アルベルト・ブッリ
アルベルト・ブッリ Alberto Burri | |
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誕生日 | 1915年3月12日 |
出生地 | チッタ・ディ・カステッロ |
死没年 | 1995年2月13日 |
死没地 | ニース |
アルベルト・ブッリ︵Alberto Burri, 1915年 - 1995年︶は、20世紀のイタリアの画家、彫刻家である。
ブッリは、ルーチョ・フォンタナと並び、第2次大戦後のイタリアの前衛美術を牽引した、アンフォルメルを代表するアーティストである。
日本での知名度はフォンタナに劣るが、その20世紀イタリア美術における重要性、イタリアの次世代のアーティストへの影響の点では、決してフォンタナに劣らない存在である。伝統的な画材を用いず、粗目の麻袋をキャンバスに貼ったり、透明プラスチックをバーナーで黒く焼き、穴をあけるなどの手法を抽象絵画として徹底して追求した。絵画というものの﹁物質性﹂に注目したこの姿勢は、絵画表現の可能性を広げたほか、1960年代に台頭したアルテ・ポーヴェラのアーティストたちに多大な影響を与えた。