シルエロ・カブラル
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シルエロ・カブラル Ciruelo Cabral | |
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ブエノスアイレスの書店にて | |
本名 | Gustavo Cabral |
誕生日 | 1963年7月20日 |
出生地 | アルゼンチン・ブエノスアイレス |
国籍 | アルゼンチン |
芸術分野 | イラストレーション |
シルエロ・カブラル︵Ciruelo Cabral ﹁椰子の木のカブラル﹂ 1963年7月20日 - ︶、本名グスターヴォ・カブラル︵Gustavo Cabral︶は、アルゼンチンのファンタジーイラストレーターである。特にドラゴンを得意とする。
シルエロはブエノスアイレスに生まれた。先天的に色覚異常があったが、それを物ともせず13歳でフェルナンド・ファデル美術学校︵Instituto Fernando Fader︶に入学し正式に勉強を始めた。18歳でグラフィック広告会社でイラストレーターとして働き始め、すぐに漫画の表紙を担当するようになる。1987年にスペインのバルセロナへ転居し、ファンタジーを専門とする出版社﹁Timun Mas﹂でファンタジー書の表紙や挿絵を描いた。
カブラルは活動範囲を広げ、アメリカ合衆国、ドイツ、スペインを含む世界中の企業で仕事をするようになる。ジョージ・ルーカスの三部作﹃Chronicles of the Shadow War﹄︵バンタム・ブックス︶の表紙を手がけ、スティーヴ・ヴァイの﹃The Seventh Song﹄などのCDジャケットや、﹃PLAYBOY﹄﹃ヘビーメタル・マガジン﹄などの雑誌表紙なども担当した。﹃マジック:ザ・ギャザリング﹄のカードイラストでもカブラルの作品を見ることができる。
シルエロ・カブラルは主にアクリル絵具と油彩を用いるが、他にも数々の技法を駆使し、その中には彼独特の技法・命名である、岩に描く﹁petropictos﹂︵文字通り﹁岩の絵﹂︶も含まれる。﹃The Book of the Dragon﹄ (1990)、﹃Ciruelo﹄ (1990)、﹃Luz, the Art of Ciruelo﹄ (1997)、﹃Magia, the Ciruelo Sketchbook﹄ (2000)の4冊の画集がある。