「訶梨跋摩」の版間の差分
表示
削除された内容 追加された内容
KamikazeBot (会話 | 投稿記録) m r2.7.1) (ロボットによる 追加: ku:Harîvarman |
編集の要約なし |
||
1行目: | 1行目: | ||
{{Buddhism}} |
{{Buddhism}} |
||
'''訶梨跋摩'''は、「Harivarman」(skt.)と言い、「獅子鎧」「師子鎧」と漢訳される、4世紀ごろの仏教僧である。 |
'''訶梨跋摩'''は、「Harivarman हरिवर्मन्」(skt.)と言い、「獅子鎧」「師子鎧」と漢訳される、4世紀ごろの仏教僧である。 |
||
中インドの婆羅門の出身。最初は[[数論]]派に属していたが、仏教に入り、[[説一切有部]]の学匠[[鳩摩羅駄]](kumaaralabdha)から﹃[[発智論]]﹄を学び、次いで[[摩訶僧祇部]]に移って[[大乗]]も研究し、﹃[[成実論]]﹄202品を著した。後、マガダ国王の命により[[外道]]の諸論師をことごとく論破して、国師に任ぜられた。
|
中インドの婆羅門の出身。最初は[[数論]]派に属していたが、仏教に入り、[[説一切有部]]の学匠[[鳩摩羅駄]](kumaaralabdha कुमारब्ध)から﹃[[発智論]]﹄を学び、次いで[[摩訶僧祇部]]に移って[[大乗]]も研究し、﹃[[成実論]]﹄202品を著した。後、マガダ国王の命により[[外道]]の諸論師をことごとく論破して、国師に任ぜられた。
|
||
なお、'''成実論'''が漢訳されたのは、西暦412年のことである。 |
なお、'''成実論'''が漢訳されたのは、西暦412年のことである。 |