ナナロク社
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種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒142-0064 東京都品川区旗の台4丁目6番27号 |
設立 | 2008年 |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 1010701025293 |
事業内容 | 書籍の出版 |
代表者 | 代表取締役 村井光男 |
外部リンク | http://www.nanarokusha.com/ |
株式会社ナナロク社︵ななろくしゃ︶は、日本の出版社。
概要[編集]
新風舎出身の村井光男と川口恵子によって2008年に設立[1]。社名は村井と川口がともに1976年生まれであることに由来する。詩集や歌集、エッセイなどの人文書や写真集などを出版している。装丁に祖父江慎、名久井直子らが名を連ねており、造本に特徴のある出版物が多く見られる。2011年刊行の川島小鳥の写真集﹃未来ちゃん﹄がベストセラーとなって一躍注目される。2020年からは新人歌人の第一歌集刊行を目的とした公募企画﹁あたらしい歌集選考会﹂を開催している[2]。取次の取引先は地方・小出版流通センター。沿革[編集]
●2008年 - ナナロク社を創業。 ●2011年 - 川島小鳥﹃未来ちゃん﹄で第42回講談社出版文化賞を受賞[3]。 ●2020年 - 第一回﹁あたらしい歌集選考会﹂開催。選者は木下龍也と岡野大嗣で、受賞者は森口ぽるぽと島楓果[4]。主な出版書[編集]
詩集・歌集[編集]
●岩崎航﹃いのちの花、希望のうた﹄ ●木下龍也、岡野大嗣﹃玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ﹄ ●谷川俊太郎﹃バウムクーヘン﹄﹃生きる﹄﹃こんにちは﹄など ●谷川俊太郎、木下龍也、岡野大嗣﹃今日は誰にも愛されたかった﹄ ●一青窈﹃みんな楽しそう﹄ ●三角みづ紀﹃とりとめなく庭が﹄﹃よいひかり﹄ ●木下龍也﹃あなたのための短歌集﹄ ●岡野大嗣﹃音楽﹄ ●森口ぽるぽ﹃インロック﹄ ●島楓果﹃すべてのものは優しさを持つ﹄ ●岡本真帆﹃水上バス浅草行き﹄日本文学・エッセイ[編集]
●鹿子裕文﹃へろへろ 雑誌﹁ヨレヨレ﹂と﹁宅老所よりあい﹂の人々 ﹄﹃ブードゥーラウンジ﹄ ●鷹野隆大の﹃鷹野隆大エッセイ集﹁毎日写真﹂﹄ ●齋藤陽道﹃それでも それでも それでも﹄﹃写訳春と修羅﹄ ●田尻久子﹃猫はしっぽでしゃべる﹄ ●鳥羽和久﹃おやときどきこども﹄ ●舞城王太郎﹃深夜百太郎 入口﹄﹃深夜百太郎 出口﹄ ●若松英輔﹃若松英輔エッセイ集 悲しみの秘義﹄ ●和田誠﹃もう一度 倫敦巴里﹄海外文学[編集]
●ウィスット・ポンニミット﹃ヒーシーイット オレンジ﹄など絵本・コミックス[編集]
●藤岡拓太郎﹃たぷの里﹄﹃藤岡拓太郎作品集 夏がとまらない﹄ ●おほしんたろう﹃学校と先生﹄ ●史群アル仙﹃史群アル仙作品集 今日の漫画﹄﹃史群アル仙作品集 今日の漫画2﹄ ●長崎訓子﹃Catnappers 猫文学漫画集﹄芸術・写真集[編集]
●池田修三絵葉書と豆本﹃はじまり﹄﹃いろどり﹄版画集﹃センチメンタルの青い旗﹄ ●植本一子﹃フェルメール﹄ ●岡﨑乾二郎﹃視覚のカイソウ﹄ ●川島小鳥﹃未来ちゃん﹄など ●近藤聡乃﹃近藤聡乃作品集﹄ ●パトリック・ツァイ﹃モダンタイムス﹄ ●﹃村上春樹とイラストレーター 佐々木マキ、大橋歩、和田誠、安西水丸﹄ちひろ美術館 監修脚注[編集]
(一)^ ナナロク社. “お取引と会社概要 | ナナロク社”. www.nanarokusha.com. 2022年8月15日閲覧。
(二)^ “﹁あたらしい歌集選考会﹂のお知らせ|ナナロク社|note”. note︵ノート︶. 2022年8月15日閲覧。
(三)^ “新文化 - 出版業界紙 - ニュースフラッシュ関連ページ”. www.shinbunka.co.jp. 2022年8月15日閲覧。
(四)^ “﹁あたらしい歌集選考会﹂選考結果|ナナロク社|note”. note︵ノート︶. 2022年8月15日閲覧。
外部リンク[編集]
- 公式サイト
- ナナロク社 (@imcc_murai) - X(旧Twitter)