リチャード・アディンセル
リチャード・アディンセル︵Richard Addinsell, 1904年1月13日 - 1977年11月14日︶は、イギリスの映画音楽の作曲家。1941年の映画﹃危険な月光﹄︵Dangerous Moonlight, 別名﹃戦雲に散る曲﹄ Suicide Squadron︶のために作曲した﹃ワルソー・コンチェルト﹄がわけても名高い。
オックスフォード大学ハートフォード校に学んだ後、1925年に王立音楽大学に進み、さらにベルリン、ウィーン、米国に留学して音楽修業を積んだ。
管弦楽曲﹃南国狂詩曲﹄︵Southern Rhapsody︶のような作品も遺しているが、主に映画音楽の作曲家として活躍し、以下の映画を手掛けた。
●The Amateur Gentleman ︵1936年︶
●無敵艦隊 Fire Over England ︵1937年︶
●間諜 Dark Journey ︵1937年︶
●チップス先生さようなら Goodbye Mr. Chips ︵1939年︶
●陽気な幽霊 Blithe Spirit ︵1945年︶
●Scrooge (1951)
●Tom Brown's Schooldays ︵1951年︶
●王子と踊子 The Prince and the Showgirl ︵1957年︶
●二都物語 A Tale of Two Cities ︵1958年︶
●騎士ブランメル Beau Brummell ︵1955年︶
●ローマの哀愁 The Roman Spring of Mrs. Stone ︵1961年︶
●The Waltz of the Toreadors ︵1962年︶
このほかに、1958年から白黒テレビ時代のテレビ音楽も担当し、イギリスでは商業音楽の作曲家として親しまれてきた。
外部リンク[編集]
- リチャード・アディンセル - ウェイバックマシン(2000年7月9日アーカイブ分)