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'''羅臼岳''' ('''らうすだけ''')は、[[北海道]]、知床半島にある[[火山]]群の主峰、標高1660m。古くは[[アイヌ語]]でチャチャヌプリ、また良牛岳と記されたこともある。
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'''羅臼岳''' ('''らうすだけ''')は、[[北海道]]、知床半島にある[[火山]]群の主峰、標高1660m。古くは[[アイヌ語]]でチャチャヌプリ、また良牛岳と記されたこともある。[[流紋岩]]質~[[安山岩]]質の[[溶岩]]による活動は[[成層火山]]を形成したものの、最終的に山頂付近は[[溶岩円頂丘]]を形成させている。約500年前まで火山活動を続けていた活火山であり、1964年には、下流の[[羅臼町]]で100回を超える群発地震を観測している。登山口は、羅臼町からは[[羅臼温泉]]付近から、[[斜里町]]からは[[岩尾別温泉]]付近にあり登山道が整備されている。所要時間は後者の方が短いが、いずれのルートも傾斜がきつく厳しい気象条件下にあること、岩質がもろい状態であることなどから、装備や行程管理には十分な注意を払う必要がある。
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2004年12月10日 (金) 23:39時点における版
羅臼岳 (らうすだけ)は、北海道、知床半島にある火山群の主峰、標高1660m。古くはアイヌ語でチャチャヌプリ、また良牛岳と記されたこともある。流紋岩質~安山岩質の溶岩による活動は成層火山を形成したものの、最終的に山頂付近は溶岩円頂丘を形成させている。約500年前まで火山活動を続けていた活火山であり、1964年には、下流の羅臼町で100回を超える群発地震を観測している。登山口は、羅臼町からは羅臼温泉付近から、斜里町からは岩尾別温泉付近にあり登山道が整備されている。所要時間は後者の方が短いが、いずれのルートも傾斜がきつく厳しい気象条件下にあること、岩質がもろい状態であることなどから、装備や行程管理には十分な注意を払う必要がある。