フォックス・テリア
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![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/0/06/P1030547_%28Medium%29.jpg/300px-P1030547_%28Medium%29.jpg)
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/e/e3/Fox_terrier_smooth.jpg/300px-Fox_terrier_smooth.jpg)
フォックス・テリアとは、キツネ狩りに特化したイングランド原産のテリア犬種である。品種改良が進められる中で、19世紀後半には、スムース・フォックス・テリアとワイアー・フォックス・テリアの2種に分けられた。また、この2種をもとに作られた犬種や、容姿の似た犬種が多数ある。これらの犬種の多くは、小型でスクウェアな体格で、マズルと脚がやや長く、硬めの被毛を持ち、垂れ耳又はボタン耳︵立っているが先が垂れていて耳孔をふさいでいる耳形︶に垂れ尾︵断尾する種類もある︶といった容姿がよく似ているが、専門家にはすぐに見分けがつくという[1]。また、いずれの種も穴を掘る事が大好きで活発である。
フォックス・テリア[編集]
スムース・フォックス・テリア︵英‥Smooth Fox Terrier ︶ イングランド原産。この犬種群の由来となった犬種である。現地などでは現在もワーキング・テリアとしてキツネ狩りに用いられている。原産地外の国ではペットとしても地味ながら根強い人気があるが、日本ではワイア・フォックス・テリアやジャック・ラッセル・テリアの人気の陰に隠れてあまり年間登録頭数が多くなく、未登録の年度も少なくない。 ワイアーヘアード・フォックス・テリア︵英‥Wire Fox Terrier︶ イングランド原産。1870年代にスムース・フォックス・テリアと別犬種とされるようになり、両種間の交配が禁じられるようになった。現在では世界的にスムースよりも人気が高い[2]。フォックス・テリアから作出された犬種[編集]
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/2/24/Toy_Fox_Terrier_2.jpg/300px-Toy_Fox_Terrier_2.jpg)