バリー・コーガン

受賞
英国アカデミー賞
	助演男優賞; 2022年『イニシェリン島の精霊』
その他の賞

バリー・コーガン; Barry Keoghan
	2017年
生年月日	1992年10月17日（31歳）
出生地	アイルランド・ダブリン
身長	170cm
職業	俳優
活動期間	2010年 -
主な作品
	映画; 『ダンケルク』; 『聖なる鹿殺しキリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』; 『アメリカン・アニマルズ』; 『エターナルズ』; 『グリーン・ナイト』; 『イニシェリン島の精霊』; 『Saltburn』テレビドラマ; 『チェルノブイリ』
受賞
英国アカデミー賞
	助演男優賞; 2022年『イニシェリン島の精霊』
その他の賞
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バリー・キオガン

バリー・コーガン︵Barry Keoghan, 1992年 10月17日 - ︶は、アイルランド出身の俳優。姓は英語圏での発音に近い﹁キオガン﹂とも表記される。ただし、母国アイルランドの姓としては﹁キョアン﹂のほうがより正確な発音に近い。

生い立ちとキャリア[編集]

1992年10月17日にアイルランド・ダブリンで生まれた。5歳のとき、母親がヘロインに手を出してしまい、兄弟のエリックとともに5年間里親のもとで過ごした。12歳で母親が薬物のオーバードースで亡くなると、祖母に引き取られて育てられた^[1]。2010年に店舗に張り出されていた俳優の募集広告を見て、俳優としてのキャリアをスタートさせた^[2]。デビュー以降、悪役でキャリアを積み重ねている。アイルランドのテレビドラマ﹃Love/Hate﹄の猫殺し役、映画﹃Mammal﹄の若いホームレス役、ヨルゴス・ランティモス監督映画﹃聖なる鹿殺しキリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア﹄の父親を亡くし問題を抱えた青年役を演じた。一方で、クリストファー・ノーラン監督映画﹃ダンケルク﹄では負傷兵を救助する青年役を演じた^[2]。

フィルモグラフィ[編集]

映画[編集]

公開年	タイトル	役名	備考	吹き替え
2011	Stand Up	Bully	短編	N/A
2011	Between the Canals	Aido		N/A
2012	Stalker	Tommy		N/A
2012	King of the Travellers	Young Dublin Lad		N/A
2013	Wasted	Ben	短編	N/A
	Jack Taylor: Priest	Hoodie1	テレビ映画	N/A
	Life's a Breeze	Pizza Guy		N/A
	Stay	Sean Meehan		N/A
2014	ベルファスト71 '71	ショーン・バノン		幡野智宏
	Standby	Crusty		N/A
	North	Aaron	短編	N/A
2015	Norfolk	Boy	助演	N/A
	Traders	Ken		N/A
	The Break	Sean	短編	N/A
2016	Mammal	Joe	主演	N/A
	アウトサイダーズ Trespass Against Us	ウィンドウズ
	Candy Floss	Shane	短編	N/A
2017	Light Thereafter	Pavel	主演	N/A
	聖なる鹿殺しキリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア The Killing of a Sacred Deer	マーティン		水野駿太郎
	ダンケルク Dunkirk	ジョージ・ミルズ		新祐樹
2018	アメリカン・アニマルズ American Animals	スペンサー・レインハード		白石兼斗
2018	リベンジャー・スクワッド宿命の荒野 Black 47	ホブソン	日本劇場未公開 WOWOWにて放映^[3]	（吹き替え版なし）
2019	Calm With Horses	Dymphna		N/A
2021	グリーン・ナイト The Green Knight	盗賊		水野駿太郎
2021	エターナルズ Eternals	ドルイグ（英語版）		内山昂輝
2022	THE BATMAN-ザ・バットマン- The Batman	アーカムの囚人		内山昂輝
2022	イニシェリン島の精霊 The Banshees of Inisherin	ドミニク		（吹き替え版なし）
2023	Saltburn Saltburn	オリヴァー・クイック		町屋圭祐

テレビシリーズ[編集]

放映年	タイトル	役名	備考	吹き替え
2011	Fair City	Dave Donoghue	計3話	N/A
2013	Love/Hate	Wayne	計6話	N/A
2016	Rebellion	Cormac McDevitt	ミニシリーズ計4話	N/A
2016	For you	Darren	短編	N/A
2019	チェルノブイリ Chernobyl	パヴェル・グレモフ	ミニシリーズ	岩中睦樹
2024	マスターズ・オブ・ザ・エアー Masters of the Air	カーティス・ビディック中尉	ミニシリーズ	内山昂輝

出典[編集]

(一)^ Ryan White (2018年10月2日). “バリー・コーガンの驚くべき物語‥母の死から﹃聖なる鹿殺し﹄まで”. i-D 2019年5月23日閲覧。 (二)^ ^a ^bRebecca Ford (2017年5月12日). “Hollywood's Next Big Thing: Cannes Breakout Barry Keoghan Draws on Tough Upbringing for His Roles” (英語). The Hollywood Reporter 2019年5月23日閲覧。 (三)^ “リベンジャー・スクワッド宿命の荒野”. WOWOW. 2021年4月1日閲覧。

外部リンク[編集]

Barry Keoghan (@barrykeoghan) - X（旧Twitter）
Barry Keoghan (@keoghan92) - Instagram
バリー・キオガン - allcinema
バリー・コーガン - KINENOTE
Barry Keoghan - IMDb（英語）

[1]

[2]

[3]

表話編歴英国アカデミー賞助演男優賞
1968–1980	イアン・ホルム（1968）ローレンス・オリヴィエ（1969）コリン・ウェランド（1970）エドワード・フォックス（1971、1977）ベン・ジョンソン（1972）アーサー・ロウ（1973）ジョン・ギールグッド（1974）フレッド・アステア（1975）ブラッド・ドゥーリフ（1976）ジョン・ハート（1978）ロバート・デュヴァル（1979）
1981–2000	イアン・ホルム（1981）ジャック・ニコルソン（1982）デンホルム・エリオット（1983、1984、1985）レイ・マカナリー（1986、1989）ダニエル・オートゥイユ（1987）マイケル・ペイリン（1988）サルヴァトーレ・カシオ（1990）アラン・リックマン（1991）ジーン・ハックマン（1992）レイフ・ファインズ（1993）サミュエル・L・ジャクソン（1994）ティム・ロス（1995）ポール・スコフィールド（1996）トム・ウィルキンソン（1997）ジェフリー・ラッシュ（1998）ジュード・ロウ（1999）ベニチオ・デル・トロ（2000）
2001–2020	ジム・ブロードベント（2001）クリストファー・ウォーケン（2002）ビル・ナイ（2003）クライヴ・オーウェン（2004）ジェイク・ギレンホール（2005）アラン・アーキン（2006）ハビエル・バルデム（2007）ヒース・レジャー（2008）クリストフ・ヴァルツ（2009、2012）ジェフリー・ラッシュ（2010）クリストファー・プラマー（2011）バーカッド・アブディ（2013） J・K・シモンズ（2014）マーク・ライランス（2015）デーヴ・パテール（2016）サム・ロックウェル（2017）マハーシャラ・アリ（2018）ブラッド・ピット（2019）ダニエル・カルーヤ（2020）
2021–2040	トロイ・コッツァー（2021）バリー・コーガン（2022）ロバート・ダウニー・ジュニア（2023）

典拠管理データベース
全般	ISNI VIAF WorldCat
国立図書館	スペインドイツイスラエルアメリカチェコ韓国オランダポーランド
人物	Deutsche Synchronkartei
その他	IdRef