ミンク・ホロウの世捨て人
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『ミンク・ホロウの世捨て人』 | ||||
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トッド・ラングレン の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | ニューヨーク州 ユートピア・サウンド・スタジオ | |||
ジャンル | ポップ・ロック、パワー・ポップ | |||
時間 | ||||
レーベル | ベアズヴィル・レコード | |||
プロデュース | トッド・ラングレン | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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トッド・ラングレン アルバム 年表 | ||||
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﹃ミンク・ホロウの世捨て人﹄︵原題‥Hermit of Mink Hollow︶は、アメリカ合衆国のミュージシャン、トッド・ラングレンが1978年に発表した、ソロ名義では8作目のスタジオ・アルバム。
背景[編集]
前作﹃誓いの明日﹄︵1976年︶から本作をレコーディングするまでの間、ラングレンはユートピア名義のアルバム﹃太陽神﹄︵1977年︶と﹃悪夢の惑星﹄︵1977年︶をリリースし、また、ミートローフのアルバム﹃地獄のロック・ライダー﹄︵1977年︶をプロデュースした。 本作では、共同エンジニアとしてマイク・ヤングが参加しているのを除けば、ラングレンがプロデュース、ボーカル、演奏、編曲のすべてを単独で担当している[3]。オリジナルLPでは、A面が﹁The Easy Side﹂、B面が﹁The Difficult Side﹂と記載されていた[4]。反響・評価[編集]
アメリカのBillboard 200では36位に達し、ラングレンのソロ・アルバムとしては﹃サムシング/エニシング? (ハロー・イッツ・ミー)﹄︵1972年︶が1974年に全米29位を記録して以来の全米トップ40入りを果たした[1]。また、本作からのシングル﹁友達でいさせて﹂はBillboard Hot 100で29位に達した[1]。 音楽評論家のStephen Thomas Erlewineはオールミュージックにおいて﹁疑いなく彼が作った最もエモーショナルなレコード﹂と評している[5]。収録曲[編集]
全曲ともトッド・ラングレン作。 (一)子供たちの歌 - "All the Children Sing" – 3:10 (二)友達でいさせて - "Can We Still Be Friends" – 3:36 (三)傷ついた心 - "Hurting for You" – 3:22 (四)夢の彼方に - "Too Far Gone" – 2:39 (五)擬声 - "Onomatopoeia" – 1:35 (六)決意 - "Determination" – 3:12 (七)ブレッド - "Bread" – 2:50 (八)バッグ・レディ - "Bag Lady" – 3:15 (九)うそつき - "You Cried Wolf" – 2:31 (十)ラッキー・ガイ - "Lucky Guy" – 2:07 (11)アウト・オブ・コントロール - "Out of Control" – 3:57 (12)フェイド・アウェイ - "Fade Away" – 3:08他メディアでの使用例[編集]
﹁友達でいさせて﹂は、アメリカ映画﹃ジム・キャリーはMr.ダマー﹄︵1994年公開︶[6]及びアメリカ映画﹃バニラ・スカイ﹄︵2001年公開︶[7]のサウンドトラックで使用された。脚注[編集]
- ^ a b c Todd Rundgren - Awards : AllMusic
- ^ TODD RUNDGREN | Artist | Official Charts - 「Albums」をクリックすれば表示される - 2015年2月22日閲覧
- ^ Hermit of Mink Hollow - Todd Rundgren : Credits : AllMusic
- ^ 日本盤CD(VICP-60264)ライナーノーツ(荒田光一)
- ^ Hermit of Mink Hollow - Todd Rundgren : AllMusic - Review by Stephen Thomas Erlewine
- ^ Dumb & Dumber (1994) - Soundtracks - IMDb
- ^ Vanilla Sky (2001) - Soundtracks - IMDb