ジョン・ワイリー・アンド・サンズ
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ジョン・ワイリー・アンド・サンズ | |
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現況 | 事業継続中 |
市場情報 | NYSE: JW.A |
設立日 |
1807年 アメリカ合衆国ニューヨーク市 |
設立者 | Charles Wiley |
国 | アメリカ合衆国 |
本社所在地 | ニュージャージー州ホーボーケン |
流通範囲 | 全世界 |
トピック | 科学、技術、医学, 専門職用教材, 高等教育 |
売上高 | 18億 米ドル ( FY 2012)[1] |
従業員数 | 4,900人[2] |
公式サイト |
www |
ジョン・ワイリー・アンド・サンズ︵John Wiley & Sons、略称: Wiley、NYSE: JW.A︶は、1807年創業の科学、医学、教育などの分野の世界的な学術出版社である。
大学院のための教材、トレーニング教材、百科事典などの印刷、オンライン製品やオンラインサービスのような電子的情報も扱っている[3][4]。﹃フォー・ダミーズ﹄[5]シリーズの出版でも知られている。
ニュージャージー州ホーボーケン本社
ワイリーは1807年にマンハッタンで印刷所としてチャールズ・ワイリーによって創設された。会社はジェイムズ・フェニモア・クーパーやワシントン・アーヴィング、ハーマン・メルヴィル、エドガー・アラン・ポーといった19世紀アメリカの文豪の作品や法律、宗教、その他のノンフィクション関係の本の出版社であった。ワイリーは後に科学、テクノロジー、工学分野へと対象を移した[6]。
チャールズ・ワイリーの息子ジョン︵1808年10月4日、ロングアイランド、フラットブッシュ生まれ、1891年2月21日、ニュージャージー州イーストオレンジで死去︶は、1826年に父が死去したことを受け事業を引き継いだ。会社はその後、Wiley, Lane & Co.、Wiley & Putnam、John Wileyと名前を変えた。現在の名称となったのは、ジョンの次男ウィリアム・H・ワイリーと彼の兄弟チャールズが事業に加わった1876年のことであった[6][7]。
20世紀を通じて、ワイリーはその出版活動と科学、高等教育を拡大した。1901年にノーベル賞が設立されて以降、ワイリーとその被買収会社は450名を超えるノーベル賞受賞者の著作を出版してきた[6]。
世界で最古の独立出版社の一つであるワイリーは、2007年に創立200周年を迎えた。この年は1年を通じて、4大陸、10か国に渡って祝いの行事を開き、5月1日にはニューヨーク証券取引所のクロージング・ベルを鳴らした。