刊ウーマン」編集長。実はアマゾネスの社会潜伏用の変装。
:: 第<span class="ltr">15</span>話で、スパイダーマンにその姿を見られたことから正体を知られ、編集部から姿を消す{{efn|第<span class="ltr">17</span>話で、週刊ウーマンは廃刊になったことが語られる。}}。正体発覚後は作戦に合わせた変装で登場しているが、第<span class="ltr">32</span>話、第<span class="ltr">38</span>話で冴子と呼ばれるシーンがあり、全話にわたって「吉田冴子 アマゾネス」とクレジットされている。
:: 拓也がスパイダーマンではないかと疑い、執拗に罠を仕掛けるも決定的な証拠を掴めなかったが、最終話で正体を突き止めた。
:
; ベラとリタ
: 第<span class="ltr">35</span>話 - 最終話に登場。[[アマゾン熱帯雨林|アマゾン]]の秘境で発掘された[[ミイラ]]を、モンスター教授が改造、蘇生した女[[ゲリラ]]戦士。ベラは毒弓矢、リタはマシンガンを扱う。
: 最終話で、スパイダーマンの攻撃を受け、死亡する。
:
; マシーンベム
: 鉄十字団の生体兵器。作戦ごとに製造され、作戦の遂行や用心棒的役割を果たす。人間や動物、無生物が改造された者も多いが、怪猫獣のように[[妖怪]]や架空の生物としか思えないものや、出処がまったく不明の者もいる{{R|F王26618}}。一部を除いて伸縮自在で、巨大化の他、人間の手のひらサイズで活動したものもいる（カブトン他）。
: 巨大化の原理やきっかけについては一切説明されていないが、少なくとも本人の意思が必要で、等身大時に自害したへび女（第<span class="ltr">10</span>話）とGP-7に跳ね飛ばされ即死した大力士ファイター（第<span class="ltr">39</span>話）は巨大化しないまま死亡している。
: デザインのモチーフは基本的にメカと合体した動物{{efn|一部植物・無生物・妖怪モチーフもいる。}}。怪物らしからぬ明るめの色が多用されているのは、アメリカンコミックスを意識したからである{{Sfn|東映スーパー戦隊大全|2003|p=82}}。
: なお、カメンガー・ドクターミラクル・えん魔大王はマシーンベムではなく、それぞれ<span class="ltr">2</span>万年前の地球に現れた宇宙人の残したロボット・モンスター教授と協力した宇宙人・地獄の密使{{efn|劇中で彼の存在を知った占い師からは「悪魔」とも呼ばれている。}}である。
:
; ニンダー
: 戦闘工作員。[[カラス]]型改造人間で、忍者のような俊敏な動きと暗視能力に優れる{{Sfn|大事典 上|2003|p=298}}{{R|F王26612}}。主に、集団で行動する。ナイフやマシンガンを武器とする{{R|F王26612}}。
: 人間の姿で暗躍することもあるが、耳の後ろに回路のようなものが露出していたり、手が金属になっていたりするため、鉄十字団のことを知らない一般市民にも不審がられたことがある。第<span class="ltr">21</span>話では、アマゾネスから対スパイダーマン用の訓練を受けた通常と異なるヘルメットを着用した部隊「クモ殺しの殺し屋集団」が登場。タンクバッファローに率いられていた。

== キャスト ==
=== レギュラー・準レギュラー ===
* スパイダーマン / 山城拓也 - [[藤堂新二|香山浩介]]{{efn|第<span class="ltr">1</span>話や最終回、レオパルドンの中のシーンでは実際にスパイダーマンのスーツを着用している{{R|F王26655}}。}}
* 佐久間ひとみ - [[三浦リカ]]
* 山城新子 - [[大山いづみ]]
* 山城拓次 - [[矢葺義晴]]<ref>{{Cite web|和書|title=山城拓次/矢葺義晴|url=http://www5c.biglobe.ne.jp/~spa-girl/38361806/|website=www5c.biglobe.ne.jp|accessdate=2021-08-25}}</ref>
* ガリア - [[西沢利明]]（第<span class="ltr">1</span>話、第<span class="ltr">2</span>話）
* インターポール捜査官・間宮重三 - [[仲谷昇]]（第<span class="ltr">11</span>話、第<span class="ltr">12</span>話、第<span class="ltr">14</span>話）
* 女ゲリラ・ベラ - リエ・ラインハート（第<span class="ltr">35</span>話 - 第<span class="ltr">41</span>話）
* 女ゲリラ・リタ - ティナ・マーゴ（第<span class="ltr">35</span>話 - 第<span class="ltr">38</span>話）、ワニタ・ソマーボルド（第<span class="ltr">39</span>話 - 第<span class="ltr">41</span>話）
* モンスター教授 - [[安藤三男]]
* アマゾネス / 吉田冴子 - [[賀川ゆき絵|賀川雪絵]]
* ナレーター - [[大平透]]

=== ゲスト ===
* 山城博士 - [[村上冬樹]]（第<span class="ltr">1</span>話）
* 藤田博士 - [[入江正徳]]（第<span class="ltr">1</span>話）
* ガリアの父 - 山本武（第<span class="ltr">2</span>話）
* 刑事A - [[大矢兼臣]]（第<span class="ltr">2</span>話）
* 怪盗001／岡部大吉 - [[風戸佑介]]（第<span class="ltr">3</span>話）
* 警視庁捜査三課・松本刑事 - [[野口貴史]]（第<span class="ltr">3</span>話）
* 森口医師 - [[高杉哲平]]（第<span class="ltr">4</span>話）
* 聖パウロ教会・カーン牧師 - [[エンベル・アルテンバイ|E・アルテンバイ]]（第<span class="ltr">4</span>話）
* 半魚人に襲われる女性A - 吉川潤子（第<span class="ltr">4</span>話）
* 半魚人に襲われる女性B - 阿保由貴子（第<span class="ltr">4</span>話）
* 村上一郎 - [[佐藤たくみ]]（第<span class="ltr">5</span>話、第<span class="ltr">11</span>話）
* 菊池外科病院院長 - [[河合絃司]]（第<span class="ltr">5</span>話）
* 看護婦 - 安部八千代（第<span class="ltr">5</span>話）
* 松木洋介 - [[星正人]]（第<span class="ltr">6</span>話）
* 小川純子 - 伊豆田依子（第<span class="ltr">6</span>話）
* 小林幸太郎＆BB5（第<span class="ltr">7</span>話）
* 村江所長 - [[相原巨典]]（第<span class="ltr">7</span>話）
* 早乙女博士 - [[加地健太郎]]（第<span class="ltr">7</span>話）
* 歌謡ショー司会者 - [[滝雅也]]（第<span class="ltr">7</span>話）
* 古寺に住む老婆 - [[田中筆子]]（第<span class="ltr">8</span>話）
* 幼稚園の先生 - 古川美代子（第<span class="ltr">8</span>話）
* 怪猫獣に襲われる女A - 藤本節子（第<span class="ltr">8</span>話）
* 怪猫獣に襲われる女B - 茂野文代（第<span class="ltr">8</span>話）
* 怪猫獣に襲われる女C - 田崎元子（第<span class="ltr">8</span>話）
* 怪猫獣に襲われる女D - [[三原じゅん子|三原順子]]（第<span class="ltr">8</span>話）
* 砂村教授 - [[片山滉]]（第<span class="ltr">9</span>話）
* 三田陽子・新子の友人 - 中原ルミ子（第<span class="ltr">9</span>話）
* ブティック「LIMONE」支配人 - 岸本功（第<span class="ltr">9</span>話）
* 北沢志麻子 - [[鹿沼絵里|鹿沼えり]]（第<span class="ltr">10</span>話）
* 警察病院医師 - [[岩城和男]]（第<span class="ltr">10</span>話）
* 警察病院・医師 - [[相沢治夫]]（第<span class="ltr">11</span>話）
* 小川美奈子 - [[青木純 (俳優)|青木純]]（第<span class="ltr">12</span>話）
* 東郷浩司 - [[中山一也]]（第<span class="ltr">12</span>話）
* 黒木主任 - [[伴大介|伴直弥]]（第<span class="ltr">12</span>話）
* 尾花ゆたか - 日比野澄子（第<span class="ltr">12</span>話）
* 犯罪シンジケート メノウの知恵袋・ギル - [[南雲佑介|南雲裕介]]（第<span class="ltr">12</span>話）
* ギルのボディガード兼殺し屋・バン - [[金田治]]（第<span class="ltr">12</span>話）
* ニンダー・人間体 - 久保田万作（第<span class="ltr">12</span>話）
* 写真家・天野 - [[野口元夫]]（第<span class="ltr">13</span>話）
* 天野正夫 - [[倉知成満|倉地雄平]]（第<span class="ltr">13</span>話）
* 大和路夫 - [[谷岡弘規]]（第<span class="ltr">14</span>話）
* 大森順一 - [[福田信義]]（第<span class="ltr">15</span>話）
* 順一の母・房江 - 富山真沙子（第<span class="ltr">15</span>話）
* 東京城南病院医師 - [[山浦栄]]（第<span class="ltr">15</span>話）
* 拓次の同級生A - 大野悌尚（第<span class="ltr">15</span>話）
* 拓次の同級生B - 七五三木猛明（第<span class="ltr">15</span>話）
* 拓次の同級生C - 会場純一郎（第<span class="ltr">15</span>話）
* 東京城南病院看護婦 - 伊地知孝子（第<span class="ltr">15</span>話）
* 松木イサム - [[中村英生]]（第<span class="ltr">16</span>話）
* 松木雄一 - [[太刀川寛]]（第<span class="ltr">16</span>話）
* 大東建設社員 - [[木村修]]（第<span class="ltr">16</span>話）
* 松木家の隣人 - [[小甲登枝恵]]（第<span class="ltr">16</span>話）
* 中田 - [[八名信夫]]（第<span class="ltr">17</span>話）
* サムソン中田 - [[丹古母鬼馬二]]（第<span class="ltr">17</span>話）
* プロレスラー - [[アニマル浜口]]（第<span class="ltr">17</span>話）
* プロレスラー - [[大位山勝蔵|大位山勝三]]（第<span class="ltr">17</span>話）
* プロレスラー - [[デビル紫]]（第<span class="ltr">17</span>話）
* 岡田良一 - [[吉田友紀]]（第<span class="ltr">18</span>話）
* 良一の母・加代 - [[此島愛子]]（第<span class="ltr">18</span>話）
* 正太の母 - 伊藤慶子（第<span class="ltr">18</span>話）
* 良一の同級生・正太 - 荒瀬寛樹（第<span class="ltr">18</span>話）
* 良一の同級生A - 佐藤義昭（第<span class="ltr">18</span>話）
* 良一の同級生B - 加藤弘志（第<span class="ltr">18</span>話）
* 良一の同級生C - 石井勇（第<span class="ltr">18</span>話）
* 史郎の祖父 - [[山田禅二]]（第<span class="ltr">19</span>話）
* 美代 - [[野川愛]]（第<span class="ltr">19</span>話）
* 荒木 - [[潮健児|潮健志]]（第<span class="ltr">19</span>話）
* 史郎 - [[安藤一人]]（第<span class="ltr">19</span>話）
* 石原陽子／ミツコ - [[柿崎澄子]]（第<span class="ltr">20</span>話）
* 陽子の父・平祐 - [[依田英助]]（第<span class="ltr">20</span>話）
* 老神父 - 高杉哲平（第<span class="ltr">20</span>話）
* 陽子の母・邦子 - [[坂井寿美江|坂井すみ江]]（第<span class="ltr">20</span>話）
* 津田 - [[大林丈史]]（第<span class="ltr">21</span>話）
* 津田久雄 - 浦崎真之夫（第<span class="ltr">21</span>話）
* 津田の妻 - 北見礼子（第<span class="ltr">21</span>話）
* 大滝ジュン - 佐藤野里子（第<span class="ltr">22</span>話）
* 大滝圭一 - 竹内靖（第<span class="ltr">22</span>話）
* 重森眼科病院院長・重森隆 - 西国成男（第<span class="ltr">22</span>話）
* 婚約者 - 香川治郎（第<span class="ltr">22</span>話）
* ジュンの担当看護婦 - 根田タエ子（第<span class="ltr">22</span>話）
* 鉄十字団に襲われる女 - 木本恵（第<span class="ltr">22</span>話）
* 中村五郎 - 松堂厚三郎（第<span class="ltr">23</span>話）
* 大空学園園長・大空美里 - [[小林かおり (女優)|小林かおり]]（第<span class="ltr">23</span>話）
* 五郎の友人・英二 - [[杉欣也]]（第<span class="ltr">23</span>話）
* 大空学園の生徒・康夫 - 田村雄二（第<span class="ltr">23</span>話）
* 大空学園の生徒・広美 - 高橋初実（第<span class="ltr">23</span>話）
* 雷太の父・竹内芳雄 - [[多田幸雄|多田幸男]]（第<span class="ltr">24</span>話）
* 雷太 - 安藤聖一（第<span class="ltr">24</span>話）
* 雷太の母・敏江 - [[野口ふみえ]]（第<span class="ltr">24</span>話）
* パン屋の主人 - [[佐藤晟也]]（第<span class="ltr">24</span>話）
* サラ金業者 - 原田力（第<span class="ltr">24</span>話）
* 雷太の同級生 - 川原田新一（第<span class="ltr">24</span>話）
* 同級生の母親 - [[本庄和子]]（第<span class="ltr">24</span>話）
* 中山／怪盗107号 - [[多々良純]]（第<span class="ltr">25</span>話）
* 中山信行 - 坂本真吾（第<span class="ltr">25</span>話）
* 中山和子 - 宮本律子（第<span class="ltr">25</span>話・写真のみの出演）
* 宮口順一 - 高橋淳（第<span class="ltr">26</span>話）
* 洋子 - [[仁和令子|久永智子]]（第<span class="ltr">26</span>話）
* 刑事A - [[小寺大介]]（第<span class="ltr">26</span>話）
* 刑事B - 和甲拓（第<span class="ltr">26</span>話）
* 刑事C - [[側見民雄]]（第<span class="ltr">26</span>話）
* 刑事D - 岸本功（第<span class="ltr">26</span>話）
* クラブママ - 日比野澄子（第<span class="ltr">26</span>話）
* 佐々木和夫 - 丹呉年克（第<span class="ltr">27</span>話）
* 和夫の母 - 真田登久子（第<span class="ltr">27</span>話）
* 広野伸子 - 坂上香（第<span class="ltr">28</span>話）
* 山本和子 - [[浅川薫]]（第<span class="ltr">28</span>話）
* 明 - 大仁田寛（第<span class="ltr">28</span>話）
* 治 - 伊藤康臣（第<span class="ltr">28</span>話）
* 伸子の父 - 佐藤晟也（第<span class="ltr">28</span>話）
* 伸子の祖母 - [[原ひさ子]]（第<span class="ltr">28</span>話）
* 和子の父 - [[相馬剛三]]（第<span class="ltr">28</span>話）
* 和子の母 - 舟場牡丹（第<span class="ltr">28</span>話）
* 努 - 池田誠二（第<span class="ltr">28</span>話）
* 伸子の友人 - 倉本美樹（第<span class="ltr">28</span>話）
* 横丁の住人 - [[佐川二郎]]（第<span class="ltr">28</span>話）
* 伸子の友人の父 - 山浦栄（第<span class="ltr">28</span>話）
* 杉井大三郎・杉井グループ総帥 - 山本武（第<span class="ltr">29</span>話）
* 久保運転手 - [[岩城和男]]（第<span class="ltr">29</span>話）
* 大山社長 - 入江正徳（第<span class="ltr">29</span>話）
* 久保豊 - [[佐藤宏之 (俳優)|佐藤宏之]]（第<span class="ltr">29</span>話）
* 久保美子・豊の妹 - 滝口千波（第<span class="ltr">29</span>話）
* 公園で遊ぶ父子・父 - 清水照夫（第<span class="ltr">29</span>話）
* 公園で遊ぶ父子・子 - 細木直浩（第<span class="ltr">29</span>話）
* 井上茜 - [[斉藤浩子]]（第<span class="ltr">30</span>話）
* スリの男・村本 - [[きくち英一]]（第<span class="ltr">30</span>話）
* 警視庁警備課長 - 大東梁佶（第<span class="ltr">30</span>話）
* 城北署署長 - [[岸野一彦]]（第<span class="ltr">30</span>話）
* 警官 - [[森篤夫]]（第<span class="ltr">30</span>話）
* 茜の弟・明 - 長野昇一（第<span class="ltr">30</span>話）
* 茜の兄・武 - [[高橋利道]]（第<span class="ltr">30</span>話）
* 麻薬<span class="ltr">G</span>メン・{{疑問点範囲|立花剛|date=2023年<span class="ltr">10</span>月|talksection=麻薬<span class="ltr">G</span>メン・立花豪について}} - [[宮内洋]]（第<span class="ltr">31</span>話、第<span class="ltr">39</span>話）
* 立花千鶴子 - 森愛（第<span class="ltr">31</span>話）
* 立花猛 - 越後宏樹（第<span class="ltr">31</span>話、第<span class="ltr">39</span>話）
* 銀河興産社幹部 - 原田力（第<span class="ltr">31</span>話）
* 銀河興産社長・黒崎竜三（第<span class="ltr">31</span>話）
* 立花の先輩刑事 - [[丸山詠二]]（第<span class="ltr">31</span>話）
* トラック運転手 - 大蔵晶（第<span class="ltr">31</span>話）
* 変電所技師・杉本 - 久遠利三（第<span class="ltr">32</span>話）
* 杉本京子 - 上田かほり（第<span class="ltr">32</span>話）
* 杉本健一 - 竹内慶太（第<span class="ltr">32</span>話）
* ニンダー人間体 - 土山登志幸（第<span class="ltr">32</span>話）
* 変電所所員・青山 - [[木村修]]（第<span class="ltr">32</span>話）
* ディスコ・ソウルトレイン・ボーイ - 佐々木晃（第<span class="ltr">32</span>話）
* スケ番A - 永田初子（第<span class="ltr">32</span>話）
* スケ番B - 小高節子（第<span class="ltr">32</span>話）
* スケ番C - 佐藤裕子（第<span class="ltr">32</span>話）
* 花子 - [[菊地優子]]（第<span class="ltr">33</span>話）
* 緒方伸夫 - 熊谷康二（第<span class="ltr">34</span>話）
* 伸雄の母・波子 - 舟場牡丹（第<span class="ltr">34</span>話）
* 富田社長 - [[山岡徹也]]（第<span class="ltr">34</span>話）
* 校長 - [[近松敏夫]]（第<span class="ltr">34</span>話）
* 春田先生 - 沢柳迪子（第<span class="ltr">34</span>話）
* 刑事 - [[大山豊 (俳優)|大山豊]]（第<span class="ltr">34</span>話）
* 伸夫の同級生A - 市原健一（第<span class="ltr">34</span>話）
* 伸夫の同級生B - [[葺本光秀]]（第<span class="ltr">34</span>話）
* 寺田新一 - 古川聡（第<span class="ltr">35</span>話）
* 警察官 - [[滝雅也]]（第<span class="ltr">35</span>話）
* ニュースレポーター - [[篠原大作]]（第<span class="ltr">35</span>話）
* 刑事 - 町田幸雄（第<span class="ltr">35</span>話）
* 東亜大学教授 - 河合絃司（第<span class="ltr">35</span>話）
* 新一の同級生A - 安藤修弘（第<span class="ltr">35</span>話）
* 新一の同級生B - 野村健児（第<span class="ltr">35</span>話）
* 新一の同級生C - 吉田真司（第<span class="ltr">35</span>話）
* 刑事A - 佐川二郎（第<span class="ltr">36</span>話）
* 刑事B - 木村修（第<span class="ltr">36</span>話）
* 刑事C - 森直樹（第<span class="ltr">36</span>話）
* 杉田源太 - 遠藤公一（第<span class="ltr">36</span>話）
* マンマン探偵団団員A - 山本広美（第<span class="ltr">36</span>話）
* マンマン探偵団団員B - 衛藤金治（第<span class="ltr">36</span>話）
* マンマン探偵団団員C - 我妻光広（第<span class="ltr">36</span>話）
* オカルト研究家・沢井 - [[三谷昇]]（第<span class="ltr">37</span>話）
* 沢井正夫 - 広瀬容一（第<span class="ltr">37</span>話）
* 警官A - 小寺大介（第<span class="ltr">37</span>話）
* 警官B - 千葉茂（第<span class="ltr">37</span>話）
* 芦田博士 - [[福岡正剛]]（第<span class="ltr">38</span>話）
* 芦田の妻 - たうみあきこ（第<span class="ltr">38</span>話）
* 健太の母 - 神部みどり（第<span class="ltr">38</span>話）
* めぐみ - 高橋初実（第<span class="ltr">38</span>話）
* 玉川三平 - 伊藤竜次（第<span class="ltr">38</span>話）
* 健太 - 伊藤康臣（第<span class="ltr">38</span>話）
* 少年探偵団団員A - 桜庭一成（第<span class="ltr">38</span>話）
* 少年探偵団団員B - 出口竜太（第<span class="ltr">38</span>話）
* 少年探偵団団員C - 海老井まゆみ（第<span class="ltr">38</span>話）
* 少年探偵団団員D - 長野由喜子（第<span class="ltr">38</span>話）
* キラー・ネルソン - [[中屋敷哲也|中屋敷鉄也]]（第<span class="ltr">39</span>話）
* ブラックアイアン - [[ウイリー・ドーシー]]（第<span class="ltr">39</span>話）
* 島本刑事 - 高橋利道（第<span class="ltr">39</span>話）
* 小原 - [[木田三千雄]]（第<span class="ltr">40</span>話）
* 小原政樹 - 佐伯貴宏（第<span class="ltr">40</span>話）
* 島崎静香 - 奈津えり子（第<span class="ltr">40</span>話）
* 西村 - 相馬剛三（第<span class="ltr">40</span>話）

=== スーツアクション ===
* スパイダーマン（スーツアクション）{{efn|役名の表記は第<span class="ltr">9</span>話以降。}} - [[古賀弘文]]{{efn|第<span class="ltr">17</span>、<span class="ltr">18</span>話のみ[[崎津隆介|崎津均]]と共同で担当。}}、[[甲斐将馬|甲斐道夫]]{{Sfn|東映HM15|2005|p=54}}

== スタッフ ==
* 原案 - [[八手三郎]]（マーベル・コミック版『スパイダーマン』より）
** ''Spiderman'' © 1978 Marvel Comics Group
* 連載 - [[テレビマガジン]]、[[おともだち]]、[[たのしい幼稚園 (雑誌)|たのしい幼稚園]]、[[テレビランド]]、[[冒険王 (漫画雑誌)|冒険王]]
* 音楽 - [[渡辺宙明]]
** 音楽制作 - あんだんて{{efn|表記は第<span class="ltr">2</span>話まで。}}
** 演奏 - コロムビアパーカッションアンサンブル（[[日本コロムビア|コロムビアレコード]] CQ-7010）{{efn|表記は第<span class="ltr">9</span>話以降。}}
* キャラクターデザイン - [[企画者104]]、久保宗雄{{efn|ノンクレジットで[[SYUFO|板橋しゅうほう]]、増尾隆之（隆幸）、[[米田仁士]]も参加{{R|百化}}。}}
* プロデューサー - [[吉川進]]（東映）、石川博（東京<span class="ltr">12</span>チャンネル）{{efn|name="Tokyo12"}}
* 撮影 - 加藤弘章、高岩震、工藤矩雄、[[いのくままさお]]
* 照明 - 戸塚和夫、大町博信、山本辰雄
* 美術 - 大瀬賢一、安井丸男
* オートバイ協力 - [[スズキ自動車]]
* 録音 - [[秋本彰]]
* 効果 - [[原田サウンド|原田千昭]]
* 技斗 - 金田治、[[山岡淳二|山岡順二]]（[[ジャパンアクションエンタープライズ|ジャパンアクションクラブ]]）
* 特撮 - （株）[[特撮研究所]]
** 撮影 - 高梨昇
** 美術 - 松原裕志
** 効果 - 吉岡健一
** 照明 - 日出明義
** 特撮監督（ノンクレジット） - [[矢島信男]]
* 合成 - [[日本映像クリエイティブ|チャンネル<span class="ltr">16</span>]]
* キャラクター制作 - [[エキスプロダクション]]
* 撮影助手 - 林迪雄、石橋英敏、利根川昇ほか
* 照明助手 - 大森康次、磯野雅宏ほか
* 助監督 - 篠原勇、 [[蓑輪雅夫]]、平山公夫、福島孔道、田尻丈人、倉塚昭彦、大櫛敬介ほか
* 現像 - [[東映化学]]
* 製作 - [[東映]]、（株）[[東映エージエンシー|東映エージェンシー]]、[[テレビ東京|東京<span class="ltr">12</span>チャンネル]]{{efn|name="Tokyo12"}}

マーベル内配信サイトではマーベルの表記が「<span class="ltr">TM</span>＆© 1978 Marvel Characters, Inc. All rights reserved.」に変更されていることもある。

== 主題歌・挿入歌 ==
主題歌はいずれも作詞者の名義が八手三郎になっているが、渡辺宙明の証言によると、オープニングテーマは[[平山亨]]が、エンディングテーマは吉川進が作詞したとのこと{{R|大検証}}。

; オープニングテーマ「駆けろ！スパイダーマン」
: 作詞 - 八手三郎 / 作曲 - 渡辺宙明 / 歌 - [[ヒデ夕樹]]（コロムビアレコード SCS-421）
: 劇中音楽では使用されていないシンセドラムが採用されている。テレビサイズの最後の部分は[[アイキャッチ]]音楽としても使用されている。また、テレビサイズ[[カラオケ]]が[[予告編]]音楽として使用された。
: 曲間に挿入される台詞は、東映からの注文により外国人が起用された<ref>{{Cite book |和書 |author = 腹巻猫&宙明サウンド研究会 |year = 2019 |title = スーパーアニソン作曲家 渡辺宙明大全 |publisher = [[辰巳出版]] |page = 99 |isbn = 978-4-7778-2364-2}}</ref>。渡辺宙明によると、台詞は[[英語]]なのになぜか[[フランス人]]が来たため、なかなか思い通りの発音にならず、録音が難航したという（結局、最終的にも「チェンジ！レオパルドン！」の部分で「チェンジ！'''リ'''オパルドーン！」のような発音となってしまった）<ref>『エキセントリック・サウンド・オブ・スパイダーマン』<span class="ltr">CD</span>版のライナーノーツより。</ref>。
: オープニングではイントロが編集されている。劇場版のみ未編集のものが使われた。
:
; エンディングテーマ「誓いのバラード」
: 作詞 - 八手三郎 / 作曲 - 渡辺宙明 / 歌 - ヒデ夕樹（コロムビアレコード SCS-421）
: 劇中では第<span class="ltr">13</span>話で拓也が亡き父を偲ぶシーンに流れた。
:
; 劇中歌「スパイダーマン・ブギ」（第<span class="ltr">7</span>話）
: 作詞 - 上原正三 / 作曲 - 渡辺宙明 / 歌 - 小林幸太郎＆BB5<ref>『スパイダーマン東映テレビシリーズDVD-BOX ブックレット「スパイダーマン大検証」掲載の第<span class="ltr">7</span>話解説、渡辺宙明インタビューより。</ref>。
;「[[ANAK (息子)]]」（第<span class="ltr">31</span>話）
: 訳詞 - [[なかにし礼]] / 作曲 - [[フレディー・アギラ]] / 歌 - 宮内洋<ref>『スパイダーマン東映テレビシリーズDVD-BOX ブックレット「スパイダーマン大検証」掲載の第<span class="ltr">31</span>話解説より。</ref>。

== 製作 ==
当初は現代にタイムスリップした[[ヤマトタケル]]を主人公とし、スパイダーマンを脇役として登場させる作品を作る予定となっていた{{efn|この時点では、スパイダーマンの設定はマーベル版のものをそのまま使用する予定だった。}}{{R|大検証}}が、最終的にはスパイダーマンを主役に置きつつ、当時の日本人の間で、[[アメリカン・コミックス]]の馴染みが薄かったことを考慮し、視聴者に強烈なインパクトを与えるべく「[[等身大ヒーロー]]が巨大ロボの操縦もする」という要素を投入した{{Sfn|常識|2013|pp=76-77|loc=「どうして巨大ロボが登場するようになったの？」}}{{efn|東映プロデューサーの[[吉川進]]は、東映テレビ部部長の[[渡邊亮徳]]からの要望であったと証言している{{R|20th7905}}。}}。その結果、「コスチュームを除き、原作コミックと無関係と言っても過言ではない」{{efn|2007年の映画版『[[トランスフォーマー (2007年の映画)|トランスフォーマー]]』ノベライズ版の巻末に寄稿された高橋良平による解説による<ref>{{Cite book|和書|title=トランスフォーマー|edition=第<span class="ltr">2</span>刷|date=2007-07-15|publisher=[[早川書房]]|series=[[ハヤカワ文庫]]|language=日本語|isbn=978-4-15-011622-4|author=高橋良平|others=[[アラン・ディーン・フォスター]]・中原尚哉|chapter=More than Meets the Eye（作品解説）|page=405}}</ref>。}}とも評される映像作品となった{{efn|雑誌『宇宙船 YEAR BOOK 2006』では、山城拓也/スパイダーマンが頼りない二枚目半の性格となっているのは、原作を踏襲したものであるとしている{{Sfn|宇宙船YB|2006|p=99}}。}}。[[平山亨]]も企画に関わっている{{R|大検証}}。

当時の玩具デザインを担当していた[[村上克司]]は、スパイダーマンという題材に対して「商売になるのかなぁ」という懸念があり、東映ゼネラルプロデューサーの[[渡邊亮徳]]に助けを求める。「固定観念に囚われずに自由に発想していいから頑張りなさい。温故知新だよ！」との許可と助言を得て、「（スパイダーマンが）宇宙から来たことにしても構いませんか？」と提案した村上は、さらに「（スパイダーマンが）宇宙から来る時に、いかにも蜘蛛男らしい母艦に乗っている。しかもその母艦が、いかにも日本人好みがしそうなロボットに変形する」という提案を出して快諾され{{R|sentaitaizen}}、レオパルドンなどのデザインを担当するに至った。村上はロボットの登場が快諾されたのは、前年の『[[大鉄人<span class="ltr">17</span>]]』がヒットしたからと推測している{{R|20th86}}。

メインライターは全<span class="ltr">41</span>話中、『[[キイハンター]]』、『[[マジンガー<span class="ltr">Z</span>]]』、『[[<span class="ltr">G</span>メン'75]]』などのメインライターで知られる[[高久進]]が劇場版を含む<span class="ltr">16</span>話分を、初期の[[円谷プロダクション]]作品や東映特撮作品などで著名な[[上原正三]]が第<span class="ltr">1</span>話、最終話を含む<span class="ltr">15</span>話分をそれぞれ担当した。特に、上原作品は後の[[宇宙刑事シリーズ]]にも通じる内容であった。敵の怪獣、または怪人に相当するマシーンベムはストーリー上、その登場に全く必然性を感じさせないケースも珍しくなく、マシーンベムやそれに代わる存在が全く登場しない回（第<span class="ltr">12</span>話、第<span class="ltr">27</span>話）すら存在する。敵側の主役ともいうべきアマゾネスは、第<span class="ltr">15</span>話でスパイダーマンに正体を見破られるまでの間は出版社の編集長・吉田冴子としての姿も描かれており（第<span class="ltr">16</span>話を除く）、最終話に至ってはアマゾネスを中心として描かれるストーリー展開となっている{{Sfn|東映HM15|2005|p=60}}。

鉄十字団側のキャラクターデザインを担当した久保宗雄は、[[アメリカン・コミックス]]への造詣が深かったことから起用された{{Sfn|全怪獣怪人 上|1990|p=433}}。久保からの誘いにより、[[京都市立芸術大学]]の同級生であった[[SYUFO|板橋しゅうほう]]なども参加した{{R|百化}}。

東映プロデューサーの[[吉川進]]からの誘いを受けて、後半から参加した監督の[[小林義明]]は本作品が特撮ヒーローものの初担当であり、以降、東映特撮作品で多くの作品を手掛けた{{R|20th81}}。吉川は[[降旗康男]]にも参加を要請したところ、終盤近くの時期になって「いつになったら俺に『スパイダーマン』を監督させてくれるんだ」という、意外な返事が返ってきたこともあった{{R|大検証}}。

== 評価 ==
本作品は巨大ロボットの登場や社会派ドラマなどから人気となり、当時の東京<span class="ltr">12</span>チャンネルでは上位となる平均<span class="ltr">14</span>パーセントの視聴率を獲得した{{R|戦隊大全集}}。翌年、東映はこの路線を発展させて『[[バトルフィーバー<span class="ltr">J</span>]]』を制作し、『秘密戦隊ゴレンジャー』および『ジャッカー電撃隊』では使用されなかった巨大ロボットが[[スーパー戦隊シリーズ]]として定着することとなった{{R|戦隊大全集|sentaitaizen14}}{{efn|当初は本作の後番組として『バトルフィーバー<span class="ltr">J</span>』を放送する予定だったが、放送局がテレビ朝日となり、一方で同年には同局で放送されていた[[長浜ロマンロボシリーズ]]の後継作品であるロボットアニメ『[[未来ロボ ダルタニアス]]』が東京<span class="ltr">12</span>チャンネルで放送され、両局で路線を交換する形となった{{R|戦隊大全集|コン<span class="ltr">V</span>大全}}。}}{{efn|また、村上克司は、レオパルドンが受け入れられた結果、[[宇宙刑事シリーズ]]にもつながっていったのではないかと述べている{{R|奇怪}}。}}。

日本側スタッフの発案によって生まれたレオパルドンは[[超合金 (玩具)|超合金]]をはじめとしたトイフィギュアとして商品展開が行われ、子供向け特撮作品の玩具としては当時史上空前と言われる大ヒット商品となり、番組の商業的な成功をほぼ一手に引き受ける格好にまでなった{{efn|ただし、特撮巨大ロボットとしては前年の『[[大鉄人<span class="ltr">17</span>]]』の方が売上が高い。また、同年のテレビアニメ『[[闘将ダイモス]]』の方も本作品より高い<ref>『トイジャーナル』2003年<span class="ltr">8</span>月号{{要ページ番号|date=2016-04-29}}</ref>。}}。その後のマーベルとの提携で制作された初期のスーパー戦隊シリーズにおける巨大ロボットの登場も本作品の影響があったとされる{{R|戦隊大全集}}。

原作者の[[スタン・リー]]は、原作のスピード感と同じアクションやレオパルドンを好意的に評価した{{Sfn|大下|2014|p=224}}{{efn|後年のインタビュー{{full|date=2019年<span class="ltr">11</span>月}}でも、リーは東映版のスパイダーマンのアクションについて、<span class="ltr">CG</span>技術が発達していない当時においてマーベル側が抱いていたイメージを実現してみせたことを賞賛している。}}。リーは「世界各国でスパイダーマンが製作されているが、その中でも日本版だけは別格だ。レオパルドンは別として…」とのコメントを残している{{R|DVD}}が、レオパルドンに関して「とてもカッコいいロボットだった」ともコメントしている{{Sfn|東映HM15|2005|p=61}}。

また、マーベル・コミックのエージェントだったジーン・ペルクも、当初はレオパルドンの存在に抵抗感を示していたが、<span class="ltr">2</span>、<span class="ltr">3</span>か月後には好意的に評価している{{Sfn|大下|2014|p=224}}。マーベル・コミックのテレビ製作部門であるマーベル・プロダクションズの会長だった[[マーガレット・ローシュ]]は、この東映版『スパイダーマン』を米国ネットワークに売り込もうとしたことがあったという。ローシュは後に全米ネット局『[[Fox Kids|Foxチルドレンズネットワーク]]』の初代社長に着任し、このことが『[[パワーレンジャー]]』の放送のきっかけとなった<ref>『朝日総研リポート』1998年<span class="ltr">10</span>月第134号の「米国に食い込む『戦隊』番組」{{要ページ番号|date=2016-04-29}}</ref>。

== 放送日程 ==
{| class="wikitable" style="text-align: center; font-size:smaller;"
|-
!話数<span class="ltr">!!</span>放送日<span class="ltr">!!</span>サブタイトル<span class="ltr">!!</span>登場マシーンベム<span class="ltr">!!</span>脚本<span class="ltr">!!</span>監督
|-
|第<span class="ltr">1</span>話||'''1978年'''<br />5月<span class="ltr">17</span>日||復讐の時は来たれり！ 撃て鉄十字団!!||暴君竜{{efn|書籍によっては、名称を'''暴君龍'''と表記している{{Sfn|全怪獣怪人 上|1990|p=356}}{{R|宇宙船SP|宇宙船YB06102|F王26618}}。}}（声：[[飯塚昭三]]）||[[上原正三]]||rowspan="2"|[[竹本弘一]]
|-
|第<span class="ltr">2</span>話||5月<span class="ltr">24</span>日||怪奇の世界！ 宿命に生きる男||双頭鬼（声：飯塚昭三）||rowspan="2"|[[高久進]]
|-
|第<span class="ltr">3</span>話||5月<span class="ltr">31</span>日||怪盗001vsくも男||幻妖虫（声：飯塚昭三）||rowspan="2"|[[田口勝彦 (監督)|田口勝彦]]
|-
|第<span class="ltr">4</span>話||6月<span class="ltr">7</span>日||恐怖の半魚人！ 奇蹟を呼ぶ銀の糸||半魚人（声：飯塚昭三）||上原正三
|-
|第<span class="ltr">5</span>話||6月<span class="ltr">14</span>日||激突マシンGP-7! 兄弟の誓い||鳥神獣（声：飯塚昭三）||高久進||rowspan="2"|竹本弘一
|-
|第<span class="ltr">6</span>話||6月<span class="ltr">21</span>日||戦慄の実験室！ 悪魔のモンスター教授||ロバキラー（声：飯塚昭三）||rowspan="2"|上原正三
|-
|第<span class="ltr">7</span>話||6月<span class="ltr">28</span>日||恐ろしきヒット曲！ 歌って踊る殺人ロック||サソラー（声：飯塚昭三）||rowspan="2"|田口勝彦
|-
|第<span class="ltr">8</span>話||7月<span class="ltr">5</span>日||世にも不思議な昔ばなし 呪いの猫塚||怪猫獣（声：[[京田尚子]]）||高久進
|-
|第<span class="ltr">9</span>話||7月<span class="ltr">12</span>日||動くアクセサリーは恋のカブト虫スパイ||カブトン（声：[[丸山詠二]]）||rowspan="2"|上原正三||rowspan="2"|[[佐伯孚治]]
|-
|第<span class="ltr">10</span>話||7月<span class="ltr">19</span>日||炎地獄にへび女の涙を見た||へび女{{efn|書籍『全怪獣怪人 上巻』では、名称を'''ヘビ女'''と表記している{{R|全怪獣357}}。}}（声および素体：鹿沼えり）
|-
|第<span class="ltr">11</span>話||7月<span class="ltr">26</span>日||モンスター教授のウルトラ毒殺||深海王（声：[[依田英助]]）||高久進||rowspan="2"|竹本弘一
|-
|第<span class="ltr">12</span>話||8月<span class="ltr">2</span>日||華麗なる殺人マシーンへの変身||（マシーンベム登場せず）||上原正三
|-
|第<span class="ltr">13</span>話||8月<span class="ltr">9</span>日||ドクロ団対悪魔の霊柩車||暴走獣{{efn|書籍『全怪獣怪人 上巻』では、名称を'''暴走獣カメレオン'''と記載している{{R|全怪獣357}}。}}（声：飯塚昭三／素体：倉地雄平）||高久進||rowspan="2"|平山公夫
|-
|第<span class="ltr">14</span>話||8月<span class="ltr">16</span>日||父に捧げよ 戦えぬ勇者の歌を||コウモリ男（声：飯塚昭三／人間態：谷岡弘規）||上原正三
|-
|第<span class="ltr">15</span>話||8月<span class="ltr">23</span>日||ぼくたちの命の約束||キラー一角獣（声：飯塚昭三）||高久進||rowspan="2"|竹本弘一
|-
|第<span class="ltr">16</span>話||8月<span class="ltr">30</span>日||名犬よ 父のもとへ走れ||ムカデ鉄人（声：飯塚昭三）||上原正三
|-
|第<span class="ltr">17</span>話||9月<span class="ltr">6</span>日||プロレスラー サムソンの涙||岩石男サムソン<br />（声：飯塚昭三／素体：丹古母鬼馬二）||高久進||rowspan="2"|佐伯孚治
|-
|第<span class="ltr">18</span>話||9月<span class="ltr">13</span>日||母の胸に甦る少年||食虫植物（声：飯塚昭三）||[[押川國秋|押川国秋]]
|-
|第<span class="ltr">19</span>話||9月<span class="ltr">20</span>日||まぼろしの少年 地図にない村||カメンガー（声：飯塚昭三）||上原正三||rowspan="3"|竹本弘一
|-
|第<span class="ltr">20</span>話||9月<span class="ltr">27</span>日||謎が謎を呼ぶ私の出生の秘密||原始人（声：飯塚昭三）||[[曽田博久]]
|-
|第<span class="ltr">21</span>話||10月<span class="ltr">4</span>日||大空に散る父の愛||タンクバッファロー（声：飯塚昭三）||rowspan="2"|高久進
|-
|第<span class="ltr">22</span>話||10月<span class="ltr">11</span>日||暗い運命に泣け 父と子||ドクロ怪人（声：[[政宗一成|岡田道郎]]）<br />白衣怪人（声優無し／人間態：竹内靖）||rowspan="2"|佐伯孚治
|-
|第<span class="ltr">23</span>話||10月<span class="ltr">18</span>日||家なき子たちに愛の学園を||魔女猿（声：京田尚子）||曽田博久
|-
|第<span class="ltr">24</span>話||10月<span class="ltr">25</span>日||ゴキブリ少年大戦争||ゴキブリコンビナート（声：[[青森伸]]）||高久進||rowspan="2"|[[田中秀夫]]
|-
|第<span class="ltr">25</span>話||11月<span class="ltr">1</span>日||秘宝と犬と複成人間||ガニ魔（声：青森伸）||[[松下幹夫]]
|-
|第<span class="ltr">26</span>話||11月<span class="ltr">8</span>日||絶対ピンチのにせものヒーロー||噴火獣（声：飯塚昭三）||押川国秋||rowspan="2"|竹本弘一
|-
|第<span class="ltr">27</span>話||11月<span class="ltr">15</span>日||さらば戦友 愛しのセパード||（マシーンベム登場せず）||高久進
|-
|第<span class="ltr">28</span>話||11月<span class="ltr">22</span>日||駅前横町の少年探偵団||マグニナマズ（声：飯塚昭三）||松下幹夫||rowspan="2"|[[小林義明]]
|-
|第<span class="ltr">29</span>話||11月<span class="ltr">29</span>日||急げGP-7 時間よ止まれ||爆弾オオカミ（声：飯塚昭三）||上原正三
|-
|第<span class="ltr">30</span>話||12月<span class="ltr">6</span>日||ガンバレ美人おまわりさん||アンコウパト（声：飯塚昭三／人間態：[[益田てつ|益田哲夫]]）||曽田博久||佐伯孚治
|-
|第<span class="ltr">31</span>話||12月<span class="ltr">13</span>日||明日なき子連れ刑事||キノコンガー（声：飯塚昭三）||上原正三||竹本弘一
|-
|第<span class="ltr">32</span>話||12月<span class="ltr">20</span>日||甘くささやく妖女||電気ミミズ（声：飯塚昭三）||松下幹夫||佐伯孚治
|-
|第<span class="ltr">33</span>話||12月<span class="ltr">27</span>日||男の子をイビる野性の凄い少女||火焔ギツネ{{efn|書籍によっては、名称を'''火炎ギツネ'''と表記している{{Sfn|全怪獣怪人 上|1990|p=359}}{{Sfn|宇宙船YB|2006|p=103}}{{R|F王26618}}。}}（声：飯塚昭三）||高久進||rowspan="2"|竹本弘一
|-
|第<span class="ltr">34</span>話||'''1979年'''<br />1月<span class="ltr">10</span>日||びっくりカメラ殺人事件||スクラップマン（声：飯塚昭三）||曽田博久
|-
|第<span class="ltr">35</span>話||1月<span class="ltr">17</span>日||秘境アマゾンから来たミイラ美女||タイガーポンプ（声：飯塚昭三）||高久進||rowspan="2"|小林義明
|-
|第<span class="ltr">36</span>話||1月<span class="ltr">31</span>日||たまねぎ鉄仮面と少年探偵団||鉄面ミラクル（声：飯塚昭三）<br />ドクターミラクル（演：[[ミッチー・ラブ]]）<br />ミラクルゴリラ（声：飯塚昭三）||上原正三
|-
|第<span class="ltr">37</span>話||2月<span class="ltr">7</span>日||地獄からの密使 えん魔大王||えん魔大王（声：飯塚昭三）<br />再生マシーンベム軍団{{efn|キノコンガー・スクラップマン・火炎ギツネ・タイガーポンプ。}}||高久進||rowspan="2"|佐伯孚治
|-
|第<span class="ltr">38</span>話||2月<span class="ltr">14</span>日||ブリキの一番星と少年探偵団||ムシバワニ→イレバワニ（声：飯塚昭三）||曽田博久
|-
|第<span class="ltr">39</span>話||2月<span class="ltr">21</span>日||格闘技世界一大会||大力士ファイター（演：原田力）<br />大鳥人ファイター（演：小池三四郎）||上原正三||rowspan="3"|小林義明
|-
|第<span class="ltr">40</span>話||3月<span class="ltr">7</span>日||さらばゼロ戦の謎||空爆エイ||松下幹夫
|-
|第<span class="ltr">41</span>話||3月<span class="ltr">14</span>日||輝け熱血の勇者||ビッグモンスター（演：安藤三男）||上原正三
|}

* 第<span class="ltr">21</span>話 - 第<span class="ltr">33</span>話は放送時間を<span class="ltr">2</span>分短縮
* 1979年<span class="ltr">1</span>月<span class="ltr">24</span>日は第<span class="ltr">15</span>話の再放送
* 1979年<span class="ltr">2</span>月<span class="ltr">28</span>日は第<span class="ltr">16</span>話の再放送

== その他のメディア ==

=== 劇場版 ===
{{See|スパイダーマン (1978年の映画)}}
* 劇場版「スパイダーマン」（1978年<span class="ltr">7</span>月<span class="ltr">22</span>日公開[[東映まんがまつり]]）
** 登場マシーンベム：海魔王（声：飯塚昭三）
** 脚本：高久進
** 監督：竹本弘一

=== コミカライズ ===
* テレビマガジン 1978年<span class="ltr">8</span>月号 - 1979年 [[津原義明]]
* テレビランド 1978年<span class="ltr">6</span>月号 - 1979年<span class="ltr">3</span>月号 [[斉藤栄一]]
* 冒険王 1978年<span class="ltr">6</span>月号、<span class="ltr">7</span>月号付録、<span class="ltr">8</span>月号、<span class="ltr">9</span>月号付録 - 1979年<span class="ltr">4</span>月号付録 [[すがやみつる]]
* たのしい幼稚園 1978年<span class="ltr">11</span>月号 [[森藤よしひろ]]

== その後の商品化・ネット配信など ==
映像ソフトの発売は1980年代末期にビデオソフトが<span class="ltr">1</span>巻（第<span class="ltr">1</span>話・<span class="ltr">31</span>話・劇場版を収録）のみ発売された以降は長い間行われず、サウンドトラック・アルバムも<span class="ltr">CD</span>化の際にジャケットが差し替えられた。公式の出版物でも、[[1995年]]発行の「超人画報」（[[竹書房]]）を最後に長らくスパイダーマンの写真は掲載されなくなった。

[[2004年]]にDVD-BOXの発売が発表されたが<ref>[https://av.watch.impress.co.jp/docs/20040628/toeiv.htm 東映ビデオ、日本の実写版「スパイダーマン」をDVD-BOX化－全<span class="ltr">41</span>話を収録した<span class="ltr">8</span>枚組みで、2005年春に発売]、AV Watch、2004年<span class="ltr">6</span>月<span class="ltr">28</span>日。</ref>、「諸般の事情」により一時無期延期状態になった<ref>[https://av.watch.impress.co.jp/docs/20041129/toeiv.htm 東映ビデオ、日本の実写版「スパイダーマン」DVD-BOXを延期－「諸般の事情」により、新発売日は未定]、AV Watch、2004年<span class="ltr">11</span>月<span class="ltr">29</span>日。</ref>。最終的に[[2005年]][[<span class="ltr">12</span>月<span class="ltr">9</span>日]]に発売され<ref>[https://av.watch.impress.co.jp/docs/20050808/toeiv.htm 東映ビデオ、日本版「スパイダーマン」DVD-BOXの発売日決定－オール特撮の<span class="ltr">TV</span>ドラマ版。幻の劇場版も収録]、AV Watch、2005年<span class="ltr">8</span>月<span class="ltr">8</span>日。</ref>、それに合わせた雑誌の特集記事でもスパイダーマンの写真が使用された{{Sfn|宇宙船YB|2006}}。ただし、東映はDVD-BOXの発売を「最初で最後」と公言しており、これ以降は本作品の映像を収録したソフトは発売されていない。

[[2006年]]8月には[[バンダイ]]から超合金魂GX-33「レオパルドン&スパイダーマン」が発売され、ソフビ魂「スパイダーマン」、ポピニカ「スパイダーマシンGP-7」が同梱されている<ref>[https://tamashiiweb.com/item/609/ 超合金魂GX-33 レオパルドン&スパイダーマン]、魂ウェブ - 2021年<span class="ltr">2</span>月<span class="ltr">18</span>日。</ref>。

[[2009年]]3月からはマーベル公式サイトで無料配信が開始された。日本語音声に英語字幕を付加する形で配信され、毎週木曜日に新作エピソードが追加されている<ref>[https://www.itmedia.co.jp/news/articles/0903/11/news050.html 東映版「スパイダーマン」無料配信　米Marvelのサイトで]、ITmedia、2009年<span class="ltr">3</span>月<span class="ltr">11</span>日。</ref>（現在は中止）。

掲載誌だった「テレビマガジン」の[[2011年]]11・<span class="ltr">12</span>月号ふろくの「テレマガ<span class="ltr">40</span>周年記念DVD」にスパイダーマンが仮面ライダーV3とともにメインを貼った1978年<span class="ltr">12</span>月号の表紙がそのまま紹介された。

[[BANDAI SPIRITS]]とバンダイは[[2020年]]5月より、超合金魂 GX-33R「レオパルドン&マーベラー召喚セット」、S.H.Figuarts「スパイダーマン（『スパイダーマン』東映<span class="ltr">TV</span>シリーズ）」、スーパーミニプラ「スパイダーマン レオパルドン」、アパレル商品などを順次発売することを発表した。発売は、 超合金魂とS.H.FiguartsがBANDAI SPIRITS、それ以外の製品はバンダイがそれぞれ担当する<ref>[https://www.bandainamco.co.jp/cgi-bin/releases/index.cgi/press/9735?entry_id=6795 1978 年に放送された日本の特撮<span class="ltr">TV</span>ドラマシリーズ『スパイダーマン』東映<span class="ltr">TV</span>シリーズから超合金やアクションフィギュア、玩具菓子、アパレル、カプセルトイなど2020 年<span class="ltr">5</span>月より順次発売<span class="ltr">!</span>]BANDAI SPIRITS、バンダイ 2020年<span class="ltr">3</span>月<span class="ltr">23</span>日</ref>。

2020年<span class="ltr">11</span>月<span class="ltr">20</span>日、アメリカの[[Disney+]]（[[定額制動画配信サービス]]）{{efn|マーベルは2009年に[[ウォルト・ディズニー・カンパニー]]の傘下企業になっている<ref>{{Cite web|和書|title=ディズニー 米国最大のコミックス会社マーベル買収発表|url=https://animeanime.jp/article/2009/09/01/5243.html|website=アニメ！アニメ！|accessdate=2020-11-27|publisher=|date=2009-09-01}}</ref>。}}の[[ドキュメンタリー|ドキュメンタリー番組]]『マーベル616』において、「'''ジャパニーズ・スパイダーマン'''」とのタイトルで東映版スパイダーマンに関する特集が配信された<ref>{{Cite web|和書|title=東映版スパイダーマン、「Disney＋」マーベルのドキュメンタリー番組で大々的に取り上げられる|url=https://theriver.jp/marvel-616-supaida-man/|website=THE RIVER|date=2020-09-30|accessdate=2020-11-27|publisher=}}</ref>。同特集は日本ではタイトルを「'''日本版スパイダーマン'''」として同月<span class="ltr">27</span>日に配信した<ref>{{Cite web|和書|url=https://twitter.com/DisneyPlusJP/status/1332159738168049667|title=ディズニープラス公式@DisneyPlusJPのツイート|accessdate=2020-11-27|publisher=|date=2020-11-27|website=Twitter}}</ref>。

[[2021年]]5月<span class="ltr">15</span>日、フジテレビ『[[超逆境クイズバトル!!99人の壁]]』のMARVELクイズにて、「この人が演じたMARVELヒーローは誰？」という問題で現在の香山浩介の顔写真と共に当時の映像が放送された。

== その他 ==
{{雑多な内容の箇条書き|date=2012年<span class="ltr">7</span>月|section=1}}
* 主演の藤堂新二は、第<span class="ltr">1</span>話で初めてスパイダーマンに変身するシーンをはじめ数回スーツアクターを兼任している。また、レオパルドンのコクピット内のスパイダーマンはすべて藤堂が扮している{{Sfn|東映HM15|2005|pp=54 ‐ 55}}。
* アマゾネスの衣装は、当初予定されていた<span class="ltr">26</span>回の放送予定が延長となり、「変更しよう」という意見が出たことから変更された。しかし、演じた賀川雪絵はじめスタッフからも不評のため、初期の衣装に戻された{{Sfn|東映HM15|2005|p=77}}。
* 第<span class="ltr">2</span>話での列車脱線事故現場の映像は、同年<span class="ltr">2</span>月<span class="ltr">28</span>日に起きた[[日本の鉄道事故 (1950年から1999年)#営団地下鉄東西線列車横転事故|営団地下鉄東西線列車横転事故]]の事故映像が流用されている。

== 関連作品 ==
; [[バトルフィーバー<span class="ltr">J</span>]]
: 上記のように、本作品の後に[[マーベル・コミック]]との提携で作られた作品。「等身大ヒーローが巨大ロボットを操縦する」という設定も継承され、以降の[[スーパー戦隊シリーズ]]に欠かせない要素となった。また、スタッフの多くは本作品から引き続き参加しており{{R|20th7905}}、本作品に出演した俳優たちもゲスト出演している。逆に本作品にゲスト出演した[[谷岡弘規]]などもレギュラー出演しており、その一人である[[倉知成満]]（倉地雄平）は、オーディションではなく直接オファーされたことから、吉川が本作品の出演者から選んだのではないかと推測している{{R|20th7920}}。
; [[スパイダーバース]]
: 2014年から2015年にかけてマーベルコミックスで展開された、[[パラレルワールド]]のスパイダーマンたちを抹殺する敵との戦いを描いた物語。本作品のスパイダーマンもスパイダーアーミーに参加したほか、レオパルドンも登場し、コズミックパワーを得たソーラスから友軍を逃すために奮闘する。ソードビッカーを警戒したソーラスによってコズミックパワーと引き換えに破壊される<ref>{{Cite book |洋書 |date=2015-01-07 |title=Amazing Spider-Man Vol 3 #12 |publisher=[[マーベル・コミック|マーベル・コミックス]]}}</ref>が、レディスパイダーとスパイダーマン2099によって修復・強化され{{efn|この時、レディスパイダーと敵対する悪人軍団「六凶傑」に襲撃されるが、隠れたレディスパイダーをいぶり出そうとエレクトロがレオパルドンの頭部に電撃を浴びせたことによって電子頭脳が再起動し、アームロケットとロケット噴射によって飛ぶ脚でエレクトロとバルチャーをそれぞれ撃退した。}}<ref>{{Cite book |洋書 |date=2015-01-28 |title=Spider-Man 2099 Vol 2 #8 |publisher=マーベル・コミックス}}</ref>、最終決戦に参戦して勝利した。また、日本の漫画作品『[[スパイダーマン<span class="ltr">J</span>]]』のスパイダーマンとも共演している。なお、マーベルの{{仮リンク|マルチバース (マーベル・コミック)|label=マルチバース（多元宇宙）|en|Multiverse (Marvel Comics)}}では、本作品の舞台はアース-51778と設定されている<ref>{{Cite book |和書 |author = |year = 2016 |title = スパイダーバース |publisher = [[ヴィレッジブックス]] |page = 84 |isbn = 978-4-86491-281-5}}</ref>。
; [[ゲームウォーズ]]
: 様々なフィクション作品が登場するクロスオーバー小説。主人公の搭乗ロボットとしてレオパルドンが登場する。同作品の映画版『[[レディ・プレイヤー<span class="ltr">1</span>]]』には登場しない。

== 放送局 ==
=== 本放送 ===
* 同時ネット局
** なし
* 遅れネット局
** [[北海道文化放送]]：金曜日<span class="ltr">17</span>時<span class="ltr">00</span>分 - 17時<span class="ltr">30</span>分<ref>『[[北海道新聞]]』（縮刷版） 1979年（昭和<span class="ltr">54</span>年）<span class="ltr">3</span>月、テレビ欄。</ref>
** [[東北放送]]：土曜日<span class="ltr">16</span>時<span class="ltr">30</span>分 - 17時<span class="ltr">00</span>分
** [[秋田テレビ]]：月曜日<span class="ltr">17</span>時<span class="ltr">00</span>分 - 17時<span class="ltr">30</span>分<ref>秋田魁新報 1978年<span class="ltr">12</span>月<span class="ltr">25</span>日（初回放送日）～1979年<span class="ltr">10</span>月<span class="ltr">29</span>日付、朝刊テレビ欄</ref>
** [[新潟放送]]：水曜日<span class="ltr">17</span>時<span class="ltr">00</span>分 - 17時<span class="ltr">30</span>分<ref name="kitanippon">北日本新聞 1978年<span class="ltr">6</span>月<span class="ltr">14</span>日付朝刊テレビ欄より</ref>
** [[信越放送]]：月曜日<span class="ltr">17</span>時<span class="ltr">00</span>分 - 17時<span class="ltr">30</span>分 (1978年<span class="ltr">5</span>月<span class="ltr">29</span>日～1979年<span class="ltr">3</span>月<span class="ltr">12</span>日<ref> 1978年<span class="ltr">5</span>月<span class="ltr">29</span>日、1979年<span class="ltr">3</span>月<span class="ltr">12</span>日 信濃毎日新聞 テレビ欄</ref>)
** [[北陸放送]]：月曜日<span class="ltr">17</span>時<span class="ltr">00</span>分 - 17時<span class="ltr">30</span>分<ref name="kitanippon" />
** [[静岡放送]]：木曜日<span class="ltr">17</span>時<span class="ltr">30</span>分 - 18時<span class="ltr">00</span>分
** [[CBCテレビ|中部日本放送]]：木曜日<span class="ltr">17</span>時<span class="ltr">25</span>分 - 17時<span class="ltr">55</span>分
** [[関西テレビ放送]]：土曜日<span class="ltr">8</span>時<span class="ltr">30</span>分 - 9時<span class="ltr">00</span>分{{efn|東映版が放送される前（1975年ごろ）には[[スパイダーマン (1967年のテレビアニメ)|アニメ版]]が放送されたことがある。}}
** [[RSKテレビ|山陽放送]]：金曜日<span class="ltr">17</span>時<span class="ltr">30</span>分 - 18時<span class="ltr">00</span>分
** [[中国放送]]：金曜日<span class="ltr">17</span>時<span class="ltr">15</span>分 - 18時<span class="ltr">00</span>分 {{efn|[[スパイダーマン (1967年のテレビアニメ)|アニメ版]]とのセット放送。}}
** [[テレビ西日本]]：土曜日<span class="ltr">18</span>時<span class="ltr">00</span>分 - 18時<span class="ltr">30</span>分
** [[瀬戸内海放送]]

== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}

=== 注釈 ===
{{Notelist}}

=== 出典 ===
{{Reflist
|refs=
<ref name="大検証">『スパイダーマン』 東映テレビシリーズDVD-BOX付録冊子「スパイダーマン大検証」より。</ref>
<ref name="DVD">下記[[#外部リンク|外部リンク]]内のDVD-BOX特集サイトを参照</ref>
<ref name="戦隊大全集">{{Cite book|和書|date=1988-04-25|title=スーパー戦隊大全集|publisher=[[講談社]]|pages=162-163|chapter=新シリーズの開発 [[バトルフィーバー<span class="ltr">J</span>]]|isbn=4-06-178408-0}}</ref>
<ref name="全怪獣357">{{Harvnb|全怪獣怪人 上|1990|p=357}}</ref>
<ref name="画報">{{Cite book|和書|editor=竹書房/イオン|date=1995-11-30|title=超人画報 国産架空ヒーロー<span class="ltr">40</span>年の歩み|publisher=[[竹書房]]|page=147|isbn=4-88475-874-9}}</ref>
<ref name="宇宙船SP">{{Cite book|和書 |others = 監修 金田益実|date = 1998-05-30|title = [[宇宙船 (雑誌)|宇宙船]]SPECIAL ’70年代特撮ヒーロー全集 |publisher = [[朝日ソノラマ]] |page=232 |isbn = 4-257-03533-1 }}</ref>
<ref name="sentaitaizen14">{{Harvnb|東映スーパー戦隊大全|2003|pp=14-16|loc=「[[バトルフィーバー<span class="ltr">J</span>]]作品概要」}}</ref>
<ref name="sentaitaizen">{{Harvnb|東映スーパー戦隊大全|2003|pp=88-89|loc=「[[村上克司]]スペシャルインタビュー」}}</ref>
<ref name="コン<span class="ltr">V</span>大全">{{Cite book |和書|date=2003-07-15|editor=岩佐陽一|editor-link=岩佐陽一|title=[[超電磁ロボ コン・バトラーV|コン・バトラー<span class="ltr">V</span>]] [[超電磁マシーン ボルテスV|ボルテス<span class="ltr">V</span>]] [[闘将ダイモス|ダイモス]] [[未来ロボ ダルタニアス|ダルタニアス]]大全|publisher=[[双葉社]]|pages=156-157|chapter=解説 未来ロボ ダルタニアス|isbn=4-575-29575-2}}</ref>
<ref name="百化">{{Cite book|和書|date=2011-12-15|title=東映スーパー戦隊シリーズ<span class="ltr">35</span>作品記念公式図録 百化繚乱 [上之巻] 戦隊怪人デザイン大鑑 1975-1995|publisher=グライドメディア|page=91|chapter=DESIGNER'S INTERVIEW03 板橋しゅうほう|isbn=978-4813021636}}</ref>
<ref name="奇怪">{{Cite book|和書|date=2017-09-30|title=メタルヒーロー怪人デザイン大鑑 奇怪千蛮|publisher=[[ホビージャパン]]|page=189|chapter=DESIGNER INTERVIEW_06 村上克司|isbn=978-4-7986-1540-0}}</ref>
<ref name="21st11">{{Cite book|和書|date=2017-04-10|title=スーパー戦隊 Official Mook 21世紀|volume=vol.11|volume-title=[[海賊戦隊ゴーカイジャー]]|publisher=[[講談社]]|series=講談社シリーズMOOK||page=33|chapter=スーパー戦隊制作の裏舞台 [[前澤範]]|isbn=978-4-06-509522-5}}</ref>
<ref name="20th7905">{{Harvnb|20th 1979|2019|p=5|loc=「INTERVIEW バトルフィーバー<span class="ltr">J</span>の真実 吉川進」}}</ref>
<ref name="20th7920">{{Harvnb|20th 1979|2019|pp=20-21|loc=「SPECIAL INTERVIEW'79 倉知成満」}}</ref>
<ref name="20th81">{{Cite book|和書|date=2018-08-25|title=スーパー戦隊 Official Mook 20世紀|volume-title=1981 [[太陽戦隊サンバルカン]]|publisher=[[講談社]]|series=講談社シリーズMOOK|page=33|chapter=スーパー戦隊制作の裏舞台 [[小林義明]]|isbn=978-4-06-509606-2}}</ref>
<ref name="20th86">{{Cite book|和書|date=2019-05-24|title=スーパー戦隊 Official Mook 20世紀|volume-title=1986 [[超新星フラッシュマン]]|publisher=[[講談社]]|series=講談社シリーズMOOK|pages=32-33|chapter=スーパー戦隊制作の裏舞台のウラ 特別対談 [[村上克司]]×本郷武一|isbn=978-4-06-513714-7}}</ref>
<ref name="宇宙船YB06100">{{Harvnb|宇宙船YB|2006|p=100}}</ref>
<ref name="宇宙船YB06102">{{Harvnb|宇宙船YB|2006|p=102}}</ref>
<ref name="F王2666">{{Harvnb|フィギュア王266|2020|pp=6-7|loc=「特集スパイダーマン東映<span class="ltr">TV</span>シリーズ」}}</ref>
<ref name="F王26612">{{Harvnb|フィギュア王266|2020|pp=12-17|loc=「スパイダーマン登場キャラクター紹介」}}</ref>
<ref name="F王26618">{{Harvnb|フィギュア王266|2020|pp=18-29|loc=「マシーンベム&鉄十字団怪人 オール図鑑」}}</ref>
<ref name="F王26644">{{Harvnb|フィギュア王266|2020|pp=44-45|loc=「スパイダーマン東映<span class="ltr">TV</span>シリーズのキーマン(<span class="ltr">2</span>) 村上克司インタビュー」}}</ref>
<ref name="F王26646">{{Harvnb|フィギュア王266|2020|pp=46-47|loc=「メインメカデザインワークス」}}</ref>
<ref name="F王26655">{{Harvnb|フィギュア王266|2020|p=55|loc=「山城拓也からのメッセージ 藤堂新二インタビュー」}}</ref>
<!-- <ref name="mycomi">{{Cite web|author=糸井一臣|date=2010-04-22|url=https://news.mynavi.jp/article/20100422-heroman/2|title=アメリカにも通じる「わかりやすさ」を目指して - 大和屋暁氏が語る<span class="ltr">TV</span>アニメ『HEROMAN』|publisher=[[マイコミジャーナル]]|language=日本語|accessdate=2010-04-23|quote=『日本でやったスパイダーマンのあのロボットはカッコいいぞ』}}</ref> --> 
}}

=== 出典（リンク） ===
{{Reflist|group="出典"|2}}

== 参考文献 ==
* {{Cite book|和書|date = 1990-03-24|title = [[全怪獣怪人]]|publisher = [[勁文社]]|volume = 上巻|isbn = 4-7669-0962-3|ref={{SfnRef|全怪獣怪人 上|1990}}}}
* {{Cite book |和書|year=2003|title=東映スーパー戦隊大全 バトルフィーバー<span class="ltr">J</span>・デンジマン・サンバルカンの世界|publisher=[[双葉社]]|isbn=4-575-29520-5|ref = {{SfnRef|東映スーパー戦隊大全|2003}}}}
* {{Cite book |和書|date=2003-03-20|title=全怪獣怪人大事典（上巻）|publisher=[[英知出版]]|isbn=4-7542-2016-1|ref = {{SfnRef|大事典 上|2003}}}}
* {{Cite journal |和書 |date=2005-12-10 |journal=東映ヒーローMAX |volume=VOL. 15 |publisher=[[辰巳出版]] |isbn=978-4777802111 |ref={{SfnRef|東映HM15|2005}} }}
* {{Cite book|和書 |date = 2006-04-20 |title = [[宇宙船 (雑誌)|宇宙船]]YEAR BOOK 2006 |series = ソノラマMOOK |publisher = [[朝日ソノラマ]] |pages=98-105 |chapter=特別企画 宇宙船Archives スパイダーマン東映<span class="ltr">TV</span>シリーズ |isbn = 4-257-13086-5 |ref={{SfnRef|宇宙船YB|2006}} }}
* {{Cite book|和書|date=2013-04-28|title=スーパー戦隊の常識 キョウリュウジャー & レジェンド戦隊篇|publisher=双葉社|isbn=978-4-575-30525-8|ref={{SfnRef|常識|2013}}}}
* {{Cite book|和書|author=大下英治|authorlink=大下英治|date=2014|title=仮面ライダーから牙狼へ 渡邊亮徳・日本のキャラクタービジネスを築き上げた男|publisher=[[竹書房]]|isbn=978-4-8124-8997-0|ref={{SfnRef|大下|2014}}}}
* {{Cite book|和書|date=2019-01-10|title=スーパー戦隊 Official Mook 20世紀|volume-title=1979 バトルフィーバーJ|publisher=[[講談社]]|series=講談社シリーズMOOK|isbn=978-4-06-513705-5|ref={{SfnRef|20th 1979|2019}}}}
* {{Cite journal|和書|date=2020-04-30<!--奥付表記-->|journal=フィギュア王|volume=No.266|publisher=ワールドフォトプレス|isbn=978-4-8465-3221-5|ref={{SfnRef|フィギュア王266|2020}}}}

== 外部リンク ==
* [https://www.toei-video.co.jp/special/spiderman/ DVD スパイダーマン スパイダーマン 東映<span class="ltr">TV</span>シリーズ DVD-BOX 特集 | 東映ビデオ株式会社]
* [https://www.marvel.com/tv/show/128/japanese_spiderman Japanese Spider-Man Movie Hub at Marvel.com]{{en icon}}

{{前後番組
|放送局=[[テレビ東京|東京<span class="ltr">12</span>チャンネル]]
|放送枠=[[水曜日]]19:30-20:00
|番組名=スパイダーマン<br />（1978年<span class="ltr">5</span>月<span class="ltr">17</span>日 - 1979年<span class="ltr">3</span>月<span class="ltr">14</span>日）
|前番組=[[まんがふるさと昔話]]（再放送）
|次番組=[[未来ロボ ダルタニアス]]<br />（1979年<span class="ltr">3</span>月<span class="ltr">21</span>日 - 1980年<span class="ltr">3</span>月<span class="ltr">5</span>日）
}}

{{スパイダーマン}}
{{Marvel Comics films}}
{{スーパー戦隊シリーズ}}

{{デフォルトソート:すはいたあまん}}

[[Category:スパイダーマン|とうえい]]
[[Category:マーベル・コミックのテレビドラマ]]
[[Category:マーベル・コミックと東映の作品]]
[[Category:スパイダーマンの映画作品]]
[[Category:東映特撮作品]]
[[Category:テレビ東京の特撮番組]]
[[Category:1970年代の特撮作品]]
[[Category:1978年のテレビドラマ]]
[[Category:1978年の映画]]
[[Category:上原正三脚本のテレビドラマ]]
[[Category:高久進脚本のテレビドラマ]]
[[Category:曽田博久脚本のテレビドラマ]]
[[Category:日本の<span class="ltr">SF</span>テレビドラマ]]
[[Category:巨大ロボットを題材としたテレビドラマ]]
[[Category:地球外生命体を題材としたテレビドラマ]]
[[Category:復讐を題材としたテレビドラマ]]
[[Category:インターネット・ミーム]]
[[Category:映画とテレビに関するミーム]]