おいらんガール
﹃おいらんガール﹄は、響ワタルによる日本の漫画作品。白泉社発行の少女漫画雑誌﹁LaLa﹂にて2010年2月号から2013年1月号まで不定期連載された。
江戸吉原を舞台に花魁を題材にした作品で、コメディタッチでアクションも含まれている。
登場人物[編集]
椿 江戸吉原﹁美浦屋﹂振袖新造。ガサツだが器量よしでポジティブ。姉女郎の鷹尾花魁を超えることが目標。 元は大店の令嬢だったが火事で借金まみれになり売られた。 初恋の奉公人・真に傷つけられ復讐を誓ったが、真が鷹尾だったと知り 協力や反抗もしながら恋のような感情を持つ。 鷹尾︵真︶ 椿の姉女郎。呼び出し昼三の花魁。実は男のため、客に枕を許さない。 恩人の仇のため吉原にきた。かなりの美人で、頭もいい。 気位が高く厳しいが、﹁真﹂と﹁鷹尾﹂の顔を使い分けながら 椿を見守っている。 銀月 チャラいが、凄腕の吉原同心。情報網が広く、鷹尾とは昔からの付き合い。 先代・鷹尾の弟。 黒田擊 武家の息子で、浅葱裏と呼ばれるが純朴で真っ直ぐな好青年。 椿を気に入っている。書誌情報[編集]
●響ワタル ﹃おいらんガール﹄ 白泉社︿花とゆめコミックス﹀、全4巻 (一)2010年12月29日初版発行、ISBN 978-4-59-219306-7 (二)2011年11月5日初版発行、ISBN 978-4-59-219307-4 (三)2012年5月2日初版発行、ISBN 978-4-59-219308-1 (四)2012年12月5日初版発行、ISBN 978-4-59-219309-8 - 読み切り﹁銀狼の櫻﹂を収録。