成生漁港
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座標: 北緯35度34分44.8秒 東経135度26分53.4秒 / 北緯35.579111度 東経135.448167度
成生漁港︵なりゅうぎょこう︶は、舞鶴市にある漁港である。京都府最東北端の成生岬の中ほどにあり、若狭湾に面する。
漁港には付随して戸数二十数戸の小さな集落がある。海岸に面したところは、1階が船小屋2階が住居という﹁舟屋﹂が建ち並ぶ独特の景観がある[1]。一方、海岸から奥の狭い平地には家屋が密集する。
交通不便な小村であるが、何年に一度かは大漁に恵まれるブリ網で豊かな村であり﹁ブリ御殿﹂と呼ばれる、敷地は狭くとも立派な家屋が建ち並ぶ。
明治時代には集落が協同で養蚕に取り組み、臨時の労働者を600人雇用していた時期もあった。また、全戸を組合員とする漁業協同組合を結成し、大敷網を共同運営した。これらの事業収入を組合員に平等に分配したことから、明治期に建てられた家屋はどの家も平準化された間取りとなっている[1]。
村の奥には、断片的に残る丹後風土記の記録する古社の鳴生神社、および永享元年︵1429年︶開山と伝えられる臨済宗東福寺派・西徳寺がある。同寺の関係者が昭和25年の金閣寺放火事件に関わったため、一時は全国的に有名になった。
概要
沿革
主な魚種
主な漁業
- 定置漁業
- 採貝藻漁業
関連項目
脚注
- ^ a b 岡本哲志『地形で読み解く都市デザイン』 学芸出版社 2019年 ISBN 978-4-7615-2715-0 pp.134-142.
- ^ http://www.city.maizuru.kyoto.jp/soumuka/reiki_int/reiki_honbun/ak10403271.html - 舞鶴市漁港管理条例
- ^ http://www.city.maizuru.kyoto.jp/soumuka/reiki_int/reiki_honbun/ak10403281.html - 舞鶴市漁港管理条例施行規則
外部リンク
- 京都府公式ホームページ - 京都の漁港
- 京都の水産
- 舞鶴市公式ホームページ - 舞鶴市の漁業