美術評論家
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美術評論家︵びじゅつひょうろんか︶は、美術について評論する評論家のこと。専門分野により、建築評論家、写真評論家などの言い方もされる。
美術館の学芸員、キュレーター、大学等の教育・研究機関の教官・研究員︵教授・助教授・講師など︶、雑誌等編集者と兼務している場合も多いが、フリーで美術評論家だけをしている場合もある︵元学芸員の場合等、もともとは美術関係の他の肩書きを持っていた者が、退職等でその肩書きを失った後に美術評論家と呼ばれるケースも含む︶。主として、雑誌記事や書籍の執筆、講演会開催、テレビやラジオへの出演、美術展の企画等が、その仕事である。
最近は、﹁評論家﹂が持つマイナスイメージを嫌うためか、﹁美術評論家﹂の代わりに﹁美術史家﹂または﹁美術批評家﹂などの呼び方も用いられる[要出典]。これらの3つの呼び方には明確な境界や区別はなく、1人の人間に対して、時と場合により、この3つの呼び方が使われることがある︵または自分で用いることがある︶。
著名な美術評論家
- クレメント・グリーンバーグ
- ロザリンド・クラウス
- マイケル・フリード
- アーサー・ダントー
- ハル・フォスター
- ニコラ・ブリオー
- エミール・マール
- 丸尾彰三郎
- 針生一郎
- 瀬木慎一
- 中原佑介
- 椹木野衣
- 岡崎乾二郎
- 暮沢剛巳
- 布施英利
- 多木浩二
- 瀧口修造
- 瀧悌三
- 成相肇
- 巖谷國士