「光通信 (企業)」の版間の差分
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| 社名 = 株式会社光通信 |
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| 英文社名 = Hikari Tsushin, Inc. |
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| ロゴ = ファイル:Hikarilogo.jpg |
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| 種類 = [[株式会社 (日本)|株式会社]] |
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| 市場情報 = {{上場情報 | 東証 |
| 市場情報 = {{上場情報 | 東証プライム | 9435}} |
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| 略称 = |
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| 国籍 = {{JPN}} |
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| 本社郵便番号 = 171-0021 |
| 本社郵便番号 = 171-0021 |
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| 本社所在地 = [[東京都]][[豊島区]][[西池袋]] |
| 本社所在地 = [[東京都]][[豊島区]][[西池袋]]一丁目4-10<br />光ウエストゲートビル |
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| 設立 = 1988年2月5日 |
| 設立 = 1988年2月5日 |
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| 業種 = 5250 |
| 業種 = 5250 |
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| 資本金 = 542億59百万円 |
| 資本金 = 542億59百万円 |
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| 発行済株式総数 = 46,549,642株 |
| 発行済株式総数 = 46,549,642株 |
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| 売上高 = 連結 |
| 売上高 = 連結:5245億70百万円<br />(2020年3月期) |
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| 営業利益 = 連結:730億04百万円<br />(2020年3月期) |
| 営業利益 = 連結:730億04百万円<br />(2020年3月期) |
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| 純利益 = 連結:516億70百万円<br />(2020年3月期) |
| 純利益 = 連結:516億70百万円<br />(2020年3月期) |
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| 純資産 = |
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| 総資産 = 連結 |
| 総資産 = 連結:9720億75百万円<br />(2020年3月期) |
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| 従業員数 = 連結 |
| 従業員数 = 連結:4,488人<br />(2023年3月31日現在) |
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| 決算期 = 毎年3月31日 |
| 決算期 = 毎年3月31日 |
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| 会計監査人 = [[有限責任あずさ監査法人]] |
| 会計監査人 = [[有限責任あずさ監査法人]] |
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| 主要株主 = 有限会社光パワー 43.02%<br />[[重田康光]] 2.61%<br />玉村剛史 2.49%<br />株式会社鹿児島東インド会社 7.19%<br />日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口) 4.29%<br />日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 2.54% |
| 主要株主 = 有限会社光パワー 43.02%<br />[[重田康光]] 2.61%<br />[[玉村剛史]] 2.49%<br />株式会社鹿児島東インド会社 7.19%<br />日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口) 4.29%<br />日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 2.54% |
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| 主要子会社 = |
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| 関係する人物 = |
| 関係する人物 = [[玉村剛史]](2代目社長、現・取締役副会長) |
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| 外部リンク = https://www.hikari.co.jp/ |
| 外部リンク = https://www.hikari.co.jp/ |
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| 特記事項 = 各種経営指標は2019年3月期の日本基準のもの |
| 特記事項 = 各種経営指標は2019年3月期の日本基準のもの |
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[[ファイル:HitShop Building 2007.jpg|thumb|150px|旧HITSHOP 1号店(新宿)現在はナンバーポータビリティー専門店としてリニューアル]] |
[[ファイル:HitShop Building 2007.jpg|thumb|150px|旧HITSHOP 1号店(新宿)現在はナンバーポータビリティー専門店としてリニューアル]] |
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'''株式会社光通信'''(ひかりつうしん、''HIKARI TSUSHIN, INC.'')は、[[東京都]][[豊島区]]に本社を置く情報通信業の[[ホールディングカンパニー]]。 |
'''株式会社光通信'''(ひかりつうしん、''HIKARI TSUSHIN, INC.'')とは、[[東京都]][[豊島区]]に本社を置く情報通信業の[[ホールディングカンパニー]]。[[JPX日経インデックス400]]の構成銘柄の一つ。 |
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==概説== |
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[[インターネット]]回線・電力・宅配水・保険等の販売事業を主に行う。 |
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光通信グループでは強みである販売力を活かし、回線、電力、宅配水、保険といった長期的に安定した収益が期待できる事業に取り組んでいる。[[東京証券取引所]]一部に上場。「子育てサポートに力を入れている企業」として、「次世代育成支援対策推進法」による認定マーク(愛称「くるみん」)を東京労働局より取得している。 |
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===創立=== |
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1988年に[[重田康光]]が創 |
1988年に[[重田康光]]が創立。[[携帯電話]]や[[PHS]]の普及期に、携帯電話販売代理店﹁HIT SHOP﹂を全国展開して新規の回線契約者に[[端末]]を無料で提供し、[[インセンティブ (携帯電話)|一契約あたり数万円の報奨金]]を得て事業を拡大した。﹁HIT SHOP﹂は[[スカパー]]の受信機器レンタルサービス﹁デジタルクラブ﹂の取次事業も展開。
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携帯電話の普及期に利用促進を目的として、情報料不要で通話料のみで利用できるボイスメール・音声情報サービス「イケテルIネット」を開始。現在は関連会社の「ファイブエニー」が「光通信」よりサービスを引き継いで運営している。 |
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創業者の重田は1999年、世界第5位の富豪として、米国経済誌『フォーブス』の表紙を飾った。一時は株の大暴落に見舞われランキングから姿を消したが、2019年のフォーブス誌の調査で、国内6位に復帰した。社長の玉村剛史も「フォーブス ジャパン」の選ぶ「日本の社長力ランキング2015」において第5位にランクされた。 |
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=== 株価と業績 === |
=== 株価と業績 === |
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[[1990年代]]後期の[[インターネット・バブル|ITバブル]]期に[[投機]]銘柄として急騰したが、携帯電話市場が飽和し、新規契約は頭打ちとなり、﹁[[第二電電|DDI]]﹂に対する架空契約︵寝かせ︶が大量発覚<ref |
[[1990年代]]後期の[[インターネット・バブル|ITバブル]]期に[[投機]]銘柄として急騰したが、携帯電話市場が飽和し、新規契約は頭打ちとなり、﹁[[第二電電|DDI]]﹂に対する架空契約︵寝かせ︶が大量発覚<ref>{{Cite web|url=http://www.nikkeibp.co.jp/archives/099/99153.html|title=ついに“赤字”転落、光通信に忍び寄る凋落の影|publisher=[[日経BP]]|date=2000-04-11|accessdate=2023-11-24|archiveurl=https://web.archive.org/web/20071031055034/http://www.nikkeibp.co.jp/archives/099/99153.html|archivedate=2007-10-31}}</ref>して2000年3月に急落した。﹁2000年8月期の業績を上方修正する﹂と記者会見して上昇したが、2週間後に60億円の黒字から130億円の赤字へ大幅下方修正が発表されて再下落した。﹁これ以上に洗練された組織モデルはない﹂と自画自賛した組織モデルと実状との乖離の発覚が市場で不信感を増幅させ、最高値24万円から3か月で8000円台に急落した。2000年の年間値下がり率は99.1%でワースト記録となる。
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新興IT[[ベンチャー企業]]へ積極投資をしていた事から、投資先の他に、光通信と無関係のIT企業も経営実態を疑心され、株式市場の大幅安を呼び込み﹁[[ITバブル]]崩壊の大立役者﹂と揶揄された。﹁東証一部で20営業日連続[[値幅制限|ストップ安]]﹂となり、これを契機に、上場規則の改正で﹁ストップ安︵ストップ高︶が3営業日連続で続いた場合は、その翌営業日からストップ安︵ストップ高︶以外で売買が成立するまで値幅制限の下限︵上限︶を通常の2倍に拡大する﹂規定が設けられた |
新興IT[[ベンチャー企業]]へ積極投資をしていた事から、投資先の他に、光通信と無関係のIT企業も経営実態を疑心され、株式市場の大幅安を呼び込み﹁[[ITバブル]]崩壊の大立役者﹂と揶揄された。﹁東証一部で20営業日連続[[値幅制限|ストップ安]]﹂となり、これを契機に、上場規則の改正で﹁ストップ安︵ストップ高︶が3営業日連続で続いた場合は、その翌営業日からストップ安︵ストップ高︶以外で売買が成立するまで値幅制限の下限︵上限︶を通常の2倍に拡大する﹂規定が設けられた。
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市場は﹁販売した携帯電話回線から発生する通話料の一部が、携帯電話事業者から報奨金として支払われる[[インセンティブ (携帯電話)|インセンティブ]]契約は、通常は3-5年間で期間終了となり、同時に[[倒産]]するのではないか﹂と憶測したが、携帯電話販売事業を大幅に縮小し、[[シャープ]]の[[複写機]]販売を中心に業態転換した。2001年に赤字に転落したが、2004年に黒字に転換し、2014年5月19日の決算発表で売上高は前年比、約113%の5651億円だった<ref>[http://profile.yahoo.co.jp/consolidate/9435 (株)光通信︻9435︼‥連結決算推移] Yahoo!ファイナンス</ref>。現在の携帯電話販売事業は[[東京23区]]内等に複数キャリアを併売する﹁OBM it's﹂等があるが、多くの地域で[[Au (携帯電話)# |
市場は﹁販売した携帯電話回線から発生する通話料の一部が、携帯電話事業者から報奨金として支払われる[[インセンティブ (携帯電話)|インセンティブ]]契約は、通常は3-5年間で期間終了となり、同時に[[倒産]]するのではないか﹂と憶測したが、携帯電話販売事業を大幅に縮小し、[[シャープ]]の[[複写機]]販売を中心に業態転換した。2001年に赤字に転落したが、2004年に黒字に転換し、2014年5月19日の決算発表で売上高は前年比、約113%の5651億円だった<ref>[http://profile.yahoo.co.jp/consolidate/9435 (株)光通信︻9435︼‥連結決算推移] Yahoo!ファイナンス</ref>。現在の携帯電話販売事業は[[東京23区]]内等に複数キャリアを併売する﹁OBM it's﹂等があるが、多くの地域で[[Au (携帯電話)#販売店|au]]、[[ソフトバンクショップ|ソフトバンク]]の専売店に転換している。
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﹁情報機器事業部﹂は、重田の右腕とされる[[エムティーアイ|MTI]]社長の[[前多俊宏]]が担当重役で、2008年9月にフィナンシャル・エージェンシー社長を最後に光通信グループを退社した[[齋藤正秀]]、現取締役の[[儀同康]]らが在籍した。[[キヤノンマーケティングジャパン|キヤノン販売]]と代理店契約して当時黎明期の[[DTP]]業界へ[[Macintosh]]を販売し、システムショールームとして﹁HIT SHOP﹂を当時の本社が入居した豊島区のIOBビル1階に設けたが、数か月後に解散して事業から撤退した。一年近く続いた部署だが、現在は沿革等から抹消されている。
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空いた本社1階「HIT SHOP」は、注力を始めた当初の「移動体通信事業部」が使用し、後の携帯電話販売店「HIT SHOP」となった。 |
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[[ブロードバンドインターネット接続|ブロードバンド]]の営業で「[[Yahoo! BB]]」を拡販し、2005年頃から「ハローコミュニケーションズ」「ベルサポート」等、[[コールセンター]]を運営する子会社を次々と設立した後に、アウトバウンドで[[FTTH|光ファイバー回線]]を販売している。 |
[[ブロードバンドインターネット接続|ブロードバンド]]の営業で「[[Yahoo! BB]]」を拡販し、2005年頃から「ハローコミュニケーションズ」「ベルサポート」等、[[コールセンター]]を運営する子会社を次々と設立した後に、アウトバウンドで[[FTTH|光ファイバー回線]]を販売している。 |
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=== 商号と社長 === |
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創 |
創立者の[[重田康光]]の名前を取った「光」と、通信業界の「通信」を合わせて光通信とした。 |
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﹁三大主義﹂を理念に<ref name="sandaishugi">{{cite web|url=http://www.hikari.co.jp/company/vision/01.html|title=光通信グループ三大主義|accessdate=2009-12-08|author=株式会社光通信}}</ref>、﹁社歌﹂、﹁社訓﹂、﹁心訓﹂を定む。
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*集団成功主義 - 経済的な成功、地位や名誉を得る、暖かい家庭を持つなど人によって様々な考え方がある中で、その異なる価値観をもった人達全員で成功を目指していこう、成功していこうという理念であり、光通信グループに関わる全ての人が幸せになることを目指すという考え方である。
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*実力主義 - 年齢、性別、国籍、経験は、関係なく、成果を出した人に役職・報酬面等、様々な形で評価し、﹁結果を出した人を正当に評価していく﹂という光通信の最大の特長である。
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*元気主義 - 自らを奮い立たせ、常に士気が高く活力ある状態を保つことが重要であると考え、元気よく朝から朝礼を行い、気持ちを高め、元気を出し、集団成功主義を目指し、いかなる時も元気で活力に満ちている状態が光通信のあるべき姿という理念である。
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*[[玉村剛史]] 2003年6月 - 2019年6月、2019年6月 - 取締役副会長 |
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*本社:東京都豊島区西池袋1-4-10 光ウエストゲートビル |
*本社:東京都豊島区西池袋1-4-10 光ウエストゲートビル |
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==沿革== |
== 沿革 == |
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*1988年 |
*1988年 |
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**2月 OA機器、オフィス電話等の販売及びリースを目的として設立(資本金:100万円) |
**2月 OA機器、オフィス電話等の販売及びリースを目的として設立(資本金:100万円) |
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**12月 自己株式160万株を消却 |
**12月 自己株式160万株を消却 |
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*2014年 |
*2014年 |
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**5月 株式会社[[京王ズホールディングス]]を子会社化<ref>{{Cite web |
**5月 株式会社[[京王ズホールディングス]]を子会社化<ref>{{Cite web|和書|date=2014-05-23 |url=http://www.hikari.co.jp/ir/press_release/file/20140523.pdf |title=株式会社京王ズホールディングス株式︵証券コード‥3731︶公開買付けの結果及び子会社の異動に関するお知らせ |format=PDF |publisher=株式会社光通信 |accessdate=2014-08-12|archiveurl=https://web.archive.org/web/20150318080234/http://www.hikari.co.jp/ir/press_release/file/20140523.pdf|archivedate=2015-03-18}}</ref>。
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**6月 株式会社ニュートン・フィナンシャル・コンサルティングが東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場 |
**6月 株式会社ニュートン・フィナンシャル・コンサルティングが東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場 |
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**12月 株式会社[[ウェブクルー]]を子会社化<ref>{{Cite web |
**12月 株式会社[[ウェブクルー]]を子会社化<ref>{{Cite web|和書|date=2014-12-19 |url=http://www.hikari.co.jp/ir/press_release/file/20141219.pdf |title=当社子会社(株式会社ニュートン・フィナンシャル・コンサルティング)による公開買付けの結果に関するお知らせ |format=PDF |publisher=株式会社光通信 |accessdate=2015-03-22|archiveurl=https://web.archive.org/web/20150402125853/http://www.hikari.co.jp/ir/press_release/file/20141219.pdf|archivedate=2014-04-02}}</ref> |
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*2015年2月 株式会社[[プレミアムウォーターホールディングス]](旧:株式会社ウォーターダイレクト)を子会社化 |
*2015年2月 株式会社[[プレミアムウォーターホールディングス]](旧:株式会社ウォーターダイレクト)を子会社化 |
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*2018年8月 自己株式120万株を消却 |
*2018年8月 自己株式120万株を消却 |
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*2019年2月 株式会社アクトコールを子会社化 |
*2019年2月 株式会社アクトコールを子会社化 |
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*2022年7月 株式会社NFCホールディングス(旧:株式会社ニュートン・フィナンシャル・コンサルティング)を完全子会社化 |
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==事業== |
== 事業 == |
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連結子会社175社および持分法適用関連会社137社。(2019年3月末時点) |
連結子会社175社および持分法適用関連会社137社。(2019年3月末時点) |
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2020年3月期より報告セグメントを変更。 |
2020年3月期より報告セグメントを変更。 |
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===法人サービス事業=== |
=== 法人サービス事業 === |
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主に中小企業に対して、通信回線サービス、電力、各種システムなどの自社で企画・開発した商材の販売。 |
主に中小企業に対して、通信回線サービス、ハルエネ、お得電気など、その他多くの電力、各種システムなどの自社で企画・開発した商材の販売。
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===個人サービス事業=== |
=== 個人サービス事業 === |
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主に個人に対して、通信回線サービス、宅配水などの自社で企画・開発した商材の販売。 |
主に個人に対して、通信回線サービス、宅配水などの自社で企画・開発した商材の販売。 |
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===取次販売事業=== |
=== 取次販売事業 === |
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通信キャリア、保険会社、メーカーなどの各種商品の取次販売。 |
通信キャリア、保険会社、メーカーなどの各種商品の取次販売。 |
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== 脚注 == |
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== 参考文献 == |
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*松島庸 『追われ者』(東洋経済新報社、2002年4月、ISBN 4492970258) |
*松島庸 『追われ者』(東洋経済新報社、2002年4月、ISBN 4492970258) |
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*溝上幸伸 『孫正義の10年後発想<small> - 光通信・重田康光ら若手ネットベンチャー経営者にみる失敗の研究</small>』(あっぷる出版社、2000年10月1日、ISBN 9784871771900) |
*溝上幸伸 『孫正義の10年後発想<small> - 光通信・重田康光ら若手ネットベンチャー経営者にみる失敗の研究</small>』(あっぷる出版社、2000年10月1日、ISBN 9784871771900) |
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*『[[フォーブス (雑誌)|フォーブス]](日本版)』([[ぎょうせい|株式会社ぎょうせい]]、1999年3月号) |
*『[[フォーブス (雑誌)|フォーブス]](日本版)』([[ぎょうせい|株式会社ぎょうせい]]、1999年3月号) |
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*『月刊 文藝春秋』([[文藝春秋|株式会社文藝春秋]]、2000年4月号) |
*『月刊 文藝春秋』([[文藝春秋|株式会社文藝春秋]]、2000年4月号) |
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==脚注== |
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== 外部リンク == |
== 外部リンク == |
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* [https://www.hikari.co.jp/ 光通信] |
* [https://www.hikari.co.jp/ 光通信] |
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{{DEFAULTSORT:ひかりつうしん}} |
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[[Category:豊島区の企業]] |
[[Category:豊島区の企業]] |
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[[Category:1988年設立の企業]] |
[[Category:1988年設立の企業]] |
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[[Category:東証プライム上場企業]] |
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[[Category:2000年上場の企業]] |
[[Category:2000年上場の企業]] |
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2024年5月21日 (火) 02:16時点における最新版
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | |
本社所在地 |
日本 〒171-0021 東京都豊島区西池袋一丁目4-10 光ウエストゲートビル |
設立 | 1988年2月5日 |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 9013301019047 |
事業内容 |
法人サービス 個人サービス 取次販売 |
代表者 |
代表取締役会長 重田康光 代表取締役社長 和田英明 |
資本金 | 542億59百万円 |
発行済株式総数 | 46,549,642株 |
売上高 |
連結:5245億70百万円 (2020年3月期) |
営業利益 |
連結:730億04百万円 (2020年3月期) |
純利益 |
連結:516億70百万円 (2020年3月期) |
総資産 |
連結:9720億75百万円 (2020年3月期) |
従業員数 |
連結:4,488人 (2023年3月31日現在) |
決算期 | 毎年3月31日 |
会計監査人 | 有限責任あずさ監査法人 |
主要株主 |
有限会社光パワー 43.02% 重田康光 2.61% 玉村剛史 2.49% 株式会社鹿児島東インド会社 7.19% 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口) 4.29% 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 2.54% |
関係する人物 | 玉村剛史(2代目社長、現・取締役副会長) |
外部リンク | https://www.hikari.co.jp/ |
特記事項:各種経営指標は2019年3月期の日本基準のもの |
概説[編集]
インターネット回線・電力・宅配水・保険等の販売事業を主に行う。創立[編集]
1988年に重田康光が創立。携帯電話やPHSの普及期に、携帯電話販売代理店﹁HIT SHOP﹂を全国展開して新規の回線契約者に端末を無料で提供し、一契約あたり数万円の報奨金を得て事業を拡大した。﹁HIT SHOP﹂はスカパーの受信機器レンタルサービス﹁デジタルクラブ﹂の取次事業も展開。 携帯電話の普及期に利用促進を目的として、情報料不要で通話料のみで利用できるボイスメール・音声情報サービス﹁イケテルIネット﹂を開始。現在は関連会社の﹁ファイブエニー﹂が﹁光通信﹂よりサービスを引き継いで運営している。株価と業績[編集]
1990年代後期のITバブル期に投機銘柄として急騰したが、携帯電話市場が飽和し、新規契約は頭打ちとなり、﹁DDI﹂に対する架空契約︵寝かせ︶が大量発覚[1]して2000年3月に急落した。﹁2000年8月期の業績を上方修正する﹂と記者会見して上昇したが、2週間後に60億円の黒字から130億円の赤字へ大幅下方修正が発表されて再下落した。﹁これ以上に洗練された組織モデルはない﹂と自画自賛した組織モデルと実状との乖離の発覚が市場で不信感を増幅させ、最高値24万円から3か月で8000円台に急落した。2000年の年間値下がり率は99.1%でワースト記録となる。 新興ITベンチャー企業へ積極投資をしていた事から、投資先の他に、光通信と無関係のIT企業も経営実態を疑心され、株式市場の大幅安を呼び込み﹁ITバブル崩壊の大立役者﹂と揶揄された。﹁東証一部で20営業日連続ストップ安﹂となり、これを契機に、上場規則の改正で﹁ストップ安︵ストップ高︶が3営業日連続で続いた場合は、その翌営業日からストップ安︵ストップ高︶以外で売買が成立するまで値幅制限の下限︵上限︶を通常の2倍に拡大する﹂規定が設けられた。 市場は﹁販売した携帯電話回線から発生する通話料の一部が、携帯電話事業者から報奨金として支払われるインセンティブ契約は、通常は3-5年間で期間終了となり、同時に倒産するのではないか﹂と憶測したが、携帯電話販売事業を大幅に縮小し、シャープの複写機販売を中心に業態転換した。2001年に赤字に転落したが、2004年に黒字に転換し、2014年5月19日の決算発表で売上高は前年比、約113%の5651億円だった[2]。現在の携帯電話販売事業は東京23区内等に複数キャリアを併売する﹁OBM it's﹂等があるが、多くの地域でau、ソフトバンクの専売店に転換している。 ブロードバンドの営業で﹁Yahoo! BB﹂を拡販し、2005年頃から﹁ハローコミュニケーションズ﹂﹁ベルサポート﹂等、コールセンターを運営する子会社を次々と設立した後に、アウトバウンドで光ファイバー回線を販売している。商号と社長[編集]
創立者の重田康光の名前を取った﹁光﹂と、通信業界の﹁通信﹂を合わせて光通信とした。 ●重田康光 1988年2月 - 2003年6月、2003年6月 - 代表取締役会長 ●玉村剛史 2003年6月 - 2019年6月、2019年6月 - 取締役副会長 ●和田英明 2019年6月 - 現在事業所[編集]
●本社‥東京都豊島区西池袋1-4-10 光ウエストゲートビル沿革[編集]
●1988年 ●2月OA機器、オフィス電話等の販売及びリースを目的として設立︵資本金‥100万円︶ ●7月 市外電話サービスの回線販売事業の開始 ●1990年4月 複写機、ファクシミリの販売を開始 ●1991年11月 コンピュータならびに周辺機器の販売を開始 ●1992年12月 国際事業部を組織し、国際電話サービス回線販売事業を本格化 ●1993年6月 移動体通信事業部を組織し、携帯電話サービス回線販売事業を本格化 ●1994年 ●4月 携帯電話機の売り切り制導入に伴い、携帯電話端末の販売を開始 ●5月 東京都新宿区に携帯電話販売店第1号店を開店 ●1995年 ●5月 通信機器営業部を組織し、ビジネスホンの販売を 本格化 ●7月 簡易型携帯電話︵PHS︶サービスの取次及びPHS端末の販売を開始 ●9月 株式の額面金額変更のために形式上の存続会社株式会社光通信︵東京都練馬区︶と合併 ●1996年 ●2月 当社株式を日本証券業協会に登録 ●10月 移動体通信事業部を地域ごとに再編成 ●1997年1月 当社株式の売買単位を1,000株から100株に変更 ●1998年9月 レンタルサーバビジネスを本格化 ●1999年 ●5月 携帯電話販売店舗数が全国1,500店舗 ●9月 当社株式を東京証券取引所市場第一部へ上場 ●2002年 ●3月 決算期を8月から3月に変更 ●6月 代表取締役2名体制を採用 ●7月 株式会社ニュートン・フィナンシャル・コンサルティング株式会社によって保険販売事業を本格的に開始 ●9月 株式会社パイオン︵旧‥株式会社ネクサス︶を子会社化 ●9月 株式会社HIKARIプライベート・エクイティが有するベンチャーファンドの業務執行権等を譲渡 ●2011年10月 東京都豊島区西池袋1-4-10に本社移転。 ●2012年11月 自己株式500万株を消却 ●2013年 ●6月 株式会社エフティグループ︵旧‥株式会社エフティコミュニケーションズ︶を子会社化 ●8月 自己株式400万株を消却 ●12月 自己株式160万株を消却 ●2014年 ●5月 株式会社京王ズホールディングスを子会社化[3]。 ●6月 株式会社ニュートン・フィナンシャル・コンサルティングが東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場 ●12月 株式会社ウェブクルーを子会社化[4] ●2015年2月 株式会社プレミアムウォーターホールディングス︵旧‥株式会社ウォーターダイレクト︶を子会社化 ●2018年8月 自己株式120万株を消却 ●2019年2月 株式会社アクトコールを子会社化 ●2022年7月 株式会社NFCホールディングス︵旧‥株式会社ニュートン・フィナンシャル・コンサルティング︶を完全子会社化事業[編集]
連結子会社175社および持分法適用関連会社137社。︵2019年3月末時点︶ 2020年3月期より報告セグメントを変更。法人サービス事業[編集]
主に中小企業に対して、通信回線サービス、ハルエネ、お得電気など、その他多くの電力、各種システムなどの自社で企画・開発した商材の販売。個人サービス事業[編集]
主に個人に対して、通信回線サービス、宅配水などの自社で企画・開発した商材の販売。取次販売事業[編集]
通信キャリア、保険会社、メーカーなどの各種商品の取次販売。脚注[編集]
出典[編集]
参考文献[編集]
- 松島庸 『追われ者』(東洋経済新報社、2002年4月、ISBN 4492970258)
- 溝上幸伸 『孫正義の10年後発想 - 光通信・重田康光ら若手ネットベンチャー経営者にみる失敗の研究』(あっぷる出版社、2000年10月1日、ISBN 9784871771900)
- 氏家和正 『ITバブルの内幕 - 光通信の天国と地獄』(道出版、2000年10月、ISBN 4944154259)
- 『フォーブス(日本版)』(株式会社ぎょうせい、1999年3月号)
- 『月刊 文藝春秋』(株式会社文藝春秋、2000年4月号)