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インターレース

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
インターレースのイメージ図。画像の飛び飛びの一部をまず伝送する。

: interlace[1]

 (: progressive scan) : noninterlace scan

[]


GIF1122

212:14:1


[]

12

[]


使[1]NTSC30Hz60HzPAL25Hz50HzNTSC

[1]60Hz30Hz



MPEG-2

12:124:1使

[]


60Hz60i30Hz30p480525/480i480p480/60i480/30p480i60480p30
方式 フィールド
周波数 (Hz)
フレーム
周波数 (Hz)
水平走査
周波数 (kHz)
帯域幅
(相対値)
480/60i 60 30 15.75 1
240/60p 60
480/30p 30 30
480/60p 60 60 31.5 2

特徴[編集]

残像を考慮したインターレースのイメージ図。前のフィールドの残像が暗く残っている。

動きのない動画ではインターレースした2枚のフィールドは時間がずれているが変化はないので、2枚のフィールドをあわせればプログレッシブでの1枚のフレームと同じ映像が得られる。しかし実際の画面では光る走査線が1/60秒ごとに交代しているため、ちらつきが強く見える[1]。視覚上はフィールドの空き走査線には前のフィールドの残像が残っているためちらつきはいくぶん緩和されるが[1]、30Hzのフレーム周波数は残像でちらつきをなくすには十分ではない。

一方、動きの激しい動画では1秒に60枚のフィールドが描かれるため同じ帯域幅のプログレッシブ (30p) より動きが滑らかになる。しかし細かく見ればあるフィールドが描かれているときに残っている残像は1/60秒前のフィールドであり、そのぶん移動している。これにより解像度は悪化する。極端なケースとしてシーンが切り替わったときには直前のフィールドは無関係な画像であり、瞬間的に垂直解像度が半分になる。ただし人間の視覚は動くものの細部を捕らえられないので、数値ほどには解像度の低下は感じられない。

プログレッシブへの変換[編集]


60Hz (60p) 

使

CG2421313:224Hz (24p) 

[]




2


GIF[]

GIFGIF

GIF18:11/881/8+1/8+1/4+1/24

8×8
1 1 1 1 1 1 1 1
4 4 4 4 4 4 4 4
3 3 3 3 3 3 3 3
4 4 4 4 4 4 4 4
2 2 2 2 2 2 2 2
4 4 4 4 4 4 4 4
3 3 3 3 3 3 3 3
4 4 4 4 4 4 4 4


PNG[]

GIFAdam7

PNG264:18:11/64+1/64+1/32+1/16+1/8+1/4+1/27

8×8
1 6 4 6 2 6 4 6
7 7 7 7 7 7 7 7
5 6 5 6 5 6 5 6
7 7 7 7 7 7 7 7
3 6 4 6 3 6 4 6
7 7 7 7 7 7 7 7
5 6 5 6 5 6 5 6
7 7 7 7 7 7 7 7

Adam7GIF1

[]


JPEGJPEG2JPEGDCT使JPEG

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e 赤木真澄 (1983-11-01). “オペレーターのための新・電気の広場 ビデオ・ゲームのしくみと働き 連載第2回”. ゲームマシン (アミューズメント通信社) 223: 16. https://onitama.tv/gamemachine/pdf/19831101p.pdf. 

外部リンク[編集]

「インターレース」及び「インタレース」は混在して使われているが、標準規格上の記載は「インタレース」である。