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輪ゴム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ゴムバンドから転送)
輪ゴム

 (Rubber band)  (Elastic band) 

[]


O

JISJIS Z 1701 18使[?]JIS: [1]

7: 18 mm

8: 25 mm

10: 35 mm

12: 40 mm

14: 50 mm

16: 60 mm

18: 70 mm

[]


1820 (Thomas Hancock) 使

1844615[2]

19 (Stephen Perry) 1845517

使1923121500 g

[3]

使[]


使

(一)

(二)

(三)

使

使使

ゴム銃[編集]

糸巻き戦車[編集]

温度変化[編集]

輪ゴムを引っ張ると温度が上昇し、元に戻すと温度が低下する。両手で太目の輪ゴムを引っ張ったり戻したりしながら、中間部を唇に当てると、温度変化を感じ取ることができる。

輪ゴムの劣化・溶解[編集]

輪ゴムの多くが長期間の使用や外部刺激等により、劣化溶解する。輪ゴムの原料は天然ゴムであり、自然素材であるため、製造されてからの時間経過により紫外線や大気中のバクテリアなどにより生分解される。またゴムの性質上、一定の温度を超えると、溶解、液化する。長時間日光にさらした場合も同様。ある種の薬品、溶液にも弱く、比較的容易に溶解する。多くのゴム製品には、劣化を抑えるための添加物が入っているため、新品の輪ゴムはそのままの状態で置いておいても劣化が少なく、互いに溶け合って接着するようなことはないが、一度でも伸ばされると組織が磨耗し、劣化が始まる。湿気があり多くの微生物に触れるような状況下では、通常より劣化が早い。輪ゴムを長期間別のものに接触させていると、溶解・接着してしまう事がある。これは輪ゴム自体が溶けているもので、素材本体を傷めるものではない。また、輪ゴムで髪を留めた場合も、髪の毛から浸透する油脂によって徐々に膨張し、しばらく使用しているうちに切れてしまう。

このような性質から、輪ゴムはあくまで一時的な使用に適しており長期的な保存には向かない。しかし輪ゴムの性質への理解不足やうっかりミスから、輪ゴムを使用したまま長期保存された文書などに劣化した輪ゴムが溶解・接着して文書を汚損してしまう事例がしばしばみられる。

脚注[編集]

  1. ^ ゴムII 目次 (PDF, 960 KiB) [リンク切れ]
  2. ^ (英語) Scientific American Supplement, No. 787, January 31, 1891. (2004年11月10日) 
  3. ^ 東京下町生まれの輪ゴム、全米の小中学生とりこに[リンク切れ]

参考資料[編集]

関連項目[編集]

  • ゴムひも - 同じ材料を使って作られている為、性質が類似している

外部リンク[編集]