企業向けウィキ
表示
企業向けウィキ︵Corporate wiki︶︵or Enterprise wiki︶とは、Wikipediaに代表されるコンシューマー用のウィキ (Wiki) とは違い、アクセス制御やスケーラビリティといった、企業︵又は、組織︶の利用に必要な機能が強化されたWikiエンジンのこと[1]。
利点[編集]
- 企業内(組織内)の他の情報システムへのリンクを持たせたページを簡単に作成でき、企業内(組織内)の情報の共有を促進する。
分散型の性質により、原則として、中央管理された知識リポジトリよりも迅速かつ安価に、必要な情報を組織全体に広めることができる。
●企業内︵組織内︶のメーリングリストなどによる電子メールシステムの負荷を低減させる。
●文書管理システム、プロジェクト管理、顧客関係管理、企業資源計画、およびその他の多くの種類のデータ管理にも使用できる。
●部門や地位に応じたアクセス制限を設けることができる。
製品[編集]
完全にWikiエンジンのみの製品というのはなく、どれもWikiを中心にブログやメールといった関連機能を併せ持つことで、利用者の生産性向上を図っている。代表例[編集]
●Confluence by Atlassian ●Docbase ●GROWI ●Jotspot ●Microsoft SharePoint ●MindTouch Deki ●NotePM ●Notion ●Socialtext ●TimWiki by アセントネットワークス ●XWikiEnterprise利用[編集]
多くの企業や政府組織の中で、内部でウィキを使用しているのは、Adobe Systems、Amazon.com、Intel、Microsoft、および United States intelligence community がある。関連項目[編集]
- アウトラインプロセッサ
- Personal Information Manager
- エンタープライズポータル
- en:List of collaborative software
- en:List of wiki software
脚注[編集]
- ^ Year of the enterprise Wiki: Lightweight Web collaboration gets down to business Jon Udell | InfoWorld | December 30, 2004