クマコケモモ
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ウワウルシ(クロンキスト体系) | ||||||||||||||||||||||||
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ウワウルシ | ||||||||||||||||||||||||
分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Arctostaphylos uva-ursi (L.) Spreng. | ||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||
クマコケモモ(熊苔桃) | ||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||
Uva-ursi(ウワウルシ) Bearberry(ベアベリー)など |
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/c/c4/Arctostaphylos_uva-ursi_MHNT.BOT.2007.52.24.jpg/220px-Arctostaphylos_uva-ursi_MHNT.BOT.2007.52.24.jpg)
クマコケモモ︵熊苔桃、烏華烏児矢[1]、 Arctostaphylos uva-ursi︶はツツジ科の常緑低木。別名、ウバウルシ、ウワウルシ。ウワウルシの名称は、種小名の﹁uva-ursi﹂︵ウワ=ウルシ︶が由来であり、ウルシ科の植物ではない。種小名の﹁uva-ursi﹂はラテン語の﹁クマのブドウ﹂という意味で[2]、和名もこれが由来となっている。
特徴[編集]
北半球の原野や高山に自生する。高さ50cmほど。葉は矩形もしくは円形で2.5センチメートル程度になる[2]。 花期は春〜初夏で、釣鐘型をしたピンク色の小花をいくつか咲かせる。果実は赤く熟し、中に種子が5つある。酸味が強く食用には向かない。利用[編集]
葉は強い殺菌・収れん作用があり、尿路殺菌剤として用いることがある[2]。日本薬局方に生薬﹁ウワウルシ﹂として収録されている。最近では、メラニン抑制効果が認められたことから、化粧品に配合されることが多い。[3] 主成分はアルブチン、エラグ酸などのタンニンなど。尿路消毒薬の原料としても使われる。 アメリカインディアンはこれらのハーブを混ぜてタバコとして喫煙する。煙にも爽やかな酸味が感じられる。アメリカインディアン居留地などで、お土産として購入可能。 匍匐性の植生から、園芸ではカバープランツとして利用されている[2]。脚注[編集]
参考文献[編集]
- レベッカ・ジョンソン、スティーブン・フォスター、ティエラオナ・ロウ・ドッグ、デビッド・キーファー 著、関利枝子、倉田真木 訳『メディカルハーブ事典』日経ナショナル ジオグラフィック社、2014年。ISBN 9784863132726。