かわなかのぶひろ
表示
かわなか のぶひろ 川中 伸啓 | |
---|---|
生誕 |
1941年(82 - 83歳) 日本 東京 |
職業 | 映像作家 |
かわなか のぶひろ︵本名‥川中 伸啓、1941年 - ︶は、日本の映像作家である。主に個人による映像制作のための拠点創出に携っているほか、2006年︵平成18年︶まで東京造形大学教授を務めた。
人物[編集]
1941年︵昭和16年︶、東京・錦糸町生まれ。1960年のはじめごろから8ミリ映画の制作を手がける。内外各種の映像コンクールの審査員を多数つとめる。また、雑誌﹁ビックリハウス﹂の初期において、クリエイターとして制作に参加していた。 妻の富山加津江は、イメージフォーラム及びダゲレオ出版代表を務める。経歴[編集]
1968年︵昭和43年︶に個人映画制作者の組織﹁ジャパン・フィルムメーカーズ・コーポラティブ﹂の設立に参加し事務局長となった。しかし翌年には脱退して、佐藤重臣と﹁日本アンダーグラウンド・センター﹂を設立、上映活動を行なった。1971年︵昭和46年︶、﹁アンダーグラウンド・センター﹂を設立。 1972年︵昭和47年︶、東京・渋谷にあった寺山修司が主催した劇団﹁天井桟敷﹂の地下劇場でシネマテークを開設し、1976年まで上映活動を続けた。1977年︵昭和52年︶には東京・四谷に上映の拠点を設けて﹁イメージフォーラム﹂と改称、映像作家を育成する研究機関﹁イメージフォーラム付属研究所﹂を併設した。80年には映画批評雑誌﹁月刊イメージフォーラム﹂︵ダゲレオ出版︶を創刊し、初代編集長をつとめた。著書[編集]
- 『映画・日常の冒険』(フィルムアート社、1975年)
- 『猫日記』(皓星社、1978年)
- 『ビデオメーキング コミュニケーションの新しい道具』(フィルムアート社、1979年)
- 『ビデオ新発見! ビデオの楽しい使いかた講座』(ポプラ社、1990年)
映像作品[編集]
- 水の記憶(1962年)
- Play Back(1973年)
- 新・北紀行(1974年)
- 透過装置(1975年)
- SWITCH BACK(1977年)
- タウンスケープ・7「キャッツ・アイ」、8「星」、 10「ROOM」」(1977年、16ミリ)
- 絵日記(1978年、16ミリ)
- 絵日記2(1978年)
- 映像書簡(萩原朔美との共作、1979年、16ミリ)
- 映像書簡2(萩原朔美との共作、1980年、16ミリ)
- 映像書簡3(萩原朔美との共作、1981年、16ミリ)
- 映像書簡4(萩原朔美との共作、1982年、16ミリ)
- B(1983年、16ミリ)
- Bふたたび(1984年、16ミリ)
- つくられつつある映画(1985年)
- 私小説(1996年、16ミリ)
- 映像書簡7(萩原朔美との共作、1996年)
- 旅の繪(1998-2000)
- いつか来る道(2001年)
- 映像書簡8(萩原朔美との共作、2002年、ビデオ)
- 映像書簡9(萩原朔美との共作、2003年、ビデオ)
- 映像書簡10(萩原朔美との共作、2005年、ビデオ)
- この一年-Part1(2006-2007年、ビデオ)
- この一年-Part2(2006-2007年、ビデオ)