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'''大森 義太郎'''(おおもり よしたろう、[[明治]]31年([[1898年]])[[9月26日]] - [[昭和]]15年([[1940年]])[[7月28日]])は[[日本]]の[[マルクス経済学]]者。

'''大森 義太郎'''(おおもり よしたろう、[[明治]]31年([[1898年]])[[9月26日]] - [[昭和]]15年([[1940年]])[[7月28日]])は[[日本]]の[[マルクス経済学]]者。筆名に成瀬光雄がある




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1933年に『唯物弁証法読本』を出版。

1933年に『唯物弁証法読本』を出版。



1938年の[[人民戦線事件]]で検挙。失意のうちに生涯を閉じた。

1937年の[[人民戦線事件]]で検挙。1938年に病気のため保釈されたが、失意のうちに[[胃癌]]のため<ref>[[服部敏良]]『事典有名人の死亡診断 近代編』付録「近代有名人の死因一覧」(吉川弘文館、2010年)6頁</ref>生涯を閉じた。

<!-- 大学助教授から講壇ジャーナリストへの転進については、竹内洋『大学という病』(中央公論新社)に詳しい。 -->

<!-- 大学助教授から講壇ジャーナリストへの転進については、竹内洋『大学という病』(中央公論新社)に詳しい。 -->



==著書==

==著書==

*唯物史観 経済学全集 第48巻 改造社 1932

*唯物史観 経済学全集 第48巻 改造社 1932

*史的唯物論 現代史学大系 第3巻 共立社 1932

*史的唯物論 現代史学大系 第3巻 共立社 1932

*『唯物弁證法讀本』中央公論社 1933年4月5日

*『唯物弁證法讀本』中央公論社 1933年4月5日

*まてりありすむす・みりたんす 中央公論社 1934.8

*まてりありすむす・みりたんす 中央公論社 1934.8

*マルクシズムのABC 北斗書院 1946.4

*マルクシズムのABC 北斗書院 1946.4



==翻訳==

==翻訳==

*理論経済学概説 エミール・レーデラー [[有沢広巳]]共訳 明善社 1926

*理論経済学概説 エミール・レーデラー [[有沢広巳]]共訳 明善社 1926

*[[レーニン]]と弁証法的唯物論 レーニン「唯物論と経験批判論」への序論 デボーリン 叢文閣 1927.9

*[[レーニン]]と弁証法的唯物論 レーニン「唯物論と経験批判論」への序論 デボーリン 叢文閣 1927.9

*唯物論と經驗批判論 反動哲学の批判的考察 レーニン [[山川均]]共訳 白揚社 1929 (レーニン全集

*唯物論と經驗批判論 反動哲学の批判的考察 レーニン [[山川均]]共訳 白揚社 1929 (レーニン全集)

*剰余価値学説史 第2巻 カール・マルクス [[猪俣津南雄]]共訳 改造社 1936

*剰余価値学説史 第2巻 カール・マルクス [[猪俣津南雄]]共訳 改造社 1936


== 関連項目 ==

== 関連項目 ==

* [[河津暹]] - 東大辞職時の経済学部長。

* [[河津暹]] - 東大辞職時の経済学部長。



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[[Category:日本の経済学者]]

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[[Category:東京大学の教員]]

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[[Category:人民戦線事件の人物]]

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[[Category:東京大学出身の人物]]

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著書

  • 唯物史観 経済学全集 第48巻 改造社 1932
  • 史的唯物論 現代史学大系 第3巻 共立社 1932
  • 『唯物弁證法讀本』中央公論社 1933年4月5日
  • まてりありすむす・みりたんす 中央公論社 1934.8
  • マルクシズムのABC 北斗書院 1946.4

翻訳

  • 理論経済学概説 エミール・レーデラー 有沢広巳共訳 明善社 1926
  • レーニンと弁証法的唯物論 レーニン「唯物論と経験批判論」への序論 デボーリン 叢文閣 1927.9
  • 唯物論と經驗批判論 反動哲学の批判的考察 レーニン 山川均共訳 白揚社 1929 (レーニン全集)
  • 剰余価値学説史 第2巻 カール・マルクス 猪俣津南雄共訳 改造社 1936

関連項目

  • 河津暹 - 東大辞職時の経済学部長。
  1. ^ 服部敏良『事典有名人の死亡診断 近代編』付録「近代有名人の死因一覧」(吉川弘文館、2010年)6頁