京阪700形電車 (3代)のソースを表示

{{pp-vandalism|small=yes}}
{{鉄道車両
| 車両名   = 京阪700形電車 (<span class="ltr">3</span>代)
| 背景色   = #117755
| 文字色   = #ffffff
| 画像     = Keihan-Type700.jpg
| 画像幅   = 280px
| 画像説明 = 石山坂本線を走る700形<br/>（[[2020年]][[<span class="ltr">11</span>月<span class="ltr">12</span>日]] [[びわ湖浜大津駅]] - [[三井寺駅]]間）
| 製造所   = [[京阪電気鉄道]][[錦織工場]]
| 製造年   = [[1992年]] - [[1993年]]
| 製造数   = 10両
| 改造所   = 
| 改造年   = 
| 改造数   = 
| 運用開始 = [[1992年]][[<span class="ltr">5</span>月<span class="ltr">1</span>日]]
| 運用終了 = 
| 引退     = 
| 廃車     = 
| 消滅     = 
| 運用者   = [[京阪電気鉄道]]
| 投入先   = [[京阪大津線|大津線]]（[[京阪石山坂本線|石山坂本線]]）
| 編成     = 2両編成（Mc1 + Mc2）
| 軸配置   =
| 電気方式 = [[直流電化|直流]]600 [[ボルト (単位)|V]] → 1,500 [[ボルト (単位)|V]]<br />（[[架空電車線方式]]）
| 軌間     = [[標準軌|1,435 mm]]
| 営業最高速度 = 
| 設計最高速度 =
| 最高速度 =
| 起動加速度 = 
| 常用減速度 = 
| 非常減速度 = 
| 減速度   =
| 定格速度 = 
| 編成定員 = 190人
| 車両定員 = 95人（着席<span class="ltr">38</span>人、<span class="ltr">40</span>人）
| 荷重     = 
| 車両重量 = 21.0 [[トン|t]]
| 編成重量 = 42.0 [[トン|t]]
| 軸重     = 
| 編成長   = 
| 全長     = 15,000 [[ミリメートル|mm]]
| 全幅     = 2,380 [[ミリメートル|mm]]
| 全高     = 3,980 [[ミリメートル|mm]]
| 床面高さ = 
| 車体     = [[炭素鋼|普通鋼]]
| 台車     = FS-503A
| 車輪径   = 
| 固定軸距 =
| 台車間距離 = 9,000 [[ミリメートル|mm]]
| 動力伝達方式 = [[<span class="ltr">TD</span>平行カルダン駆動方式]] 
| 機関     = 
| 機関出力 = 
| 機関出力2 = <!-- 1時間定格 -->
| 機関出力3 = <!-- 30分定格 -->
| 機関出力4 = <!-- 連続定格 -->
| 変速機   = 
| 変速段   = 
| 発電機   =
| 主電動機 = [[東洋電機製造]] TDK-8760A（[[複巻整流子電動機]]）
| 主電動機出力 = 70 [[キロワット|kW]]
| 主電動機出力2 = <!-- 1時間定格 -->
| 主電動機出力3 = <!-- 30分定格 -->
| 主電動機出力4 = <!-- 連続定格 -->
| 端子電圧 = 
| 搭載数   =  
| 駆動方式 =
| 歯車比   = 6.92
| 出力     = 280 [[キロワット|kW]]
| 編成出力 = 560 [[キロワット|kW]]
| 定格出力 = 
| 引張力   = 
| 定格引張力 = 
| 制御方式 = [[界磁位相制御|分巻界磁位相制御]]
| 制動装置 = [[電気指令式ブレーキ|全電気指令式電磁直通ブレーキ]]（HRD-1）
| 保安装置 = 
| 備考     = 車体は[[京阪350型電車|350形]]、[[京阪500型電車 (<span class="ltr">2</span>代)|500形]]から流用<br />主要数値は{{sfn|寺田祐一|2003|p=63}}{{sfn|寺田祐一|2003|p=152}}{{sfn|清水祥史|2017|p=187}}{{r|Keihan_700_0}}{{r|Keihan_700_1}}{{r|Keihan_700_2}}{{r|Keihan_700_3}}{{r|Keihan_700_4}}{{r|Keihan_700_railfan}}<ref name="Keihan_1999">{{Cite book|和書|author =  井上広和|author2 = 藤原進|title = 京阪|series = 日本の私鉄|date = 1999-8-1|publisher = [[保育社]]|isbn = 978-4586509096|pages = 138-139}}</ref>に基づく。
| 備考全幅 = 
}}
'''京阪700形電車'''（けいはん700がたでんしゃ）は、[[京阪電気鉄道]]が所有する[[京阪大津線|大津線]]と呼ばれる路線網を走る[[電車]]（[[路面電車|路面電車車両]]）の<span class="ltr">1</span>形式。[[1992年]]の登場当初は[[京都府]]・[[滋賀県]]にまたがる[[京阪京津線|京津線]]でも使用されたが、[[1997年]]以降は滋賀県を走る[[京阪石山坂本線|石山坂本線]]で運用に就く{{sfn|寺田祐一|2003|p=63}}{{sfn|清水祥史|2017|p=184}}。

== 導入までの経緯 ==
京阪大津線（[[京阪京津線|京津線]]、[[京阪石山坂本線|石山坂本線]]）初の冷房車として導入された[[京阪600形電車 (<span class="ltr">3</span>代)|600形]]は[[1988年]]までに<span class="ltr">20</span>両（<span class="ltr">2</span>両編成<span class="ltr">10</span>本）が製造され、京津線で使用されていた[[京阪<span class="ltr">80</span>型電車|80形]]についても[[1989年]]から[[1990年]]にかけて冷房化工事が実施されたことで、大津線に残る非冷房車は[[京阪260型電車|260形]]、[[京阪350型電車|350形]]、[[京阪500型電車 (<span class="ltr">2</span>代)|500形]]の計<span class="ltr">27</span>両となっていた。その中でも350形は性能上急勾配が存在する京津線を旅客列車として走行することができず、効率的な車両運用に支障をきたしていた{{r|Keihan_700_1}}{{sfn|寺田祐一|2003|p=63}}{{sfn|寺田祐一|2003|p=62}}。

一方、長年検討されていた京津線から[[京都市営地下鉄東西線]]への直通運転に関する車両規格が[[1990年]]に決定し、京津線の車両規格の大型化に併せて石山坂本線を含んだ大津線全体の架線電圧をそれまでの600 [[ボルト (単位)|V]]から1,500 [[ボルト (単位)|V]]へ昇圧することとなった。それに伴い、600形の増備車としての導入が予定されていた車両の計画を変更し、昇圧に備えた最新機器を備えた複電圧車として[[1992年]]以降大津線の錦織工場での製造が実施された。これが700形である{{r|Keihan_700_0}}{{r|Keihan_700_1}}。

形式の「700」という番号については、[[1928年]]に1580型として登場後翌[[1929年]]に700型と形式名を改めた[[京阪1550型電車|初代]]、旧型車両の機器を流用して[[1968年]]から[[1970年]]に製造された[[京阪700系電車 (<span class="ltr">2</span>代)|2代目]]が存在しており、この大津線向けの700形は<span class="ltr">3</span>代目にあたる{{r|Keihan_700_3}}。

== 車体・車内 ==
260形や[[京阪300型電車 (<span class="ltr">2</span>代)|300形]]の車体を流用した500形や600形同様、両側に<span class="ltr">2</span>箇所の両開き扉を有する700形の車体は非冷房車の350形<span class="ltr">4</span>両と500形<span class="ltr">6</span>両（全車）から改造されたものである。ただし車歴上は「改造」ではなく「新造」という扱いになっている。検査や車両運用の都合上、先に完成したのは350形の車体を用いた<span class="ltr">4</span>両（701 + 702・703 + 704）である{{r|Keihan_700_2}}{{r|Keihan_700_3}}。

前面形状は600形<span class="ltr">2</span>次車以降と同様の非貫通式固定窓に中央部で分割する<span class="ltr">2</span>枚の曲線ガラス（パノラミックウィンドウ）が採用され、前面窓周りは600形<span class="ltr">2</span>次車以降と同一部品が使用されているが、京阪線{{Refnest|group="注釈"|[[京阪電気鉄道]]のうち、[[京阪本線|本線]]、[[京阪鴨東線|鴨東線]]、[[京阪宇治線|宇治線]]、[[京阪交野線|交野線]]、[[京阪中之島線|中之島線]]を含む路線群の総称<ref>{{Cite web|和書|url = https://www.keihan.co.jp/traffic/traintraffic/|title = 列車運行状況|publisher = [[京阪電気鉄道]]|accessdate = 2019-12-18}}</ref>。}}向け[[京阪7000系電車|7000系]]を基にデザインが変更され、乗務員室の拡大のため前面の傾斜がなくなったほか、窓枠の色も黒となっている。前照灯の形状もケーシングタイプとなり、スカートに囲まれた連結器上部の台枠補強板には[[ステンレス]]のアクセントが入っている{{Refnest|group="注釈"|701 + 702は製造当初スカートやステンレスのアクセントが設置されておらず、703 + 704製造後に追加されている。}}。連結面についても600形から変わり、上部が張り上げ構造となった折妻構造に改められている{{r|Keihan_700_1}}{{r|Keihan_700_railfan}}。

車内は600形同様全席ロングシートであるが、座席や化粧板など車内空間の色調は明るめのものに変更しており明るさと清潔感の調和を図っている{{Refnest|group="注釈"|化粧板そのものは京阪線の6000・7000系と同じ柄である。}}。[[1992年]]11月に製造された705 + 706以降の車両は[[京阪電気鉄道]]の所有車両で初めて車椅子スペースが設置され、それ以前に製造された<span class="ltr">4</span>両についても後に改造により設置が行われている。ほかにも運転台には車椅子渡り板が搭載されており、バリアフリーに対応した車両となっている{{r|Keihan_700_3}}{{r|Keihan_700_railfan}}{{r|Keihan_1999}}。
<gallery widths="200">
File:Keihan 706 cabin.JPG|運転台
</gallery>

== 主要機器・台車 ==
[[回生ブレーキ]]や定速制御を行う関係から主電動機は600形から引き続き直流複巻電動機を用いるが、1,500 Vへの昇圧を見据えて定格出力を70 [[キロワット|kW]]に向上させており、導入当時700形は大津線全体で最も出力の大きい車両となった。<span class="ltr">2</span>基の電動機が搭載されている台車は600形と同様の側梁緩衝ゴム方式の[[空気ばね]]台車である。駆動装置は[[<span class="ltr">TD</span>平行カルダン駆動方式]]を採用し、主電動機の特性に合わせ600形から歯車比の数値が上がっている{{r|Keihan_700_1}}{{r|Keihan_700_railfan}}。

制御装置（ACRF-M870-793A）は<span class="ltr">2</span>両分の電動機<span class="ltr">8</span>基を一括制御するもので、[[界磁位相制御|分巻界磁位相制御]]を用いて定速運転を実施する。運転台からの速度制御は[[マスター・コントローラ]]によって行われ、20 [[キロメートル毎時|km/h]]から70 [[キロメートル毎時|km/h]]まで5 [[キロメートル毎時|km/h]]刻みに計<span class="ltr">11</span>ノッチの定速ノッチが設定されている。また、偶数番号の車両（Mc2）には昇圧に備え逆転器の取り付けや絶縁向上などの準備が施されている{{r|Keihan_700_1}}{{r|Keihan_700_railfan}}。

この昇圧への準備に絡み、補助電源装置（SIV）は600形のブースター方式から様々な電圧に対応可能な昇降圧チョッパ方式に変更されている。回路の中にあるブースター部分が昇降圧チョッパに置き換わったもので、300 Vから1,800 Vまでの架線電圧に対応しており、架線から入力された電圧を1,200 Vに一定化した上で[[インバータ]]を介して照明や空調装置などに用いられる[[三相交流]]や[[単相交流]]に変換することができる。これにより昇圧に伴う回路変更の必要がなくなったほか、半導体数の削減や装置全体の小型化などの効果がもたらされている{{r|Keihan_700_1}}{{r|Keihan_700_railfan}}。

制動装置については、600形までの大津線の車両では標準的に[[直通ブレーキ#SME|非常弁付き直通空気ブレーキ]]（SME）が用いられていたが、700形では制動の性能向上やメンテナンスの簡素化を図るため[[電気指令式ブレーキ|全電気指令式電磁直通ブレーキ]]（HRD-1）に変更されている。更に応荷重装置を装着することで運転保安度が向上している。また保安ブレーキとして直通予備ブレーキも併せて搭載されている。奇数番号（Mc1）の車両に設置されているコンプレッサーに関しても、それまで大津線の全車両で使用されていた直流電動機駆動のDH-25から、交流電動機駆動式のものに改められている{{sfn|寺田祐一|2003|p=63}}{{r|Keihan_700_1}}{{r|Keihan_700_railfan}}。

屋根上には[[空調装置]]があり、より空調効果を高めるためクーラーやダクトの配置変更、車内の送風用ラインデリア増設などの改良が実施されているほか、カバーの形状は一体型に改められている。[[暖房|ヒーター]]は座席下に設置されている{{sfn|寺田祐一|2003|p=63}}{{r|Keihan_700_1}}{{r|Keihan_700_railfan}}。

== 運用・改造工事 ==
[[1992年]]5月<span class="ltr">1</span>日から営業運転を開始し、翌[[1993年]]5月<span class="ltr">27</span>日までに<span class="ltr">10</span>両（<span class="ltr">2</span>両編成<span class="ltr">5</span>本）が製造された。これにより同年当時大津線に在籍していた全<span class="ltr">45</span>両のうち<span class="ltr">30</span>両が冷房車となり、残された非冷房車は朝夕ラッシュ時の運用となった。当初は京津線の準急にも使用されたが、[[1997年]][[<span class="ltr">10</span>月<span class="ltr">12</span>日]]の京津線の部分廃止および[[京都市営地下鉄東西線]]への直通運転開始に伴い、それ以降の定期運用は石山坂本線でのみ行われている。また、同年の深夜に行われた試運転を経て、前日の<span class="ltr">10</span>月<span class="ltr">11</span>日には600形{{Refnest|group="注釈"|昇圧に備え、700形と同様の機器への交換が実施されていた。}}と共に錦織車庫で昇圧工事が行われている{{sfn|寺田祐一|2003|p=63}}{{r|Keihan_700_1}}{{r|Keihan_700_4}}{{sfn|清水祥史|2017|p=189}}。

[[2003年]]のワンマン化対応工事を経て、[[2019年]]現在も<span class="ltr">10</span>両全車が在籍している{{r|Keihan_700_0}}{{r|Keihan_700_1}}{{r|Keihan_700_4}}。

== 塗装変更 ==
[[ファイル:Keihan 700 series new livery 2018-04-01 Biwako Sosui KTO1804-006 (cropped).jpg|thumb|新標準塗装　(2018年撮影)]]
塗装については、[[1992年]]の導入当初は車体上半分が若草色（ライトグリーン）、下半分が青緑色（ダークグリーン）という[[京阪グリーン#1957年から2008年までの京阪一般車塗装|当時の一般車塗装]]であったが、本線系統とのイメージ統一のため[[2017年]]6月から新塗装への塗り替えが行われ、旧塗装での運行は2021年<span class="ltr">2</span>月<span class="ltr">1</span>日に終了した<ref>{{Cite web|和書|url=https://railf.jp/news/2021/01/08/073000.html|title=鉄道ニュース 京阪，「700形旧塗装車両ラストラン」ヘッドマークを掲出|accessdate=2021-02-06|publisher=鉄道ファン|date=2021-01-08|website=railf.jp}}</ref><ref>『鉄道ジャーナル』2021年<span class="ltr">4</span>月号 - 鉄道ジャーナル社 通巻654号 p.87</ref>。

ラッピング車両・特別塗装車両として使用される機会も多く、701 + 702は、[[2016年]]9月<span class="ltr">24</span>日から[[2020年]]3月<span class="ltr">3</span>日まで、営業開始<span class="ltr">55</span>周年を迎えた[[京阪<span class="ltr">80</span>型電車|80形]]の復刻塗装が施されて運行された<ref>{{Cite web|和書|url = https://www.keihan.co.jp/corporate/release/upload/2017-03-13_otsu-design.pdf|title = 「大阪、京都、びわ湖を結ぶ京阪電車」のブランドイメージを統一 大津線車両のカラーデザインを変更します||publisher = [[京阪電気鉄道]]|date = 2017-3-13|accessdate = 2019-12-19}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url = https://railf.jp/news/2017/06/08/000000.html|title = 京阪700形新塗装が出場試運転|author = 上田和幸|website = [[鉄道ファン (雑誌)|鉄道ファン]]|publisher = [[交友社]]|date = 2017-6-8|accessdate = 2019-12-19}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url = https://railf.jp/news/2016/09/25/204000.html|title = 京阪大津線に<span class="ltr">80</span>形復刻塗装車が登場|author = 藤原正博|website = [[鉄道ファン (雑誌)|鉄道ファン]]|publisher = [[交友社]]|date = 2016-9-24|accessdate = 2019-12-19}}</ref><ref>{{Cite news|title=滋賀・京阪電車<span class="ltr">80</span>型塗装、<span class="ltr">3</span>日にラストラン　キュートな欧州風の姿で人気|url=https://mainichi.jp/articles/20200301/k00/00m/040/294000c|work=Mainichi Daily News|date=2020-03-01|accessdate=2020-09-27|language=jp}}</ref>。

<gallery caption="特別塗装・ラッピング塗装" widths="200">
KH-700series-ekenet_PiTaPa.jpg|ekenet PiTaPa（[[2008年]]撮影）
Keihan 700 710 Thomas 2011.jpg|[[きかんしゃトーマス]]（[[2011年]]撮影）
けいおん！５th.jpg|[[けいおん!|けいおん！5th]]（[[2014年]]撮影）
石山坂本線７００系「鉄道むすめ巡り_２０１５」ラッピング電車。.jpg|[[鉄道むすめ|全国“鉄道むすめ”巡り2015]]（[[2015年]]撮影）
きかんしゃトーマス２０１５.jpg|[[きかんしゃトーマス|きかんしゃトーマス2015]]（2015年撮影）
和歌山きのくに国体「きいちゃん号」.jpg|[[第<span class="ltr">70</span>回国民体育大会|和歌山国体「きいちゃん」号]]（2015年撮影）
石山坂本線７００系「ちはやふる（二代目）」ラッピング電車.jpg|[[ちはやふる]]（[[2016年]]撮影）
Hama-otsu sta04s3200.jpg|デザイナーの今北紘一が手掛けた"MOTHER LAKE"号（[[2007年]]撮影）{{r|Keihan_700_4}}
石山坂本線７００系「<span class="ltr">80</span>系塗装」.jpg|[[京阪<span class="ltr">80</span>型電車|80形]]復刻塗装（2016年撮影）
</gallery>

== 車歴・編成 ==
[[ファイル:Keihan700_keage.jpg|thumb|250px|地上時代の[[蹴上駅]]を通過する700形]]
{| class="wikitable" style="text-align:center; font-size:90%; margin:1em 0em 2em 3em;"
|-
|colspan="5"|'''京阪700形'''{{sfn|寺田祐一|2003|p=152}}{{r|Keihan_700_2}}{{r|Keihan_700_3}}{{sfn|清水祥史|2017|p=184}}
|-style="border-top:solid 4px green;"
|colspan="2"|{{TrainDirection|[[京津三条駅|京津三条]]<br />[[坂本比叡山口駅|坂本比叡山口]]|[[びわ湖浜大津駅|びわ湖浜大津]]<br />[[石山寺駅|石山寺]]}}
|colspan="3" style="background-color:#ccc; width:6em;"|&nbsp;
|-
!colspan="2" style="text-align:center;"|形式
!rowspan="2" style="text-align:center;"|竣工日
!colspan="2" style="text-align:center;"|車体流用元
|-
!style="text-align:center;"|700形 (Mc1)
!style="text-align:center;"|700形 (Mc2)
!style="text-align:center;"|形式
!style="text-align:center;"|番号
|-
|rowspan="1" style="text-align:center;"|701
|rowspan="1" style="text-align:center;"|702
|rowspan="1" style="text-align:center;"|[[1992年]]4月<span class="ltr">24</span>日
|rowspan="2" style="text-align:center;"|[[京阪350型電車|350形]]
|rowspan="1" style="text-align:center;"|361+360
|-
|rowspan="1" style="text-align:center;"|703
|rowspan="1" style="text-align:center;"|704
|rowspan="1" style="text-align:center;"|1992年<span class="ltr">7</span>月<span class="ltr">28</span>日
|rowspan="1" style="text-align:center;"|359+358
|-
|rowspan="1" style="text-align:center;"|705
|rowspan="1" style="text-align:center;"|706
|rowspan="1" style="text-align:center;"|1992年<span class="ltr">11</span>月<span class="ltr">21</span>日
|rowspan="3" style="text-align:center;"|[[京阪500型電車 (<span class="ltr">2</span>代)|500形]]
|rowspan="1" style="text-align:center;"|501+502
|-
|rowspan="1" style="text-align:center;"|707
|rowspan="1" style="text-align:center;"|708
|rowspan="1" style="text-align:center;"|[[1993年]]2月<span class="ltr">13</span>日
|rowspan="1" style="text-align:center;"|503+504
|-
|rowspan="1" style="text-align:center;"|709
|rowspan="1" style="text-align:center;"|710
|rowspan="1" style="text-align:center;"|1993年<span class="ltr">5</span>月<span class="ltr">17</span>日
|rowspan="1" style="text-align:center;"|505+506
|-
|}

== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
=== 注釈 ===
{{Reflist|group="注釈"}}
=== 出典 ===
{{reflist|2
|refs=
<ref name="Keihan_700_0">{{Cite web|和書|url = https://www.keihan.co.jp/traffic/railfan/vehicle/otsu700.html|title = 車両紹介 - 700形|publisher = [[京阪電気鉄道]]|accessdate = 2019-12-19}}</ref>

<ref name="Keihan_700_1">{{cite web|url = http://www.keihan-o2.com/tr/4x.html|title = 第<span class="ltr">5</span>回: 石山坂本線　700形電車(<span class="ltr">1</span>)|website = [https://web.archive.org/web/20080317060415/http://www.keihan-o2.com/index.html keihan-o2.com]|publisher = [[京阪電気鉄道]]|archiveurl = https://web.archive.org/web/20080317060014/http://www.keihan-o2.com/tr/4x.html|archivedate = 2008-3-17|accessdate = 2019-12-19}}</ref>

<ref name="Keihan_700_2">{{cite web|url = http://www.keihan-o2.com/tr/4y.html|title = 第<span class="ltr">6</span>回: 石山坂本線　700形電車(<span class="ltr">2</span>)|website = [https://web.archive.org/web/20080317060415/http://www.keihan-o2.com/index.html keihan-o2.com]|publisher = [[京阪電気鉄道]]|archiveurl = https://web.archive.org/web/20080315011911/http://www.keihan-o2.com/tr/4y.html|archivedate = 2008-3-15|accessdate = 2019-12-19}}</ref>

<ref name="Keihan_700_3">{{cite web|url = http://www.keihan-o2.com/tr/4z.html|title = 第<span class="ltr">7</span>回: 石山坂本線　700形電車(<span class="ltr">3</span>)|website = [https://web.archive.org/web/20080317060415/http://www.keihan-o2.com/index.html keihan-o2.com]|publisher = [[京阪電気鉄道]]|archiveurl = https://web.archive.org/web/20080315011916/http://www.keihan-o2.com/tr/4z.html|archivedate = 2008-3-15|accessdate = 2019-12-19}}</ref>

<ref name="Keihan_700_4">{{cite web|url = http://www.keihan-o2.com/tr/51.html|title = 第<span class="ltr">8</span>回: 石山坂本線　700形電車(<span class="ltr">4</span>)|website = [https://web.archive.org/web/20080317060415/http://www.keihan-o2.com/index.html keihan-o2.com]|publisher = [[京阪電気鉄道]]|archiveurl = https://web.archive.org/web/20080315011921/http://www.keihan-o2.com/tr/51.html|archivedate = 2008-3-15|accessdate = 2019-12-19}}</ref>

<ref name="Keihan_700_railfan">{{cite journal|和書|author = 倉堀耕一|authorlink = 京阪電気鉄道|title = 新車ガイド<span class="ltr">5</span>京阪700形電車|journal = [[鉄道ファン (雑誌)|鉄道ファン]]|volume = 32|issue = 7|publisher = [[交友社]]|date = 1992-7-1|pages = 72-73}}</ref>
}}

== 参考資料 ==
{{Commonscat|Keihan 700 series (III)}}
*{{Cite book|和書
 |author = 寺田祐一
 |title = ローカル私鉄車輌<span class="ltr">20</span>年 路面電車・中私鉄編
 |series = JTBキャンブックス
 |date = 2003-4-1
 |year = 2003
 |publisher = [[JTB]]  
 |isbn = 4533047181
 |ref = harv
 |}}

*{{Cite book|和書
 |author = 清水祥史
 |title = 京阪電車<span class="ltr">1</span>号型・「びわこ号」から「テレビカー」・「プレミアムカー」まで
 |series = キャンブックス
 |date = 2017-8-26
 |year = 2017
 |publisher = [[JTBパブリッシング]] 
 |isbn = 978-4533120817
 |ref = harv
 |}}

{{京阪電気鉄道の車両}}
{{デフォルトソート:けいはん700かたてんしや<span class="ltr">3</span>たい}}
[[Category:京阪電気鉄道の軌道線車両|700_3]]
[[Category:1992年製の鉄道車両|けいはん電700_3]]
[[Category:京阪電気鉄道自社工場製の鉄道車両]]