ビエンベニード・マラニョン
| ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|
 | ||||||
| 名前 | ||||||
| 本名 | ビエンベニード・モレホン・マラニョン | |||||
| ラテン文字 | Bienvenido Marañón | |||||
| 基本情報 | ||||||
| 国籍 |
 フィリピン スペイン | |||||
| 生年月日 | 1986年5月15日（38歳） | |||||
| 出身地 | カディス県エル・プエルト・デ・サンタ・マリア | |||||
| 身長 | 173cm | |||||
| 体重 | 68kg | |||||
| 選手情報 | ||||||
| 在籍チーム |
 ジョホール・ダルル・タクジムFC | |||||
| ポジション | FW(CF) | |||||
| 背番号 | 27 | |||||
| 利き足 | 右足 | |||||
| ユース | ||||||
|
ラ・サレ | ||||||
|
ベティス | ||||||
| クラブ1 | ||||||
| 年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
| 2005-2007 |
ラージョ・サンルケーニョ | |||||
| 2007-2008 |
カディス | 3 | (0) | |||
| 2007-2010 |
→ カディスB | 86 | (28) | |||
| 2010-2011 |
ビジャルビア | 37 | (21) | |||
| 2011 |
モストレス | 14 | (1) | |||
| 2012 |
ビジャルビア | 14 | (11) | |||
| 2012-2013 |
ロルカ | 27 | (14) | |||
| 2013-2015 |
ソクエジャモス | 65 | (15) | |||
| 2015-2022 |
セレス/U・シティ | |||||
| 2022- |
ジョホール・ダルル・タクジム | |||||
| 代表歴2 | ||||||
| 2021- |
 フィリピン | 4 | (4) | |||
|
1. 国内リーグ戦に限る。2022年1月5日現在。 2. 2022年1月5日現在。 ■テンプレート（■ノート ■解説）■サッカー選手pj | ||||||
ビエンベ︵Bienve︶ことビエンベニード・モレホン・マラニョン︵スペイン語: Bienvenido Morejón Marañón、スペイン語発音: [bjem.beˈni.ðo maɾaˈɲon]、1986年5月15日 - ︶は、スペイン・カディス県エル・プエルト・デ・サンタ・マリア出身でフィリピンに帰化したサッカー選手。フィリピン代表。ポジションはFW。
クラブ歴[編集]
カディス県エル・プエルト・デ・サンタ・マリアに生まれた。幼少期はアカデミーに通うお金がなかったため、道端でボールを蹴っていた[1]。 2005-06シーズンにCDラージョ・サンルケーニョで選手となった。2007年にテルセーラ・ディビシオンのカディスCF Bに移籍したが、同年12月2日のトップチームのセグンダ・ディビシオンの試合で途中出場しプロサッカーのピッチでも出場する事が出来た[2]。2007-08シーズンにはトップチームで58分の出場時間を得たが、トップチームは降格した。 2010年4月7日に規律違反でカディスを解雇された[3]。同月にビジャルビアCFに加入[4]。その後、CDモストレスを経て再びビジャルビアに在籍した[5]、その後ロルカFC、UDソクエジャモスと転々とした[6]。ソクエジャモスではセグンダ・ディビシオンBへ昇格した[7][8]。 2015年5月14日にセレスFCに完全移籍[9]。カディス時代のチームメイトであるカルリ・デ・ムルガの存在は、初めての海外移籍となった彼にとっての支えとなった[10]。しかし自らのパフォーマンスに満足出来ず、エメリオ・カリグドンのプレースタイルを取り入れた[11]。翌年に父親を亡くし、引退を考えたがリスト・ヴィダコヴィッチ監督の説得で選手を続ける事とした[1]。2020年3月11日のAFCカップの得点で、同大会累計35得点目となり、歴代最多得点となった[10][12]。 2022年1月20日、ジョホール・ダルル・タクジムFCに加入した[13]。代表歴[編集]
2020年3月3日にフアン・ミゲル・スビリが彼を帰化させるために元老院に働きかけた[14]。同年9月に代議院にも働きかけ[15]、翌2021年2月16日に代議院を[16]、3月15日に元老院を通過[17]。7月2日に帰化が承認された[18][19]。 代表初招集は新型コロナウイルス感染症の世界的流行に伴って延期されていた2020 AFFスズキカップで[20]、同大会第1節のシンガポール代表戦で代表初出場を記録した[21]。11日の第2節・東ティモール代表戦で初得点を記録し、18日のミャンマー代表戦ではハットトリック、同大会の得点王の一人となった[22]。家族[編集]
祖父がバスク人で、その祖父はフランシスコ・フランコから逃れるために西ビサヤ地方に亡命しており、ここでもフィリピンとの縁がある[23]。参考文献[編集]
(一)^ abRivera, Louie Greg A. (2020年11月15日). “In Maranon, a Filipino at heart even with papers still pending”. Philippine Daily Inquirer 2020年11月15日閲覧。
(二)^ “El Cádiz supera al Racing de Ferrol [Cádiz overcome Racing de Ferrol]” (Spanish). Marca. (2007年12月2日) 2014年10月8日閲覧。
(三)^ Jiménez, R. (2010年4月7日). “El Cádiz B aparta al barreño Tiri” [Cádiz B oust barreño Tiri] (Spanish). Europa Sur. 2014年10月8日閲覧。
(四)^ “"El fútbol no se termina en Cádiz"” [Football does not end at Cádiz] (Spanish). La Voz Digital (2010年4月21日). 2014年10月8日閲覧。
(五)^ “Vuelven al Villarrubia Bienve y Wuy” [Bienve and Wuy return to Villarrubia] (Spanish). Villarrubia CF (2012年1月28日). 2016年3月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年10月8日閲覧。
(六)^ De la Cruz, C. (2013年7月8日). “El Socuéllamos contará con Bienve la próxima campaña [Socuéllamos will count with Bienve for the following season]” (Spanish). La Tribuna de Ciudad Real 2014年10月8日閲覧。
(七)^ “Socuéllamos festeja el histórico ascenso del Yugo Unión Deportiva a Segunda B [Socuéllamos celebrates Yugo Unión Deportiva's historic promotion to Segunda B]” (Spanish). La Comarca de Puertollano. (2014年6月23日) 2020年12月4日閲覧。
(八)^ Fernández, Raúl (2014年9月10日). “"Tengo unas ganas locas de jugar"” [I want to play like crazy] (Spanish). Lanza. 2020年12月4日閲覧。
(九)^ “Bienve deja el Socuéllamos [Bienve leaves Socuéllamos]” (Spanish). La Tribuna de Ciudad Real. (2015年5月14日) 2015年6月20日閲覧。
(十)^ abTan, Gabriel (2020年4月19日). “Bienvenido Maranon is powering Ceres-Negros FC's evolution into Asian football power”. ESPN. 2020年7月8日閲覧。
(11)^ Del Rosario, Paolo (2021年3月1日). “Bienvenido Marañon credits Chieffy Caligdong for improvement even if they never met”. ESPN. 2021年3月1日閲覧。
(12)^ Terrado, Reuben (2020年8月2日). “Prolific Spanish striker Marañon signs with United City FC”. GMA New Media. 2020年8月2日閲覧。
(13)^ del Carmen, Lorenzo (2022年1月20日). “De Murga, Marañon reunite in JDT”. Tiebreaker Times 2022年2月24日閲覧。
(14)^ Stewart Saldajeno, Ivan (2020年3月16日). “Senate bills seek to naturalize footballers Mendy, Marañon”. 2020年9月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年2月17日閲覧。
(15)^ Luci-Atienza, Charissa (2020年9月6日). “Bills granting Filipino citizenship to football player Bienvenido Marañón Morejón filed”. Manila Bulletin 2020年9月6日閲覧。
(16)^ “House OKs bills granting Filipino citizenship to Kouame, Marañon”. CNN Philippines (2021年2月16日). 2021年2月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年2月17日閲覧。
(17)^ Dioquino, Delfin (2021年3月15日). “Senate approves PH citizenship of Kouame, Marañon”. Rappler. オリジナルの2021年3月18日時点におけるアーカイブ。 2021年9月5日閲覧。
(18)^ Lopez, Virgil (2021年7月7日). “Duterte signs law granting Filipino citizenship to football player Bienvenido Marañon”. GMA News. オリジナルの2021年7月12日時点におけるアーカイブ。 2021年7月7日閲覧。
(19)^ Del Carmen, Lorenzo (2021年7月7日). “Bienvenido Marañon becomes a Filipino citizen”. Tiebreaker Times. オリジナルの2021年7月11日時点におけるアーカイブ。 2021年7月7日閲覧。
(20)^ Naredo, Camille (2021年12月6日). “Football: Marañon 'at home' with Azkals, reports coach” (英語). ABS-CBN News 2021年12月8日閲覧。
(21)^ Lozada, Bong (2021年12月9日). “‘Best feeling ever’: Bienve Marañon relishes first game with PH Azkals” (英語). Philippine Daily Inquirer 2021年12月9日閲覧。
(22)^ Ganesan, Deepanraj (2021年12月11日). “Suzuki Cup: Philippines thump Timor-Leste 7-0 in Group A clash”. The Straits Times 2021年12月11日閲覧。
(23)^ Casayuran, Mario (2021年3月9日). “Senators warn against naturalization for convenience amid Andray Blatche's 'disappearance'”. Manila Bulletin 2021年3月13日閲覧。
外部リンク[編集]
- ビエンベニード・マラニョン - Soccerwayによる個人成績
- ビエンベニード・マラニョン - transfermarkt
- ビエンベニード・マラニョン - TheFinalBall.com
- ビエンベニード・マラニョン - National-Football-Teams.com
ジョホール・ダルル・タクジムFC - 現所属メンバー | |
|---|---|
|
