エコー (音響機器)

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 (Echo) 使

[]


19601970

使使 使使使


デジタルエコー[編集]

1970年から電子回路を利用して作られたデジタルエコーが使われるようになった。

仕組みとしては、原音をディレイ回路で遅延させ、再び入力にフィードバック(実際は発振防止のため減衰させ、ローパスフィルタをかけている)させたものを出力している。

初期にはバケットブリゲードデバイス(BBD)でディレイ回路を作って実装していたが、のちにデジタルエコーに特化したICが普及した(三菱電機(現 ルネサスエレクトロニクス)M65850、東芝 TC9488 など)。なお1つの回路で複数のエフェクトを実現させるために、マイクロコントローラを使って実装する場合もある。

なおエコーとリバーブは得られる効果は似てはいるが、仕組みからして全く異なるものである。 リバーブは直接音(原音)・初期反射音・残響音の3つの部分から成り立っており、初期反射音はマルチタップディレイで生成、残響音はコムフィルタとオールパスフィルタを組み合わせたもので生成されたものを、直接音とミックスして出力している。

関連項目[編集]