エマヌエル・ゴルトベルク
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エマヌエル・ゴルトベルク︵Emanuel Grigorijevitch Goldberg 、1881年8月31日 - 1970年9月13日︶は、ロシア出身のドイツの科学者、光学技術者である。
カメラメーカー・イカ社社長の時、社長業務をこなしながらも関わったカメラ、キナモの開発でパーフォレーションにより駆動される35mmフィルムの特性に惹かれてその可能性を早くから評価、従前のカメラ観に囚われていた者が多かったツァイス・イコンの中で周囲を説得して35mmカメラの先駆となったコンタックス開発を押し進めた。竹田正一郎は﹁バルナックが売り込む相手が、メンゲルではなくてその後任のゴルトベルグ教授だったら、ライカはこの時点で成立し、バルナックはイカ社の社員になり、イカ社のツァイス・イコンへの合流とともに移籍して、ツァイス・イコンで働いていただろう﹂と評している。