ローレンス・カスダン
ローレンス・カスダン Lawrence Kasdan | |||||||||||||||
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生年月日 | 1949年1月14日(75歳) | ||||||||||||||
出生地 |
アメリカ合衆国 フロリダ州マイアミ | ||||||||||||||
国籍 | アメリカ合衆国 | ||||||||||||||
配偶者 | メグ・カスダン(1971年 - ) | ||||||||||||||
著名な家族 |
ジェイク・カスダン(息子) ジョナサン・カスダン(息子) マーク・カスダン(兄弟) | ||||||||||||||
主な作品 | |||||||||||||||
監督・脚本 『白いドレスの女』『再会の時』 『シルバラード』『偶然の旅行者』 『わが街』『ワイアット・アープ』 『ドリーム・キャッチャー』 脚本 『スター・ウォーズ』シリーズ 『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』 『ボディガード』 | |||||||||||||||
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ローレンス・エドワード・カスダン︵Lawrence Edward Kasdan、1949年1月14日 - ︶は、アメリカ合衆国フロリダ州マイアミ出身の映画監督、脚本家、映画プロデューサー。
﹃スター・ウォーズシリーズ﹄の脚本家として知られる。
経歴[編集]
フロリダ州マイアミ出身[1]。ミシガン大学で英文学を学び、英語教師となるつもりであったが仕事が見つからず、広告業界でコピーライターとして働くようになる。 次第に脚本を書くようになり、ハリウッドの映画会社に作品を送るようになり、1970年代にはダイアナ・ロスとスティーブ・マックイーンを主演に考えた﹃ボディーガード﹄の脚本[2]がワーナー・ブラザースによって買われた。この作品は1992年になってホイットニー・ヒューストンとケビン・コスナー主演で映画化された。 1979年にはジョージ・ルーカスの元で﹃スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲﹄の脚本に参加。その後もルーカス作品である﹃レイダース/失われたアーク︽聖櫃︾﹄と﹃スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還﹄の脚本を手がける。 1981年には自身の脚本による﹃白いドレスの女﹄で映画監督としてデビューする。以後監督・脚本・製作を兼ねた﹃再会の時﹄﹃シルバラード﹄﹃偶然の旅行者﹄﹃わが街﹄などを発表している。しかし1994年の﹃ワイアット・アープ﹄が興行的・批評的に失敗して以降は、監督・脚本・製作を兼任した作品で興行的・批評的に成功したものはない。 常連キャストにはケヴィン・クラインやウィリアム・ハートがいる。 俳優のケビン・コスナーは﹃再会の時﹄に出演したが、ファイナルカットで登場シーンを全てカットされた。だがカスダンと友人になり、彼に未来の作品で役を与えると約束された[3]。コスナーは﹃シルバラード﹄に出演し、これがブレイクのきっかけとなった。 カスダンはジェームズ・L・ブルックスの﹃恋愛小説家﹄に、ジャック・ニコルソン演じる主人公の精神科医役でカメオ出演している。家族[編集]
兄弟のマーク・カスダンは脚本家・プロデューサー。﹃シルバラード﹄﹃ドリームキャッチャー﹄にも携わる[4]。 息子のジェイク・カスダンとジョナサン・カスダンも映画監督となった[5]。二人は﹃再会の時﹄﹃シルバラード﹄﹃偶然の旅行者﹄などにも出演している。ジェイクは﹃わが街﹄﹃ワイアット・アープ﹄にスタッフとして参加、ジョナサンとは親子で﹃ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー﹄の脚本を手掛ける。フィルモグラフィー[編集]
- スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲 Star Wars: Episode V - The Empire Strikes Back(1980)脚本
- レイダース/失われたアーク《聖櫃》 Raiders of the Lost Ark(1981)脚本
- 白いドレスの女 Body Heat(1981)監督・脚本
- Oh!ベルーシ絶体絶命 Continental Divide(1981)脚本
- スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還 Star Wars: Episode VI - Return of the Jedi(1983)脚本
- 再会の時 The Big Chill(1983)監督・脚本・製作総指揮
- シルバラード Silverado(1985)監督・脚本・製作
- ハート泥棒(VHS発売題)Cross My Heart(1987)製作
- 偶然の旅行者 The Accidental Tourist(1988)監督・脚本・製作
- 殺したいほどアイ・ラブ・ユー I Love You to Death(1990)監督
- わが街 Grand Canyon(1991)監督・脚本・製作
- ブロンクス/破滅の銃弾(VHS発売題)Jumpin' at the Boneyard(1991)製作総指揮
- ボディガード The Bodyguard(1992)脚本・製作
- ワイアット・アープ Wyatt Earp(1994)監督・脚本・製作
- フレンチ・キス French Kiss(1995)監督
- マムフォード先生 (スター・チャンネル放映題) Mumford(1999)監督・脚本・製作(WOWOW放映題「マムフォード ようこそ我が町へ」)
- ドリームキャッチャー Dreamcatcher(2003)監督・脚本・製作
- 犬と私とダンナのカンケイ(WOWOW放映題)Darling Companion(2012)監督・脚本・製作
- スター・ウォーズ/フォースの覚醒 Star Wars: Episode VII - The Force Awakens(2015)脚本・クリエイティブコンサルタント
- ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー Solo: A Star Wars Story(2018)脚本・製作総指揮[6]
- ライト&マジック Light & Magic(2022)監督・製作総指揮[7]
受賞・ノミネート[編集]
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脚注[編集]
(一)^ “Lawrence Kasdan”. Turner Classic Movies. 2019年8月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年2月28日閲覧。
(二)^ Beck, Marilyn, Stacy Jenel Smith. – "Costner Sings to Houston's Debut". – Los Angeles Daily News. – October 7, 1991.
(三)^ Stated on Inside the Actors Studio, 2001
(四)^ Mathews, Jay (1992年1月12日). “Lawrence Kasdan's Reel Life”. The Washington Post (Washington, DC). オリジナルの2018年10月2日時点におけるアーカイブ。 2021年2月28日閲覧。
(五)^ “﹁ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル﹂監督インタビュー、父ローレンス・カスダンの影響語る”. IGN (2018年3月31日). 2022年9月22日閲覧。
(六)^ “Legendary Star Wars writer Lawrence Kasdan Is ready to make 'Solo 2'”. Inverse (2022年7月28日). 2022年9月22日閲覧。
(七)^ “ドキュメンタリー﹃ライト&マジック﹄感想︵ネタバレ︶”. シネマンドレイク (2022年8月22日). 2022年9月22日閲覧。
外部リンク[編集]
- ローレンス・カスダン - allcinema
- ローレンス・カスダン - KINENOTE
- Lawrence Kasdan - IMDb(英語)