親和銀行のソースを表示

{{Pathnav|ふくおかフィナンシャルグループ|十八親和銀行|frame=1}}
{{半保護}}
{{画像提供依頼|[[白井晟一]]設計の旧東京支店|上記以外現行ロゴおよび、それ以前のロゴをあしらっている支店や、看板など|date=2012年<span class="ltr">6</span>月|cat=東京都}}
{{基礎情報 会社
|社名         = 株式会社親和銀行
|英文社名     = The Shinwa Bank, Ltd.
|ロゴ         = [[File:The Shinwa Bank logo.svg|250px]]
|種類         = [[株式会社 (日本)|株式会社]]
|市場情報     = 非上場（以下は過去のデータ）{{上場情報|東証<span class="ltr">1</span>部|8391||2002年<span class="ltr">3</span>月<span class="ltr">26</span>日}}<br/>{{上場情報|大証<span class="ltr">1</span>部|8391||2002年<span class="ltr">3</span>月<span class="ltr">26</span>日}}<br/>{{上場情報|福証|8391||2002年<span class="ltr">3</span>月<span class="ltr">26</span>日}}
|略称         =
|国籍         = {{JPN}}
|本社郵便番号 =
|本社所在地   =
|本店郵便番号 = 857-8666
|本店所在地   = [[長崎県]][[佐世保市]]島瀬町10-12
|設立         = [[1939年]]（昭和<span class="ltr">14</span>年）[[<span class="ltr">9</span>月<span class="ltr">7</span>日]]
|業種         = 7050
|統一金融機関コード = 0181
|SWIFTコード  = SHWAJPJT
|事業内容     = 預金業務、貸出業務、有価証券売買業務・投資業務、為替業務など
|代表者       =[[吉澤俊介]]（[[代表取締役]][[頭取]] ）<br />[[大庭真一]]（代表取締役専務）
|資本金       = 368億<span class="ltr">78</span>百万円<br />（2013年<span class="ltr">3</span>月<span class="ltr">31</span>日現在）
|発行済株式総数 = 2,749,032千株<br />（2013年<span class="ltr">3</span>月<span class="ltr">31</span>日現在）
|売上高       =
|営業利益     =
|純利益       = 単体：<span class="ltr">50</span>億<span class="ltr">19</span>百万円<br />（2013年<span class="ltr">3</span>月<span class="ltr">31</span>日現在）
|純資産       = 単体：1,407億<span class="ltr">93</span>百万円<br />（2013年<span class="ltr">3</span>月<span class="ltr">31</span>日現在）
|総資産       = 単体：<span class="ltr">2</span>兆2,649億<span class="ltr">53</span>百万円<br />（2013年<span class="ltr">3</span>月<span class="ltr">31</span>日現在）
|従業員数     = 単体：1,222人<br />（2013年<span class="ltr">3</span>月<span class="ltr">31</span>日現在）
|決算期       =
|主要株主     = [[ふくおかフィナンシャルグループ]] 100%
|主要子会社   =
|関係する人物 =
|外部リンク   = 閉鎖
|特記事項     = 
}}
{{基礎情報 銀行
|銀行        = 親和銀行
|統一金融機関コード =
|SWIFTコード =
|店舗数      = '''88'''店<br />（長崎県内<span class="ltr">76</span>、県外<span class="ltr">12</span>）
|貸出金残高  = '''1兆3,634億<span class="ltr">34</span>百万円'''
|預金残高    = '''1兆9,910億<span class="ltr">93</span>百万円'''
|特記事項    =（2013年<span class="ltr">3</span>月<span class="ltr">31</span>日現在）
|
}}
'''株式会社親和銀行'''（しんわぎんこう、英称：''The Shinwa Bank, Ltd.''）は、[[長崎県]][[佐世保市]]に本店を置いていた[[地方銀行]]。長崎県の[[指定金融機関]]（[[十八銀行]]との輪番制）および佐世保市の指定金融機関（単独）であった。

== 概要 ==
[[1897年]]（明治<span class="ltr">30</span>年）[[<span class="ltr">2</span>月<span class="ltr">15</span>日]]、'''第九十九国立銀行'''として創業し、'''佐世保銀行'''への改称を経て、佐世保商業銀行との合併時、'''親和銀行'''と商号変更をした。

[[2001年]]（平成<span class="ltr">13</span>年）に、同じく佐世保市を本拠地としていた[[第二地方銀行]]の[[九州銀行]]と[[株式移転]]により経営統合し、[[金融持株会社]][[九州親和ホールディングス]]の傘下となった。旧九州銀行との重複店舗の整理を行い、小規模支店を「しんわプラス」の愛称で出張所への移行を進め、業務の効率化を図っていた。

[[2006年]]（平成<span class="ltr">18</span>年）<span class="ltr">10</span>月から、[[福岡銀行]]が九州親和ホールディングスに出資し、業務提携や人的交流を進めていたが、[[2007年]]（平成<span class="ltr">19</span>年）<span class="ltr">5</span>月、自力再建を断念した。同年<span class="ltr">10</span>月<span class="ltr">1</span>日、九州親和ホールディングスが全株式を売却する形で、[[ふくおかフィナンシャルグループ]]（FFG）傘下の完全子会社となった。

[[2019年]]（平成<span class="ltr">31</span>年）<span class="ltr">4</span>月にFFGと長崎県[[長崎市]]に本店を置く十八銀行が[[株式交換]]によって経営統合したことにより、当行と十八銀行は同じFFGの傘下となった<ref>{{Cite press release|和書|title=株式会社ふくおかフィナンシャルグループと株式会社十八銀行の株式交換による経営統合に関する最終合意について|publisher=ふくおかフィナンシャルグループ、十八銀行|date=2018-10-30|format=PDF|url=http://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS07869/28a2de8b/ca15/467c/b6f8/ec8eca3e4b9d/140120190319492351.pdf|accessdate=2019-04-11}}</ref>。その後、[[株主総会]]の決議や関係当局の許認可の取得等を経て、2020年<span class="ltr">10</span>月に当行が十八銀行と合併し、'''[[十八親和銀行]]'''が発足された<ref>{{Cite press release|和書|title=長崎県経済の活性化への貢献に向けた取組みならびに経営統合後の組織再編に関するお知らせ|publisher=ふくおかフィナンシャルグループ、十八銀行|date=2019-03-19|format=PDF|url=http://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS07869/28a2de8b/ca15/467c/b6f8/ec8eca3e4b9d/140120190319492351.pdf|accessdate=2019-04-11}}</ref>（FFGと十八銀行の経営統合及び合併については2016年(平成<span class="ltr">28</span>年)2月に発表された時点では2017年(平成<span class="ltr">29</span>年)4月に経営統合、2018年(平成<span class="ltr">30</span>年)4月に合併<ref>{{cite news |title=十八銀と親和銀<span class="ltr">18</span>年合併|author= |agency=|publisher=長崎新聞|date=2016-2-27|url=http://www.nagasaki-np.co.jp/news/kennaitopix/2016/02/27091039047095.shtml|accessdate=2016-3-6}}</ref><ref>{{cite news |title=「競争に使う力を地域発展に」ふくおか<span class="ltr">FG</span>・十八銀統合発表|author= |agency=|publisher=日本経済新聞|date=2016-2-26|url=https://www.nikkei.com/article/DGXLASDF26H1A_W6A220C1EE8000/|accessdate=2016-3-6}}</ref>される予定だったが、[[公正取引委員会]]の審査が長引いた影響で、経営統合が<span class="ltr">2</span>年、合併が<span class="ltr">2</span>年半それぞれ遅れて実施されることとなった）。

== 商標・商号 ==
商号<ref group="注">同じく九州（[[福岡県]][[福岡市]]）に本社を置く[[消費者金融]]の'''[[しんわ]]'''とは一切無関係である。その一方で、'''Shinwa Plus'''（第4937780号）、'''しんわニューふれあいローン'''（第3087922号）といった商標群は'''親和銀行'''の[[登録商標]]として用いられているものであるため、とりわけ注意を要する</ref>は、かつて[[佐世保鎮守府]]長官を務め、佐世保商業銀行と佐世保銀行が合併した当時[[海軍大臣]]であった[[米内光政]]（この翌年の[[1940年]]（昭和<span class="ltr">15</span>年）に[[内閣総理大臣]]となる）の命名である<ref>『米内光政』（[[阿川弘之]] 著、[[新潮社]]）ISBN 4-10-300413-4</ref>。本人揮毫の「親和」の額は佐世保市の本店内に掲示されている。

== 沿革 ==
* [[1883年]]（明治<span class="ltr">16</span>年） - 早岐起業会社として長崎に設立。[[明治<span class="ltr">24</span>年]]に早岐銀行へと改称後、[[明治<span class="ltr">40</span>年]]に'''佐世保銀行'''へと改称。
* [[1919年]]（大正<span class="ltr">8</span>年） - '''佐世保商業銀行'''が設立される。
* [[1939年]]（昭和<span class="ltr">14</span>年）[[<span class="ltr">9</span>月<span class="ltr">7</span>日]] - 佐世保銀行と佐世保商業銀行が合併して、新たに'''親和銀行'''を設立する。
* [[1941年]]（昭和<span class="ltr">16</span>年）九十九銀行を買収。
* [[1998年]]（平成<span class="ltr">10</span>年）[[<span class="ltr">5</span>月<span class="ltr">29</span>日]] - 宝飾品販売会社に対する<span class="ltr">53</span>億円に上る不正融資事件(暴力団の[[フロント企業]]とされる)で、辻田徹前頭取（元長崎県[[公安委員長]]）らを[[特別背任罪|特別背任]]容疑で逮捕（事件は辻田頭取の女性問題に端を発したとされる）。当時はワンマン経営等により不良債権が経営を圧迫し始めていた。
* [[2001年]]（平成<span class="ltr">13</span>年）
** [[<span class="ltr">2</span>月<span class="ltr">9</span>日]] - [[コンビニATM]][[イーネット]]と提携。
** [[<span class="ltr">3</span>月<span class="ltr">16</span>日]] - 同じく佐世保市に本店を置く[[第二地方銀行]]の[[九州銀行]]と持株会社方式による経営統合で合意。
** [[<span class="ltr">10</span>月<span class="ltr">22</span>日]] - コンビニATM[[ローソン銀行|ローソンATM]]と提携。
* [[2002年]]（平成<span class="ltr">14</span>年）[[<span class="ltr">4</span>月<span class="ltr">1</span>日]] - 新たに設立された[[九州親和ホールディングス]]の完全子会社となる。
* [[2003年]]（平成<span class="ltr">15</span>年）<span class="ltr">4</span>月<span class="ltr">1</span>日 - 当行を存続行として九州銀行を吸収合併。なお、システム統合は合併と同時には行わず、大型連休明けの同年[[<span class="ltr">5</span>月<span class="ltr">6</span>日]]に行われた。システム統合後は旧九州銀行の通帳（同年<span class="ltr">4</span>月<span class="ltr">1</span>日から<span class="ltr">5</span>月<span class="ltr">2</span>日までの間に旧九州銀行店舗で発行された当行の通帳を含む）は使用不可となり、当行通帳への繰越が必要となった。
* [[2004年]]（平成<span class="ltr">16</span>年）[[<span class="ltr">10</span>月<span class="ltr">26</span>日]] - コンビニATM・アイワイバンク銀行（現：[[セブン銀行]]）と提携。
* [[2006年]]（平成<span class="ltr">18</span>年）[[<span class="ltr">10</span>月<span class="ltr">13</span>日]] - [[福岡銀行]]との間で事業再生共同化に係る資本・業務提携に基本合意したことを発表<ref>{{Cite press release|和書|title=事業再生共同化に係る業務・資本提携に関する基本合意について|publisher=株式会社福岡銀行|date=2006-10-13|format=PDF|url=https://www.fukuokabank.co.jp/news/h2006/h10-13c/061013c.pdf|accessdate=2021-01-15}}</ref>。
* [[2007年]]（平成<span class="ltr">19</span>年）
** [[<span class="ltr">2</span>月<span class="ltr">5</span>日]] - 福岡銀行との[[現金自動預け払い機|ATM・<span class="ltr">CD</span>]]相互無料提携を開始<ref>{{Cite press release|和書|title=CD・ATM相互無料提携について|publisher=福岡銀行、親和銀行（<span class="ltr">2</span>社連名）|date=2007-01-17|url=https://www.fukuokabank.co.jp/news/h2007/h01-17/index.htm|accessdate=2021-01-15}}</ref>。
** [[<span class="ltr">5</span>月<span class="ltr">2</span>日]] - 親会社である九州親和ホールディングスが自力再建を断念。ふくおかフィナンシャルグループによる経営再建を進める方針を発表<ref>{{Cite press release|和書|title=株式会社親和銀行に対する経営支援について|publisher=株式会社ふくおかフィナンシャルグループ|date=2007-05-02|format=PDF|url=https://www.fukuoka-fg.com/news_info_pdf/2007/2007_05_02_2.pdf|accessdate=2021-01-15}}</ref>。
** [[<span class="ltr">9</span>月<span class="ltr">26</span>日]] - 九州親和ホールディングスから[[しんわディーシーカード]]の全株式を取得し完全子会社化<ref name="pr070928">{{Cite press release|和書|title=第三者割当増資の払込完了による株式会社親和銀行の子会社化に関するお知らせ|publisher=株式会社ふくおかフィナンシャルグループ|date=2007-09-28|format=PDF|url=https://www.fukuoka-fg.com/news_info_pdf/2007/20070928_1.pdf|accessdate=2021-01-15}}</ref>。
** [[<span class="ltr">9</span>月<span class="ltr">28</span>日]] - [[第三者割当増資]]による株式引受により、ふくおかフィナンシャルグループの子会社となる<ref name="pr070928" />。
** [[<span class="ltr">10</span>月<span class="ltr">1</span>日]] - 九州親和ホールディングスからの株式取得によりふくおかフィナンシャルグループの完全子会社となる<ref>{{Cite press release|和書|title=株式会社親和銀行の株式の取得（完全子会社化）完了のお知らせ|publisher=株式会社ふくおかフィナンシャルグループ|date=2007-10-01|format=PDF|url=https://www.fukuoka-fg.com/news_info_pdf/2007/20071001_2.pdf|accessdate=2021-01-15}}</ref>。完全子会社化に合わせ、ブランドスローガンを福岡銀行・熊本ファミリー銀行と同一の「'''あなたのいちばんに。'''」に統一され、2003年<span class="ltr">4</span>月の合併以前に用いられていた緑を基調としたシンボルと福岡銀行と同一書体のロゴを組み合わせたロゴマークに刷新される<ref>{{Cite press release|和書|title=株式会社親和銀行の再生に向けたトータルプランについて|publisher=株式会社ふくおかフィナンシャルグループ|date=2007-08-09|format=PDF|url=https://www.fukuoka-fg.com/news_info_pdf/2007/20070809_sinwa2.pdf|accessdate=2021-01-15}}</ref>。
** [[<span class="ltr">11</span>月<span class="ltr">19</span>日]] - 福岡銀行及び熊本ファミリー銀行（現：[[熊本銀行]]）間の振込手数料がグループ銀行扱いとして引き下げられ、同時に、熊本ファミリー銀行（現：熊本銀行）とのATM利用手数料相互無料化を開始<ref>{{Cite press release|和書|title=振込手数料の引下げおよびATM利用手数料相互無料化について|publisher=福岡銀行、熊本ファミリー銀行、親和銀行|date=2007-09-19|url=https://www.fukuokabank.co.jp/news/h2007/h09-19/index.htm|accessdate=2021-01-16}}</ref>。
* [[2008年]]（平成<span class="ltr">20</span>年）
** [[<span class="ltr">2</span>月<span class="ltr">22</span>日]] - この日の営業をもって大阪支店廃止（東京支店に統合）。西日本（愛知県・富山県以西、沖縄県を除く）の地方銀行で[[大阪市]]から撤退するのは[[佐賀銀行]]に続いて<span class="ltr">2</span>行目<ref group="注">なお、十八親和銀行が発足した際に旧十八銀行店舗の大阪支店を引き継いだことで、約<span class="ltr">12</span>年<span class="ltr">7</span>ヶ月ぶりに大阪市での拠点を復活している</ref>。
** [[<span class="ltr">3</span>月<span class="ltr">18</span>日]] - [[生体認証]]機能付<span class="ltr">IC</span>キャッシュカードの取り扱いを開始<ref>{{Cite press release|和書|title=「生体認証機能付<span class="ltr">IC</span>キャッシュカード」の取扱い開始について|publisher=株式会社親和銀行|date=2008-03-18|format=PDF|url=https://www.18shinwabank.co.jp/release/00569.pdf|accessdate=2021-01-15}}</ref>。
** [[<span class="ltr">4</span>月<span class="ltr">11</span>日]] - この日の営業をもって大分中央支店廃止（小倉支店に統合）。[[大分県]]から撤退することになる。
** [[<span class="ltr">4</span>月<span class="ltr">16</span>日]] - グループ会社のFFGカードと提携し、キャッシュカード（<span class="ltr">IC</span>・生体認証対応）一体型クレジットカード「arecore（アレコレ）カード」の取り扱いを開始<ref>{{Cite press release|和書|title=「アレコレカード」の取扱い開始について|publisher=株式会社親和銀行|date=2008-03-25|format=PDF|url=https://www.18shinwabank.co.jp/release/00572.pdf|accessdate=2021-01-15}}</ref>。
** [[<span class="ltr">6</span>月<span class="ltr">23</span>日]] - この日の営業をもって熊本支店廃止（久留米支店に統合）。[[熊本県]]から撤退することになる<ref>{{Cite press release|和書|title=店舗統廃合のお知らせ|publisher=株式会社親和銀行|date=2008-01-18|format=PDF|url=https://www.18shinwabank.co.jp/release/00556.pdf|accessdate=2021-01-15}}</ref><ref group="注">なお、十八親和銀行が発足した際に旧十八銀行店舗の熊本支店を引き継いだことで、約<span class="ltr">12</span>年<span class="ltr">3</span>ヶ月ぶりに熊本県での拠点を復活している</ref>。
** [[<span class="ltr">6</span>月<span class="ltr">27</span>日]] - 子会社で事務代行や人材派遣業を担っていた親和ビジネスサービスを解散<ref>{{Cite press release|和書|title=子会社の解散に関するお知らせ|publisher=株式会社親和銀行|date=2008-06-27|format=PDF|url=https://www.18shinwabank.co.jp/release/00594.pdf|accessdate=2021-01-15}}</ref>。
** [[<span class="ltr">7</span>月<span class="ltr">14</span>日]] - [[イオン銀行]]とのATMに関する業務提携に基づき、ATM相互開放を開始。これにより、[[イオン (店舗ブランド)|イオン]]や[[マックスバリュ]]など全国の[[イオングループ]]に設置のイオン銀行ATMでカードによる引出（出金）並びに残高照会が可能となる（手数料は当行ATMと同じ扱いとなり、残高照会と平日時間内の引出は無料となる）<ref>{{Cite press release|和書|title=イオン銀行とのATM業務提携について|publisher=株式会社親和銀行|date=2008-07-07|format=PDF|url=https://www.18shinwabank.co.jp/release/00597.pdf|accessdate=2021-01-15}}</ref>。
** 8月<span class="ltr">7</span>日 - 長崎県内を本店所在地とする金融機関で初めてとなる[[自動体外式除細動器|AED]]の全店設置を発表（同年<span class="ltr">8</span>月<span class="ltr">5</span>日より設置を順次開始し、同年<span class="ltr">8</span>月末までに全店設置を完了）<ref>{{Cite press release|和書|title=AED（自動体外式除細動器）の設置について～長崎県内金融機関で初の全店設置～|publisher=株式会社親和銀行|date=2010-08-07|format=PDF|url=https://www.18shinwabank.co.jp/release/01024.pdf|accessdate=2021-01-16}}</ref>。
** [[<span class="ltr">9</span>月<span class="ltr">22</span>日]] - この日の営業をもって宇部支店廃止（小倉支店に統合）。これに先立ち下関中央支店も同年[[<span class="ltr">8</span>月<span class="ltr">1</span>日]]に廃止（小倉支店に統合）されたため、[[山口県]]から撤退する（店舗外ATMのみ残る）<ref>{{Cite press release|和書|title=長崎県内店舗のリニューアルおよび店舗統廃合のお知らせ|publisher=株式会社親和銀行|date=2008-05-16|format=PDF|url=https://www.18shinwabank.co.jp/release/00584.pdf|accessdate=2021-01-15}}</ref>。
** 10月<span class="ltr">27</span>日 - 子会社で調査研究業務を担っていた親和経済文化研究所を解散<ref>{{Cite press release|和書|title=子会社（株式会社親和経済文化研究所）の解散に関するお知らせ|publisher=株式会社ふくおかフィナンシャルグループ|date=2008-10-27|format=PDF|url=https://www.18shinwabank.co.jp/release/01040.pdf|accessdate=2021-01-15}}</ref>。
* [[2009年]]（平成<span class="ltr">21</span>年）
** [[<span class="ltr">2</span>月<span class="ltr">2</span>日]] - 取引内容をポイントに換算し、合計ポイントに応じてATM時間外手数料無料・ローンの金利優遇などが受けられるポイントくらぶ「マイバンク」の取扱を開始<ref>{{Cite press release|和書|title=親和銀行ポイントくらぶ「マイバンク」の取扱開始について|publisher=2009-01-26|format=PDF|url=https://www.18shinwabank.co.jp/release/01074.pdf|accessdate=2021-01-16}}</ref>（2019年(平成<span class="ltr">31</span>年)4月に「mybank+（マイバンクプラス）」へリニューアルされる）。
** [[<span class="ltr">2</span>月<span class="ltr">13</span>日]] - 事業再生事業・[[不良債権]]関連事業を[[吸収分割]]により福岡銀行へ継承<ref>{{Cite press release|和書|title=当社子会社間（(株)福岡銀行および(株)熊本ファミリー銀行並びに(株)福岡銀行および(株)親和銀行）における会社分割の実施に関するお知らせ|publisher=株式会社ふくおかフィナンシャルグループ|date=2009-02-13|url=https://www.18shinwabank.co.jp/release/01081.pdf|accessdate=2021-01-16}}</ref>。
** [[<span class="ltr">2</span>月<span class="ltr">23</span>日]] - [[九州ATMネットワーク]]によるATM相互無料開放を開始。これにより、既に相互無料開放済みの当行・福岡銀行に加え、[[西日本シティ銀行]]・[[筑邦銀行]]・佐賀銀行・[[大分銀行]]・十八銀行<ref group="注">後述するが、十八銀行は2019年（平成<span class="ltr">31</span>年）<span class="ltr">4</span>月<span class="ltr">1</span>日のふくおかフィナンシャルグループとの経営統合に伴い、グループ銀行の扱いとなる</ref>・[[肥後銀行]]・[[宮崎銀行]]・[[鹿児島銀行]]のATMで、平日時間内における当行キャッシュカードによる引出（出金）・振込時のATM手数料が無料化（平日時間外・土日祝日も手数料が引き下げ）される<ref>{{Cite press release|和書|title=九州地銀<span class="ltr">10</span>行によるATM利用手数料相互無料提携の開始日について|publisher=親和銀行、福岡銀行、西日本シティ銀行、筑邦銀行、佐賀銀行、大分銀行、十八銀行、肥後銀行、宮崎銀行、鹿児島銀行（<span class="ltr">10</span>社連名）|date=2009-01-23|format=PDF|url=https://www.18shinwabank.co.jp/release/01072.pdf|accessdate=2021-01-16}}</ref>。
* [[2010年]]（平成<span class="ltr">22</span>年）
** [[<span class="ltr">1</span>月<span class="ltr">4</span>日]] - 同行のオンラインシステムを、福岡銀行・[[広島銀行]]との共同利用型基幹システムへ移行<ref>{{Cite press release|和書|title=システム統合についてのお知らせ|publisher=株式会社親和銀行|date=2010-01-04|format=PDF|url=https://www.18shinwabank.co.jp/release/01157.pdf|accessdate=2021-01-16}}</ref>（これに先駆け、2008年<span class="ltr">2</span>月<span class="ltr">9</span>日と同年<span class="ltr">3</span>月<span class="ltr">9</span>日の<span class="ltr">2</span>回にわたり、一部店舗において店舗番号(店番)が順次変更された<ref>{{Cite press release|和書|title=店舗番号（店番）の一部変更のお知らせ|publisher=株式会社親和銀行|date=2008-11-28|url=https://www.18shinwabank.co.jp/news/2008/11-28/news.html|accessdate=2021-01-16}}</ref>）。
** [[<span class="ltr">3</span>月<span class="ltr">23</span>日]] - 同日申し込み分より<span class="ltr">IC</span>カード（<span class="ltr">IC</span>キャッシュカード・生体認証<span class="ltr">IC</span>キャッシュカード・<span class="ltr">IC</span>ローンカード）に設けられていた有効期限を廃止（クレジット・<span class="ltr">IC</span>キャッシュ一体型の「アレコレカード」はクレジットカードの有効期限に揃えられる）。また、同年<span class="ltr">3</span>月<span class="ltr">19</span>日以前に発行した<span class="ltr">IC</span>カードは有効期限到来時に更新される<span class="ltr">IC</span>カードが無期限になる<ref>{{Cite press release|和書|title=ICカードの有効期限の廃止について|publisher=株式会社親和銀行|date=2010-03-15|format=PDF|url=https://www.18shinwabank.co.jp/release/01174.pdf|accessdate=2021-01-16}}</ref>。
** [[<span class="ltr">7</span>月<span class="ltr">1</span>日]] - 子会社のしんわディーシーカードがグループ会社のFFGカードへ吸収合併される。
** [[<span class="ltr">9</span>月<span class="ltr">21</span>日]] - FFGグループ<span class="ltr">3</span>行間でのATM相互入金サービスを開始。これにより、当行ATMで福岡銀行や熊本ファミリー銀行（現：熊本銀行）のキャッシュカードによる預入（入金）や、福岡銀行や熊本ファミリー銀行（現：熊本銀行）ATMで当行のキャッシュカードによる預入（入金）が可能となる<ref>{{Cite press release|和書|title=「FFGグループ<span class="ltr">3</span>行間のATM相互入金サービス」の開始について|publisher=株域会社ふくおかフィナンシャルグループ|date=2010-09-15|format=PDF|url=http://www.fukuoka-fg.com/news_pdf/20100915.pdf|accessdate=2021-01-16}}</ref>。
** [[<span class="ltr">10</span>月<span class="ltr">18</span>日]] - 京町支店を佐世保支店に店舗名を変更し、「ふくおかフィナンシャルグループ佐世保ビル」へ移転（同ビルには福岡銀行佐世保支店も入居する）<ref name="pr100827">{{Cite press release|和書|title=平成<span class="ltr">22</span>年度の店舗展開について|publisher=株式会社親和銀行|date=2010-08-27|format=PDF|url=https://www.18shinwabank.co.jp/release/01215.pdf|accessdate=2021-01-16}}</ref>。なお、跡地の一部は改装され、同年<span class="ltr">12</span>月<span class="ltr">13</span>日に佐世保支店 京町出張所（店舗外ATMコーナー）が開設された<ref>{{Cite press release|和書|title=店舗外ATMコーナー「京町出張所」新設のお知らせ|publisher=株式会社親和銀行|date=2010-12-13|format=PDF|url=https://www.18shinwabank.co.jp/release/2010_backno.html|accessdate=2021-01-16}}</ref>。
* [[2012年]]（平成<span class="ltr">24</span>年）
** [[<span class="ltr">4</span>月<span class="ltr">5</span>日]] - 当行島瀬ビル（旧九州銀行本店）<span class="ltr">1</span>階に、当行が収集・所蔵する[[美術品]]を一般公開する施設「親和アートギャラリー」を開館（鑑賞料は無料だが、入場の際は当行本支店の窓口で入手できる「鑑賞券」が必要、十八親和銀行発足に合わせて名称を「十八親和アートギャラリー」に変更し、現在も開設されている）<ref>{{Cite press release|和書|title=「親和アートギャラリー」開館のお知らせ|publisher=株式会社親和銀行|date=2012-03-19|url=https://www.18shinwabank.co.jp/announcement/shinwabank/backnumber/newsrelease/y2012/page_013923.html|accessdate=2021-01-16}}</ref>
** [[<span class="ltr">5</span>月<span class="ltr">21</span>日]] - グループ会社のふくおか証券（現：[[FFG証券]]）を委託金融商品取引業者として、[[金融商品仲介業]]の業務を本店営業部と長崎営業部で開始<ref>{{Cite press release|和書|title=金融商品仲介業の業務開始及び「FFGリテール債」の取扱いについて|publisher=株式会社親和銀行|date=2012-05-21|url=https://www.18shinwabank.co.jp/announcement/shinwabank/backnumber/newsrelease/y2012/page_014361.html|accessdate=2021-01-16}}</ref>。
* [[2013年]]（平成<span class="ltr">25</span>年）
** 7月 - 福岡銀行・熊本銀行とともに、店舗への[[公衆無線LAN]]サービスの導入を開始。[[NTTドコモ]]の「[[docomo Wi-Fi]]」とソフトバンクモバイル（現：[[ソフトバンク]]）の「[[ソフトバンクWi-Fiスポット]]」が導入される<ref>{{Cite press release|和書|title=FFG3行の営業店における公衆無線LANサービスの提供開始について|publisher=株式会社ふくおかフィナンシャルグループ|date=2013-07-25|format=PDF|url=http://www.fukuoka-fg.com/news_pdf/20130725_wifi.pdf|accessdate=2021-01-16}}</ref>。
** [[<span class="ltr">9</span>月<span class="ltr">2</span>日]] - クレジット一体型キャッシュカード「アレコレカード」の新ラインナップとして、[[九州旅客鉄道|JR九州]]の[[乗車カード|交通<span class="ltr">IC</span>カード]]「[[SUGOCA]]」との一体型カード「arecore SUGOCA（アレコレSUGOCA）」の受付を開始（種類はクラシックとゴールドの<span class="ltr">2</span>タイプ、福岡銀行発行分・熊本銀行発行分と基本デザインは同一で、左下にある銀行ロゴが異なる程度である）<ref>{{Cite press release|和書|title=ふくおかフィナンシャルグループ傘下<span class="ltr">3</span>銀行と九州旅客鉄道との提携カード『アレコレSUGOCA』の発行について|publisher=ふくおかフィナンシャルグループ、九州旅客鉄道（<span class="ltr">2</span>社連名）|date=2013-08-16|format=PDF|url=http://www.fukuoka-fg.com/news_pdf/20130816_arecore.pdf|accessdate=2021-01-16}}</ref>。
** 10月 - 福岡銀行・熊本銀行とともに、新型ATMとして日立オムロンターミナルソリューションズ（現：[[日立チャネルソリューションズ]]）製の「AKe-S（エーケーエス）」を導入し、順次ATMの更新を開始（2014年<span class="ltr">3</span>月までに完了、同年<span class="ltr">11</span>月にオープンした[[させぼ五番街]]内のATMコーナーのように、開設当初から新型ATMを設置している場合がある）<ref>{{Cite press release|和書|title=新型ATMの導入について|publisher=株式会社ふくおかフィナンシャルグループ|date=2013-07-25|format=PDF|url=http://www.fukuoka-fg.com/news_pdf/20130725_atm.pdf|accessdate=2021-01-16}}</ref>
* [[2014年]]（平成<span class="ltr">26</span>年）
** [[<span class="ltr">4</span>月<span class="ltr">7</span>日]] - FFG3行ATMにおける[[通帳]]相互利用サービスを開始。これにより、当行ATMで福岡銀行や熊本銀行通帳の利用並びに福岡銀行・熊本銀行ATMで当行通帳の利用が可能となった<ref>{{Cite press release|和書|title=FFG3行ATMにおける「通帳相互利用サービス」の開始について|publisher=株式会社ふくおかフィナンシャルグループ|date=2024-02-25|format=PDF|url=http://www.fukuoka-fg.com/news_pdf/20140225_atm_riyou.pdf|accessdate=2021-01-16}}</ref>。
** [[<span class="ltr">7</span>月<span class="ltr">1</span>日]] - 総合口座の通帳並びにキャッシュカード（磁気ストライプ・生体認証<span class="ltr">IC</span>）にブランドキャラクター「ユーモ」デザインを追加導入し、取り扱い開始<ref>{{Cite press release|和書|title=ブランドキャラクター「ユーモ」デザインの通帳・カードの導入について|publisher=株式会社親和銀行|date=2014-06-30|url=https://www.18shinwabank.co.jp/announcement/shinwabank/backnumber/newsrelease/y2014/page_028041.html|accessdate=2021-01-16}}</ref>。
* [[2015年]]（平成<span class="ltr">27</span>年）<span class="ltr">11</span>月<span class="ltr">3</span>日 - [[外貨]][[両替]]サービス拡充の一環として、松が枝国際ターミナルに外貨現金から円への両替専用の外貨[[両替機]]（買取機）を設置。
* [[2017年]]（平成<span class="ltr">29</span>年）
** 10月<span class="ltr">2</span>日 - ふくおかフィナンシャルグループとiBankマーケティングと共同で行う金融サービスプラットフォーム「iBank（アイバンク）」事業に参入し、スマートフォン専用の管理アプリ「Wallet+（ウォレットプラス）」並びに、[[ジェーシービー|JCB]]ブランドの[[デビットカード]]「Debit+（デビットプラス）」の取扱を開始<ref>{{Cite press release|和書|title=銀行公式アプリ『Wallet +』およびブランドデビットカード『Debit +』の取扱開始|publisher=株式会社親和銀行|date=2017-10-02|url=https://www.18shinwabank.co.jp/announcement/shinwabank/backnumber/newsrelease/y2017/page_048121.html|accessdate=2021-01-14}}</ref>。
** 10月<span class="ltr">17</span>日 - 店舗外ATMコーナー「佐世保支店 [[コメダ|コメダ珈琲店]]佐世保駅前店出張所」を開設。この場所は南支店があった場所で、佐世保支店への統合のため2011年（平成<span class="ltr">23</span>年）<span class="ltr">3</span>月<span class="ltr">14</span>日をもって廃止<ref name="pr100827" />。その後、建物は解体され更地となっていたが、跡地に開業した「コメダ珈琲店 佐世保駅前店」の駐車場内に設けられたもので、出張所（店舗外ATMコーナー）に形態を変えながら約<span class="ltr">6</span>年<span class="ltr">4</span>ヶ月ぶりに再設置されることになった<ref>{{Cite press release|和書|title=店舗外ATMコーナー「コメダ珈琲店佐世保駅前店出張所」新設のお知らせ|publisher=株式会社親和銀行|date=2017-10-17|url=https://www.18shinwabank.co.jp/announcement/shinwabank/backnumber/personal/y2017/page_048369.html|accessdate=2021-01-14}}</ref>。
* [[2018年]]（平成<span class="ltr">30</span>年）
** 5月<span class="ltr">28</span>日 - 本店営業部内にグループ会社のFFG証券 佐世保支店が開設される（これに伴い、ATMコーナー側に掲げられている袖看板は「親和銀行」のロゴと「FFG証券」のロゴが併記された看板となる）。<span class="ltr">6</span>月<span class="ltr">18</span>日には当行の長崎営業部内にもFFG証券 長崎支店が開設される<ref>{{Cite press release|和書|title=ふくおか証券株式会社の商号変更及び熊本・佐世保・長崎出店について|publisher=株式会社ふくおかフィナンシャルグループ|date=2018-02-27|format=PDF|url=http://www.fukuoka-fg.com/news_info/pdf/20180227_ffg_syouken.pdf|accessdate=2018-05-29}}</ref>。
** 7月<span class="ltr">2</span>日 - [[GMOペイメントゲートウェイ]]との連携により、スマートフォン向け[[<span class="ltr">QR</span>・バーコード決済]]サービス「YOKA!Pay（よかペイ）」の取り扱いを開始（なお、銀行Pay(マルチバンク対応)により、同じFFGグループの福岡銀行及び熊本銀行の「YOKA!Pay」や[[横浜銀行]]の「はまPay」と連携し、利用ユーザーや加盟店での相互利用が可能である）<ref>{{Cite press release|和書|title=スマホ決済サービス「YOKA!Pay」の開始について|publisher=株式会社親和銀行|date=2018-06-26|url=https://www.18shinwabank.co.jp/announcement/shinwabank/backnumber/newsrelease/y2018/page_050883.html|accessdate=2021-01-14}}</ref>。
* [[2019年]]（平成<span class="ltr">31</span>年/令和元年）
** 4月<span class="ltr">1</span>日 - ふくおかフィナンシャルグループと十八銀行の経営統合に伴い、当行から十八銀行宛の振込手数料と当行のATMにおける十八銀行キャッシュカードを利用した振込取引時のATM時間外手数料がグループ銀行扱いとなり、対象取引の手数料を引下げ（インターネットバンキング・モバイルバンキングによる振込やATM時間外手数料は無料化）<ref>{{Cite press release|和書|title=振込手数料およびATM利用手数料の引下げについて|publisher=株式会社親和銀行|date=2019-02-08|format=PDF|url=https://www.18shinwabank.co.jp/pdf/tesuuryoukaitei.pdf|accessdate=2021-01-14}}</ref>。
** 7月<span class="ltr">16</span>日 - 当行の「ローンセンター」と十八銀行の「ローンプラザ」を当行と十八銀行の共同営業拠点となる「ローンセンター」へ統一。なお、「県央ローンセンター」は十八銀行「大村ローンプラザ」との拠点統合に伴い「大村ローンセンター」へ改称され、十八銀行「諫早ローンプラザ」は当行「諫早支店」内へ移転し「諫早ローンセンター」が開設された<ref>{{Cite press release|和書|title=親和銀行ローンセンター・十八銀行ローンプラザの拠点変更について|publisher=株式会社親和銀行|date=2019-06-27|format=PDF|url=https://www.18shinwabank.co.jp/pdf/ro-nsentar20190627.pdf|accessdate=2021-01-14}}</ref>。
* [[2020年]]（令和<span class="ltr">2</span>年）
** 2月<span class="ltr">25</span>日 - クレジット一体型キャッシュカード「アレコレカード」の新ラインナップとして、株式会社ニモカとの提携による交通<span class="ltr">IC</span>一体型「arecore [[nimoca]]（アレコレnimoca）」の受付を開始（本カードは福岡銀行・熊本銀行で取り扱われていたが、同年<span class="ltr">3</span>月より長崎県内の交通事業者でも「nimoca」が順次導入されるのに伴って当行でも新たに取り扱いを開始するものである。種類はクラシックとゴールドの<span class="ltr">2</span>タイプで、「arecore SUGOCA」同様に福岡銀行発行分・熊本銀行発行分と基本デザインは同一で左下の銀行ロゴが異なる程度だが、クラシックは福岡銀行発行分・熊本銀行発行分と同じ水色に加え、当行発行分限定デザインであるマゼンタの<span class="ltr">2</span>種類のデザインが設定される）<ref>{{Cite press release|和書|title=親和銀行と株式会社ニモカとの提携カード『アレコレnimoca』の発行について|publisher=株式会社親和銀行|date=2020-02-12|format=PDF|url=https://www.18shinwabank.co.jp/announcement/shinwabank/pdf/202002arecorenimoca.pdf|accessdate=2021-01-14}}</ref>。
** 5月<span class="ltr">19</span>日 - 十八銀行との合併契約を締結し、合併後の商号を'''株式会社[[十八親和銀行]]'''とすることを正式に発表<ref name="pr200519">{{Cite press release|和書|title=完全子会社である株式会社親和銀行と株式会社十八銀行の合併契約締結及び合併後の新銀行の商号変更に関するお知らせ|publisher=株式会社ふくおかフィナンシャルグループ|date=2020-05-19|format=PDF|url=https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS07869/fc931ded/cc1f/414d/a2af/63d448e99df3/140120200519418329.pdf|accessdate=2020-08-14}}</ref>。
**10月<span class="ltr">1</span>日 - 十八銀行を吸収合併し、存続行となる当行が十八親和銀行に商号変更<ref name="pr200519" />。

== 本店等の建築 ==
: <span style="margin-right: 0.3em;">[[ファイル:Shinwabank Honten.jpg|200px]]</span>[[ファイル:Shinwa Bank.jpg|200px]]
: <small>'''左'''：本店建物を遠望（2010年<span class="ltr">7</span>月）</small>
: <small>'''右'''：本店（四ヶ町アーケードから）（2008年<span class="ltr">2</span>月）</small>
[[File:親和銀行 大波止支店.jpg|thumb|大波止支店]]
[[File:Shimabara Branch of Shinwa Bank 20170106.jpg|thumb|島原支店]]
[[佐世保市]]の本店は<span class="ltr">3</span>期に分けられて建設されている。とりわけ第<span class="ltr">3</span>期にあたるコンピューター棟は「懐霄館」と名づけられた、石積みの塔を思わせる奇抜なデザインである。

これら本店、東京支店（[[2004年]]（平成<span class="ltr">16</span>年）解体　現存せず）、大波止支店（長崎市）は、[[白井晟一]]により設計された<ref group="注">東京支店の建物は既に解体されている</ref>。白井はモダニズム全盛の時代にあえて哲学的と称される独自の建築を生み出した建築家である。本店は2002年に第<span class="ltr">4</span>回日本建築家協会<span class="ltr">25</span>年賞を受賞し<ref>http://www.jia.or.jp/member/award/25years/2002/main.htm</ref>、2003年に[[DOCOMOMO JAPAN選定 日本におけるモダン・ムーブメントの建築]]に選定されている<ref>{{Cite web|和書|title=親和銀行本店 |url=http://www.docomomojapan.com/structure/%e8%a6%aa%e5%92%8c%e9%8a%80%e8%a1%8c%e6%9c%ac%e5%ba%97/ |website=docomomo |access-date=2022-06-07 |language=ja |last=DOCOMOMO}}</ref>。

なお、本店・懐霄館は月に<span class="ltr">2</span>回ほど事前予約の定員制で見学が可能であるほか、大波止支店も見学可能である。（ただし建物内は撮影禁止）

本店は十八親和銀行発足後も佐世保本店営業部・佐世保中央支店として現存しており、2023年（令和<span class="ltr">5</span>年）<span class="ltr">6</span>月<span class="ltr">1</span>日には、佐世保本店営業部・佐世保中央支店のATMコーナーを減台の上で、白井晟一に焦点を当てた常設の展示スペース「白井晟一と親和銀行」が開設され、ATMコーナーの営業時間に準じて一般に開放されている<ref>{{Cite press release|和書|title=展示スペース「白井晟一と親和銀行」の開設について|publisher=株式会社十八親和銀行|date=2023-05-11|format=PDF|url=https://www.18shinwabank.co.jp/pdf/2023.05.11.pdf|accessdate=2023-06-04}}</ref>。

== 営業拠点戦略 ==
佐世保市が本拠地の同行であるが、県内経済の中心地で同行経営戦略上の最重点地域である[[長崎市]]圏および九州最大の経済規模である[[福岡都市圏]]を重要な市場と捉え、従来から「長崎支店」に「長崎地区本部」、「福岡支店」に「福岡地区本部」という本部組織の出先機関を置いていたが、[[2007年]]（平成<span class="ltr">19</span>年）<span class="ltr">7</span>月<span class="ltr">1</span>日付で両地区本部を廃止した。代わって「長崎支店」を「長崎営業部」、「福岡支店」を「福岡営業部」として改組し、対内的にも対外的にも両営業部が長崎・福岡地域の経営母店であることを明確にしている<ref>[http://www.shinwabank.co.jp/release/pdf.cgi?id=517&pdf=00517.pdf/ 2007年<span class="ltr">6</span>月<span class="ltr">15</span>日付、親和銀行ニュースリリース「組織の一部改正についてのお知らせ」]</ref>。

しかしFFGに入ってからは、グループ内の役割分担見直しで「長崎県の地域金融機関」として営業することとなったため、特に福岡銀行の地盤である福岡県内において大規模な店舗統廃合を実施し、最終的には対法人営業に必要な一部の拠点店舗を残すのみとなった。
* 例示すれば、北九州市では旧九州銀が市内各所に積極的に出店を進め、それを親和銀が引き継いでいたが、経営再建・FFG入りに伴い次々と閉店となり、最終的には小倉支店のみとなった。
* 現在福岡県内は<span class="ltr">5</span>店舗のみとなっているが、一方FFGにとって“空白地帯”になっている[[佐賀県]]では、元々福岡銀の支店が佐賀支店など福岡県に近い県東部だけということもあり、合併による統廃合はあったものの<span class="ltr">6</span>店舗残る。
* 他都道府県では東京支店以外が全廃された。
** [[中央区 (東京都)|中央区]][[銀座]]のテナントビルに入居していた東京支店を、同グループの[[福岡銀行]]東京支店が入居する[[八重洲]]所在の自社ビルである「福岡ビル」内に移転した。移転後の東京支店は同ビル2Fの[[空中店舗]]となっており、ATMが設置されていないが、カード入出金・振込は同1Fの福岡銀東京支店ATMを共同利用扱いにて無料で利用できる。通帳記帳は支店の窓口で対応。
* [[コンビニATM]]との提携では、[[セブン銀行]]、[[ローソン銀行]]、[[イーネット]]の<span class="ltr">3</span>社と行っている。特に、ローソン銀行に関しては、前身の[[ローソン銀行#ローソン・エイティエム・ネットワークス|ローソン・エイティエム・ネットワークス]]時代にFFG内でいち早く同社と提携している（その後、同じグループの福岡銀行や熊本銀行でも同社との提携が行われており、2019年<span class="ltr">4</span>月にFFG傘下となった十八銀行も同社と提携している）。また、イオングループのイオン銀行とも提携している。

== イメージキャラクター ==
通帳、カードなどに以下のキャラクターを使用している
* [[ジャングル大帝]]
* 長崎県を拠点とするサッカークラブ[[日本プロサッカーリーグ|Jリーグ]]所属の[[<span class="ltr">V</span>・ファーレン長崎]]のロゴマーク。長崎県の県鳥[[オシドリ]]がモチーフ。同チームのオフィシャルスポンサー。

[[2007年]]（平成<span class="ltr">19</span>年）<span class="ltr">10</span>月のふくおかフィナンシャルグループ傘下の完全子会社化に伴い、<span class="ltr">CM</span>は福岡銀行と同一仕様（銀行名のみを変更）となった。合併により、本店所在地の佐世保市出身の大リーガー[[城島健司]]が同行の<span class="ltr">CM</span>キャラクターとなった。[[2012年]]（平成<span class="ltr">24</span>年）<span class="ltr">2</span>月からは[[福岡ソフトバンクホークス]]の[[内川聖一]]が起用された。
2016年からは、親会社のふくおかフィナンシャルグループのイメージキャラクターとして福岡出身の俳優・[[瀬戸康史]]を起用している<ref>[http://www.fukuoka-fg.com/news_info/pdf/20161007_debit.pdf 新商品『Debit+（ブランドデビットカード） 』の取扱開始に関するお知らせ] - ふくおかフィナンシャルグループ 2016年<span class="ltr">10</span>月<span class="ltr">7</span>日（2016年<span class="ltr">10</span>月<span class="ltr">11</span>日閲覧）</ref>。グループ<span class="ltr">3</span>行でリニューアルされたマイレージサービス「mybank+（マイバンクプラス）」に関しては、同じく福岡出身の女優・[[吉瀬美智子]]を起用している<ref>[https://www.fukuoka-fg.com/news_info/pdf/20190201_mybankplus.pdf 吉瀬美智子さんを起用した新マイレージサービスの告知<span class="ltr">PR</span>を開始します<span class="ltr">!</span>] - ふくおかフィナンシャルグループ 2019年<span class="ltr">2</span>月<span class="ltr">1</span>日（2019年<span class="ltr">2</span>月<span class="ltr">1</span>日閲覧）</ref>。

[[2013年]]（平成<span class="ltr">25</span>年）からはグループ内共通のブランドキャラクターとして「ユーモ」が起用されており、当行ではコーポレートカラーに合わせて緑の「ユーモ」となる。また、2014年（平成<span class="ltr">26</span>年）<span class="ltr">7</span>月<span class="ltr">1</span>日からは個人向け総合口座の通帳及びキャッシュカード（磁気ストライプ仕様・生体認証<span class="ltr">IC</span>仕様）のデザインにも採用されている（すでに総合口座を持っている場合でも希望により「ユーモ」デザインへ切り替えることも可能）。

== ATM提携関連 ==
{{See|[https://www.shinwabank.co.jp/personal/service/atm/teikei/ ATMサービス]}}

== FFGシステムへの移行に伴う措置 ==
[[2010年]]（平成<span class="ltr">22</span>年）[[<span class="ltr">1</span>月<span class="ltr">4</span>日]]の新システム稼働<ref>[http://www.shinwabank.co.jp/tougou/2009/sys_annai/index.html 新システムへの移行についてのご案内]</ref>に伴い、旧九州銀のキャッシュカードは同日以降使用できなくなるため、当該顧客には[[2009年]]（平成<span class="ltr">21</span>年）[[<span class="ltr">6</span>月]]より親和銀行のキャッシュカードが新たに発行される。また、通帳については、普通預金・貯蓄預金（および、総合口座通帳で定期預金欄を利用せず、普通預金部分のみ利用しているものを含む）の通帳はそのまま利用可能だが、それ以外の通帳はすべて強制切替となる<ref group="注">積立式定期預金については、愛称が「夢の木」から「ためる～ん（リピート型）」に改名され、内容も一部変更される</ref>（[[熊本銀行|熊本ファミリー銀行]]のシステム切替時同様、希望者には、事前の繰越予約預かりの対応を取る）。ただし、合併前の親和銀行<ref group="注">前述の通り、旧九州銀行の通帳はこの時点ですでに使用不可となっている</ref>の通帳のうち、[[1993年]]（平成<span class="ltr">5</span>年）[[<span class="ltr">10</span>月]]以前に発行された通帳（口座番号欄が手書きで表示されているもの）については、先述の普通預金通帳等であっても一切の強制切替の対象となる。

ATMサービスの取り扱いも大幅に見直される。当行ATMによる当行口座への入金取扱時間が短縮（特に平日の入金取扱終了時刻が21:00→19:00<ref group="注">[[2011年]]（平成<span class="ltr">23</span>年）<span class="ltr">9</span>月<span class="ltr">20</span>日からはキャッシュカード・通帳からの入金（当座預金や定期預金、硬貨を除く）のみ、取扱終了時刻がシステム変更前の21:00に延長された</ref>）され、振替の取り扱いも平日のみに縮小された。同時に、平日に限って硬貨による入出金（当行の硬貨対応ATMに限る）にも対応することになった（これに伴って、毎日取り扱いしていた現金による振込は平日のみに縮小）。さらに、通帳や磁気ストライプキャッシュカードでATMによる<span class="ltr">1</span>日<span class="ltr">1</span>口座あたりの利用限度額が引き出し・振込・振替等合計で<span class="ltr">50</span>万円までに引き下げられた。逆に、クレジット・生体認証<span class="ltr">IC</span>キャッシュ一体型の「アレコレカード」や生体認証<span class="ltr">IC</span>キャッシュカードにおいての利用限度額は<span class="ltr">IC</span>対応ATMで合計200万円までに、当行の生体認証対応ATMでは無制限になった<ref group="注">ただし、生体認証カードでも<span class="ltr">IC</span>未対応ATMでは通帳・磁気ストライプキャッシュカードの時と同額になる。また、生体認証未登録の場合は<span class="ltr">IC</span>対応ATMの場合と同額の金額になる</ref>。

インターネットバンキングサービスについても変更され、個人向けである「しんわアクセス」を『親和銀行ダイレクトバンキング』に、法人向けである「しんわBizダイレクト」を『ビジネスバンキングWeb』に、それぞれ改称されるとともに、ログイン等に必要なご利用カードの変更や操作方法等が大幅に見直された。また、システム変更に伴い、個人向けの『親和銀行ダイレクトバンキング』では[[投資信託]]・外貨定期預金の購入や住宅ローンの一部返済・金利変更等（対象外の場合あり）が自宅で可能となった。

== 脚注・出典 ==
{{脚注ヘルプ}}
=== 脚注 ===
<references group="注" />
=== 出典 ===
{{Reflist}}

== 関連項目 ==
* [[北村徳太郎]] - 設立に参加、戦中から戦後にかけて頭取を務めた。元大蔵大臣、佐世保市名誉市民。
* [[坂田重保]] - 戦後長期にわたり頭取を務めた。佐世保市名誉市民。
* [[カーネーション]] - かつて「しんわの花」として親和銀行が制定していた花。

== 外部リンク ==
{{Commonscat|Shinwa Bank}}
* [https://www.fukuoka-fg.com/ ふくおかフィナンシャルグループ]

{{ふくおかフィナンシャルグループ}}
{{Normdaten}}

{{DEFAULTSORT:しんわきんこう}}
[[Category:ふくおかフィナンシャルグループ|廃]]
[[Category:かつて存在した日本の地方銀行]]
[[Category:長崎県の銀行|廃]]
[[Category:金融商品取引業者]]
[[Category:佐世保市の企業]]
[[Category:国立銀行を前身とする銀行]]
[[Category:第<span class="ltr">12</span>回BCS賞]]
[[Category:1983年設立の企業]]
[[Category:2007年の合併と買収]]
[[Category:2020年廃止の企業]]
[[Category:日本のポストモダン建築]]
[[Category:1975年竣工の日本の建築物]]
[[Category:日本におけるモダン・ムーブメントの建築選]]
[[Category:米内光政]]