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*[http://www.aozora.gr.jp/index_pages/person904.html 田沢稲舟]青空文庫 |
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2017年1月28日 (土) 03:34時点における版
田澤 稲舟︵たざわ いなぶね、本名‥田澤 錦︵たざわ きん︶ 1874年︵明治7年︶12月28日 - 1896年︵明治29年︶9月10日︶は、山形県鶴岡市出身の小説家。夫は、小説家の山田美妙。第二の樋口一葉と期待されたが、23歳で夭折した。
略歴
●1874年︵明治7年︶2月28日 鶴岡五日町川端の、外科医の田澤清の長女として生れる。田澤家は戦国武将前田利益の子孫と称していた。
●1877年︵明治10年︶ 妹の田澤冨が生まれる。
●1891年︵明治24年︶ 朝暘小学校高等科を卒業する。
●上京し、共立女子職業学校︵後の共立女子大学︶図画科に入学する。
●1892年︵明治25年︶ 小説家の山田美妙と恋愛におちいり、鶴岡に連れ戻される。
●1894年︵明治27年︶ 山田美妙の紹介により文芸倶楽部に小説を発表し、異色の女流作家として名を馳せる。
●1895年︵明治28年︶12月 美妙と結婚する。
●1896年︵明治29年︶2月 合作小説﹁峰の残月﹂を発表する
●3月 病気のため美妙と離婚して鶴岡に帰り、自宅で小説を書く。
●9月10日 死去し、山形県鶴岡市日吉町・般若寺に葬られる。享年23。戒名は、浄徳院真如妙覚大姉。
●1972年︵昭和47年︶ 生家前の内川端に文学碑と銅像が建てられる。
主な作品
●﹁峰の残月﹂
●﹁医学修業﹂
●﹁小町湯﹂
●﹁片恋﹂
●﹁忍び草﹂
●﹁五大堂﹂
●﹁しろばら﹂
●﹁唯我独尊﹂
出典・参考文献
●庄内人名辞典
●﹃作家・田沢稲舟―明治文学の炎の薔薇﹄伊東聖子 社会評論社 2005年
●﹃田澤稻舟研究資料﹄細矢昌武 無明舎出版 2001年
外部リンク
●田澤稲舟‥作家別作品リスト - 青空文庫