リュケイオン
座標: 北緯37度58分26.5秒 東経23度44分36秒 / 北緯37.974028度 東経23.74333度
アテナイの地図。南東︵右下︶にあるパナシナイコスタジアムを北上し た辺りに、リュケイオンはあった。
リュケイオン︵希: Λύκειον, Lykeion︶は、アテナイの東部郊外に所在したアポロン・リュケイオス︵Apollon Lykeios︶[1]の神殿があった神域であり、アカデメイア、キュノサルゲス等と並ぶ、代表的なギュムナシオン︵体育場︶の所在地でもあった。
青年たちの教育に熱心だったソクラテスは、足繁くアカデメイアやこのリュケイオンのギュムナシオン︵体育場︶の青年たちを見て回っていたことが、プラトンの対話篇﹃エウテュプロン﹄﹃リュシス﹄﹃エウテュデモス﹄﹃饗宴﹄﹃テアイテトス﹄などにも描かれている。