ウレタン
(カルバメートから転送)
ウレタン (urethane) とは、カルボニル基を介してアミノ基とアルコール基が反応し、アミンの窒素とカルボニル基の炭素の間で新たな共有結合を形成した化合物である[1]。
カルバミン酸のエステルに相当し、カルバメートもしくはカルバマート (carbamate) とも呼ばれる。2つの部分がウレタン構造を介して連結している場合、その部分をウレタン結合と呼ぶ。
動物用麻酔薬として用いられるカルバミン酸エチル (ethyl carbamate) やポリウレタン︵ウレタン樹脂︶も、慣用的にウレタンと呼ばれる。