「ヵ」の版間の差分
表示
削除された内容 追加された内容
58.93.89.24 (会話) による ID:38468497 の版を取り消し |
編集の要約なし |
||
50行目: | 50行目: | ||
{{Wiktionarypar|ヵ}} |
{{Wiktionarypar|ヵ}} |
||
[[Category:仮名文字| |
[[Category:仮名文字|*]] |
||
[[ko:ヵ]] |
[[ko:ヵ]] |
2012年6月25日 (月) 04:54時点における版
平仮名 | |
---|---|
文字 |
ゕ |
字源 | かの小書き |
JIS X 0213 | 1-4-85 |
Unicode | U+3095 |
片仮名 | |
文字 |
ヵ |
字源 | カの小書き |
JIS X 0213 | 1-5-85 |
Unicode | U+30F5 |
言語 | |
言語 | ja |
ローマ字 | |
JIS X 4063 | xka |
発音 | |
種別 |
五十音 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
ヵは、日本語に使われる文字。片仮名の﹁カ﹂を小書きにした用途として用いられることは稀で、主に数助詞として使用される。片仮名のカを小さくした形をしているが、一般的な片仮名ではない。
﹁个﹂あるいは﹁箇﹂の略字として﹁ヶ﹂という文字があるが、この読みが、﹁一ヶ月﹂﹁一ヶ所﹂のような場合﹁か﹂となること、また、﹁ヶ﹂との字形の類似から﹁ヵ﹂と表記されたことから広まった。
そのため、﹁ヵ﹂という文字は﹁ヶ﹂が使われる場面で、かつその読みが﹁か﹂となる場合しか通常は使われない。また、生まれた経緯から﹁ヵ﹂を使うのは不適切であり、代わりに﹁ヶ﹂とするか、﹁カ﹂﹁か﹂﹁箇﹂を使うべきだとする者もある。
平仮名と片仮名の互換上の理由で平仮名の﹁ゕ﹂という文字もあるが、前述の用途で使用することは正しい利用方法ではない。
中世以前の古文書の中に﹁ヵ﹂あるいは﹁ゕ﹂が使用されている場合があるが、この場合は﹁个﹂あるいは﹁箇﹂の略字として使用しているのではなく、﹁カ﹂あるいは﹁か﹂を小書きしただけである。この用法で使用されるのは助詞であることが多い。
用途
「ヵ」が使われる例
- 一ヵ所(一ヶ所)
- 一ヵ月(一ヶ月)
- 十ヵ条(十ヶ条)
「ヵ」が使われない例
読み
- 「か」と読まれる。
- 助数詞の場合は原則として「か」と発音する。
- 助詞「が」の用途で使用される時は、「が」と発音する。
ヵ に関わる諸事項
- JIS規格では「小書き片仮名カ」、Unicodeでは「KATAKANA LETTER SMALL KA」と、いずれも片仮名「カ」を小さくした文字としている。