出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
|
|
46行目: |
46行目: |
|
*『剣の八』 ジョン・ディクスン・カー 早川書房 1958 (世界探偵小説全集) |
|
*『剣の八』 ジョン・ディクスン・カー 早川書房 1958 (世界探偵小説全集) |
|
*『ザイルの三人』 海外山岳小説短篇集 朋文堂 1959 |
|
*『ザイルの三人』 海外山岳小説短篇集 朋文堂 1959 |
|
|
*「撓ゆまぬ母」ステーシー・オーモニア 新青年傑作選4 -翻訳編 立風書房 1970年 |
|
|
|
|
|
==参考文献== |
|
==参考文献== |
2018年12月18日 (火) 09:32時点における版
妹尾 韶夫︵せのお あきお、1892年︵明治25年︶3月4日 ‐ 1962年︵昭和37年︶4月19日︶は、日本の翻訳家・探偵小説作家。創作では妹尾アキ夫名義での活動が多い。
岡山県津山市生まれ。早稲田大学英文科卒業後、1922年︵大正11年︶頃から雑誌﹃新青年﹄等で英米中心の探偵小説の翻訳を手がける。アガサ・クリスティーの翻訳が特に多かった。1925年︵大正14年︶以降はアキ夫名義で創作も手がけ、30-40作ほどの短編を発表している。
また、﹃新青年﹄で月評を担当していた胡鉄梅、﹃宝石﹄で月評を担当していた小原俊一は、共に妹尾の変名だといわれている。
1962年︵昭和37年︶、脳溢血のため死去。70歳。
代表作︵創作︶
●人肉の腸詰 ︵新青年、1927年9月号︶
●凍るアラベスク ︵新青年、1928年1月号︶
●恋人を食ふ ︵新青年、1928年5月号︶
●本牧のヴィナス ︵新青年、1929年2月号︶
●深夜の音楽葬 ︵新青年、1936年7月号︶
翻訳
●﹃青色ダイア﹄ 怪奇探偵 オースティン・フリーマン 博文館 1923 (探偵傑作叢書)
●﹃暗い廊下﹄ ステエシ・オウモニヤ 聚英閣 1926 (探偵名作叢書)
●﹃赤色館の秘密﹄ アラン・アレグザンダー・ミルン 世界探偵名作全集 柳香書院 1935
●﹃世界の終り﹄ コーナン・ドイル 春秋社 1937
●﹃灰色の幻﹄ ハーマン・ランドン 博文館文庫、1940
●﹃青春の氷河﹄︵訳編︶朋文堂 1942
●﹃ちべつと紀行﹄ マクガヴァン 西東社 1943
●﹃アマゾンと古代インカ﹄ ウィリアム・マクガヴァン 博文館 1943
●﹃リュブルック東遊記﹄ 文松堂書店 1944.7
●﹃第四の郵便屋﹄ クレーグ・ライス 新樹社 1950 (ぶらっく選書)
●﹃災厄の町﹄ エラリー・クイーン 新樹社 1950 (ぶらっく選書)
●﹃曲つた蝶番﹄ ジョン・ディクスン・カー 雄鶏社 1951 (おんどり・みすてりい)
●﹃矢の家﹄ E.A.メースン 早川書房 1953
●﹃蝋人形館の殺人﹄ ディクスン・カー 早川書房 1954 (世界探偵小説全集)
●﹃ビッグ・ボウの殺人﹄ イスラエル・ザングイル 早川書房 1954 (世界探偵小説全集)
●﹃ホロー館の殺人﹄ アガサ・クリスティー 早川書房 1954 (世界探偵小説全集)
●﹃ヘルクレスの冒険﹄ アガサ・クリスティー 早川書房 1955 (世界探偵小説全集)
●﹃死への旅﹄ アガサ・クリスティー 早川書房 1955 (世界探偵小説全集)
●﹃睡眠口座﹄ コーネル・ウールリッチ 早川書房 1956 (世界探偵小説全集)
●﹃レスター・リースの冒険﹄ E・S・ガードナー 早川書房 1956 (世界探偵小説全集)
●﹃なげやりな人魚﹄ E.S.ガードナー 早川書房 1956 (世界探偵小説全集)
●﹃Yの悲劇﹄ バーナビー・ロス 東京創元社 1956 (世界推理小説全集)
●﹃フォックス家の殺人﹄ エラリイ・クイーン 早川書房 1957 (世界探偵小説全集)
●﹃用心ぶかい浮気女﹄ E.S.ガードナー 早川書房 1957 (世界探偵小説全集)
●﹃製材所の秘密﹄ フリーマン・W・クロフツ 六興・出版部 1957 (名作推理小説選)
●﹃運のいい敗北者﹄ E.S.ガードナー 早川書房 1957 (世界探偵小説全集)
●﹃ソーンダイク博士﹄ オースチン・フリーマン 東京創元社 1957 (世界推理小説全集)
●﹃暗い階段﹄ M.G.エバハート 六興出版部 1958 (六興推理小説選書)
●﹃剣の八﹄ ジョン・ディクスン・カー 早川書房 1958 (世界探偵小説全集)
●﹃ザイルの三人﹄ 海外山岳小説短篇集 朋文堂 1959
●﹁撓ゆまぬ母﹂ステーシー・オーモニア 新青年傑作選4 -翻訳編 立風書房 1970年
参考文献
●鮎川哲也﹃幻の探偵作家を求めて﹄晶文社 1985年
脚注
外部リンク