久保純夫
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久保 純夫︵くぼ すみお、1949年12月14日 - ︶は、大阪府出身の俳人。立命館大学文学部を卒業後、高校教諭。1970年、同人誌﹁獣園﹂創刊に参加。1971年、﹁花曜﹂入会、鈴木六林男に師事。﹁花曜﹂代表作家として活躍し同誌編集長を長年務めた。1969年、第8回花曜賞、1986年、第15回六人の会賞、1993年、第42回現代俳句協会賞受賞。2006年﹁光芒﹂を創刊、発行人を務める。代表句に﹁木蓮よ﹁その白い魔女を風葬に﹂﹂︵﹃瑠璃薔薇館﹄︶﹁水際に兵器性器の夥し﹂︵﹃熊野集﹄︶など。言葉に潜む生命力を探求し、内的傾向の強い作風。句集に﹃瑠璃薔薇館﹄﹃水渉記﹄﹃聖樹﹄﹃熊野集﹄﹃比翼連理﹄﹃光悦﹄﹃久保純夫句集﹄﹃フォーシーズンズプラス﹄﹃美しき死を真ん中の刹那あるいは永遠﹄︵妻るみ子との共著︶、俳論集に﹃スワンの不安﹄がある。
参考文献[編集]
- 『現代俳句大事典』 三省堂、2005年
- 宗田安正編 『現代俳句集成』 立風書房、1996年