中村米吉
中村 米吉︵なかむら よねきち︶は、歌舞伎役者の名跡。屋号は播磨屋、四代目および五代目のときに一時萬屋としている︵ → 詳細は﹁萬屋﹂の項を参照︶。定紋は播磨屋のときが揚羽蝶、萬屋のときが桐蝶、替紋は蔓片喰︵つるかたばみ)。
﹁米吉﹂は初代の幼名に由来する。
●初 代 中村米吉
●初代中村歌六の三男、1849–1919。
●初代中村米吉 → 初代中村梅枝 → 初代中村時蔵 → 三代目中村歌六
●二代目 中村米吉
●初代の次男、1895–1959。
●二代目中村米吉 → 三代目中村時蔵
●三代目 中村米吉
●初代の三男。1909–88。
●三代目中村米吉 → 四代目中村もしほ → 十七代目中村勘三郎︵中村屋︶
●四代目 中村米吉
●二代目 中村歌昇の長男、二代目の孫。1950– 。
●四代目中村米吉 → 五代目中村歌六
●五代目 中村米吉
●四代目の長男、1993– 。当代。