井上和雄 (浮世絵研究者)
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井上 和雄︵いのうえ かずお、︵1889年<明治22年>6月19日 - 1946年<昭和21年>6月20日[1]︶は、日本の浮世絵研究者である。
来歴[編集]
鹿児島県に生まれる。1900年︵明治33年︶から1911年︵明治44年︶まで古書店山田聖華房に勤め、1911年に宮武外骨の大阪雅俗文庫にて編集委員を務める。1913年︵大正2年︶から1914年︵大正3年︶には京都府立図書館の出納係及び監視を務める。1916年︵大正5年︶から1918年︵大正7年︶まで酒井好古堂にて雑誌﹃浮世絵﹄の編集委員を務めた。その後、1921年︵大正10年︶には日本浮世絵協会において理事として機関誌﹃浮世絵之研究﹄の編集及び発行人を1926年︵大正15年︶まで務めたほか、1928年︵昭和3年︶には福永書店で雑誌﹃浮世絵﹄の編集兼発行人と﹃浮世絵新聞﹄の編集を務めた。その間、1924年︵大正13年︶には吉野作造らの明治文化研究会に参加、その会誌﹃新旧時代﹄の編集発行兼印刷者を1926年から1927年にかけて務め、1928年︵昭和3年︶編集同人となった。1929年︵昭和4年︶芸艸堂から創刊の﹃浮世絵志﹄の編集同人となった後、1932年︵昭和7年︶には﹃浮世絵譚界﹄の編集兼発行人となった。著書[編集]
出典[編集]
- ^ “井上和雄 :: 東文研アーカイブデータベース”. www.tobunken.go.jp. 独立行政法人 国立文化財機構 東京文化財研究所. 2024年3月10日閲覧。
参考文献[編集]
- 高梨章編『井上和雄 出版・浮世絵鑑継著作集 附 書誌』文圃文庫類従、2013年