「メガドライブ ミニ」の版間の差分
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|名称 = メガドライブ ミニ<br />SEGA Genesis Mini ([[北アメリカ|NA]])<br />SEGA Mega Drive Mini ([[ヨーロッパ|EU]]) |
|名称 = メガドライブ ミニ<br />SEGA Genesis Mini ([[北アメリカ|NA]])<br />SEGA Mega Drive Mini ([[ヨーロッパ|EU]]) |
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|画像 = [[File:Sega Mega Drive and Genesis.jpg|280px]] |
|画像 = [[File:Sega Mega Drive and Genesis.jpg|280px]] |
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|画像コメント = 本機外観の |
|画像コメント = 本機外観の元となったゲーム機・メガドライブ(上)とGenesis(下) |
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|メーカー = [[セガゲームス]] |
|メーカー = [[セガゲームス]] |
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|種別 = 復刻系[[ゲーム機|据置型ゲーム機]] |
|種別 = 復刻系[[ゲーム機|据置型ゲーム機]] |
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|世代 = |
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|発売日 = {{Flagicon|JPN}} 2019年[[9月19日]]<br />{{Flagicon|USA}} 同上<br />{{Flagicon|EU}} 2019年[[10月4日]] |
|発売日 = {{Flagicon|JPN}} 2019年[[9月19日]]<br />{{Flagicon|USA}} 同上<br />{{Flagicon|EU}} 2019年[[10月4日]] |
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|メディア = [[プリインストール]] |
|メディア = [[プリインストール]] |
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|前世代ハード = |
|前世代ハード = |
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|次世代ハード = |
|次世代ハード = |
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|SoC=瑞起 SoC Z7213<ref>[https://www.zuiki.co.jp/solution-results/megadrive-mini/ “瑞起 SoC Z7213” が株式会社セガゲームス様のメガドライブミニに搭載]</ref>}} |
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'''メガドライブ ミニ'''は、[[1980年代]]から[[1990年代]]にかけて発売された[[家庭用ゲーム機]] |
'''メガドライブ ミニ'''は、[[1980年代]]から[[1990年代]]にかけてセガ・エンタープライゼスから発売された[[家庭用ゲーム機]]である[[メガドライブ]]の復刻版。セガゲームス(以下[[セガ]])が[[2019年]][[9月19日]]に発売した。 |
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セガとしては2001年の[[ドリームキャスト]]の生産停止以来18年ぶり、セガグループ全体としては[[2004年]]から[[2005年]]にかけて[[セガトイズ]]から、本機と同様にメガドライブ用ゲーム数作がプリインストールされ、合計3バージョン発売された[[メガドライブ プレイTV]]以来の家庭用ゲーム機である。 |
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日本国外でも各市場向けの仕様でリリースされ、[[北アメリカ|北米]]市場ほか[[アジア]]圏においては日本と同日に、[[ヨーロッパ|欧州]]︵[[ユーロ圏]]︶市場では同年[[10月4日]]に発売された。なお、北米では﹁'''SEGA Genesis Mini'''﹂、欧州なら﹁'''SEGA Mega Drive Mini'''﹂名となる。これらについても簡単に解説する。
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日本国外でも各市場向けの仕様でリリースされ、[[北アメリカ|北米]]および[[アジア]]圏においては日本と同日に、[[ヨーロッパ|欧州]]︵[[ユーロ圏]]︶では同年[[10月4日]]に発売された。なお本機の名称は北米では﹁'''SEGA Genesis Mini'''﹂、欧州では﹁'''SEGA Mega Drive Mini'''﹂である。本項ではこれらについても簡単に解説する。
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== 概要 == |
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[[1980年代]]から[[1990年代]]にかけてセガゲームスの前身セガ・エンタープライゼス時代に販売していた家庭用ゲーム機「[[メガドライブ]]」を、現代のアーキテクチャで復刻した。2001年の[[ドリームキャスト]]の生産停止以来18年ぶり、セガゲームスとしては初となる家庭用コンピュータゲーム機である。なお、セガグループ全体としては、[[2004年]]から[[2005年]]にかけて[[セガトイズ]]から、本機と同様にメガドライブ用ゲーム数作がプリインストールされたゲーム機・[[メガドライブ プレイTV]]が計3バージョン発売されている。また、「メガドライブ ミニ」は公開されたゲームプラットフォームではないため、本機が出てもドリームキャストは最後のゲームプラットフォームである。 |
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== 本体 == |
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2018年4月14日に開催されたセガフェス2018にて、第一報がなされた<ref name="Twitter04/14">{{Twitter status|SEGA_OFFICIAL|984972055777918976}}</ref>。当時﹁メガドライブ ミニ﹂という名称は仮称で、2019年の続報発表時にそのまま正式な名称となった。当初は同年内のリリースを予定していたが、反響がセガの予想を越えて大きく、海外からの要望にも適切に応える必要が生じてきたため、2018年9月、2019年に販売時期を延期すると発表<ref name="Twitter09/18">{{Twitter status|SEGA_OFFICIAL|1042216730049753090}}</ref>して、当初の仕様も白紙に戻して一から再設計した。
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メガドライブ ミニ本体の型番はHAA-2520。日本国内では、オリジナルハードの後期モデル「メガドライブ2」(MD2)リリースの頃に製作・単品販売(MD2にも付属)したゲームコントローラ「ファイティング6Bパッド」を、同じサイズのまま接続端子を [[ユニバーサル・シリアル・バス|USB]]仕様にしたコントローラ「メガドライブ ミニ コントローラー」が1個付属する基本モデルと、2個付いている「メガドライブ ミニW」モデルの2種類が発売された。このメガドライブ ミニ コントローラーはセガ直営のECショップ「セガストア」でも単品販売された。 |
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その他の付属品はディスプレイ接続用のハイスピードHDMIケーブル、電源供給用のUSBケーブル、取扱説明書、保証書など。 |
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日本では発売時期が、[[平成]]から[[令和]]への改元の時期にあたっていたため、「令和最初の新(ゲーム)ハード」というセールスコピーが使われた<ref group="注">完全新型としてでは[[2020年]][[11月10日]]発売の[[Xbox Series X/S]]([[マイクロソフト]])が初となる。(同年[[11月12日]]発売の[[PlayStation 5]]([[ソニー・インタラクティブエンタテインメント]] (SIE) )よりも2日早く発売するため)</ref>。 |
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オリジナルのメガドライブが全世界で展開されていたことから、メガドライブ ミニも各地域限定のソフトを収録した版が発売された。基本的には各地域でしか買えないものだが、日本ではセガストアなどで数量限定で販売した。 |
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===海外版=== |
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オリジナルメガドライブが全世界で展開されていたことから、メガドライブ ミニも各地域限定のソフト(※)を収録した版が発売されている。基本的には各地域でしか買えないものだが、日本のセガも特別に数量限定で発売している。 |
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※ 各地域独自の具体的な作品タイトルについては後述。下記は日本のセガが直接発売に関与したバージョンに限定して記載。 |
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以下、日本のセガが直接発売に関与したバージョンに限定して記載する。 |
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;SEGA Genesis Mini |
;SEGA Genesis Mini |
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: 北米市場向けバージョン。日本では2019年9月27日にAmazonで数量限定発売された。 |
: 北米市場向けバージョン。日本では2019年9月27日にAmazonで数量限定発売された。 |
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;メガドライブ ミニ・アジアエディション |
; メガドライブ ミニ・アジアエディション |
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: 日本以外のアジア(中国を中心とした地域・東南アジアなど)市場向けバージョン。2020年、このアジア版にしか収録されていない『[[エイリアンソルジャー]]』が発売25周年を迎えたことを記念し、同年3月25日にセガストアとAmazonで数量限定発売予定 |
: 日本以外のアジア(中国を中心とした地域・東南アジアなど)市場向けバージョン。2020年、このアジア版にしか収録されていない『[[エイリアンソルジャー]]』が発売25周年を迎えたことを記念し、同年3月25日にセガストアとAmazonで数量限定発売予定(『エイリアンソルジャー』の要素が多々登場するコミック『[[異世界おじさん]]』の作者「殆ど死んでいる」が書き下ろしたスペシャルポストカード付き)。<!--ソース https://sega.jp/mdmini/mdm_asia.html--> |
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; メガドライブミニ 3ボタンコントロールパッド |
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;メガドライブミニ 3ボタンコントロールパッド |
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: オリジナルメガドライブの初期に同梱されていた、ボタンが3つだけ付いたパッドは海外版では現地向けの3ボタンパッドが同梱されているが、日本でも3ボタンパッドが欲しいという声があがり、これに応える形で日本版の3ボタンパッドがセガストアにて少量限定発売された<ref>[https://sega.jp/topics/190906_1/ 「メガドライブミニ」の兄弟機「Sega Genesis Mini」と「メガドライブミニ 3ボタンコントロールパッド」を数量限定販売 9月9日(月)12時より順次予約開始],セガゲームス,2019年9月6日</ref>。 |
: オリジナルメガドライブの初期に同梱されていた、ボタンが3つだけ付いたパッドは海外版では現地向けの3ボタンパッドが同梱されているが、日本でも3ボタンパッドが欲しいという声があがり、これに応える形で日本版の3ボタンパッドがセガストアにて少量限定発売された<ref>[https://sega.jp/topics/190906_1/ 「メガドライブミニ」の兄弟機「Sega Genesis Mini」と「メガドライブミニ 3ボタンコントロールパッド」を数量限定販売 9月9日(月)12時より順次予約開始],セガゲームス,2019年9月6日</ref>。 |
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開発に関しては、ドリームキャストの生産停止と同時に家庭用ゲームハードの部署がなくなっていたため、家庭用ゲームハードの部署に在籍していた人物に声をかけて開発に漕ぎつけた。メガドライブの機構設計を行っていた担当者が監修を行い、メガドライブの製造工場に行って部材調達をした担当者が、メガドライブ ミニに関しても製造工場へ出向いてミクロン単位の監修を行っている<ref name="newswich">{{Cite web|和書|work=日刊工業新聞(ニュースイッチ)|url=https://newswitch.jp/p/19268|title=「ドリームキャストの在庫恐怖」が原点 「#メガドライブミニ」のプロモ戦略|accessdate=2022-08-01}}</ref>。 |
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== 基本的な仕様 == |
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※ 下記の出典 → <ref>{{Cite web|url=https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1177399.html|title=細かなこだわりも語られた「メガドライブ ミニ こぼれ話」レポート|accessdate=2019-05-07}}</ref> |
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== 仕様 == |
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外観は初期型の原典デザインのまま、スケールを約55%縮尺したサイズとなっている<ref>{{Cite web|url=https://jp.ign.com/megadrive-mini/34429/feature/|title=﹁メガドライブミニ﹂開発者インタビュー&プレイインプレッション|accessdate=2019-05-07}}</ref>。このスケーリングサイズは[[スーパーファミコン#ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン|ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン]]などの先だってリリースされた他メーカーの復刻系ゲーム機に近く、並べて置いた際に納まりが良くなることを意識したものである。なお、他の復刻系ゲーム機では電源スイッチ・リセットボタンをのぞいて省略されていた本体の各部品可動が、ダミーパーツであり実際の機能が付加されていないものの、オリジナルと同様に動かせるようになっている。
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※ 下記の出典 → <ref>{{Cite web|和書|url=https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1177399.html|title=細かなこだわりも語られた「メガドライブ ミニ こぼれ話」レポート|accessdate=2019-05-07}}</ref> |
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=== ソフト関係 === |
=== ソフト関係 === |
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他メーカーの復刻系ゲーム機同様、オリジナルのロムカセットをスロットに装着して遊ぶことやソフトの[[ダウンロード]]はできない。 |
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セガだけではなく他のゲームメーカーからリリースされたタイトルも含めた全メガドライブゲームソフトから、“メガドライブの時代を再現する”という内部的テーマを元に厳選された40作品に加え、新規に移植される2作品の合計42作品が[[プリインストール]](内蔵収録)されプレイ出来る。なお、全地域共通で収録される作品と、それぞれの地域限定で収録されるタイトルの2種類に大別できるため、総タイトル数は若干多くなっている。 |
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対応言語は「日本語」のほか、「英語」「フランス語」「イタリア語」「ドイツ語」「スペイン語」「繁体字」「韓国語」の計8言語。設定を変更することでメニューのタイトル名、ゲーム紹介テキストのほか、一部ゲームを除き、メニューに表示されているパッケージデザインやゲームのバージョンも該当地域向けに変更され、海外版を遊ぶことができるようになる。例えば『バンパイアキラー』の場合、言語設定を「英語」に変更した場合は北米版『Castlevania: Bloodlines』が、「フランス語」に変更した場合は欧州版『Castlevania: The New Generation』が遊べるようになる<ref group="注">ただし後述のセーブ機能では、セーブ時点の言語としてまるごとセーブされ、ロード時にはその言語仕様(ゲーム内容も含む)で実行される。例えば、英語設定時に日本語設定時にセーブしたデータを読み出すと、本体側のメニューは英語だがゲームは日本仕様で実行される。</ref>。 |
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他メーカーの復刻系ゲーム機同様、オリジナルのロムカセットをスロットに装着して遊ぶことは出来ない。また、公開された仕様ではソフトの[[ダウンロード]]は出来ない。 |
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ソフトの移植は「[[SEGA AGES]]シリーズ」など、レトロゲームの移植で多数の実績を持つ[[M2 (ゲーム会社)|エムツー]]が担当した。メガドラミニと同時期に展開されているレトロゲームシリーズ「SEGA AGES(Nintendo Switch版)」とは別ラインで制作されている。なおSEGA AGESのようなゲームへの付加価値要素は基本的に無いが、プレイ途中のセーブ{{Efn2|いわゆるステートセーブ。}}機能は付けられている。 |
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対応言語は「日本語」のほか、「英語」「フランス語」「イタリア語」「ドイツ語」「スペイン語」「繁体字」「韓国語」の計8言語。設定を変更することでメニューのタイトル名、ゲーム紹介テキストのほか、一部ゲームを除き、メニューに表示されているパッケージデザインやゲームのバージョンも該当地域向けに変更され、海外版を遊ぶことが出来るようになる。例えば『バンパイアキラー』の場合、言語設定を「英語」に変更した場合は北米版『Castlevania: Bloodlines』が、「フランス語」に変更した場合は欧州版『Castlevania: The New Generation』が遊べるようになる<ref group="注">ただし後述のセーブ機能では、セーブ時点の言語としてまるごとセーブされ、ロード時にはその言語仕様(ゲーム内容も含む)で実行される。例えば、英語設定時に日本語設定時にセーブしたデータを読み出すと、本体側のメニューは英語だがゲームは日本仕様で実行される。</ref>。 |
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ゲームをセレクトする際のメニュー画面で流れるBGMは『[[ベア・ナックル]]』などメガドライブのゲーム音楽を多数手がけた[[古代祐三]]による新規書き下ろし楽曲が使われた。 |
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各ゲームタイトルの説明書は添付しておらず、本体で電子説明書として閲覧する機能もない。公式サイトにて、各タイトルの発売当時の説明書(新規移植の2作品は書き下ろされたもの)が、[[Portable Document Format|PDF]]ファイル形式で公開されている<ref group="注">基本的には発売当時と同じ記載内容であるが、一部のタイトルには編集が加えられている。特に『スノーブラザーズ』『スラップファイトMD』は、原典が「[[テンゲン#テンゲンマニュアル|テンゲンマニュアル]]」と称される奇抜な内容のため、大幅に編集されている。</ref>。 |
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=== ハード関係 === |
=== ハード関係 === |
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外観は初代メガドライブのデザインのまま、スケールを約55%縮尺したサイズとなっている<ref>{{Cite web|和書|url=https://jp.ign.com/megadrive-mini/34429/feature/|title=﹁メガドライブミニ﹂開発者インタビュー&プレイインプレッション|accessdate=2019-05-07}}</ref>。このスケーリングサイズは[[スーパーファミコン#ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン|ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン]]などの先だってリリースされた他メーカーの復刻系ゲーム機に近く、並べて置いた際に納まりが良くなることを意識したものである。なお、他の復刻系ゲーム機では電源スイッチ・リセットボタンをのぞいて省略されていた本体の各部品可動が、ダミーパーツであり実際の機能が付加されていないものの、オリジナルと同様に動かせるようになっている。
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国内では、オリジナルハード後期モデル「メガドライブ2」(MD2)リリースの頃に製作・単品販売(MD2にも付属)したゲームコントローラ「ファイティング6Bパッド」を、同じサイズのまま接続端子を [[ユニバーサル・シリアル・バス|USB]]仕様にしたコントローラ「メガドライブ ミニ コントローラー」が1個付属する基本モデルと、2個付いている「メガドライブ ミニW」モデルの2種類が発売された。北米・欧州版では初期型の3ボタン仕様コントローラが付属する。 |
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なお一部の収録作品は3人や4人のマルチプレイが可能だが、オリジナルのコントローラー接続端子拡張ユニット﹁セガタップ﹂に変わって、IT系周辺機器メーカー |
なお一部の収録作品は3人や4人のマルチプレイが可能だが、オリジナルのコントローラー接続端子拡張ユニット﹁セガタップ﹂に変わって、IT系周辺機器メーカーである[[バッファロー (パソコン周辺機器)|BUFFALO]]とタイアップした特定の汎用USBハブを2Pコントローラー接続端子に接続することで、マルチプレイに対応する。マルチプレイ時にはメガドライブ ミニ コントローラーのほか、前述したBUFFALO製のUSBゲームコントローラーのうち、セガが指定した特定の機器のみ、代替品として使用可能であり、指定された機器以外は、動作しない仕様である。
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映像、音声出力用に[[HDMI]]端子が用意されており、本機販売時には標準的に家庭用テレビやモニターにHDMI端子が備わっているので接続 |
映像、音声出力用に[[HDMI]]端子が用意されており、本機販売時には標準的に家庭用テレビやモニターにHDMI端子が備わっているので接続できる。 |
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電源入力端子はmicro-B USB端子である。[[ACアダプタ]]は標準付属していないため、[[スマートフォン]]の充電などに使われる5V/1.0A/5W以上の出力ができるUSBのAコネクタに電源供給が可能なアダプタが必要である。元のメガドライブの性能をフル稼働すると消費電流がUSB端子より供給される1アンペアを超えてしまうため考慮して移植する必要があり、その制限を超えてしまうメガCDやスーパー32X用ソフトは移植候補から外れた |
電源入力端子はmicro-B USB端子である。[[ACアダプタ]]は標準付属していないため、[[スマートフォン]]の充電などに使われる5V/1.0A/5W以上の出力ができるUSBのAコネクタに電源供給が可能なアダプタが必要である。元のメガドライブの性能をフル稼働すると消費電流がUSB端子より供給される1アンペアを超えてしまうため考慮して移植する必要があり、その制限を超えてしまうメガCDやスーパー32X用ソフトは移植候補から外れた<ref>週刊[[ファミ通]]2019年10月3日号 P124-125 インタビュー記事﹁どうしてメガドライブミニはこんなにも熱いのか?﹂</ref>。なお、正規の利用法ではないが、ニンテンドークラシックミニ用のACアダプターの定格は近値なので流用できる。公式サイトではテレビ・PCなどのStandard-Aコネクタから電源を供給することによっても動作が可能としている。
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その他の付属品はディスプレイ接続用のハイスピードHDMIケーブル、電源供給用のUSBケーブル、取扱説明書、保証書など。各ゲームタイトルの説明書は添付しておらず、本体で電子説明書として閲覧する機能もない。公式サイトにて、各タイトルの発売当時の説明書(新規移植の2作品は書き下ろされたもの)が、[[Portable Document Format|PDF]]ファイル形式で公開されている<ref group="注">基本的には発売当時と同じ記載内容であるが、一部のタイトルには編集が加えられている。特に『スノーブラザーズ』『スラップファイトMD』は、原典が「[[テンゲン#テンゲンマニュアル|テンゲンマニュアル]]」と称される奇抜な内容のため、大幅に編集されている。</ref>。 |
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== 収録タイトル == |
== 収録タイトル == |
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セガだけではなく他のゲームメーカーからリリースされたタイトルも含めた全メガドライブゲームソフトから、“メガドライブの時代を再現する”という内部的テーマを基に厳選された40作品に加え、新規に移植される2作品の合計42作品が[[プリインストール]](内蔵収録)されプレイできる。なお、全地域共通で収録される作品と、それぞれの地域限定で収録されるタイトルの2種類に大別できるため、総タイトル数は若干多くなっている。日本版とアジア版で収録タイトルに差異が出た理由について、本機の開発スタッフの一員である奥成洋輔は、日本版から「ライセンスの許諾範囲が日本国内のみ」もしくは「ゲームルールが複雑だが、日本語以外の言語に対応していない」タイトルを外し、代わりにアジアのファンにお勧めできる作品を入れたためとGameWatchとのインタビューの中で説明している<ref name="GameWatch20200326">{{Cite web|和書|title=これが最後のインタビュー! 「メガドライブミニ W・アジアエディション」特別インタビュー 奥成洋輔氏「5年後、10年後に“真・メガドライブミニ”というハードを作るかもしれない」 |url=https://game.watch.impress.co.jp/docs/interview/1242263.html |website=GAME Watch |date=2020-03-26 |access-date=2022-06-07 |publisher=株式会社インプレス}}</ref>。また、実在の選手や車種が登場するゲームも権利関係で収録が見送られた{{R|GameWatch20200326}}。 |
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全タイトルは一挙発表するのではなく、ある程度まとめた数を時期を分けて発表されるというプロモーションが成されている(初発表の時期・状況は下記表に記載)。前述のハード仕様の理由により[[メガCD]]用ソフト<ref group="注">『ゲームのかんづめ』はケーブルネットを使って配信していた「ダウンロード」版。詳細は項目先を参照。</ref>や[[スーパー32X]]用ソフトは含まれない。下記表は基本50音順。 |
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{| class="wikitable" style="font-size:small" |
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日本版においては、基本的に「1シリーズ1タイトルのみを収録する」という「縛り」が設定されている<ref name="Twitter02/25">{{Twitter status|SEGA_OFFICIAL|1099954147804119040}}</ref>。このため、下記3シリーズ作品については2019年2月セガ公式サイトにて、「(日本で発売するメガドライブミニに)どの作品を収録してほしいか」という意見をセガに届けられる機会(セガでは「国民投票」と称した)が1週間ほどあり、その結果を受けて下記*印のタイトルの収録が決定した。 |
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! style="width:36%; text-align:left;"| <center>タイトル</center> <br />上段=邦題<br />中段=英題(二つあるものは左が北米版、右が欧州版) |
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# [[ぷよぷよ|ぷよぷよシリーズ]] - 『[[ぷよぷよ#ぷよぷよ|ぷよぷよ]]』 / 『ぷよぷよ通』* |
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※ 北米版・ユーロ版未収録タイトルでは省略 |
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# [[ソニックシリーズ|ソニック・ザ・ヘッジホッグシリーズ]] - 『[[ソニック・ザ・ヘッジホッグ (1991年のゲーム)|ソニック・ザ・ヘッジホッグ]]』 / 『[[ソニック・ザ・ヘッジホッグ2]]』* |
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# [[シャイニング・シリーズ#『シャイニング・フォース』シリーズ|シャイニング・フォースシリーズ]] -『[[シャイニング・フォース 神々の遺産]]』* / 『[[シャイニング・フォースII 古えの封印]]』 |
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全タイトルは一挙発表するのではなく、ある程度まとめた数を時期を分けて発表されるというプロモーションが成された。前述のハード仕様の理由により[[メガCD]]用ソフト<ref group="注">『ゲームのかんづめ』はケーブルテレビネットワーク配信サービスである[[メガドライブ#事業展開|セガチャンネル]]で配信していた「ダウンロード」版。詳細は項目先を参照。</ref>や[[スーパー32X]]用ソフトは含まれない。下記表は基本50音順。 |
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下段=中国語題 |
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{| class="wikitable" style="font-size:smaller" |
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※ アジア版未収録タイトルでは省略 |
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|+ colspan="6" |第1弾発表タイトル *2019年3月30日、日本・秋葉原で開催された「セガフェス2019」にて日本版収録作を発表<ref group="注">同日のセガフェス内ステージイベント「メガドライブミニ こぼれ話」にて詳細な内容が発表された。</ref>。 |
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! style="width:36%; text-align:left;"| <center>タイトル</center> <br />上段=邦題<br />中段=英題(2つあるものは左が北米版、右が欧州版)<ref group="注">北米版・ユーロ版未収録タイトルでは省略。</ref><br />下段=中国語題<ref group="注">アジア版未収録タイトルでは省略。</ref> |
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! style="width:20%; text-align:left;"| オリジナルメーカー |
! style="width:20%; text-align:left;"| オリジナルメーカー |
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! style="width:9%; text-align:left;"| 日本版 |
! style="width:9%; text-align:left;"| 日本版 |
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84行目: | 83行目: | ||
! style="width:9%; text-align:left;"| ユーロ版 |
! style="width:9%; text-align:left;"| ユーロ版 |
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! style="width:9%; text-align:left;"| アジア版 |
! style="width:9%; text-align:left;"| アジア版 |
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! colspan="6" |第1弾発表タイトル * 2019年3月30日、日本・秋葉原で開催された「セガフェス2019」にて日本版収録作を発表<ref group="注">同日のセガフェス内ステージイベント「メガドライブミニ こぼれ話」にて詳細な内容が発表された。</ref>。 |
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|'''[[ガンスターヒーローズ]]''' <br />''Gunstar Heroes''<br />''銀河快槍手'' |
|'''[[ガンスターヒーローズ]]''' <br />''Gunstar Heroes''<br />''銀河快槍手'' |
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104行目: | 101行目: | ||
|セガ |
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|'''[[スペースハリアー#スペースハリアー |
|'''[[スペースハリアー#スペースハリアーII|スペースハリアーII]]''' <br />''Space Harrier II''<br />''太空哈利 II'' |
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|セガ |
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|○ |
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136行目: | 133行目: | ||
|○ |
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|'''[[魔導物語#魔導物語I|魔導物語 |
|'''[[魔導物語#魔導物語I|魔導物語I(いち)]]''' |
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|[[コンパイル (企業)|コンパイル]] |
|[[コンパイル (企業)|コンパイル]] |
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146行目: | 143行目: | ||
|[[バンダイナムコエンターテインメント|ナムコ]] |
|[[バンダイナムコエンターテインメント|ナムコ]] |
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|○ |
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! colspan="6" |海外圏のみ収録タイトル第1弾 *日本と同日に発表 |
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{| class="wikitable" style="font-size:smaller" |
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|+ colspan="6" |海外圏のみ収録タイトル第1弾 *日本と同日に発表 |
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! style="width:36%; text-align:left;"| <center>タイトル</center> <br />上段=邦題<br />中段=英題(2つあるものは左が北米版、右が欧州版)<br />下段=中国語題 |
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! style="width:20%; text-align:left;"| オリジナルメーカー |
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! style="width:9%; text-align:left;"| 日本版 |
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! style="width:9%; text-align:left;" class="unsortable"| 北米版 |
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! style="width:9%; text-align:left;"| ユーロ版 |
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! style="width:9%; text-align:left;"| アジア版 |
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|'''[[OutRun-2019|アウトラン-2019]]'''<br />''OutRun2019'' |
|'''[[OutRun-2019|アウトラン-2019]]'''<br />''OutRun2019'' |
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175行目: | 181行目: | ||
|'''[[エコー・ザ・ドルフィン]]''' <br /> ''Ecco the Dolphin'' |
|'''[[エコー・ザ・ドルフィン]]''' <br /> ''Ecco the Dolphin'' |
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|セガ |
|セガ |
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|○ |
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182行目: | 188行目: | ||
|'''[[獣王記]]'''<br />''Altered Beast'' |
|'''[[獣王記]]'''<br />''Altered Beast'' |
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|セガ |
|セガ |
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|○ |
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196行目: | 202行目: | ||
|'''[[トージャム&アール]]''' <br />''ToeJam & Earl'' |
|'''[[トージャム&アール]]''' <br />''ToeJam & Earl'' |
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|セガ |
|セガ |
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|'''[[ |
|'''[[ドクターエッグマンのミーンビーンマシーン]]''' / '''[[ぷよぷよ]]'''<ref group="注"name="puyo_meanbean">デフォルトでは北米・欧州版が『ドクターエッグマンのミーンビーンマシーン』、アジア版が『ぷよぷよ』となっているが、言語設定を変更することで両作品とも遊ぶことが可能。</ref><br />''Dr. Robotnik's Mean Bean Machine / Puyo Puyo''<br />''魔法氣泡'' |
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|セガ |
|セガ |
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| - |
| - |
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208行目: | 214行目: | ||
|○<ref group="注">アジア版のみ『ぷよぷよ』として第3弾にて収録が発表された。</ref> |
|○<ref group="注">アジア版のみ『ぷよぷよ』として第3弾にて収録が発表された。</ref> |
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|} |
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! colspan="6" |第2弾発表タイトル *2019年4月18日、ネット配信番組『ファミ通TUBE』にて日本版収録作を発表<ref group="注">当日の配信では「メガドライブミニ ないしょ話」なる副題的なタイトルも併記された。</ref>。 |
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{| class="wikitable" style="font-size:smaller" |
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|+ colspan="6" |第2弾発表タイトル *2019年4月18日、ネット配信番組『ファミ通TUBE』にて日本版収録作を発表<ref group="注">当日の配信では「メガドライブミニ ないしょ話」という副題的なタイトルも併記された。</ref>。 |
|||
! style="width:36%; text-align:left;"| <center>タイトル</center> <br />上段=邦題<br />中段=英題(2つあるものは左が北米版、右が欧州版)<br />下段=中国語題 |
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! style="width:20%; text-align:left;"| オリジナルメーカー |
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! style="width:9%; text-align:left;"| 日本版 |
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! style="width:9%; text-align:left;" class="unsortable"| 北米版 |
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! style="width:9%; text-align:left;"| ユーロ版 |
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! style="width:9%; text-align:left;"| アジア版 |
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|'''[[アイラブミッキーマウス ふしぎのお城大冒険#シリーズ作品|アイラブ ミッキー&ドナルド ふしぎなマジックボックス]]''' <br />''World of Illusion Starring Mickey Mouse AND Donald Duck''<br />''我愛米奇&唐老鴨 奇幻魔法箱'' |
|'''[[アイラブミッキーマウス ふしぎのお城大冒険#シリーズ作品|アイラブ ミッキー&ドナルド ふしぎなマジックボックス]]''' <br />''World of Illusion Starring Mickey Mouse AND Donald Duck''<br />''我愛米奇&唐老鴨 奇幻魔法箱'' |
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231行目: | 246行目: | ||
|○ |
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|'''[[サンダーフォース#サンダーフォースIII|サンダーフォースIII]]'''<br />''THUNDER FORCE III''<br />''閃電出擊 |
|'''[[サンダーフォース#サンダーフォースIII|サンダーフォースIII]]'''<br />''THUNDER FORCE III''<br />''閃電出擊III'' |
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|[[テクノソフト (ゲーム会社)|テクノソフト]] |
|[[テクノソフト (ゲーム会社)|テクノソフト]] |
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|○ |
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238行目: | 253行目: | ||
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|'''[[スーパーファンタジーゾーン]]''' |
|'''[[スーパーファンタジーゾーン]]'''<br />''SUPER FANTASY ZONE''<br />''Super Fantasy Zone'' |
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|[[サン電子|サンソフト]] |
|[[サン電子|サンソフト]] |
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|○ |
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245行目: | 260行目: | ||
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|'''[[CRI・ミドルウェア#旧CRIの主な開発ゲームソフト|ダイナブラザーズ2]] ([[メガドライブ# |
|'''[[CRI・ミドルウェア#旧CRIの主な開発ゲームソフト|ダイナブラザーズ2]] ([[メガドライブ#事業展開|セガチャンネル]]スペシャル版)''' |
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|[[CRI・ミドルウェア|CSK総合研究所]] |
|[[CRI・ミドルウェア#旧CRI|CSK総合研究所]] |
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|○ |
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259行目: | 274行目: | ||
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|'''[[ベア・ナックルII 死闘への鎮魂歌]]'''<br />''Streets of Rage 2 / Streets of Rage II''<br />''怒之鐵拳 |
|'''[[ベア・ナックルII 死闘への鎮魂歌]]'''<br />''Streets of Rage 2 / Streets of Rage II''<br />''怒之鐵拳II 死鬥的鎮魂歌'' |
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|セガ |
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|○ |
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273行目: | 288行目: | ||
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|'''[[ランドストーカー 〜皇帝の財宝〜]]'''<br />''LAND STALKER''<br />''秘境魔寶 |
|'''[[ランドストーカー 〜皇帝の財宝〜]]'''<br />''LAND STALKER''<br />''秘境魔寶 〜皇帝財寶〜'' |
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|セガ |
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|○ |
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280行目: | 295行目: | ||
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! colspan="6" |海外圏のみ収録タイトル第2弾 *日本と同日に発表 |
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{| class="wikitable" style="font-size:smaller" |
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|+ colspan="6" |海外圏のみ収録タイトル第2弾 *日本と同日に発表 |
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! style="width:36%; text-align:left;"| <center>タイトル</center> <br />上段=邦題<br />中段=英題(2つあるものは左が北米版、右が欧州版)<br />下段=中国語題 |
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! style="width:20%; text-align:left;"| オリジナルメーカー |
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! style="width:9%; text-align:left;"| 日本版 |
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! style="width:9%; text-align:left;" class="unsortable"| 北米版 |
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! style="width:9%; text-align:left;"| ユーロ版 |
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! style="width:9%; text-align:left;"| アジア版 |
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|'''[[アースワームジム]]'''<br />''EARTH WORM JIM'' |
|'''[[アースワームジム]]'''<br />''EARTH WORM JIM'' |
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303行目: | 327行目: | ||
| - |
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! colspan="6" |第3弾発表タイトル * 2019年5月16日、ネット配信番組『電撃PSLive』にて日本版収録作を発表<ref group="注">当日の配信では本機とは別のゲームを扱っていたコーナーもあったため、「メガドライブミニ うわさ話」と副題的なタイトルが冠されたコーナー内での発表となった。</ref>。 |
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{| class="wikitable" style="font-size:smaller" |
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|+ colspan="6" |第3弾発表タイトル *2019年5月16日、ネット配信番組『電撃PSLive』にて日本版収録作を発表<ref group="注">当日の配信では本機とは別のゲームを扱っていたコーナーもあったため、「メガドライブミニ うわさ話」と副題的なタイトルが冠されたコーナー内での発表となった。</ref>。 |
|||
! style="width:36%; text-align:left;"| <center>タイトル</center> <br />上段=邦題<br />中段=英題(2つあるものは左が北米版、右が欧州版)<br />下段=中国語題 |
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! style="width:20%; text-align:left;"| オリジナルメーカー |
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! style="width:9%; text-align:left;"| 日本版 |
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! style="width:9%; text-align:left;" class="unsortable"| 北米版 |
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! style="width:9%; text-align:left;"| ユーロ版 |
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! style="width:9%; text-align:left;"| アジア版 |
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|'''[[ゴールデンアックス]]'''<br />''Golden Axe''<br />''戰斧'' |
|'''[[ゴールデンアックス]]'''<br />''Golden Axe''<br />''戰斧'' |
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319行目: | 352行目: | ||
|○ |
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|'''[[ストーリー オブ トア 〜光を継ぐ者〜]]'''<br />''Beyond Oasis / The Story of Thor: A Successor of The Light''<br />''雷神傳說 |
|'''[[ストーリー オブ トア 〜光を継ぐ者〜]]'''<br />''Beyond Oasis / The Story of Thor: A Successor of The Light''<br />''雷神傳說 〜光之繼承者〜'' |
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|セガ |
|セガ |
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|○ |
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326行目: | 359行目: | ||
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|'''[[ストリートファイターII|ストリートファイターIIダッシュプラス]]'''<br />''Street Fighter II': Special Champion Edition'' |
|'''[[ストリートファイターII' TURBO|ストリートファイターIIダッシュプラス]]'''<br />''Street Fighter II': Special Champion Edition'' |
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|[[カプコン]] |
|[[カプコン]] |
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|○ |
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354行目: | 387行目: | ||
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|- |
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|'''[[ファンタシースター 千年紀の終りに]]'''<br />''Phantasy Star IV: The End of the Millennium''<br />''夢幻之星 |
|'''[[ファンタシースター 千年紀の終りに]]'''<br />''Phantasy Star IV: The End of the Millennium''<br />''夢幻之星 〜千年紀的終結〜'' |
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|セガ |
|セガ |
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|○ |
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375行目: | 408行目: | ||
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! colspan="6" |海外圏のみ収録タイトル第3弾 *日本と同日に発表 |
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{| class="wikitable" style="font-size:smaller" |
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|+ colspan="6" |海外圏のみ収録タイトル第3弾 *日本と同日に発表 |
|||
! style="width:36%; text-align:left;"| <center>タイトル</center> <br />上段=邦題<br />中段=英題(2つあるものは左が北米版、右が欧州版)<br />下段=中国語題 |
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! style="width:20%; text-align:left;"| オリジナルメーカー |
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! style="width:9%; text-align:left;"| 日本版 |
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! style="width:9%; text-align:left;" class="unsortable"| 北米版 |
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! style="width:9%; text-align:left;"| ユーロ版 |
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! style="width:9%; text-align:left;"| アジア版 |
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|'''[[アレックスキッド 天空魔城]]'''<br />''Alex Kidd in the Enchanted Castle'' |
|'''[[アレックスキッド 天空魔城]]'''<br />''Alex Kidd in the Enchanted Castle'' |
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405行目: | 446行目: | ||
| - |
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|'''[[ワンダーボーイV モンスターワールドIII]]'''<br />''Wonder Boy in Monster World''<br />''神奇男孩V 怪物世界 |
|'''[[ワンダーボーイV モンスターワールドIII]]'''<br />''Wonder Boy in Monster World''<br />''神奇男孩V 怪物世界III'' |
||
|セガ |
|セガ |
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| - |
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412行目: | 453行目: | ||
|○ |
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|} |
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! colspan="6" |第4弾発表タイトル *2019年6月4日、セガ(日本)主催によるネット配信『メガドライブミニ びっくり話』にて日本版収録作を発表。 |
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{| class="wikitable" style="font-size:smaller" |
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|+ colspan="6" |第4弾発表タイトル *2019年6月4日、セガ(日本)主催によるネット配信『メガドライブミニ びっくり話』にて日本版収録作を発表。 |
|||
! style="width:36%; text-align:left;"| <center>タイトル</center> <br />上段=邦題<br />中段=英題(2つあるものは左が北米版、右が欧州版)<br />下段=中国語題 |
|||
! style="width:20%; text-align:left;"| オリジナルメーカー |
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! style="width:9%; text-align:left;"| 日本版 |
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! style="width:9%; text-align:left;" class="unsortable"| 北米版 |
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! style="width:9%; text-align:left;"| ユーロ版 |
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! style="width:9%; text-align:left;"| アジア版 |
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|'''[[アリシアドラグーン]]'''<br />''Alisia Dragoon''<br />''龍少女戰士 艾莉西亞'' |
|'''[[アリシアドラグーン]]'''<br />''Alisia Dragoon''<br />''龍少女戰士 艾莉西亞'' |
||
443行目: | 493行目: | ||
|- |
|- |
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|'''[[スラップファイト|スラップファイトMD]]'''<br />''Slap Fight'' |
|'''[[スラップファイト|スラップファイトMD]]'''<br />''Slap Fight'' |
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|東亜プラン<ref group="注" name="MDhaTENGENkara" |
|東亜プラン<ref group="注" name="MDhaTENGENkara" /> |
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|○ |
|○ |
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| - |
| - |
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456行目: | 506行目: | ||
| - |
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|'''[[モンスターワールドIV]]'''<br />''Monster World IV''<br />''怪物世界 |
|'''[[モンスターワールドIV]]'''<br />''Monster World IV''<br />''怪物世界IV'' |
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|セガ |
|セガ |
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|○ |
|○ |
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463行目: | 513行目: | ||
|○ |
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|'''[[ラングリッサーII]]'''<br />''夢幻模擬戰 |
|'''[[ラングリッサーII]]'''<br />''夢幻模擬戰II'' |
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|メサイヤ |
|メサイヤ |
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|○ |
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477行目: | 527行目: | ||
| - |
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|- |
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|''' |
|'''ロード・ラッシュII'''<br />''Road Rash II''<br />''暴力摩托車II'' |
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|[[エレクトロニック・アーツ]] |
|[[エレクトロニック・アーツ]] |
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|○ |
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484行目: | 534行目: | ||
|○ |
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|- |
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|'''[[ダライアス]]'''<br />''Darius''<br />''太空戰鬥機'' |
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! colspan="6" |海外圏のみ収録タイトル第4弾 *日本と同日に発表 |
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|[[タイトー]] |
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|'''[[テトリス]]'''<ref group="注">[[セガ・システム16|システム16]]版をベースに新規移植したものであり、[[2006年]]発売の「[[テトリスコレクション]]」に収録された版とは異なる。</ref><br />''Tetris''<br />''俄羅斯方塊'' |
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|} |
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{| class="wikitable" style="font-size:smaller" |
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|+ colspan="6" |海外圏のみ収録タイトル第4弾 *日本と同日に発表 |
|||
! style="width:36%; text-align:left;"| <center>タイトル</center> <br />上段=邦題<br />中段=英題(2つあるものは左が北米版、右が欧州版)<br />下段=中国語題 |
|||
! style="width:20%; text-align:left;"| オリジナルメーカー |
|||
! style="width:9%; text-align:left;"| 日本版 |
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! style="width:9%; text-align:left;" class="unsortable"| 北米版 |
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! style="width:9%; text-align:left;"| ユーロ版 |
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! style="width:9%; text-align:left;"| アジア版 |
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|- |
|- |
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|'''[[エターナルチャンピオンズ]]'''<br />''Eternal Champions'' |
|'''[[エターナルチャンピオンズ]]'''<br />''Eternal Champions'' |
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500行目: | 572行目: | ||
| - |
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|- |
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|'''[[シャイニング・フォースII 古えの封印|シャイニング・フォース |
|'''[[シャイニング・フォースII 古えの封印|シャイニング・フォースII 古の封印]]'''<br />''光明與黑暗續戰篇II 古代的封印'' |
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|セガ |
|セガ |
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| - |
| - |
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508行目: | 580行目: | ||
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|- |
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|'''[[ストライダー飛竜]]'''<br />''Strider''<br />''出擊飛龍'' |
|'''[[ストライダー飛竜]]'''<br />''Strider''<br />''出擊飛龍'' |
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|カプコン<ref group="注" name="MDhaSEGAkara" |
|カプコン<ref group="注" name="MDhaSEGAkara" /> |
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| - |
| - |
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|○ |
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528行目: | 600行目: | ||
| - |
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! colspan="6" |新規移植タイトル *第4弾発表タイトルと同じく、2019年6月4日、セガ(日本)主催によるネット配信『メガドライブミニ びっくり話』にて発表。 |
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|'''[[ダライアス]]'''<br />''Darius''<br />''太空戰鬥機'' |
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|[[タイトー]] |
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|○ |
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|○ |
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|○ |
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|○ |
|||
|- |
|||
|'''[[テトリス]]'''<ref group="注">[[セガ・システム16|システム16]]版をベースに新規移植したものであり、[[2006年]]発売の「[[テトリスコレクション]]」に収録された版とは異なる。</ref><br />''Tetris''<br />''俄羅斯方塊'' |
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|セガ |
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|○ |
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|○ |
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|○ |
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|○ |
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|} |
|} |
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548行目: | 605行目: | ||
{| class="wikitable" |
{| class="wikitable" |
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!型番!!名称!!備考 |
!型番!!名称!!備考 |
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|- |
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|HAA-2520||メガドライブ ミニ|| |
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|- |
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|HAA-2521||3ボタンコントロールパッド|| |
|HAA-2521||3ボタンコントロールパッド|| |
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561行目: | 616行目: | ||
|} |
|} |
||
上記の周辺機器以外にも本体に接続できるアクセサリが発売された。いずれも装飾品のため動作しない。 |
|||
== トピックス == |
|||
* メガドライブミニのデコレーションキットとして、「メガドラタワーミニ」が数量限定で本体と同時発売された。これはメガドライブミニのサイズに合わせた[[メガCD]]・[[スーパー32X]]・「[[ソニック&ナックルズ]]」のロックオンカートリッジ・『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』のカートリッジのミニチュアモデルのセットで、これをメガドライブミニに全て装着すると俗に呼ばれる「[[スーパー32X#スーパー32XCD|メガドラタワー(メガタワー)]]」が再現できる<ref>[https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1188446.html 「メガドライブミニ」に収録される全42タイトルが公開! 数量限定のデコレーションキット「メガドラタワーミニ」同時発売],GAME Watch,2019年6月5日</ref>。 |
|||
* 日本版においては、基本的に「1シリーズ1タイトルのみを収録する」という「縛り」が設定されている<ref name="Twitter02/25">{{Twitter status|SEGA_OFFICIAL|1099954147804119040}}</ref>。このため、下記3シリーズ作品については2019年2月セガ公式サイトにて、「(日本で発売するメガドライブミニに)どの作品を収録してほしいか」という意見をセガに届けられる機会(セガでは「国民投票」と称した)が1週間ほどあり、その結果を受けて下記*印のタイトルの収録が決定した。 |
|||
* メガドライブミニの「セガストア」での予約販売においては、「メガドライブミニ DXパック セガタイトルコレクターズエディション」と題し、メガドライブミニに収録されるタイトルのうち22作品のカートリッジのミニチュアモデルが付属したバージョンも用意された。 |
|||
# [[ぷよぷよ|ぷよぷよシリーズ]] - 『[[ぷよぷよ#ぷよぷよ|ぷよぷよ]]』 / 『ぷよぷよ通』* |
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** 「DXパック」付属のミニチュアカートリッジのうち15種は、本機発売直前の2019年9月12日から同15日まで開催の「[[東京ゲームショウ]]2019」内セガゲームスの物販ブースにて、1回500円の[[カプセルトイ]]「メガドライブカートリッジ ミニ」として販売され、いずれの日にも完売となる人気を博した<ref>{{Cite news|url=https://www.4gamer.net/games/465/G046598/20190914087/|title=[TGS 2019]メガドライブミニ購入予定者は絶対欲しくなる完成度に注目! 会場で販売中のカプセルトイ「メガドライブカートリッジ ミニ」をレポート|newspaper=4gamer.net|publisher=Aetas|date=2019-09-14|accessdate=2019-10-03}}</ref>。 |
|||
# [[ソニックシリーズ|ソニック・ザ・ヘッジホッグシリーズ]] - 『[[ソニック・ザ・ヘッジホッグ (1991年のゲーム)|ソニック・ザ・ヘッジホッグ]]』 / 『[[ソニック・ザ・ヘッジホッグ2]]』* |
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* 2021年10月21日に、メガドライブミニ発売2周年を記念したデコレーションキット第2弾として「メガドラタワーミニZERO」が発売された。これは[[メガアダプタ]]と[[セガ・マークIII]](マスターシステム)用カートリッジ(マイカードマーク III、マスターシステムカートリッジ)のミニチュアモデルのセットで、「メガドラタワーミニ」のメガCDのパーツとの合体も楽しめる<ref>[https://game.watch.impress.co.jp/docs/kikaku/1359951.html 「メガドラタワーミニZERO」開封レポート。「メガドライブミニ」に取り付けて、8ビット時代にタイムトリップ!],GAME Watch,2021年10月21日</ref>。 |
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# [[シャイニング・シリーズ#『シャイニング・フォース』シリーズ|シャイニング・フォースシリーズ]] -『[[シャイニング・フォース 神々の遺産]]』* / 『[[シャイニング・フォースII 古えの封印]]』 |
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* YouTubeなどで公開されているプロモーション映像では、原典ハードのCMに起用された[[いとうせいこう]]がナレーションを担当した。 |
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== プロモーション・反響 == |
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* メガドライブミニのデコレーションキットとして、「メガドラタワーミニ」が数量限定で本体と同時発売された。これはメガドライブミニのサイズに合わせた[[メガCD]]・[[スーパー32X]]・「[[ソニック&ナックルズ]]」のロックオンカートリッジ・「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」のカートリッジのミニチュアモデル(いずれも装飾品のため動作しない)のセットで、これをメガドライブミニに全て装着すると俗に呼ばれる「[[スーパー32X#スーパー32XCD|メガドラタワー(メガタワー)]]」が再現できるという物である<ref>[https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1188446.html 「メガドライブミニ」に収録される全42タイトルが公開! 数量限定のデコレーションキット「メガドラタワーミニ」同時発売],GAME Watch,2019年6月5日</ref>。 |
|||
2018年4月14日に開催されたセガフェス2018にて、第一報がなされた<ref name="Twitter04/14">{{Twitter status|SEGA_OFFICIAL|984972055777918976}}</ref>。当時﹁メガドライブ ミニ﹂という名称は仮称で、2019年の続報発表時にそのまま正式な名称となった。当初は同年内のリリースを予定していたが、反響がセガの予想を越えて大きく、海外からの要望にも適切に応える必要が生じてきたため、2018年9月、2019年に販売時期を延期すると発表<ref name="Twitter09/18">{{Twitter status|SEGA_OFFICIAL|1042216730049753090}}</ref>して、当初の仕様も白紙に戻して一から再設計した。プロモーションや開発自体に関しても、ドリームキャストにおける発売プロモーションの失敗や大量在庫を生んだ経験を生かして慎重に行われた<ref name="newswich" />。
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|||
* メガドライブミニの「セガストア」での予約販売においては、「メガドライブミニ DXパック セガタイトルコレクターズエディション」と題し、メガドライブミニに収録されるタイトルのうち22作品のカートリッジのミニチュアモデルが付属したバージョンも用意された。このミニチュアカートリッジもメガドライブミニに装着できるが、動作はしない<ref>[https://ebten.jp/p/7015019091901 メガドライブミニ DXパック セガタイトルコレクターズエディション],ebten</ref>。2019年9月12日から同15日まで開催の「[[東京ゲームショウ]]2019」では、セガゲームスの物販ブースにて、「DXパック」に付属したミニチュアカートリッジのうちの15種を1回500円の[[カプセルトイ]]「メガドライブカートリッジ ミニ」として販売し、いずれの日にも完売となる人気を博した<ref>{{Cite news|url=https://www.4gamer.net/games/465/G046598/20190914087/|title=[TGS 2019]メガドライブミニ購入予定者は絶対欲しくなる完成度に注目! 会場で販売中のカプセルトイ「メガドライブカートリッジ ミニ」をレポート|newspaper=4gamer.net|publisher=Aetas|date=2019-09-14|accessdate=2019-10-03}}</ref>。 |
|||
* 重度のセガマニアであるユーチューバーが登場して頻繁にセガネタが扱われるウェブ連載漫画『[[異世界おじさん]]』([[KADOKAWA]])で、メガドライブ ミニの発売日に合わせてセガと公式にコラボした、収録ソフトを熱く紹介する特別編を公開した<ref>[https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1909/19/news086.html 漫画『異世界おじさん』最新話でメガドラミニとコラボ! セガ派のおじさんがメガドラ愛を語りまくる]([[ねとらぼ]]、2019年9月19日)</ref>。 |
|||
発売前の[[YouTube]]などで公開されているプロモーション映像では、メガドライブのCMに起用された[[いとうせいこう]]がナレーションを担当した。 |
|||
* [[カカクコム|価格.com]]が主催の、その年にユーザーから最も支持された製品を選出する「価格.comプロダクトアワード2019」では、ゲーム機本体部門にて、メガドライブミニが[[PlayStation 4|PlayStation 4 Pro]]、[[Nintendo Switch Lite]]を抑えて金賞を獲得。また、ゲーム部門全体での大賞も獲得した<ref>[https://kakaku.com/productaward/index-game.html ゲーム部門 大賞-価格.comプロダクトアワード2019](価格.com,2019年12月4日)</ref>。 |
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* 2019年12月12日に、音楽CD『Mega Drive Mini -Celebration Album-』 が発売された。発売元は[[ウェーブマスター]]。メガドライブミニのメニューミュージックや、メガドライブミニ収録タイトルのうち8作品の楽曲のアレンジバージョンなどが収められている<ref>[http://www.wave-master.com/ent/mdmini/ Mega Drive Mini -Celebration Album-](ウェーブマスター)</ref>。 |
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本機発売日には、重度のセガマニアである[[YouTuber|ユーチューバー]]が登場して頻繁にセガネタが扱われるウェブ連載漫画『[[異世界おじさん]]』([[KADOKAWA]])でセガと公式にコラボした、収録ソフトを熱く紹介する特別編を公開した<ref>[https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1909/19/news086.html 漫画『異世界おじさん』最新話でメガドラミニとコラボ! セガ派のおじさんがメガドラ愛を語りまくる]([[ねとらぼ]]、2019年9月19日)</ref>。また、日本では発売時期が[[平成]]から[[令和]]への改元の時期にあたっていたため、「令和最初の新(ゲーム)ハード」というセールスコピーが使われた<ref group="注">完全新型としてでは[[2020年]][[11月10日]]発売の[[Xbox Series X/S]]([[マイクロソフト]])が初となる(同年[[11月12日]]発売の[[PlayStation 5]]〈[[ソニー・インタラクティブエンタテインメント]]〉)よりも2日早く発売するため)。</ref>。 |
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* 2021年10月21日に、メガドライブミニ発売2周年を記念したデコレーションキット第2弾として「メガドラタワーミニZERO」が発売される予定となっている。これは[[メガアダプタ]]と[[セガ・マークIII]](マスターシステム)用カートリッジ(マスターシステムカートリッジ、マイカードマーク III)のミニチュアモデルのセットで、メガドラタワーミニと同様に動作はしない<ref>[https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1333330.html もうひとつのメガドラタワー。「メガドラタワーミニZERO」発売決定!],GAME Watch,2021年6月23日</ref>。 |
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本機発売後の2019年12月に開催された、その年にユーザーから最も支持された製品を選出する「[[カカクコム|価格.com]]プロダクトアワード2019」では、ゲーム機本体部門にてメガドライブミニが[[PlayStation 4|PlayStation 4 Pro]]、[[Nintendo Switch Lite]]を抑えて金賞を獲得。また、ゲーム部門全体での大賞も獲得した<ref>[https://kakaku.com/productaward/index-game.html ゲーム部門 大賞-価格.comプロダクトアワード2019](価格.com,2019年12月4日)</ref>。 |
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また、2019年12月12日に関連商品として、[[ウェーブマスター]]からメガドライブミニのメニューミュージックや、メガドライブミニ収録タイトルのうち8作品の楽曲のアレンジバージョンなどが収められた音楽CD『Mega Drive Mini -Celebration Album-』 が発売された<ref>[http://www.wave-master.com/ent/mdmini/ Mega Drive Mini -Celebration Album-](ウェーブマスター)</ref>。 |
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こうして、初めてメガドライブに触れる人向けの定番から、メガドライブをいまなお愛している根強いファンを唸らせるような作品まで、どのようなタイプのユーザーも概ね満足させるような収録タイトルのラインアップが好評だったことや、過度のプレミア化や値引きがされることなく出荷台数分を売り切れたこと、さらに北米や欧州では日本の何倍も売れたことなど、メガドライブミニのプロジェクトは成功を遂げた<ref name="MDmini2_20220603">{{Cite web|和書|work=KADOKAWA GAME Linkage|url=https://www.famitsu.com/news/202206/03263208.html|title=「メガドライブミニ2」“新ハード”誕生秘話を奥成洋輔氏に直撃|accessdate=2022-06-09}}</ref>。 |
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当初は﹁先のことを考えた出し惜しみはしない﹂という製作方針によりメガドライブミニの続編にあたる商品は全く構想されていなかったが<ref>{{Cite web|和書|title=“あの時代”を表現する﹁メガドライブミニ﹂というハードはいかにして生まれたか? |url=https://game.watch.impress.co.jp/docs/interview/1186806.html |website=GAME Watch |date=2019-06-05 |access-date=2022-06-09 |publisher=株式会社インプレス}}</ref>、発売後の開発スタッフへのインタビューでは﹁5年後、10年後に“真・メガドライブミニ”というハードを作るかも知れない﹂﹁チャンスがあればまたやりたい﹂という発言があった{{R|GameWatch20200326}}。セガの内部方針としても、本機の成功を受けてミニハードなどの企画が今後も中期的に企画されることになり、2022年には本機に続くプロジェクト第2弾となる﹁[[メガドライブ ミニ2]]﹂が発売された{{R|MDmini2_20220603}}。
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== 脚注 == |
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=== 注釈 === |
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=== 出典 === |
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== 関連項目 == |
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* [[メガドライブ]] |
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* [[セガゲームス]] |
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* [[SEGA AGES]] |
* [[SEGA AGES]] |
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*セガがリリースした復刻系ゲーム機 |
*セガがリリースした復刻系ゲーム機 |
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**[[ゲームギアミクロ]] |
**[[ゲームギアミクロ]] |
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**[[アストロシティミニ]] |
**[[アストロシティミニ]] |
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**[[アストロシティミニ V]] |
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**[[メガドライブ ミニ2]] |
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* コンセプトが類似する他社のゲーム機 |
* コンセプトが類似する他社のゲーム機 |
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** [[ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ]] |
** [[ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ]] |
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** [[ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン]] |
** [[ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン]] |
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** [[ネオジオ ミニ]] |
** [[ネオジオ ミニ]] |
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** [[PlayStation Classic]] |
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** [[プレイステーション クラシック]] |
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** [[PCエンジン mini]] |
** [[PCエンジン mini]] |
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** [[イーグレットツー ミニ]] |
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== 外部リンク == |
== 外部リンク == |
2023年12月18日 (月) 10:46時点における最新版
メーカー | セガゲームス |
---|---|
種別 | 復刻系据置型ゲーム機 |
発売日 |
2019年9月19日 同上 2019年10月4日 |
SoC | 瑞起 SoC Z7213[1] |
対応メディア | プリインストール |
外部接続 | HDMI |
本体
メガドライブ ミニ本体の型番はHAA-2520。日本国内では、オリジナルハードの後期モデル﹁メガドライブ2﹂(MD2)リリースの頃に製作・単品販売︵MD2にも付属︶したゲームコントローラ﹁ファイティング6Bパッド﹂を、同じサイズのまま接続端子を USB仕様にしたコントローラ﹁メガドライブ ミニ コントローラー﹂が1個付属する基本モデルと、2個付いている﹁メガドライブ ミニW﹂モデルの2種類が発売された。このメガドライブ ミニ コントローラーはセガ直営のECショップ﹁セガストア﹂でも単品販売された。 その他の付属品はディスプレイ接続用のハイスピードHDMIケーブル、電源供給用のUSBケーブル、取扱説明書、保証書など。 オリジナルのメガドライブが全世界で展開されていたことから、メガドライブ ミニも各地域限定のソフトを収録した版が発売された。基本的には各地域でしか買えないものだが、日本ではセガストアなどで数量限定で販売した。 以下、日本のセガが直接発売に関与したバージョンに限定して記載する。 SEGA Genesis Mini 北米市場向けバージョン。日本では2019年9月27日にAmazonで数量限定発売された。 メガドライブ ミニ・アジアエディション 日本以外のアジア︵中国を中心とした地域・東南アジアなど︶市場向けバージョン。2020年、このアジア版にしか収録されていない﹃エイリアンソルジャー﹄が発売25周年を迎えたことを記念し、同年3月25日にセガストアとAmazonで数量限定発売予定︵﹃エイリアンソルジャー﹄の要素が多々登場するコミック﹃異世界おじさん﹄の作者﹁殆ど死んでいる﹂が書き下ろしたスペシャルポストカード付き︶。 メガドライブミニ3ボタンコントロールパッド オリジナルメガドライブの初期に同梱されていた、ボタンが3つだけ付いたパッドは海外版では現地向けの3ボタンパッドが同梱されているが、日本でも3ボタンパッドが欲しいという声があがり、これに応える形で日本版の3ボタンパッドがセガストアにて少量限定発売された[2]。 開発に関しては、ドリームキャストの生産停止と同時に家庭用ゲームハードの部署がなくなっていたため、家庭用ゲームハードの部署に在籍していた人物に声をかけて開発に漕ぎつけた。メガドライブの機構設計を行っていた担当者が監修を行い、メガドライブの製造工場に行って部材調達をした担当者が、メガドライブ ミニに関しても製造工場へ出向いてミクロン単位の監修を行っている[3]。仕様
※ 下記の出典 → [4]ソフト関係
他メーカーの復刻系ゲーム機同様、オリジナルのロムカセットをスロットに装着して遊ぶことやソフトのダウンロードはできない。 対応言語は﹁日本語﹂のほか、﹁英語﹂﹁フランス語﹂﹁イタリア語﹂﹁ドイツ語﹂﹁スペイン語﹂﹁繁体字﹂﹁韓国語﹂の計8言語。設定を変更することでメニューのタイトル名、ゲーム紹介テキストのほか、一部ゲームを除き、メニューに表示されているパッケージデザインやゲームのバージョンも該当地域向けに変更され、海外版を遊ぶことができるようになる。例えば﹃バンパイアキラー﹄の場合、言語設定を﹁英語﹂に変更した場合は北米版﹃Castlevania: Bloodlines﹄が、﹁フランス語﹂に変更した場合は欧州版﹃Castlevania: The New Generation﹄が遊べるようになる[注 1]。 ソフトの移植は﹁SEGA AGESシリーズ﹂など、レトロゲームの移植で多数の実績を持つエムツーが担当した。メガドラミニと同時期に展開されているレトロゲームシリーズ﹁SEGA AGES︵Nintendo Switch版︶﹂とは別ラインで制作されている。なおSEGA AGESのようなゲームへの付加価値要素は基本的に無いが、プレイ途中のセーブ[注 2]機能は付けられている。 ゲームをセレクトする際のメニュー画面で流れるBGMは﹃ベア・ナックル﹄などメガドライブのゲーム音楽を多数手がけた古代祐三による新規書き下ろし楽曲が使われた。 各ゲームタイトルの説明書は添付しておらず、本体で電子説明書として閲覧する機能もない。公式サイトにて、各タイトルの発売当時の説明書︵新規移植の2作品は書き下ろされたもの︶が、PDFファイル形式で公開されている[注 3]。ハード関係
外観は初代メガドライブのデザインのまま、スケールを約55%縮尺したサイズとなっている[5]。このスケーリングサイズはニンテンドークラシックミニ スーパーファミコンなどの先だってリリースされた他メーカーの復刻系ゲーム機に近く、並べて置いた際に納まりが良くなることを意識したものである。なお、他の復刻系ゲーム機では電源スイッチ・リセットボタンをのぞいて省略されていた本体の各部品可動が、ダミーパーツであり実際の機能が付加されていないものの、オリジナルと同様に動かせるようになっている。 なお一部の収録作品は3人や4人のマルチプレイが可能だが、オリジナルのコントローラー接続端子拡張ユニット﹁セガタップ﹂に変わって、IT系周辺機器メーカーであるBUFFALOとタイアップした特定の汎用USBハブを2Pコントローラー接続端子に接続することで、マルチプレイに対応する。マルチプレイ時にはメガドライブ ミニ コントローラーのほか、前述したBUFFALO製のUSBゲームコントローラーのうち、セガが指定した特定の機器のみ、代替品として使用可能であり、指定された機器以外は、動作しない仕様である。 映像、音声出力用にHDMI端子が用意されており、本機販売時には標準的に家庭用テレビやモニターにHDMI端子が備わっているので接続できる。 電源入力端子はmicro-B USB端子である。ACアダプタは標準付属していないため、スマートフォンの充電などに使われる5V/1.0A/5W以上の出力ができるUSBのAコネクタに電源供給が可能なアダプタが必要である。元のメガドライブの性能をフル稼働すると消費電流がUSB端子より供給される1アンペアを超えてしまうため考慮して移植する必要があり、その制限を超えてしまうメガCDやスーパー32X用ソフトは移植候補から外れた[6]。なお、正規の利用法ではないが、ニンテンドークラシックミニ用のACアダプターの定格は近値なので流用できる。公式サイトではテレビ・PCなどのStandard-Aコネクタから電源を供給することによっても動作が可能としている。収録タイトル
セガだけではなく他のゲームメーカーからリリースされたタイトルも含めた全メガドライブゲームソフトから、“メガドライブの時代を再現する”という内部的テーマを基に厳選された40作品に加え、新規に移植される2作品の合計42作品がプリインストール︵内蔵収録︶されプレイできる。なお、全地域共通で収録される作品と、それぞれの地域限定で収録されるタイトルの2種類に大別できるため、総タイトル数は若干多くなっている。日本版とアジア版で収録タイトルに差異が出た理由について、本機の開発スタッフの一員である奥成洋輔は、日本版から﹁ライセンスの許諾範囲が日本国内のみ﹂もしくは﹁ゲームルールが複雑だが、日本語以外の言語に対応していない﹂タイトルを外し、代わりにアジアのファンにお勧めできる作品を入れたためとGameWatchとのインタビューの中で説明している[7]。また、実在の選手や車種が登場するゲームも権利関係で収録が見送られた[7]。 日本版においては、基本的に﹁1シリーズ1タイトルのみを収録する﹂という﹁縛り﹂が設定されている[8]。このため、下記3シリーズ作品については2019年2月セガ公式サイトにて、﹁︵日本で発売するメガドライブミニに︶どの作品を収録してほしいか﹂という意見をセガに届けられる機会︵セガでは﹁国民投票﹂と称した︶が1週間ほどあり、その結果を受けて下記*印のタイトルの収録が決定した。 (一)ぷよぷよシリーズ - ﹃ぷよぷよ﹄ / ﹃ぷよぷよ通﹄* (二)ソニック・ザ・ヘッジホッグシリーズ - ﹃ソニック・ザ・ヘッジホッグ﹄ / ﹃ソニック・ザ・ヘッジホッグ2﹄* (三)シャイニング・フォースシリーズ -﹃シャイニング・フォース 神々の遺産﹄* / ﹃シャイニング・フォースII古えの封印﹄ 全タイトルは一挙発表するのではなく、ある程度まとめた数を時期を分けて発表されるというプロモーションが成された。前述のハード仕様の理由によりメガCD用ソフト[注 4]やスーパー32X用ソフトは含まれない。下記表は基本50音順。上段=邦題 中段=英題(2つあるものは左が北米版、右が欧州版)[注 6] 下段=中国語題[注 7] |
オリジナルメーカー | 日本版 | 北米版 | ユーロ版 | アジア版 |
---|---|---|---|---|---|
ガンスターヒーローズ Gunstar Heroes 銀河快槍手 |
セガ | ○ | ○ | ○ | ○ |
コミックスゾーン Comix Zone 漫畫地帶 |
セガ | ○ | ○ | ○ | ○ |
シャイニング・フォース 神々の遺産 Shining Force 光明與黑暗續戰篇 〜眾神的遺產〜 |
セガ | ○ | ○ | ○ | ○ |
スペースハリアーII Space Harrier II 太空哈利 II |
セガ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ソニック・ザ・ヘッジホッグ2 SONIC THE HEDGEHOG 2 索尼克 2 |
セガ | ○ | ○ | ○ | ○ |
バンパイアキラー Castlevania: Bloodlines / Castlevania: The New Generation 惡魔城 血族 |
コナミ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ぷよぷよ通 魔法氣泡通 |
セガ | ○ | - | - | ○ |
魔導物語I(いち) | コンパイル | ○ | - | - | - |
レッスルボール 暴力足球 |
ナムコ | ○ | - | - | ○ |
レンタヒーロー | セガ | ○ | - | - | - |
上段=邦題 中段=英題(2つあるものは左が北米版、右が欧州版) 下段=中国語題 |
オリジナルメーカー | 日本版 | 北米版 | ユーロ版 | アジア版 |
---|---|---|---|---|---|
アウトラン-2019 OutRun2019 |
シムス | - | - | - | ○ |
ヴァーミリオン 石中劍 |
セガ | - | - | - | ○ |
エコー・ザ・ドルフィン Ecco the Dolphin |
セガ | - | ○ | ○ | - |
獣王記 Altered Beast |
セガ | - | ○ | ○ | - |
ソニック・ザ・ヘッジホッグ SONIC THE HEDGEHOG 索尼克 |
セガ | - | ○ | ○ | ○[注 8] |
トージャム&アール ToeJam & Earl |
セガ | - | ○ | ○ | - |
ドクターエッグマンのミーンビーンマシーン / ぷよぷよ[注 9] Dr. Robotnik's Mean Bean Machine / Puyo Puyo 魔法氣泡 |
セガ | - | ○ | ○ | ○[注 10] |
上段=邦題 中段=英題(2つあるものは左が北米版、右が欧州版) 下段=中国語題 |
オリジナルメーカー | 日本版 | 北米版 | ユーロ版 | アジア版 |
---|---|---|---|---|---|
アイラブ ミッキー&ドナルド ふしぎなマジックボックス World of Illusion Starring Mickey Mouse AND Donald Duck 我愛米奇&唐老鴨 奇幻魔法箱 |
セガ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ゲームのかんづめ お徳用 SEGA 遊戲大合輯 超值版 |
セガ | ○ | - | - | ○ |
魂斗羅 ザ・ハードコア CONTRA Hard Corps / Probotector 魂斗羅 鐵血兵團 |
コナミ | ○ | ○ | ○ | ○ |
サンダーフォースIII THUNDER FORCE III 閃電出擊III |
テクノソフト | ○ | ○ | ○ | ○ |
スーパーファンタジーゾーン SUPER FANTASY ZONE Super Fantasy Zone |
サンソフト | ○ | ○ | ○ | ○ |
ダイナブラザーズ2 (セガチャンネルスペシャル版) | CSK総合研究所 | ○ | - | - | - |
ハイブリッド・フロント | セガ | ○ | - | - | - |
ベア・ナックルII 死闘への鎮魂歌 Streets of Rage 2 / Streets of Rage II 怒之鐵拳II 死鬥的鎮魂歌 |
セガ | ○ | ○ | ○ | ○ |
武者アレスタ 銀河武者 |
東亜プラン | ○ | - | - | ○ |
ランドストーカー 〜皇帝の財宝〜 LAND STALKER 秘境魔寶 〜皇帝財寶〜 |
セガ | ○ | ○ | ○ | ○ |
上段=邦題 中段=英題(2つあるものは左が北米版、右が欧州版) 下段=中国語題 |
オリジナルメーカー | 日本版 | 北米版 | ユーロ版 | アジア版 |
---|---|---|---|---|---|
アースワームジム EARTH WORM JIM |
Playmates Interactive(NA) Virgin Interactive Entertainment(EU) |
- | ○ | ○ | - |
アイラブ ミッキーマウス ふしぎのお城大冒険 Castle of Illusion Starring Mickey Mouse 我愛米奇 奇幻城堡大冒險 |
セガ | - | ○ | ○ | ○ |
ザ・スーパー忍II Shinobi III: Return of the Ninja Master |
セガ | - | ○ | ○ | - |
上段=邦題 中段=英題(2つあるものは左が北米版、右が欧州版) 下段=中国語題 |
オリジナルメーカー | 日本版 | 北米版 | ユーロ版 | アジア版 |
---|---|---|---|---|---|
ゴールデンアックス Golden Axe 戰斧 |
セガ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ザ・スーパー忍 超級忍 |
セガ | ○ | - | - | ○ |
ストーリー オブ トア 〜光を継ぐ者〜 Beyond Oasis / The Story of Thor: A Successor of The Light 雷神傳說 〜光之繼承者〜 |
セガ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ストリートファイターIIダッシュプラス Street Fighter II': Special Champion Edition |
カプコン | ○ | ○ | ○ | - |
大魔界村 Ghouls 'n Ghosts 大魔界村 |
カプコン[注 13] | ○ | ○ | ○ | ○ |
タントアール Puzzle & Action: Tant-R |
セガ | ○ | - | - | ○ |
パーティークイズ MEGA Q | セガ | ○ | - | - | - |
ファンタシースター 千年紀の終りに Phantasy Star IV: The End of the Millennium 夢幻之星 〜千年紀的終結〜 |
セガ | ○ | ○ | ○ | ○ |
幽☆遊☆白書 魔強統一戦 | セガ | ○ | - | - | - |
ロックマンメガワールド Mega Man: The Wily Wars 洛克人機器世界 |
カプコン | ○ | ○ | ○ | ○ |
上段=邦題 中段=英題(2つあるものは左が北米版、右が欧州版) 下段=中国語題 |
オリジナルメーカー | 日本版 | 北米版 | ユーロ版 | アジア版 |
---|---|---|---|---|---|
アレックスキッド 天空魔城 Alex Kidd in the Enchanted Castle |
セガ | - | ○ | ○ | - |
エイリアンソルジャー 異形戰士 |
セガ | - | - | - | ○ |
ソニック・スピンボール Sonic the Hedgehog Spinball |
セガ | - | ○ | ○ | - |
ベクターマン Vectorman |
セガ | - | ○ | ○ | - |
ワンダーボーイV モンスターワールドIII Wonder Boy in Monster World 神奇男孩V 怪物世界III |
セガ | - | ○ | ○ | ○ |
上段=邦題 中段=英題(2つあるものは左が北米版、右が欧州版) 下段=中国語題 |
オリジナルメーカー | 日本版 | 北米版 | ユーロ版 | アジア版 |
---|---|---|---|---|---|
アリシアドラグーン Alisia Dragoon 龍少女戰士 艾莉西亞 |
ゲームアーツ | ○ | ○ | ○ | ○ |
コラムス Columns 魔法寶石 |
セガ | ○ | ○ | ○ | ○ |
重装機兵レイノス 重裝機兵雷諾斯 |
メサイヤ | ○ | - | - | ○ |
スノーブラザーズ 雪人兄弟 |
東亜プラン[注 14] | ○ | - | - | ○ |
スラップファイトMD Slap Fight |
東亜プラン[注 14] | ○ | - | - | ○ |
ダイナマイトヘッディー Dynamite Headdy |
セガ | ○ | ○ | ○ | - |
モンスターワールドIV Monster World IV 怪物世界IV |
セガ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ラングリッサーII 夢幻模擬戰II |
メサイヤ | ○ | - | - | ○ |
ロードモナーク とことん戦闘伝説 | セガ・ファルコム | ○ | - | - | - |
ロード・ラッシュII Road Rash II 暴力摩托車II |
エレクトロニック・アーツ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ダライアス Darius 太空戰鬥機 |
タイトー | ○ | ○ | ○ | ○ |
テトリス[注 15] Tetris 俄羅斯方塊 |
セガ | ○ | ○ | ○ | ○ |
上段=邦題 中段=英題(2つあるものは左が北米版、右が欧州版) 下段=中国語題 |
オリジナルメーカー | 日本版 | 北米版 | ユーロ版 | アジア版 |
---|---|---|---|---|---|
エターナルチャンピオンズ Eternal Champions |
セガ | - | ○ | ○ | - |
カメレオンキッド Kid Chameleon |
セガ | - | ○ | ○ | - |
シャイニング・フォースII 古の封印 光明與黑暗續戰篇II 古代的封印 |
セガ | - | - | - | ○ |
ストライダー飛竜 Strider 出擊飛龍 |
カプコン[注 13] | - | ○ | ○ | ○ |
バーチャファイター2(ジェネシス版) Virtua Fighter 2 |
セガ | - | ○ | ○ | - |
ライトクルセイダー Light Crusader |
セガ | - | ○ | ○ | - |
周辺機器
型番 | 名称 | 備考 |
---|---|---|
HAA-2521 | 3ボタンコントロールパッド | |
HAA-2522 | 6ボタンコントロールパッド ファイティングパッド6B | 本体に1つ同梱。 |
HDMIケーブル | 本体に1つ同梱。 | |
USBケーブル | マイクロUSB規格。本体に1つ同梱。 |
プロモーション・反響
2018年4月14日に開催されたセガフェス2018にて、第一報がなされた[12]。当時﹁メガドライブ ミニ﹂という名称は仮称で、2019年の続報発表時にそのまま正式な名称となった。当初は同年内のリリースを予定していたが、反響がセガの予想を越えて大きく、海外からの要望にも適切に応える必要が生じてきたため、2018年9月、2019年に販売時期を延期すると発表[13]して、当初の仕様も白紙に戻して一から再設計した。プロモーションや開発自体に関しても、ドリームキャストにおける発売プロモーションの失敗や大量在庫を生んだ経験を生かして慎重に行われた[3]。 発売前のYouTubeなどで公開されているプロモーション映像では、メガドライブのCMに起用されたいとうせいこうがナレーションを担当した。 本機発売日には、重度のセガマニアであるユーチューバーが登場して頻繁にセガネタが扱われるウェブ連載漫画﹃異世界おじさん﹄︵KADOKAWA︶でセガと公式にコラボした、収録ソフトを熱く紹介する特別編を公開した[14]。また、日本では発売時期が平成から令和への改元の時期にあたっていたため、﹁令和最初の新︵ゲーム︶ハード﹂というセールスコピーが使われた[注 16]。 本機発売後の2019年12月に開催された、その年にユーザーから最も支持された製品を選出する﹁価格.comプロダクトアワード2019﹂では、ゲーム機本体部門にてメガドライブミニがPlayStation 4 Pro、Nintendo Switch Liteを抑えて金賞を獲得。また、ゲーム部門全体での大賞も獲得した[15]。 また、2019年12月12日に関連商品として、ウェーブマスターからメガドライブミニのメニューミュージックや、メガドライブミニ収録タイトルのうち8作品の楽曲のアレンジバージョンなどが収められた音楽CD﹃Mega Drive Mini -Celebration Album-﹄ が発売された[16]。 こうして、初めてメガドライブに触れる人向けの定番から、メガドライブをいまなお愛している根強いファンを唸らせるような作品まで、どのようなタイプのユーザーも概ね満足させるような収録タイトルのラインアップが好評だったことや、過度のプレミア化や値引きがされることなく出荷台数分を売り切れたこと、さらに北米や欧州では日本の何倍も売れたことなど、メガドライブミニのプロジェクトは成功を遂げた[17]。 当初は﹁先のことを考えた出し惜しみはしない﹂という製作方針によりメガドライブミニの続編にあたる商品は全く構想されていなかったが[18]、発売後の開発スタッフへのインタビューでは﹁5年後、10年後に“真・メガドライブミニ”というハードを作るかも知れない﹂﹁チャンスがあればまたやりたい﹂という発言があった[7]。セガの内部方針としても、本機の成功を受けてミニハードなどの企画が今後も中期的に企画されることになり、2022年には本機に続くプロジェクト第2弾となる﹁メガドライブ ミニ2﹂が発売された[17]。脚注
注釈
出典
関連項目
- SEGA AGES
- セガがリリースした復刻系ゲーム機
- コンセプトが類似する他社のゲーム機