「丸山作楽」の版間の差分
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{{和暦|1869}}8月、[[外務大丞]]となり[[樺太]]に出張して対露交渉にあたった。翌{{和暦|1870}}3月に帰国し、政府に[[ロシア]]南下への積極対抗策を進言するが容れられなかった。また[[佐田白茅]]が唱えた[[征韓論]]に同調し、その実行を促したが、これも用いられなかった。同年11月、樺太問題の失敗により外務権大丞に転任となる。
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{{和暦|1869}}8月、[[外務大丞]]となり[[樺太]]に出張して対露交渉にあたった。翌{{和暦|1870}}3月に帰国し、政府に[[ロシア]]南下への積極対抗策を進言するが容れられなかった。また[[佐田白茅]]が唱えた[[征韓論]]に同調し、その実行を促したが、これも用いられなかった。同年11月、樺太問題の失敗により外務権大丞に転任となる。
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丸山は |
丸山は[[篠山藩]]士・[[畑経世]]らとともに、[[外務省]]によって却下された征韓論を、反乱によって実行に移そうと試みる。しかし{{和暦|1871}}に事は発覚してまず畑が逮捕され、[[5月10日]]に丸山も外務省出勤中に拘引された。[[5月29日]]、外務権大丞を免じられた。なおこの事件は﹁同権大丞︵丸山︶は固陋奇弁を有する人物を以て目せられ、今回の陰謀も朝鮮出兵を理由に、諸般及び浪士不平の徒を糾合した感があり、政治上重大化するに至らなかった﹂という<ref>田保橋潔 ﹃近代日鮮関係の研究 上﹄︵[[1940年]]、[[朝鮮総督府]]中枢院、P310︶</ref>。終身禁錮の刑に処されたが、{{和暦|1880}}1月、恩赦により出獄した。
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その後、新聞﹃明治日報﹄を起こし、{{和暦|1882}}には[[東京日日新聞]]の[[福地源一郎]]とともに[[立憲帝政党]]を結成し、保守的政治家として活動した。{{和暦|1890}}には[[元老院議官]]・[[貴族院 (日本)|貴族院]]議員に就任した。
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その後、新聞﹃明治日報﹄を起こし、{{和暦|1882}}には[[東京日日新聞]]の[[福地源一郎]]とともに[[立憲帝政党]]を結成し、保守的政治家として活動した。{{和暦|1890}}には[[元老院議官]]・[[貴族院 (日本)|貴族院]]議員に就任した。
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2011年8月23日 (火) 05:12時点における版
丸山 作楽︵まるやま さくら、1840年10月27日︵天保11年10月3日︶ - 1899年︵明治32年︶8月18日︶は明治時代の外交官・実業家・政治家。別名‥正虎、正路、佐久良。号‥神習処・素行・磐之屋。