ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ
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ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ Caleb Landry Jones | |||||||||||||||
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2012年9月9日、トロント国際映画祭にて | |||||||||||||||
別名義 | Caleb Jones | ||||||||||||||
生年月日 | 1989年12月7日(34歳) | ||||||||||||||
出生地 | アメリカ合衆国、テキサス州ガーランド | ||||||||||||||
身長 | 180cm | ||||||||||||||
職業 | 俳優・ミュージシャン | ||||||||||||||
活動期間 | 2006年 - | ||||||||||||||
主な作品 | |||||||||||||||
『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』 『アンチヴァイラル』 『神様なんかくそくらえ』 『ゲット・アウト』 『バリー・シール/アメリカをはめた男』 『スリー・ビルボード』 『アウトポスト』 『ニトラム/NITRAM』 『フィンチ』 | |||||||||||||||
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ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ︵Caleb Landry Jones, 1989年12月7日[1] - ︶は、アメリカ合衆国テキサス州ガーランド出身の俳優・ミュージシャンである。
身長180cm。体重65kg。出生名はケイレブ・ジョーンズ︵Caleb Jones︶。喫煙者。名前については、﹁カレブ﹂﹁キャレブ﹂と表記されることがある。
経歴[編集]
パトリック・ジョーンズとシンディ・ジョーンズ夫妻の息子として、テキサス州ガーランドで生まれる[2][3]。幼少の頃、家族と共にリチャードソンへ引っ越した[4][5]。 17歳の頃、﹃ノーカントリー﹄で映画デビュー。その後、テレビドラマや映画などで脇役を担当し、少しずつキャリアを積む。2010年、アメリカで公開された映画﹃ラスト・エクソシズム﹄で悪魔に憑依された少女の兄を演じ、﹃ニューヨーク・タイムズ﹄で﹁見ている者の心を乱す演技をする俳優﹂と絶賛される。﹃ラスト・エクソシズム﹄に出演したことについて﹁これが僕の人生を変えた﹂と話しており、同年、俳優としてのキャリアをさらに追求するため、ロサンゼルスへ行くことを決意する。 アメリカの人気コミック﹃X-メン﹄を実写化した2011年公開の映画﹃X-MEN:ファースト・ジェネレーション﹄でショーン・キャシディ︵バンシー︶役に大抜擢され、業界内外から注目を浴びるようになった[6]。 2011年11月、映画監督デヴィッド・クローネンバーグの息子であるブランドン・クローネンバーグが初監督した長編映画﹃アンチヴァイラル﹄で初主演を務めることが発表された。この映画は2012年にカンヌ国際映画祭とトロント国際映画祭に出品され、ジョーンズは共演した女優のサラ・ガドン、監督のブランドン・クローネンバーグと共に出席した。同作は北米で2012年10月12日に公開され、日本では2013年5月25日に公開された。 2012年1月、全米で初登場1位を記録した映画﹃ハード・ラッシュ﹄ではマーク・ウォールバーグ演じる主人公の義弟役として出演し、ケイト・ベッキンセイルやベン・フォスターらと共演した。ジョン・ブアマンが監督した2014年予定の映画﹃クィーン アンド カントリー﹄でも主要人物の一人を演じ、カラム・ターナーやヴァネッサ・カービーらと共演している。 2017年に出演した﹃ゲット・アウト﹄﹃フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法﹄﹃スリー・ビルボード﹄の3作はいずれも第90回アカデミー賞にノミネートされ、このうち﹃ゲット・アウト﹄と﹃スリー・ビルボード﹄は作品賞にもノミネートされた。 2021年には主演作のオーストラリア映画﹃ニトラム/NITRAM﹄で高い評価を受けた[7]。音楽活動[編集]
俳優業だけでなくミュージシャンとしても活動している。10代の頃、友人のロバート・ハドソンと共にサイケデリック・ロックバンド﹁ロバート・ジョーンズ︵Robert Jones︶﹂を結成し、ボーカルとドラムを担当していた。2009年には﹃Men and Their Horses﹄というタイトルのファーストアルバムをデジタル・ダウンロードとしてリリースした。ジョーンズの俳優としてのキャリアが軌道に乗り始めてからは、バンド活動は休止している。 バンド活動以外のソロでの楽曲も多数所有しており、ドラムだけでなく、ギター、ハーモニカ、ピアノの演奏もこなす。動画サイトYouTubeにも、弾き語りをする動画などがアップロードされており、卓越した歌唱パフォーマンスを視聴することができる。主な出演作品[編集]
映画[編集]
公開年 | 邦題 原題 |
役名 | 備考 |
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2007 | ノーカントリー No Country for Old Men |
自転車に乗った少年 | |
Superbad | パーティの少年 | ||
2008 | The Longshots | ジョンジー | |
2010 | ラスト・エクソシズム The Last Exorcism |
ケイレブ・スウィーツァー | |
ソーシャル・ネットワーク The Social Network |
フラタニティの男 | ||
2011 | X-MEN:ファースト・ジェネレーション[8] X-Men: First Class |
ショーン・キャシディ / バンシー | |
2012 | ハード・ラッシュ Contraband |
アンディ | |
ビザンチウム Byzantium |
フランク | ||
アンチヴァイラル Antiviral |
シド・マーチ | ||
2014 | 神様なんかくそくらえ Heaven Knows What |
イリヤ | |
クィーン アンド カントリー Queen & Country |
パーシー・ハプグッド | ||
ゴッド・タウン God's Pocket |
レオン・ハバード | ||
2015 | ストーンウォール Stonewall |
アニー | |
2016 | バッドガイズ!! War on Everyone |
ラッセル・バードウェル | |
2017 | ゲット・アウト Get Out |
ジェレミー・アーミテージ | |
フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法 The Florida Project |
ジョン・ヒックス | ||
バリー・シール/アメリカをはめた男 American Made |
JB | ||
スリー・ビルボード Three Billboards Outside Ebbing, Missouri |
レッド・ウェルビー | ||
2018 | ストレンジャー 異界からの訪問者 Welcome the Stranger |
イーサン | |
2019 | ニューヨーク 親切なロシア料理店 The Kindness of Strangers |
ジェフ | |
デッド・ドント・ダイ The Dead Don't Die |
ボビー・ウィギンス | ||
2020 | アウトポスト The Outpost |
タイ・マイケル・カーター特技兵 | |
2021 | ニトラム/NITRAM Nitram |
ニトラム | 第74回カンヌ国際映画祭男優賞受賞 2021年度オーストラリア映画テレビ芸術アカデミー賞主演男優賞受賞 第54回シッチェス・カタロニア国際映画祭主演男優賞受賞 |
フィンチ Finch |
ジェフ | ||
2023 | DOGMAN ドッグマン Dogman |
ダグラス | |
TBA | Dracula - A Love Tale |
ドラキュラ |
テレビシリーズ[編集]
放映年 | 邦題 原題 |
役名 | 備考 |
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2008-2010 | Friday Night Lights | ジミー・アドラー | 5エピソード |
2009-2010 | ブレイキング・バッド Breaking Bad |
ルイ | 2エピソード |
2010 | ビクトリアス Victorious |
男性 | 1エピソード |
2017 | ツイン・ピークス Twin Peaks |
スティーヴン・バーネット | 4エピソード |
参考文献[編集]
(一)^ Caleb Landry Jones - IMDb︵英語︶
(二)^ “23 HEARTTHROB: CALEB LANDRY JONES”. VMAN (1989年12月7日). 2012年5月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年5月8日閲覧。
(三)^ “Cast Member Caleb Landry Jones (L) Arrives on the Red Carpet with His Stock Photo, Royalty Free Image: 113517343 - Alamy”. 2017年3月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年3月12日閲覧。
(四)^ “Get Out Should Be Dallas Actor Caleb Landry Jones' Breakout. | Central Track” (英語). Central Track. (2017年3月1日) 2017年11月4日閲覧。
(五)^ Freedman, Pete (2009年8月5日). “DC9 in SPACE, Ep. 14: Robert Jones”. Dallas Observer 2017年11月4日閲覧。
(六)^ “﹁自分を追い込めば、自然と普段出せない表情や目つきができるんだ﹂ケイレブ・ランドリー・ジョーンズにインタビュー!”. 海外ドラマNAVI (2022年5月13日). 2022年9月13日閲覧。
(七)^ “﹃ニトラム NITRAM﹄感想︵ネタバレ︶”. シネマンドレイク (2022年8月16日). 2022年9月13日閲覧。
(八)^ ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、﹃ゲーム・オブ・スローンズ﹄監督作でロボット役に抜擢! - フロントロウ