美術評論家
美術評論家︵びじゅつひょうろんか︶は、美術について評論する評論家のこと。専門分野により、建築評論家、写真評論家などの言い方もされる。
美術評論家または批評家の一般的な評論は、アートの視覚分野に関しておこなわれる[1][2]。
美術館の学芸員、キュレーター、大学等の教育・研究機関の教官・研究員︵教授・助教授・講師など︶、雑誌等編集者と兼務している場合も多いが、フリーで美術評論家だけをしている場合もある︵元学芸員の場合等、もともとは美術関係の他の肩書きを持っていた者が、退職等でその肩書きを失った後に美術評論家と呼ばれるケースも含む︶。主として、雑誌記事や書籍の執筆、講演会開催、テレビやラジオへの出演、美術展の企画等が、その仕事である。
評論家の呼び方には明確な境界や区別はなく、1人の人間に対して、時と場合により異なる呼び方が使われることがある。
著名な美術評論家[編集]
●シャルル・ボードレール ●クレメント・グリーンバーグ ●ロザリンド・クラウス ●マイケル・フリード ●アーサー・ダントー ●ハル・フォスター ●ニコラ・ブリオー ●エミール・マール ●クレア・ビショップ日本の美術批評[編集]
あ ●青山二郎 ●粟田大輔 ●石子順造 い ●市原研太郎 ●巖谷國士 お ●岡崎乾二郎 ●小田原のどか か ●笠原美智子 く ●暮沢剛巳 さ ●椹木野衣[3] ●沢山遼 し ●gnck ●白川昌生 ●神野真吾 せ ●瀬木慎一 ●杉田敦 た ●高島直之 ●瀧口修造 ●多木浩二 ●瀧悌三 つ ●土屋誠一 と ●東野芳明 な ●中尾拓哉 ●成相肇 ●中原佑介 は ●長谷川新 ●秦秀雄 ●林卓行 ●針生一郎[4] ひ ●平倉圭 ふ ●福尾匠 ●福住廉 ●布施英利 ほ ●星野太 ま ●丸尾彰三郎 ●宮川淳 や脚注[編集]
(一)^ Gemtou, Eleni (2010). “Subjectivity in Art History and Art Criticism”. Rupkatha Journal on Interdisciplinary Studies in Humanities 2 (1): 2–13. doi:10.21659/rupkatha.v2n1.02 2023年9月1日閲覧。.
(二)^ last=Elkins
|first=James|editor=Jane Turner|encyclopedia=Grove Dictionary of Art|title=Art Criticism|publisher=Oxford University Press|url=https://www.academia.edu/163427%7Cyear=1996
(三)^ 美術手帖などに記事を執筆。政治運動にも興味を持っている評論家
(四)^ 新左翼系の美術評論家だった
(五)^ 民芸運動の提唱者
(六)^ ﹁西洋絵画の見方入門﹂︵宝島社︶などの著書がある。﹁タモリ倶楽部﹂に出演していたことあり。