「刑事ジョン・ブック 目撃者」の版間の差分
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| 公開 = {{flagicon|USA}} [[1985年]][[2月8日]]<br />{{flagicon|JPN}} [[1985年]][[6月22日]] |
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『'''刑事ジョン・ブック 目撃者'''』({{en|'''''Witness'''''}})は、[[1985年の映画|1985年]]公開の[[アメリカ合衆国の映画|アメリカ映画]] |
『'''刑事ジョン・ブック 目撃者'''』({{en|'''''Witness'''''}})は、[[1985年の映画|1985年]]公開の[[アメリカ合衆国の映画|アメリカ映画]]。 |
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製作会社は[[パラマウント映画]]で、監督は[[ピーター・ウィアー]]。原案・脚本は[[ウィリアム・ケリー]]、[[アール・W・ウォレス]]。主演は[[ハリソン・フォード]]、[[ケリー・マクギリス]]。 |
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== 概要 == |
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タイトル通り[[殺人事件]]の「目撃者」となった[[アーミッシュ]]の少年とその母親を守ろうとする、一人の[[刑事]]の格闘を描いた[[サスペンス映画]]である。その一方で、[[キリスト教]]の非主流派として前近代的な生活を営むアーミッシュと刑事との文化的交流や恋愛模様を描いた[[ドラマ|ヒューマンドラマ]]としての色合いが強いのも特徴的である。 |
タイトル通り[[殺人事件]]の「目撃者」となった[[アーミッシュ]]の少年とその母親を守ろうとする、一人の[[刑事]]の格闘を描いた[[サスペンス映画]]である。その一方で、[[キリスト教]]の非主流派として前近代的な生活を営むアーミッシュと刑事との文化的交流や恋愛模様を描いた[[ドラマ|ヒューマンドラマ]]としての色合いが強いのも特徴的である。 |
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第28回[[ブルーリボン賞 (映画)|ブルーリボン賞]]外国作品賞受賞作品、[[第58回アカデミー賞]][[アカデミー作品賞|作品賞]]ノミネート、[[アカデミー主演男優賞|主演男優賞]](ハリソン・フォード)ノミネート。 |
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== キャスト == |
== キャスト == |
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事件が解決し村に留まる理由がなくなったジョンブック。彼とレイチェルは互いに思いを寄せていることをわかっていたが、住む世界が違うこともまたわかりあっていたのだ。二人は交わす言葉もなく別れをし、ジョン・ブックだけが村を出ていくのであった。
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事件が解決し村に留まる理由がなくなったジョンブック。彼とレイチェルは互いに思いを寄せていることをわかっていたが、住む世界が違うこともまたわかりあっていたのだ。二人は交わす言葉もなく別れをし、ジョン・ブックだけが村を出ていくのであった。
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== 補足 == |
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映画の冒頭でレイチェルの義父は、母子が旅に出る際に﹃英国人に気をつけろ﹄と警告する。これは独系であるアーミッシュの英国人への根強い不信感から放たれる言葉であり、英国系であるジョン・ブックも村で当初﹃英国人!﹄と呼ばれ信用されていない事がわかる |
映画の冒頭でレイチェルの義父は、母子が旅に出る際に﹃英国人に気をつけろ﹄と警告する。これは独系であるアーミッシュの英国人への根強い不信感から放たれる言葉であり、英国系であるジョン・ブックも村で当初﹃英国人!﹄と呼ばれ信用されていない事がわかる<ref>ただしDVDではEnglish!のセリフに対する日本語字幕は出されていない。</ref>。最後にジョン・ブックが村を出るときには、義父からジョン・ブックに対し﹃英国人に気をつけろ﹄と同じセリフが告げられ、警戒が解かれた事を示すのであった。
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== 脚注 == |
== 脚注 == |
2012年3月28日 (水) 12:43時点における版
刑事ジョン・ブック 目撃者 | |
---|---|
Witness | |
監督 | ピーター・ウィアー |
脚本 |
ウィリアム・ケリー アール・W・ウォレス |
製作 | エドワード・S・フェルドマン |
出演者 |
ハリソン・フォード ケリー・マクギリス ルーカス・ハース |
音楽 | モーリス・ジャール |
撮影 | ジョン・シール |
編集 | トム・ノーブル |
配給 |
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公開 |
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上映時間 | 113分 |
製作国 |
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言語 |
英語 ドイツ語 |
製作費 | 1200万$ |
興行収入 | $68,706,993[1] |
概要
タイトル通り殺人事件の﹁目撃者﹂となったアーミッシュの少年とその母親を守ろうとする、一人の刑事の格闘を描いたサスペンス映画である。その一方で、キリスト教の非主流派として前近代的な生活を営むアーミッシュと刑事との文化的交流や恋愛模様を描いたヒューマンドラマとしての色合いが強いのも特徴的である。 第28回ブルーリボン賞外国作品賞受賞作品、第58回アカデミー賞作品賞ノミネート、主演男優賞︵ハリソン・フォード︶ノミネート。キャスト
役名 | 俳優 | 日本語吹き替え | |
---|---|---|---|
フジテレビ版 | テレビ朝日版 | ||
ジョン・ブック | ハリソン・フォード | 岡本富士太 | 磯部勉 |
レイチェル・ラップ | ケリー・マクギリス | 檀ふみ | 戸田恵子 |
サミュエル・ラップ | ルーカス・ハース | 浪川大輔 | 平田哲也 |
ポール・シェイファー | ジョセフ・ソマー | 麦人 | 小林勝彦 |
ジェームス・マクフィー | ダニー・グローヴァー | 内海賢二 | 池田勝 |
イーライ・ラップ | ジャン・ルーブス | 大木民夫 | 阪脩 |
ダニエル・ホッフライトナー | アレクサンダー・ゴドノフ | 堀勝之祐 | 牛山茂 |
エレイン | パティ・ルポーン | 吉田理保子 | 横尾まり |
カーター | ブレット・ジェニングス | 富山敬 | |
モセス・ホッフライトナー | ヴィゴ・モーテンセン |
- フジテレビ版テレビ初放映日1987年10月24日フジテレビ 『ゴールデン洋画劇場』
翻訳:額田やえ子 - テレビ朝日版テレビ初放映日1990年9月30日テレビ朝日 『日曜洋画劇場』
その他の声の出演:小島敏彦、有本欽隆、吉水慶、上田敏也、前田敏子、松本梨香、伊井篤史、島美弥子、加藤正之、鈴木れい子、石井敏郎、石森達幸、石塚運昇、さとうあい、幹本雄之、小室正幸、高宮俊介、辻親八
日本語版制作スタッフ:演出:福永莞爾、翻訳:たかしまちせこ、調整:荒井孝、効果:リレーション、製作:東北新社
ストーリー
補足
映画の冒頭でレイチェルの義父は、母子が旅に出る際に﹃英国人に気をつけろ﹄と警告する。これは独系であるアーミッシュの英国人への根強い不信感から放たれる言葉であり、英国系であるジョン・ブックも村で当初﹃英国人!﹄と呼ばれ信用されていない事がわかる[2]。最後にジョン・ブックが村を出るときには、義父からジョン・ブックに対し﹃英国人に気をつけろ﹄と同じセリフが告げられ、警戒が解かれた事を示すのであった。脚注
- ^ “Witness (1985)” (英語). Box Office Mojo. 8月11日閲覧。accessdateの記入に不備があります。
- ^ ただしDVDではEnglish!のセリフに対する日本語字幕は出されていない。
外部リンク