ペチカ (曲)
みんなのうた ペチカ (曲) | |
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歌手 | 東京放送児童合唱団 |
作詞者 | 北原白秋 |
作曲者 | 山田耕筰 |
編曲者 | 小林秀雄 |
映像制作者 | 谷内六郎 |
初放送月 | 1965年12月 - 1966年1月 |
﹃ペチカ﹄は、北原白秋作詞・山田耕筰作曲の唱歌︵童謡︶である。1924年発行の﹃満州唱歌集﹄に収録され、1932年の大改訂で削除された。音楽教科書にも掲載されていることがある有名な曲。原曲は変ホ長調だが、現代ではニ長調に下げられて歌うこともある[1]。
概要[編集]
ペチカとはロシアの暖炉兼オーブンのこと。ただし歌の舞台は大正期の満州である。南満州鉄道が設立され、満州への移民が増えていた時代に、土地に合った歌が求められるようになり、南満州教育会からの依頼を受けた白秋・耕筰の二人が実際に満州に赴いて制作した[2]。 歌詞の﹁くりやくりや﹂とは、満州の名物であった焼き栗売りの声のことである。1925年の白秋の詩集﹃子供の村﹄には、白秋自筆の栗売りの挿絵が添えられている。作曲者の耕筰自身の注記により、﹁ペチカ﹂はロシア語の発音に近づけた﹁ペィチカ﹂と歌うことが指示されている[3]。歌詞[編集]
雪の降る夜は 楽しいペチカ
ペチカ燃えろよ お話しましょ
昔むかしよ 燃えろよペチカ
雪の降る夜は 楽しいペチカ
ペチカ燃えろよ おもては寒い
くりやくりやと 呼びますペチカ
雪の降る夜は 楽しいペチカ
ペチカ燃えろよ じき春来ます
いまにやなぎも もえましょペチカ
雪の降る夜は 楽しいペチカ
ペチカ燃えろよ だれだか来ます
お客さまでしょ うれしいペチカ
雪の降る夜は 楽しいペチカ
ペチカ燃えろよ お話しましょ
火の粉パチパチ はねろよペチカ