プロレタリア民主主義
プロレタリア民主主義︵プロレタリアみんしゅしゅぎ︶とは、マルクス・レーニン主義が主張するプロレタリアによる民主主義。
ウラジーミル・レーニンは著作﹁国家論ノート﹂の中で、ブルジョア民主主義は﹁富者だけのための民主主義﹂で﹁少数者のための民主主義﹂であるが、プロレタリア民主主義は﹁貧者のための民主主義﹂で﹁多数者のための民主主義﹂であり、この二つは﹁別の民主主義﹂、と記載した。
共産主義者による体制や思想には以下もある。
- ソビエト - ロシア革命時に形成された労働者・農民・兵士の評議会
- 最高会議 - ソビエト連邦における、各社会主義共和国およびソビエト連邦の最高議会
- 人民民主主義 - ソ連などの一党制に対し、統一戦線の観点による形式的な複数政党制(ヘゲモニー政党制)
- 新民主主義 - 毛沢東の掲げた民主主義
- 労働者評議会 - 評議会共産主義などが主張
- ユーロコミュニズム - 1970年代以降の西欧の共産党の路線。暴力革命やプロレタリア独裁などを放棄した。