スウィートピー・アトキンソン
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スウィートピー・アトキンソン Sweet Pea Atkinson | |
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出生名 | Hillard Atkinson |
生誕 | 1945年9月20日 |
出身地 |
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死没 | 2020年5月5日(74歳没) |
ジャンル |
ダンス・ポップ ポスト・ディスコ ダンス・ロック |
職業 | 歌手、ソングライター |
担当楽器 | ボーカル |
活動期間 | 1970年代 - 2020年 |
共同作業者 |
ウォズ (ノット・ウォズ) ザ・ボーンシェイカーズ ミンディ・エイベア |
スウィートピー・アトキンソン[1]︵Hillard "Sweet Pea" Atkinson、1945年9月20日 - 2020年5月5日︶は、ウォズ (ノット・ウォズ)・バンドのボーカリストの1人として知られているアメリカ合衆国のR&Bシンガーである[2]。1982年、最初のウォズ (ノット・ウォズ)のアルバムがリリースされた直後に、ファースト・ソロ・アルバム﹃エッ?スウィートピー﹄︵Don't Walk Away︶をレコーディングしリリースした[2][3][4]。このアルバムは、ウォズ (ノット・ウォズ)のメンバーであるデヴィッド・ワイスとドナルド・フェイゲンソン︵ウォズ兄弟とも呼ばれる︶によって共同でプロデュースされた[5]。1997年に、アトキンソンはクリス・クリストファーソンとともに、ドン・ウォズの﹁Orquestra Was﹂という別名義でリリースされたアルバム﹃Forever's A Long, Long Time﹄に含まれる15分の短編映画に出演した[6]。また、このハンク・ウィリアムズの曲をウォズが解釈したアルバムのほとんどの曲で、アトキンソンはリード・ボーカリストとして演奏に参加した[7][8]。
アトキンソンは後にブルース・ギタリストであるランディ・ジェイコブス――ウォズ (ノット・ウォズ)の最も成功したヒット曲﹁ウォーク・ザ・ダイナソー﹂を共同で作曲した、長年にわたるウォズ (ノット・ウォズ)のセッション・ギタリストと力を合わせるようになった。2人は、ザ・ボーンシェイカーズ (The Boneshakers)と呼ばれるバンドで、一緒に3枚のアルバムをリリースした。それらのうち2枚、1997年のPoint Blank Recordsからの﹃ブック・オブ・スペルズ﹄、1999年のこちらもPoint Blank Recordsからの﹃Shake the Planet﹄はスタジオ・レコーディングであった。彼らがまとめた3枚目のアルバムは、グルーヴィーな女性サクソフォーン奏者ミンディ・エイベアとのライブ・アルバム﹃Live in Seattle﹄である。これはコンコード・レコードからリリースされた。さらに2枚のアルバムが﹁ミンディ・エイベア・アンド・ザ・ボーンシェイカーズ﹂のクレジットで出された。﹃The Eastwest Sessions﹄︵2017年︶と﹃All I Got For Christmas Is The Blues﹄︵2018年︶である[9][10]。
2020年5月5日、ロサンゼルスにて心筋梗塞で亡くなった。74歳だった[11]。
批評と評価[編集]
ロバート・クリストガウ︵音楽批評家︶は、アルバム﹃エッ?スウィートピー﹄にA評価を与え、﹁演技者として、アトキンソンはナンセンスな[ワズ兄弟]の音楽に自身を委ねましたが、彼は明らかにディオンヌ・ワーウィック、ザ・タイムス、ジェネラル・ジョンソン、エディ・ラビットの音楽に自身の真実を見つけました﹂[4]と書いた。オールミュージックのウィリアム・ルールマンは、アルバムに5つ星評価で3つ星を与えた。そのレビューにおいて、﹁すべての意図と目的のために、これはウォズ (ノット・ウォズ)のレコードになっている﹂とし、﹁ほとんどこのレコードには、ほぼほぼウォズ (ノット・ウォズ)の作品と同じような皮肉で通底するものがあります﹂とルールマンは書いている[12]。ディスコグラフィ[編集]
ソロ・アルバム[編集]
脚注[編集]
(一)^ Fusilli, Jim, (September 21, 2017). "‘Get What You Deserve’ by Sweet Pea Atkinson Review: A Tribute to the Past", Wall Street Journal.
(二)^ ab"Was (Not Was)". Contemporary Musicians. Cengage Learning. 2004.
(三)^ Wynn, Ron. “Sweet Pea Atkinson Biography”. AllMusic. 2020年4月10日閲覧。
(四)^ abChristgau, Robert. “Consumer Guide: Sweet Pea Atkinson”. Village Voice. 2020年4月10日閲覧。
(五)^ Pareles, Jon. “Pop: Sweet Pea Atkinson”. The New York Times. 2020年4月10日閲覧。
(六)^ Cheng, Kipp. “Forever's a Long, Long Time”. Entertainment Weekly. 2020年4月10日閲覧。
(七)^ Gill, Andy. “Pop Albums: Orquestra Was Forever's a Long, Long Time Verve 314 533-915”. The Independent. 2020年4月10日閲覧。
(八)^ Cromelin, Richard. “What Was Was and What Was Is”. Los Angeles Times. 2020年4月10日閲覧。
(九)^ “Album Review: The EastWest Sessions”. Mostly Pino. 2019年1月6日閲覧。
(十)^ Whitemore, Laura B. (2018年12月10日). “Listen Now: 20 New Music Releases to Add to Your Holiday Playlist”. Parade 2019年1月6日閲覧。
(11)^ Gary Graff, "Hillard 'Sweet Pea' Atkinson, Legendary Vocalist With Was (Not Was), Dies at 74", Billboard, May 7, 2020. Retrieved May 7, 2020
(12)^ Ruhlmann, William. “Don't Walk Away Review”. AllMusic. 2020年4月10日閲覧。
(13)^ “I'm Old As Dirt But I Can Still Sing: Sweet Pea Atkinson On Get What You Deserve”. NPR (2017年10月22日). 2020年4月10日閲覧。