中岡毅雄
中岡 毅雄︵なかおか たけお、1963年11月10日 - ︶は、俳人。
経歴[編集]
東京都生まれ。12歳より句作を始める。中学2年より、俳誌﹁黄鐘﹂︵加藤三七子主宰︶に投句。関西大学文学部国文科在学中に俳誌﹁青﹂に入会、波多野爽波に学ぶ。1992年、俳誌﹁藍生﹂︵主宰‥黒田杏子︶、同人誌﹁椰子﹂︵代表‥友岡子郷︶に入会。1994年、第2回﹁藍生賞﹂受賞。2012年、﹁椰子﹂終刊。兵庫教育大学大学院言語教育領域にて高濱虚子を研究、1996年、修士課程修了︵修士論文の論題は﹁高浜虚子論‥方法論と本質論としての客観写生﹂︶。兵庫県三木市在住。2018年、俳誌﹁いぶき﹂創刊、共同代表。受賞歴[編集]
●1999年 第13回俳人協会評論新人賞︵﹃高浜虚子論﹄にて︶ ●2001年 第24回俳人協会新人賞︵﹃一碧﹄にて︶ ●2010年 第10回山本健吉文学賞︵﹃啓示﹄にて︶ ●2012年 第26回俳人協会評論賞︵﹃壺中の天地﹄にて︶著書[編集]
●句集﹃浮巣﹄ 牧羊社、1988年 代表句︿露万朶真つ赤になりてうつむきぬ﹀ ●評論集﹃高浜虚子論﹄ 角川書店、1997年 ●句集﹃水取﹄ 花神社、1999年 代表句︿満目の闇満目の落椿﹀ ●句集﹃一碧﹄ 花神社、2000年 代表句︿返り花ひとりになればまたひとつ﹀ ●句集﹃啓示﹄ ふらんす堂、2009年 代表句︿水馬いのちみづみづしくあれよ﹀ ●入門書﹃NHK俳句 俳句文法心得帖﹄ NHK出版、2011年 ●評論集﹃壺中の天地 現代俳句の考証と試論﹄ 角川学芸出版、2011年 ●句集﹃伴侶﹄ 朔出版、2023年 代表句︿晩婚といふ寧けさよ虫時雨﹀参考文献[編集]
坂口昌弘著﹃平成俳句の好敵手﹄文學の森外部リンク[編集]
- 中岡毅雄の句-増殖する俳句歳時記
- ふらんす堂編集日記 By YAMAOKA Kimiko
- 中岡毅雄-林誠司 俳句オデッセイ - ウェイバックマシン(2019年11月1日アーカイブ分)
- 中岡毅雄作品をめぐって-俳句工房[ZA]