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王日神社
王日神社
所在地	長野県中野市諏訪町4-20
位置	北緯36度44分42秒東経138度22分41秒 / 北緯36.74500度東経138.37806度座標: 北緯36度44分42秒東経138度22分41秒 / 北緯36.74500度東経138.37806度
主祭神	建御名方神、天水分神、軻遇突智神
社格等	旧郷社
創建	不明
例祭	10月13日、10月14日
地図	王日神社
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王日神社︵おうひじんじゃ︶は、長野県中野市諏訪町に鎮座する神社である。隣には北信地方最大の中世の方形館跡である高梨氏館跡がある^[^1]。

祭神[編集]

建御名方神・天水分神・軻遇突智神の三神である^[2]^[1]。

概要[編集]

創祀年代は不詳。王日神社は和名抄記載の日野郷中野の地に鎮座する神社であった。昔は、王日神社の東にある大平山︵王日良山︶、現在の鴨ヶ嶽︵688ｍ︶に鎮座し日野社と称していた。領主高梨氏の崇敬をうけ、1351年︵観応2年︶高梨氏の居城のそばの現社地に遷座。天正年間洪水により社殿流失。1592年︵文禄元年︶に再建。1810年︵文化七年︶4月、さらに本殿を改築し、1864年︵元治元年︶8月、王日神社と改称。1873年︵明治六年︶6月郷社に列せられた。境内の左手に松尾社︵少彦名命︶。境内の右手、社務所の前に秋葉神︵軻遇突智神︶、拝殿の左手に西宮神社︵八重事代主命︶が祀られている^[2^]^[1]。

祭日[編集]

●1月1日歳旦祭 ●2月11日紀元祭 ●3月上旬秋葉祭 ●4月27日祈年祭︵春祭︶ ●6月30日大祓祭 ●7月中旬祇園祭 ●10月13日、10月14日　例祭︵秋祭︶ ●11月中旬西之宮祭 ●11月23日新嘗祭 ●12月上旬松尾祭 ●12月27日大祓祭^[1]

歴史[編集]

●1351年︵観応2年︶高梨氏の居城のそばの現社地に遷座。日野社と称していた。 ●1578年︵天正6年︶天正年間洪水により社殿流失。 ●1592年︵文禄元年︶再建。 ●1810年︵文化7年︶4月本殿を改築。 ●1864年︵元治元年︶8月王日神社と改称。 ●1873年︵明治6年︶6月郷社に列せられた^[1]。 ●1908年︵明治41年︶3月天水分神︵鴨ヶ嶽社︶は王日神社に合祀。 ●1909年︵明治42年︶4月軻遇突智神は王日神社に合祀。

脚注[編集]

[脚注の使い方]

^ ^a ^b ^c ^d ^e 王日神社
^ ^a ^b 『須坂・中野・飯山の社寺』 2007, p. 118.

参考文献[編集]

岩戸貞彦「王日神社」『須坂・中野・飯山の社寺』郷土出版社、2007年4月10日。

[oohi-1] 王日神社

[FOOTNOTE『須坂・中野・飯山の社寺』2007118-2] 『須坂・中野・飯山の社寺』 2007, p. 118.

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 == 祭神 ==
-[[建御名方神]]・[[天水分神]]・[[軻遇突智神|軻遇突知神]]の三神である{{sfn|﹃須坂・中野・飯山の社寺﹄|2007|p=118}}<ref>[https://genbu.net/data/sinano/oohi_title.htm 王日神社]</ref>。
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 == 概要 ==
-創祀年代は不詳。王日神社は和名抄記載の日野郷中野の地に鎮座する神社であった。昔は、王日神社の東にある大平山︵王日良山︶、現在の鴨ヶ嶽︵６８８ｍ︶に鎮座し日野社と称していた。 領主高梨氏の崇敬をうけ、1３５１年︵観応二年︶高梨氏の居城のそばの現社地に遷座。[[天正年間]]洪水により社殿流失。１５９２年︵文禄元年︶に再建。１８１０年︵文化七年︶四月、さらに本殿を改築し、１８６４年︵元治元年︶八月、王日神社と改称。１８７３年︵明治六年︶六月郷社に列せられた。境内の左手に松尾社︵少彦名命︶。境内の右手、社務所の前に秋葉神︵軻遇突智神︶、拝殿の左手に西宮神社︵八重事代主命︶が祀られている{{sfn|﹃須坂・中野・飯山の社寺﹄|2007|p=118}}<ref>[https://genbu.net/data/sinano/oohi_title.htm 王日神社]</ref>。
+創祀年代は不詳。王日神社は[[和名類聚抄|和名抄]]記載の日野郷中野の地に鎮座する神社であった。昔は、王日神社の東にある大平山︵王日良山︶、現在の鴨ヶ嶽︵688ｍ︶に鎮座し日野社と称していた。 領主高梨氏の崇敬をうけ、1351年︵観応2年︶高梨氏の居城のそばの現社地に遷座。[[天正年間]]洪水により社殿流失。1592年︵文禄元年︶に再建。1810年︵文化七年︶4月、さらに本殿を改築し、1864年︵元治元年︶8月、王日神社と改称。1873年︵明治六年︶6月郷社に列せられた。境内の左手に松尾社︵少彦名命︶。境内の右手、社務所の前に秋葉神︵軻遇突智神︶、拝殿の左手に西宮神社︵八重事代主命︶が祀られている{{sfn|﹃須坂・中野・飯山の社寺﹄|2007|p=118}}<ref name=oohi/>。
 == 祭日 ==
-・一月一日　　　歳旦祭
+*1月1日 歳旦祭
+*2月11日 紀元祭
+*3月上旬 秋葉祭
-・二月十一日　　　　　紀元祭
+*4月27日 祈年祭（春祭）
+*6月30日 大祓祭
-・三月上旬　　　　　　秋葉祭
+*7月中旬 祇園祭
-・四月二十七日　　　　祈年祭（春祭）
+*10月13日、10月14日　例祭（秋祭）
+*11月中旬 西之宮祭
-・六月三十日　　　　　大祓祭
+*11月23日 新嘗祭
+*12月上旬 松尾祭
+*12月27日 大祓祭<ref name=oohi/>
-・七月中旬　　　　　　祇園祭
-・十月十三日　十四日　例祭（秋祭）
-・十一月中旬　　　　　西之宮祭
-・十一月二十三日　　　新嘗祭
-・十二月上旬　　　　　松尾祭
-・十二月二十七日　　　大祓祭<ref>[https://genbu.net/data/sinano/oohi_title.htm 王日神社]</ref>
 == 歴史 ==
+* 1351年（観応2年） [[高梨氏]]の居城のそばの現社地に遷座。日野社と称していた。
+* 1578年（天正6年） 天正年間洪水により社殿流失。
-* 1３５１年（観応二年）　　　　　 [[高梨氏]]の居城のそばの現社地に遷座。日野社と称していた。
-* 1578年（天正6年）                    天正年間洪水により社殿流失。
+* 1592年（文禄元年） 再建。
-* １５９２年（文禄元年）　　　　　再建。
+* 1810年（文化7年）4月 本殿を改築。
-* １８１０年（文化七年）四月　　　本殿を改築。
+* 1864年（元治元年）8月 王日神社と改称。
-* １８６４年（元治 元年）八月　　  王日神社と改称。
+* 1873年（明治6年）6月 郷社に列せられた<ref name=oohi/>。
-* １９０８年（明治四一年）三月　　天水分神（鴨ヶ嶽社）は王日神社に 合祀。
+* 1908年（明治41年）3月 天水分神（鴨ヶ嶽社）は王日神社に合祀。
-* １９０９年（明治四十二年）四月　軻遇突智神は王 日神社に合祀。
+* 1909年（明治42年）4月 軻遇突智神は王日神社に合祀。
-* １８７３年（明治六年）六月　　　郷社に列せられた。<ref>[https://genbu.net/data/sinano/oohi_title.htm 王日神社]</ref>。
 == 脚注 ==
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+{{脚注ヘルプ}}
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 == 参考文献 ==
+* {{Cite book|和書|author=岩戸貞彦|title=須坂・中野・飯山の社寺|chapter=王日神社|publisher=[[郷土出版社]]|year=2007|date=2007-4-10|ref={{SfnRef|『須坂・中野・飯山の社寺』2007}}}}
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-* {{Cite book|和書|last=|first=|author=岩戸貞彦|authorlink=|coauthors=王日神社|translator=|year=2007|title=須坂・中野・飯山の社寺|publisher=株式会社郷土出版社|page=|id=|isbn=|quote=|date=2007-4-10|ref={{SfnRef|『王日神社』2007}}}}
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+[[Category:中野市の歴史]]